エルガイム&F.S.S.オフレポート



最近、掲示板の書き込みで意外にエルガイム(F.S.S)ファンが愛知県近辺に在住なのを知り、オフ会を呼びかけてみた。日程にあまり余裕がなかったが、私を含めて三名(タマモさん、BLACKさん)の参加者でミニオフを開催することになった。


10時前、JR鶴舞駅に到着。誰も来ていない。30分は待つつもりでいたが・・・寒い。とにかく寒い。悲しいくらい寒い。本当に30分も待つことができるだろうか・・・?不安がよぎる。

10分後、それらしき人を発見する。しかし確証は持てないので暫く様子を見ることにする。オンライン上で面識はあっても顔を見たことはないので、こういう時はいつも困る。すると、「あの、綸那さんですか?」と声をかけてきてくれた。タマモさんだ。お会いできてホッとした。2人でおしゃべりをして寒さに耐えながら、もう一人の参加者であるBLACKさんを待つことにした。

しかし、彼はなかなか来ない・・・。「全身黒ずくめで来ます」とメールに書いてあったので探したが、見当たらない・・・。20分が過ぎ、「そろそろ2人だけで移動しよう」と考えた時、全身黒ずくめの男性がやってきた(笑)。車でいらしたため、予定より遅くなったとか。電車で来るものとばかり思っていたので驚いたが、これで全員揃い何よりである。早速、古本街に移動する。

上前津駅方面に向かって歩く。エルガイムの話をしながら、道々で足を止めて古本屋に入るが、なかなか欲しい本が見付からない。暫くに歩いて、いつも立ち寄っている古本屋に入ろうとすると、この辺を「なわばり」にしているタマモさんが驚いた表情を浮かべる。どうやらご存知なかったらしい。ただ、まだ開店していなかったので、もう少し先の古本屋に行ってからもう一度寄ることにした。

先に立ち寄った古本屋で「風のノーリプライ」のLPを発見・購入する。この店はなかなか面白いブツが見付かるので贔屓にしている(笑)。次に行く時も期待したい。さて、またUターンして先程のお店へ行かないと・・・。

その店は、タマモさんにとっては『宝の山』だったらしい。アニメ雑誌コーナーに突撃し、1冊1冊吟味し始める。私とBLACKさんは「ここは若い者に任せて・・・」(お見合い風)ということで、別の場所に移動(笑)。ところが、BLACKさんも航空雑誌に目が・・・(爆)。私はポツンと立ち尽くすことに・・・。結局、タマモさんは10冊、BLACKさんは4冊購入。ところが、タマモさんが購入した雑誌の中には、私が持っていないモノもあったのだ!他にないか探してみるが、1冊だけしか売っていない。困った・・・。取り敢えず後で中身を確認し、そこでどうするか決めることにした。それにしても、『最悪の事態』とはこういうことを言うのだろう・・・。

BLACKさんの車が鶴舞にあるということなので、もう一度鶴舞駅方面に戻る。その間も雑誌のことが頭から離れない(^-^;)。お互い執着心は人一倍あるからなぁ・・・。12時前になったので、「お昼を食べよう」ということになった。私とタマモさんは鶴舞駅近くのファミリーレストランに行き、車を取りに行ったBLACKさんを待つことになった。予想を裏切ることなく、彼の車は黒だった(笑)。

中に入り、食事をした後で持参した資料を見せ合う。店員にどんな風に思われようが、お構いなし(笑)。こういうことは(少なくとも私は)慣れている。タマモさんは永野関係の"NEWTYPE"(その他の雑誌も)のバックナンバーの切り抜きをファイルに綴じておられた。当然その資料性はとても高く、雑誌はあまり持っていない私には驚きの連続だった。さすがに、ああいうページを作成されるだけのことはある(笑)。BLACKさんはノートパソコンをお持ちになり、携帯電話で接続(電話代、大丈夫でしたか?)。なるほど、私のページはこうやって表示されるのか・・・。ゲストブックへの実況中継報告もして下さった(笑)。

さて、時間も押し迫り、いよいよ決断の時が来た。先程の雑誌の内容は、お互い譲れないものだと分かった。タマモさんは大分前から覚悟を決めていたらしいが、私はかなり戸惑った。というのも、彼は雑誌を分解して、必要な記事だけ切り抜くからだ。私はたとえ部屋が雑誌で埋まろうとも、完全な状態で保管するから・・・。雑誌に対する取り扱い方が全然違うのである。しかし、このまま迷っていても何ら進展はない・・・仕方がなく、「コイン当て」で所有権を決めることになった。BLACKさんの投げた一円玉を当てる。年長者ということで、私に選択権が与えられた。意を決して叫ぶ(?)、「裏!」と。しかし、結果は表だった・・・。

決着が着き店を出たが、ショックはさすがに大きい。未練が残らなかったと言えば嘘になる。諦めるしかないが・・・。『車に乗る前の慣例』だそうで、BLACKさんはポラロイドカメラで私とタマモさんを撮影したが、写真にコメントを書くように求められたタマモさんは「勝者」「敗者」の文字を・・・冗談がきつい

複雑な心境の私を乗せて、車は千種方面へ向かう。ボークスのショウルームがあるということなので、探してみる。その間にも、私とタマモさんは数軒の古本屋を発見する。いちいち立ち寄ることはしなかったが、いつも探索しているだけあって二人とも目のやりどころが違う(笑)。暫くしてタマモさんがボークスのマークらしき標識(?)を発見。早速行ってみることに。

