■2060 / ResNo.5) |
Re[3]: 返々信・・・とぉー(って違う)
| □投稿者/ Saga@玲音 108回-(2005/12/28(Wed) 00:50:53)
> まず何より問題なのはピアノの性質として平均律であると言うこと。 > 例えば弦楽器やコーラスは純正律から成っているんですよね。この時に出来る本当の協和音程は心地良い物ですが平均律ではそれが出来ない。
今のシンセではそれが設定出来るんですけどね。
そこまでする方が良いか、そのパートを完全にピッチコントロールまで手で行ってしまうほうが良いかなら、ワタシは後者を取ります。
完全に純正律から全くの揺らぎ無しに演奏出来る人はいないと思っていますから。
> バッハはやはり最後のバロックの人。最高のポリフォニー作曲家。 > つまり音は和音として捉えるのではなく横の線として流れていく物なんです。 > そういう物に魅力を感じてしまいもちろん大好きですがホモフォニックな美しさや一瞬の美しいメロディーの魅力は少し弱くなってしまうと言う体質な故、どうしても音は横に流れていく物なんです。
忘れてしまいがちなのは「余韻を残しつつ横に流れていく」ということでしょうか。
ピアノが・・・いや、この空間の中で演奏されるほとんど全ての楽器に共通する事はそれが弦の減衰であれ残響の減衰であれ「余韻が残る」という事なのれす。
それを忘れた演奏をコンクールなんかで聴く事はあるのれす。
そういう人には「真空な宇宙で演奏してなさい」と言ってしまうワタシなのれす。
> つまりピアノ弾きには向いてないと・・・。あは、あは、あははは。
それは無いと思うのれす。
平均律か純正調か2分化して答えを求めるのは、「命題としてはありえても」楽器を演奏するのが人間である以上「現実にはありえない2つの偏った解を求める質問」だと思うのれす。
つまり「詭弁」れす。
> あれ自分でも良くわからないけど思いついたことをただ書き並べてただけなのになんでこんな結論になっちゃうかなあ。 > おっかしいなあ。 > さらに自分でも良くわからない話だった。ごめんなさい。
自分に突きつけている「命題」が現実には答えが出ない質問だからではないれすか?
> じゃなくてとにかく答えるなら「一連の音のまとまり」 > と言うか縦横で言うとこの横です。
ワタシの言う「一連の音のまとまり」はパッセージを含むのれす。
ですから、食い違いが出てますね。
ワタシは空気があって余韻のある空間のなかで音楽を考えるのれす。
これは、余韻を切ろうと思えば切れる「電気楽器」を扱うが故にアコースティックな楽器を演奏される方以上に考え込むのだと思うのれす。
その中では音に縦横の区別は無いのれす。
なぜなら、先に発音された音は必ず次の音に被さるからなのれす。
ワタシの言う「一音の輝き」とは「同時に発音された複数の音が生む輝き、うねり、衝撃」であり、「一連の音のまとまり」は一連のパッセージのまとまりなのれす。
そういう事を突き詰めると気が狂うようにも思うのれすが・・・。
それでも、脳裏からは失いたくはないワタシがいるのれす。
|