「ファイアーエムブレム」（ＦＥ）というゲームを御存知ですか？任天堂が発売しているSLG（シミュレーションゲーム）です。今までのSLGと比べて、RPG（ロールプレイングゲーム）の要素を採り入れ、より登場キャラクターに思い入れができるのが特徴です（その他にもまだありますが）。

私がインターネットの世界に（多少なりとも）足を踏み入れたのも、このゲームがきっかけです。「まさか、ＦＥのページはある訳ないよな。」と思って検索したら見付かったという（笑）。このゲームを通じて知り合いも大勢できましたし、私に大きな影響を与えたゲームです。でも、私にとってこのゲームは、「好きだけれど大嫌いなゲーム」でもあります(^-^；)。

なぜか？それはこのゲームをクリアするのに、あまりにも時間がかかるからです。私は「全員最高レベル・最高パラメータにして、最終面を楽にクリアする」ことに生き甲斐を覚える人間（やや大袈裟かな？）なので、成長率が悪いキャラクターを育てると、時々自制心を失いそうになります(^-^；)。特に「聖戦の系譜」は、『ドーピングアイテム』（パラメータを一定値上げるアイテムのこと）が殆ど存在しない上に、途中セーブが可能になったのでリセットの嵐・・・。１ユニットの１レベルアップのために３〜４時間かけたことも１度や２度ではありませでした。最後の方は「楽しいから」ではなく、「義務感」でプレイしていました(苦笑)。

大学時代は時間をかけてじっくりと遊ぶことも可能でしたが（「聖戦の系譜」はファーストプレイでクリア時間が７２１時間でした）、このようなことをいつまでもやっていられません。“ドーピングアイテム”があるかどうかが、次回以降の作品を遊ぶ基準になるでしょう・・・。

(1998/03/26)

・・・と言っている間に、新作「トラキア７７６」が発売されました。まだプレイしていませんが、見たところシステムが「紋章の謎」でシナリオが「聖戦の系譜」ですね。大学時代と違って時間がありませんから不安はありますが、取り敢えず納得のいくまでやり込んでみるつもりです。でも、一年以内にはクリアしたいです(苦笑)。

それにしても、「トラキア７７６」を扱っているページがぐんぐんとカウントが伸びている一方で、ここは（開設期ははるかに早いのに）全然人が来ない・・・。気の向くままに更新しているとは言え、ファンに見てもらえないというのは何か悲しいです。どうやら固定客だけになってしまったのかな？でも、『旧勢力（と思う）の意地』というものを（ネット上での）新興ＦＥファンに見せたいですね。「日本ファイアーエムブレム学会」全盛期の頃から親しんできた者として・・・。

(2000/??/??)

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