そこは、やはりボークスのショウルームだった。覚王山駅のすぐそばだったが、あの標識だけでは普通見過ごすような・・・。中に入ると、予想通り(?)FSS展示コーナーがあった。当然、タマモさんとBLACKさんはそこに釘付けに(笑)。私は秋葉原ショウルームでここの数倍のスペースがある展示コーナーを見ているので驚くことはなかったが、FSSファンにはたまらないのだろう。私はお目当ての書籍とたまたま見付けたモデルフィギュア(?)(女性型)を購入。これはなかなかの出来で、木製のモデル人形よりも柔軟なポーズがとれるし、形状もきちんと女性の体型になっている(笑)。これでデッサンの勉強だ!(爆)

店員にエルガイムのGKについて聞いてみる。すると、「『ある一件』以来、サンライズ系は全てバンダイ(B-CLUB)ブランドで売ることになった。」とのことだった。道理で、最近ボークスやウェーブから新製品が発売されなかった訳だ。ただ単に、「需要がない」という話もあるが・・・。

ショウルームを出て移動中に古本屋を発見し、無理を言って立ち寄る。その店には大した本はなかったが、ドアに貼ってあったちらしから古本市が開催されていることが分かった。鶴舞駅近くということなので、またまた鶴舞駅方面に移動する。そこでは、多少の収穫があった。タマモさんが発掘(笑)したアニメ雑誌を譲って戴いたりして、私のかばんもそれなりに重くなってきた。その後、タマモさんのリクエストで再度“あの”古本屋に行き(またまた古本を購入した)、古本屋探索は終了した。

6時を過ぎ、夕飯を食べることになったが、『めぞん一刻名古屋オフ会』の会場探しも兼ねて、名古屋駅に移動してもらうことにした。BLACKさんはこの辺にお詳しいとのことで全てお任せする。ただ、その前に名古屋駅周辺でお買い物をすることになった。

そこで立ち寄った本屋(新書)で、ダンバインの漫画を発見する。絵を見ると、昔「コミックボンボン」で連載されていた漫画の復刻版のようだ。もしかして、エルガイムも・・・ということで店員に聞いてみると「3月中旬に発売予定」との情報を入手!予約せねば・・・(笑)。私は永野氏の書籍、タマモさんはFSSの書籍、BLACKさんはジオン軍(シャア?)のTシャツを購入。後でBLACKさんは価格(\4,000)を見て、「改めて見ると、結構な買い物をしてしまった!」ともらしていたが・・・。

地下道を歩き、BLACKさん行きつけのイタリア料理店で食事&歓談。料理は美味しく、ボリュームもある。ここなら会場として良いかもしれない。タマモさんは(初めて食べたという)モッツァレラチーズにやたら感動していた。「ジョジョの奇妙な冒険」からのネタらしいが、私にはさっぱり分からない。

夕飯後、カラオケボックスを探してアミューズメントタワーに入り、その途中でゲームセンターに立ち寄る。BLACKさんとタマモさんは「バーチャロン」で対戦していたが、下手な私はただ見ているだけであった。アクション系はさっぱりだからなぁ・・・クイズゲームは見当たらなかったし(ToT)

ゲーム終了後、カラオケボックスを発見する。だが、アニメソングがあまり収録されていない。これは別の店も探した方が良いな・・・。取り敢えず、ここで暫く遊ぶことにする。ただ、タマモさんはカラオケが苦手ということなのでビリヤード(ナインボール)で遊ぶことになった。BLACKさんは何度も遊んでいるようだが、タマモさんはキューを触るのも初めてとのこと。ところが、なかなかどうしてお上手である。遠くの的玉を何度もポケットしていた。むしろ、私の方がよく空振りして・・・(一応)指導する立場なのに情けない(^-^;)。ただ、タマモさんとBLACKさんは時々(台ではなく)別の方向に視線が向いていたような・・・(笑)。という訳(?)で、6戦中3勝を挙げた。

ビリヤード終了後、少し歩いたところで別のカラオケボックスを発見。そこはアニメソングも沢山収録していた。これで決定かな?ということで、オフ会ページには早速アップしました(笑)。全ての目的を果たし、駐車場に戻る。ただ、人通りが少ないのには驚かされる。この時間帯(午後11時前)、新宿や高田馬場なら学生やサラリーマンで賑わっているだろうに・・・。名古屋って、こういう場所なのだろうか・・・?

そろそろ終電が出そうなので、約束通り(?)タマモさんのお宅のお邪魔することになった。BLACKさんは明日も予定があるそうなので、タマモさんのお宅の前でお別れ。車でいろいろとご案内して下さり、どうも有り難うございました。お陰様で行動範囲が広がり、いろいろな場所へ行くことができました。名古屋駅周辺にもお詳しく、大変助かりました。

タマモさんのお部屋はかなり綺麗であった。私の部屋とは大違いである(笑)。今日購入した雑誌を読んだり、情報交換をする。しかし、私は明日『自主出勤』をしなくてはいけないので徹夜する訳にはいかなかった。そのため、4時頃就寝する(ベット貸して下さり感謝!)。

7時過ぎに起きて、8時に出発する。タマモさん、泊めて下さり有り難うございました。また遊びに行ってもいいですか?(笑)・・・それにしても、いつの間にこんな荷物が増えたのだろう?かなり重い。思った以上に買い物していたらしい・・・。

そんなこんなでオフ会は終わった。『自主出勤』という制約がなければ日曜日もぶらぶらしたかったのだが、仕方がない。急遽開催した割にはうまくいったと思う。それも、タマモさんとBLACKさんに依るところが大きかった。感謝感謝である。今度のオフ会は、もっと多くの人を集めて開催したい。


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