ひとりごと
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□革命戦士でIT戦士
 溜まってます(^^;難しいクイズがあったとします。一生懸命考えて、解きます。また、解らない問題があります文献で調べます。解決します。労力と達成感は大きいものだと思います。
 その成果を「なぁんだ簡単だ」とか「簡単に解けるもの」と周囲から意識されることはたいへん残念なことです。これはPCをある程度使っている方に多いです。私は「全くPCを使ったことがない方」は新しい事象に感心し喜んでくれます。(勿論変なことでも悩まされます)が、中途半端に知った方はたいへん誇り高いのか人に聞きません(何を聞けばいいのか国語の能力がないのでしょうか?)
 見かねて言いますと「それは知っているという態度を出します(口には出しませんけど)」で、余所ではなんでも知っている顔をします。「罪と罰」の中では革命戦士な学生さんは皆自分が英雄であると思っていたことを思い出します。
 で、余所で結局解決できてないんですね(苦笑)で様子を聞いてみると説明書も読んでない。勝手なことをしてる。私は他人のPC触るときは細心の注意でわざと「電源ボタンどこですかね」といって電源を自分で入れなかったたりします。説明書も置いたままでよくもまぁ他人のPCを扱えるとあきれます。別にいいですけど直してきますし。
 どなたも他人のものを扱うときには慎重であってほしいものですし、「できる」とか期待をさせることを言ったら納得または期待に応えるまでする義務があります。それが人の道ではないでしょうか?
□使えりゃ一流だぜ
 さて、まだ溜まってます。私は白い紙と鉛筆、それと平らな面があればいろいろな事物を絵として描けます。それは訓練されているからです。
 いまでこそ綺麗な手になってしまって泣けますが血が出る皮が破ける爪がすり減ってしまうのが当たり前のこともありました。絵を描きすぎて直腸に穴があいてしまったこともあります。・・・ぐらいの訓練をしました。でも、思い通りの成果は出ませんでしたし、評価も得られませんでした仕方ないことです。誰も恨んではいませんし、後悔もしません。未練はありますが(^^;
 こうした訓練なしに長い経験で上手に絵を描かれる方もたくさんいます。必ずしも学校を出ればよいというわけではないということを誤解なきよう加えておきます。(^^;
 では、ホームページ作ってみたいなという方がいます。内心思います「ウオー仲間だ」どんな「趣味」ページを作るのだろうわくわくと思うでしょう。サポートもしたいと思います。だったらよかったのですが・・・
 こういうケースだいたい会社とか団体のページのことが多いのです。会社というのは言うまでもなく仕事に対して収益を得る団体です。社会責任の観点からいいかげんな情報発信はできません。
大学など、学校もイメージを大切しますし、公的機関・学術教育機関としての社会的責任と義務から正確な情報発信の義務があります。私学ではホームページの質が生徒募集に影響することは明らかであり慎重な検討が行われなければなりません。
さて、ホームページで優先されることですが「情報の質」>「デザイン」>「遊び心」となります。
情報の質は正確な情報を聞き出す能力が必要で、またまとめて分類する能力、誤解を招きやすい表現等を察知し指摘する能力といった国語力、交渉力が必要となります。「直子」もまた打ち合わせに頻繁に出向いています。
 デザインは編集デザインに関する諸知識、絵を描く能力、写真をレタッチする能力、色彩や構成に関する最低限の知識、異なるブラウザでの挙動についての知識が必要です。
 遊び心になると世の中の流れに敏感に反応し、世代を越えた知識を有し、共感する想像力を持っていないとどうにもなりません。
 さて、上記に加え通常の業務をこなしつつ片手間でホームページを作成できるとはすばらしい人材をお持ちだと思います。が、どこにでもそういう方がいるとは限りません。美しいページがほしいのなら専任者を雇用するなり、代理店に依頼するなり個人に負担をかけないことが必要でしょう。
 すでに立派な仕事をでき、身を立てている方がわざわざ新規業務のホームページホームページ製作をする必然性があるのでしょうか?趣味ならば意味は理解できるのですが貴重な時間を割いてわざわざページを作られる心境は謎です(苦笑)。
 大学の研究室の生徒向け情報はテキストのみのところが多いようです。IT利用の本質をうまく使っていると言えます。用件が間違いなく伝わることがもっとも重要ですし、ホームページを作っていると言うより文書通達にホームページを利用していると言えます。
 しかし、企業の方になると惨憺たる有様です。公共団体の中にも悲惨な有様のところがあります。小中高等学校にしても意識が低いところが多々みられます。
 きっと社員や役員がきちんとみてないんだろうなと思います。どうして立派な会社が自社の品位を下げるようなことをするのだろう・・・。
□IT革命の誤解
 ワープロの出現で文書の管理が効率的になりました。誤解されがちなことがワープロによって文書が美しくなったと思われがちなこと。ワープロは字が整は整っていますがレイアウトや文字組みといったことは作者の能力によります。そのため壁新聞等はいまでも手書きで優れたものが多々あります。
 さて、ワープロの真の威力は書き直したり、使い回したりということを経験されていると思います。また、辞書を引かなくても漢字が出てきますので非常に生産性が上がっています。
 ホームページにしてもITにしても重要なのは情報の質であってITを使うから革命なのではなくITによって人がグローバルな存在に変わることができるから革命だということを意識してほしいです。