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あははははは♪(湿度0)
□投稿者/ Saga@玲音
106回-(2005/12/11(Sun) 23:55:51)
> 今までもサントラはこう音が磨かれてピカピカになってたのが嬉しかったので今回も期待してます。
> こう音に携わってる物としてはピカピカに磨かれた宝石よりピカピカに磨かれた音に魅力を感じるものなんですよ。
サントラに関しては「磨く」って感覚と「少しだけ違う」部分があるのれす。
「イチバン滑らかな木の柱」ってどんな柱だと思いますか?
日本の古代の工具に「ヤリガンナ」というのがあります。
ちょっと「く」の字に曲がって刃が付いたヤリというか・・・壁を塗る時のコテが細長くなって刀の素材で出来ていて長い柄の先についているというか・・・。
そういうのを想像して貰えばいいと思うんですが、今でも奈良時代とか平安時代の建物の再建にはそれを使うのれす。
ミクロな目で見ると例えば紙やすりで磨くのは「木の表面を均等にケバタタせている」ですし、カンナは出来るだけ境目が目立たないように木の繊維を剥ぎ取っている」なのれす。
ヤリガンナで削った木はマクロで見ると少しデコボコですが、木の繊維に素直に削っているので、例えば濡れた時に内部に浸透しないのれす。
これが奈良時代の建物が今でも残ってる理由の一つれす。
彫刻に例えれば、ワタシは今、木をじっと見つめてその木目の中に「どう音を配置すれば良いか」必死に考えてるのれす。
一度「見える」と速いのれす。
これも彫刻に例えますが、自然に刃が入っていきますから、無駄な力はいらない。
イチバン悪いのはじっと見つめる時間を惜しんでいきなり作業に入ることれす。
そんな頬を摺り寄せるとザラザラするようなものは作りたくないです。
そうやって作ってサンドペーパーで丹念に磨けば、頬に気持ち良い物が出来るかもしれませんが、それはビロードの質感なのれす。
ワタシが目指すのは、頬に吸い付いて、それでいて離すと素直に離れるレベルなのれす。
本当はこんな事書くのはアホなのれす。
出来上がってそのレベルに達してなければ「大口叩き」と言われるのはワタシれすから。
でも「目標はどこですか?」と聞かれた時に「低めに見積もって答えておく」そういうタマシイを一度持ってしまうと「生き方自体が、音に対して高いレベルの追求が無理」になってしまうと思うのれす。
これはコンサートピアニストとしてのwestgeniusさんに対する質問なんですが、1つだけ良いでしょうか?
あなたは「一連の音のまとまり」と「一音の輝き」・・・どちらを追求しますか?
当然どちらも「高いレベルでまとまっていて」さらにその上を目指す時のココロ構えについてなのれす。
凄く難しい問いである事は判っています。
それでも、今空間に音の彫刻を作ろうとするワタシは聞いてみたいのれす。
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/Saga@玲音
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■No2054に返信(Saga@玲音さんの記事) >>今までもサントラはこう音が磨かれてピカピカになってたのが嬉しかったので今回も期待してます。 >>こう音に携わってる物としてはピカピカに磨かれた宝石よりピカピカに磨かれた音に魅力を感じるものなんですよ。 > > サントラに関しては「磨く」って感覚と「少しだけ違う」部分があるのれす。 > > 「イチバン滑らかな木の柱」ってどんな柱だと思いますか? > > > 日本の古代の工具に「ヤリガンナ」というのがあります。 > > ちょっと「く」の字に曲がって刃が付いたヤリというか・・・壁を塗る時のコテが細長くなって刀の素材で出来ていて長い柄の先についているというか・・・。 > > そういうのを想像して貰えばいいと思うんですが、今でも奈良時代とか平安時代の建物の再建にはそれを使うのれす。 > > ミクロな目で見ると例えば紙やすりで磨くのは「木の表面を均等にケバタタせている」ですし、カンナは出来るだけ境目が目立たないように木の繊維を剥ぎ取っている」なのれす。 > > > ヤリガンナで削った木はマクロで見ると少しデコボコですが、木の繊維に素直に削っているので、例えば濡れた時に内部に浸透しないのれす。 > > これが奈良時代の建物が今でも残ってる理由の一つれす。 > > 彫刻に例えれば、ワタシは今、木をじっと見つめてその木目の中に「どう音を配置すれば良いか」必死に考えてるのれす。 > > 一度「見える」と速いのれす。 > > これも彫刻に例えますが、自然に刃が入っていきますから、無駄な力はいらない。 > > イチバン悪いのはじっと見つめる時間を惜しんでいきなり作業に入ることれす。 > > そんな頬を摺り寄せるとザラザラするようなものは作りたくないです。 > > そうやって作ってサンドペーパーで丹念に磨けば、頬に気持ち良い物が出来るかもしれませんが、それはビロードの質感なのれす。 > > ワタシが目指すのは、頬に吸い付いて、それでいて離すと素直に離れるレベルなのれす。 > > > 本当はこんな事書くのはアホなのれす。 > > 出来上がってそのレベルに達してなければ「大口叩き」と言われるのはワタシれすから。 > > でも「目標はどこですか?」と聞かれた時に「低めに見積もって答えておく」そういうタマシイを一度持ってしまうと「生き方自体が、音に対して高いレベルの追求が無理」になってしまうと思うのれす。 > > > これはコンサートピアニストとしてのwestgeniusさんに対する質問なんですが、1つだけ良いでしょうか? > > あなたは「一連の音のまとまり」と「一音の輝き」・・・どちらを追求しますか? > > 当然どちらも「高いレベルでまとまっていて」さらにその上を目指す時のココロ構えについてなのれす。 > > 凄く難しい問いである事は判っています。 > > それでも、今空間に音の彫刻を作ろうとするワタシは聞いてみたいのれす。 >
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