> 沖縄を主音にしつつもバックは現代風でエンヤみたいな癒し曲になってますね。 > 素晴らしい。
実は相当悩んで作曲しました。
沖縄の音楽って、基本的にユニゾンが多くて、ハーモニーを重ねてボカすような「印象派の絵」にはならないんです。
それでも「今」の沖縄の音楽を作りたくて。
テレビなんかではメロディの旋律を沖縄風に変えただけのポップスとか、酷い時には唄い回しの「コブシ」だけを取ってきた曲が氾濫しています。
そういう風にだけはしたくなかったんですね。
だから、琉球古典音楽を聴いて聴いて聴いて聴いて聴いて聴いて聴いて・・・。
そこに自分は何を加えられるか・・・じっくり考えて作曲しました。
> ミクから辿ってきました。
・・・ということは6つ尖った星のあの学校の方でしょうか?
あの学校で与えられた、「教養も考え込むことも勉強のうち」という教育は明らかに上で書いたワタシの作曲方針に「濃い影響」を与えていますし、ワタシはそれを「財産」だと思っています。
> 私も以前はゲーム業界に居ました。某C社。
あららら・・・同業者が同窓会生にいたのですね。
> 企画マンだったために激務に身体を壊して引退、現在は教職に就いています。 > 実習が意味あるものとなって良かったです。
業界は激務ですものね。
でも、「たかがヒマ潰し」のコンテンツのために、それだけ働く人間が居るということを知っている学校の先生は貴重だと思います。
ワタシは今、あの曲を使ったゲームのサントラを作っています。
作曲するだけで「突き詰めるまで考え抜いた」曲を今度はCDとして「音楽オンリーで成り立つまで磨き上げる」作業は、「もう一度限界まで思考する」苦しいモノです。
今、その作業で必死です。
もし興味を持たれたなら、リンクを貼ってあるFOGという会社のサイトにお越し下さい。
「久遠の絆」「風雨来記」「風雨来記2」「リム・ランナーズ」がワタシの作曲したゲームです。
多分あなたなら、突き詰め方や作曲論に「○○魂」(体育祭で配られたあの手ぬぐいです)が入っていると理解していただけると思います。
ワタシは母校の恥になるような曲は外に出しません。
またお会い出来ることを祈りながら・・・。
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