新世紀エヴァンゲリオン ■女の戦い■ (後編) Written By.みゃあ
……かくして、世にもうらやましい…じゃなかった(^^ゞ、すばらしい…でもない(^^ゞ、凄まじい戦いの火蓋は切って落とされたのであった。
「霧島さん……あなたにこんなことができる?」
アスカ、先制攻撃。
めくりっ。
「ちょ、ちょっとアスカ!」
アスカはシンジに密着したまま、彼のTシャツをめくり上げたっ!
「シンジ……んふ」
チュ……。
「ああっ!!」
アスカはシンジの胸に、その細い指を妖しく這いまわせると、自身はその頂に口付ける。
「………!!」
顔を真っ赤にして絶句するマナ。
「(お…男の人の…胸に……)」
と、動揺しつつも、
「(……男の人でも気持ちいいのかしら?)」
などと考えてしまう、好奇心旺盛なマナであった。
「ん……ふふ…気持ちいい、シンジ?」
アスカは天使のような(小悪魔かも(笑))笑みを浮かべて、声を殺して耐えるシンジを満足そうに見つめる。
「う……うう……」
そのシンジの苦しくも気持ちよさそうな顔を見た時、マナは切れた。
「(負けないわっ!)」
気がつくと、シンジはアスカに押し倒されていた。
そこにはテーブルがあったはずなのだが、ミサトが気を利かせて(笑)既にどけられていた。
それを手伝ったレイは、部屋の隅に寄せられたテーブルの端で、まだカレーを平らげている。
「あらら〜。いやいや……ほーほー…うんうん。いや〜、最近の中○生は進んでるわねぇ…」
相変わらずビール片手に、3人のやり取りを肴にしているのは、もちろんミサトだ。
ビール15本のアルコールに体が火照るのか、先ほどからしきりに髪を触ったり、体をもじもじさせている。
時折、ビールを持っていない方の手で、胸元をまさぐっている。
一方シンジは……。
「あ…や、やめ……アスカ」
「ふふ……だめよ。あたしの方が好きって言うまで、許してあげない」
やはりいつの間にやら敷かれた敷布団の上で、アスカに弄ばれていた。
「あっ……だめだよ、そんなコト……うぁっっっ!!だ、駄目……」
「フフフ……そんなに乳首が気持ちいいの、シンジ?」
アスカはいたずらっぽく笑うと、シンジの頂の周囲に指先で幾度も円を描く。
「あっ!ひっ!……だっ、だめ……ああっっ!!」
「?」
おや?
アスカは訝しげに、改めてシンジを見た。
おかしい……いくらなんでも、これだけで感じ過ぎじゃ……。
「……はっ!」
そう思った瞬間、アスカはシンジの下半身に目を転じていた。
そこには……。
「ああ……シンジ、こんなになってるよ……ステキ。マナのためにこんなに大きくなってるのね」
マナの逆襲。
「ああーーーーーーーーーっっっっっっ!!!」
既にズボンは脱がされ、マナは恍惚とした表情で、トランクスの上からシンジの膨張したものを愛しげに撫で回していた。
「あ、あ、あ、あんた!どさくさにまぎれて何してんのよっ!!」
「あっ!だめっ……マナ、そんな…ああっ!!」
「ああ……シンジ、私の指で気持ちよくなって……(すりすり)」
全く聞いてない。(笑)
「くっ……やるわね!」
ライバルの実力(笑)を認めざるを得ないアスカであった。
「なら……これはどうっ!?」
脱がしっ!
にぎっ!
「あむ……」
ぱくっ。
アスカは迷うことなく、シンジのモノをマナの手からもぎ取り、一気にトランクスをずり下ろすと、シンジのモノを咥えた!
「あああああっ!!あっ、アスカーーーーーっ!そんなっ、そんなっ、ダ、ダメ…」
「あむ……ちゅ…ぷちゅ…ちゅる、ちゅっ……んむ」
「ああーーーーーーーーっっ!!」
「(ふっ、勝った……)」
マナの驚き慌てる声に、思わずしてやったり、のアスカ。
が、しかし。シンジに激らぶ一直線!なマナは、これくらいではあきらめない。
「そっちがその気なら、こっちだって!」
ぐいっ。
はもっ。
「ん……(ころころ)」
アスカとシンジの体の間にできた隙間に入り込むと、マナはためらうことなくシンジの縮こまっている袋の部分を口に含む。
「うあっ!!ま、マナーーーーーーーーーーーっっ!!」
体中で、最も弱い部分を責められたシンジは、情けない悲鳴を上げた。
美女二人がかりで、同時に口で愛されるというおいしすぎる状況にいるシンジだが、すでに何がなんだか分からなくなっている。
「(ああ……僕は一体なんでこんな目に遭ってるんだろう)」
神の不条理さを嘆きつつも、まな板の鯉なシンジであった(情けない……)。
「(くっ……この女、意外にやるわね)」
「(アスカさんには負けないわっ!)」
互いに目で牽制しつつ、二人はさらにシンジを責め立てた!
「あうっ…はうっ、あっあっあ、だめ…そんな…あうっ!」
情けない悲鳴を上げ続けるシンジだが、中々絶頂は訪れない。
二人が互いを牽制しつつ、激しく責め立てるため、なかなか決定的な快感に結びつかないのである。
ちゅぽっ!
