■2183 / ResNo.3) |
うははははー本番近いのに例によって暗譜さえへろへろへー
| □投稿者/ westgenius 2回-(2007/01/09(Tue) 23:22:05)
もうお酒はダメなのー! また飲むとなんかやらかすからダメなのー! もう女装させられて写真取られたり起きたら年下の女に悪戯されて顔には化粧で手足の爪にはマニキュアとかもうコリゴリー。 大体ね、俺は酒がそれほど好きじゃないのよさ。でも場を盛り上げたり空気に乗るには飲酒も必要。ってホストか俺は。 あと辛い事忘れるために潰れるまで飲むのも精神的に必要、でも身体的には悪! くそー、俺だって本当の一人称は僕なんだぜ? でも普段は俺か目上の人には私。 日本語って難しい、一人称ありすぎ、俺僕私ソレガシミドモ拙者ワシうわわわわ。 うふふふふー心はとってもルー大柴。
失礼、
失礼、昔の友達から今東京に出てきてる奴は集まって飲もうみたいな連絡があった物で、少し取り乱してしまいました。 断ろうと思っていますが、懐かしくもあり迷っています。
暗い気分にさせるのが生業から来る音楽ならば、またそれを救ってくれるのも音楽であればまあ楽なんですがそう言う訳には中々いかない現実が辛いでスノウ。
まあ年中酔ってる頭は放っておいて真面目に感想をば語ろうと思うとですよ。 その動画なら以前日記に書いてあったやつですね。鑑賞しましたよ勿論! 実は前、検索して見た時から非常に気に入っててもうお気に入りに追加ってなもんなんですよ。 それにしてもこの人ら歌もピアノもサックスもベースも凄いテクですなぁ。 私はラッパ系は吹いた事ないんですが歌とか笛系とかタイコ系はかじった事があります。 いや、よく考えたらタンバリンやシンバルは打楽器だけど太鼓じゃないな。 あとコントラバスは学生時代に、数年間無理やりやらされましたんで少しはどうなっているのか解ります。 いやあね、そう言えば当時のそのベースの先生が少し年上のお姉さんと言うくらいの美人で僕は認められたくて結構一生懸命やったもんですよ? しかもその年からベースの先生をはじめた人らしかったので先生にとっても最初の生徒は何にも知らない俺一人。だから先生もやる気があって一生懸命教えてくれました。 もうイチから手取り足取り、それに答えようと俺のほうも一生懸命弓で弦をゴシゴシこすって……。 今思うと青かったな、俺も。
ハッ、脱線してた、失礼! それでは意見をば。 見た所この拳グルグルは闇雲に回しているんじゃなくて、勿論ある程度の雑音は混じってもちゃんと出来るだけ沢山の倍音にかぶるようにとか旋律的であるようにとかの事を考えた上でグルグルしてるように見受けられます。 いやこれはただ事ではないでしょうね。 意識してかどうかはわからないんですが、長年の音楽をやってきた経験、それと瞬間的な優れたセンス、そういったものが重なり合って手をグルグルしてても、そこから音楽が生まれてくるんでしょうね。 ジャズとクラシックのテクニックを単純に比較する事はできませんし多くのクラシックピアニストはジャズが下手ですし、ジャズピアニストはクラシックが下手です。 勿論グルダ(私の好きなグールドではないですよ)みたいにジャズに傾倒していたクラシックピアニストもいますし(グルダについては感想は控えさしていただきます)逆にクラシックを弾いても一流だったキース・ジャレットみたいな人も居ますよね。 しかし彼らはやはりごく一部で多くのピアニストはそういうわけには行きません。 しかし今回はあえて似たテクニックを探してみましょうか。
さて、肝心の手をグルグルのテクニックについてですがクラシックにあるかというと、大変難しい答えになってしまいます。 在ると言えばある、しかし無いと言えば無いと言うかなんと言いましょうか。 まずジャズでもよく使うテクニックだと思うのですが、と言うかあの動画の中でも使ってた気がしますが、グリッサンドって言うのがありますよね。 それはよく使うんですよ。僕個人の問題としては入っている曲は手が痛くなるから自分から弾く事はほとんど無いですが。
それの発展系でラヴェルかなんかの曲だと思ったんですが和音のグリッサンドというものが在ります。 これは指がめちゃくちゃ痛い、なんともマゾヒスティックな奏法です。
まあピアノなんて地団駄を踏みながら白黒ヨーカンを叩きまわすと言う肉体労働なんでよっぽどのマゾかなんかじゃないと続けるのは難しいですけどね。
しかしこの奏法もイマイチアレに近いとは言えないですね。 勿論現代音楽になれば、著名じゃないものには、脚で引くとか顎で弾くとか色々在りますよ。 事実、私の師匠の曲をやったコンサートでは、色々びっくりなテクがありました、例えばグランドピアノの蓋を開けて中の木をハンマーで叩くとか。
しかしどれも一般的かというと違いますよね。って言うか最後のはテクですらありませんし。 と言うわけで私が知ってる中で著名でありながら一番近いは、シュトックハウゼンですかね。 これは足りない音を肘で弾くと言うものです。 勿論一般の方から聞いたら雑音にしか聞こえないかもしれないバリバリの現代音楽ですが(誤解の無いように言っておきますが私は現代音楽の専門ではないですが、勿論現代音楽にも興味ありますよ)彼は一時期はヨーロッパ全体でブームになるほどの革命児だったわけなんですよ。 バイロイトと言う所でヴァーグナーの音楽を演奏するためだけの音楽祭をやりますが(稀に第九もやりますが)、この人の人気はそういった音楽祭をシュトックハウゼンのために作ったらどうかと言う所まで言ったそうです。これはうろ覚えですけど。違ったらすみません。
ところが最近とんとその名前を聞かないですね。どうなった事やら。 さて、彼のピアノ曲にはその超絶技巧(って言っていいのかな?)の一環として足りない音を肘で弾くと言う事がありますよ。 弾いた事はないんですが、見た事はあります。まあコブシグルグルに近いと言っていいですかね。 しかし彼もジャズピアニストとして生計を立てていた過去がある(らしい)事も影響を与えているかもしれません。
すみません、私の現代音楽の知識は二十世紀では新ウィーン楽派時代のヨーロッパと七十年代ロシアとかぐらいまでしかなくって詳しい事はよく知らないので、あまり深くは語れません。 しかし現代音楽の状況はジョン・ケージ以降は言い方は悪いですが無法地帯と化してしまってるような物なので何が在っても不思議ではありません。 ケージの事は尊敬してますが、秩序や形式を壊したあとに偶然性を求めすぎていった結果楽器の価値は無くなって、逆に全てのものが楽器に成り得るみたいな強い傾向があわわわわ……。
ここら辺にしておきましょうか、そんなに詳しくない所ですし。ボロが出る前に引っ込みます。 あーあ、酔いも醒めちゃってるし、もう一杯よろしゅう……ということをやってアル中スパイラルへと陥るのであった。
あ、でもやっぱりこの演奏は面白いですよ、うい。 それにしてもやはり鍵盤の角は、憎い。 やっぱり、そういった意味でそういうテクの無いバッハを演奏すると言う事はいいですね。 癒されるし、感動的だし、実に良い。 うん、実に、良い。
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