ぷるっ!
『これはあたしのよっっ!!』
「ぎゃーーーーーーっっ!」
口を離すと、声をハモらせ、同時にシンジのモノを握り締めるアスカとマナ。
シンジ、天国から地獄へまっさかさま(笑)。
一方ミサトは……。
「ギャワッ!」
「あっ……そうよペンペン。そこ…いいわぁ……あんっ!」
ケモノに身を任せるほど、既にケダモノと化していた。(笑)
「あたしが先よっ!」
「いーえっ、私が先です!」
アスカとマナの戦いは、どちらが先にシンジとするか、という不毛な展開を見せていた。
バチバチバチっ!
飛び交う火花。
「なら……いいわ。先にどっちかをイかせた方が最初にシンジとする、っていうのはどう?」
「望むところです!」
「いくわよ……」
カーーーンッッ!
再びゴングが鳴った。
ばっ!
二人は同時に互いの股間に手をやる。
「うっ………」
「はっ………」
クチュクチュクチュ……。
ヌチュヌチュヌチュ……。
さすがは女の子同士と言おうか、互いの弱いポイントを即座に見つけると、そこを集中的に責め出す。
「あっ…は……」
「うぅん………」
勝負とはいえ、二人とも今まで他人に触られたことがなかったため、思わずライバルからもたらされる快感に酔いしれてしまいそうになる。
「くっ…負けるもんですか……くふっ」
「シンジは……あんっ…渡さない……」
クチュクチュクチュ……。
ヌチュヌチュヌチュ……。
いよいよラストスパートに入る二人。
両者とも息は荒く、顔は真っ赤に紅潮している。
「えいっ!」
くりっ!
「あうっ!」
とどめ、とばかりにクリ○リスを摘ままれたアスカは、思わず達しそうになる。
「(だめよ、アスカっ!ここでイったらだめっ!あたしは誰にも負けられないのよ…)」
必死で達するのをこらえるアスカの姿を見て、マナは勝利を確信した。
が、それがまずかった。
マナはアスカの執念深さを知らなすぎた。
渾身の力を振り絞ると、アスカはマナの無防備なア○スに指を突きたてたのだ!
ぬるっ!
「あっ、あーーーーーーーーーーーーーーーーーっっっっっっ!!!!いくうっ!!」
ビクンっ、ビクンっ!
マナが先に達する。
そして直後。
「もう、だめーーーーーーーっっ!!イクっ!」
ブルルッ、ビクッビクッ!!
アスカも達した。
「はあはあはあはあはあはあ………」
「はっ、はっ、はっ、はっ……やった…勝ったわ」
アスカは絶頂後の快感に身を浸しながらも、勝利を確認した。
これで、これでシンジはあたしのもの……。
「シンジっ……お待たせ!」
が。
振り返ったアスカは目を点にして絶句した。
「あっ、あっ、あっ…綾波、イク……イクよ……」
「あ……は…碇くん……イって……」
「あっ、あっ!綾波―――――――――――――――っっ!!」
「碇…くんっ!」
どくっ!どくっ!どくっ!
「ああーーーーーーーーーーーっっっ!!」
はあっ、はあっ、はあっ……。
「は……うん……碇くんのが沢山……」
「はっ、はっ……綾波…ごめん、中に……」
「…ううん……嬉しい……中に出してくれて」
「綾波……僕はやっと気づいたよ。…僕に必要なのは君なんだ!」
「碇くん……」
「綾波…側にいてほしい。…ダメかな?」
「……ううん。嬉しい……」
「良かった!それじゃ……これから綾波の部屋に行こうよ」
「碇くんが……そうしたいのなら」
「行こう!」
「うん」
るんるんるん。
たったった………。
茫然自失状態のアスカとマナの目の前で、シンジとレイは手を取り合って行ってしまった。
ひゅるるるるるるるる〜〜〜〜〜。
なぜか木枯らしが吹き抜けていく。
『あの……。私たちの立場は……?』
女の戦い、無制限一本勝負。
……この勝負、レイの一本勝ち!
「あーーーーーっっ!ペンペンっ!いいっ、もうすぐ…もうすぐよっ!」
「ギャワッ!」
一方ミサトは、周囲の状況を全く無視して、ペンペンのくちばしを道具に絶頂に迫っていたとさ。
今日のことわざ。
「トンビに油揚げをさらわれる」「漁夫の利」
ちゃんちゃん。
(おしまい)
みゃあの後書きらしきもの
はあ。終わった……
え?なんだこれは、って?
あははははははは……いやあ、こんなのもありかな、と。
え?真面目にやれ?
いやだなあ、みゃあはいつだって大真面目ですよ(笑)。
個人的にはレイちゃんのH(というほどのものではない)は初めて書いたので練習になりました。
彼女が幸せだと、あ、なんかみゃあも幸せ(笑)。
アスカファン、マナファンの方、期待を裏切ってごめんなさい。
だっていっつもレイはちゃんとしたエンドがないから、書いてあげたかったんだもん(笑)
さて。
マナは結構人気あるみたいなんで、機会があればまたお会いできるでしょう。
それでは。