アイアンコング

アイアンコング




対ゾイドゴジュラス用として開発された、帝国軍初の大型電動ゾイド。アクションは背中のミサイルを回転させ、鳴き声(モーターのきしみ音?)をあげながら前進する。また、肩部のミサイルランチャー(6発)は手動で発射可能である。
「ゴジラのライバルがゴリラ?」と疑問を抱いた子供は多かったと思うが、ゾイドゴジュラスと同様、MK-II限定型・量産型とパワーアップし、文字通りゾイドゴジュラスと双璧を成したゾイドである。デザイン・アクションとともによくまとまっており、ゾイドの普及に大きく貢献したことは間違いない。


ZH様 Mail Address

アイアンコングは私が六番目に買ったモーターゾイドでしたが、はじめはゴ○ラののライバルがなぜ、ゴリ○なんだと憤慨しておりました。
●私と同じ意見ですね(笑)。
そんなことをいいながら、結局購入して製作したんですが完成してまず思ったことは、「ゴジュラスよりすげぇ!」でした。本当にミサイルの発射ギミックがついていること、帝国軍ゾイド特有ののっぺりした装甲が醸し出す、造形美。後、その走行の仕方は完全にゴジュラスを超えている! と、私を感動させてくれました。
●私は・・・恐竜が好きでしたので・・・(^^;)。
ただ難点を一ついうなら、MK-IIは勘弁してほしかったですね・・・。もっともこれはゴジュラスにとってもそうでしたが。
●私と同じMK-II反対派ですね(^^)。MK-II擁護派の方と議論になったら白熱しそう・・・。


犬神長元坊様 Mail Address

こいつを初めて見たのは確か小学館の雑誌・・・。「○年生」って奴だったっけ。ゴジュラスとコングがそれぞれ正中線で半分ずつになった写真を合わせてライバル関係を強調していた。右がゴジュラス、左がコングだったと思う。他にもゾイドとパイロットのイラストが一緒になった奴(パイロットは第二次世界大戦当時のドイツ軍風(帝国側)、連合国風(共和国側))もあって…。コングの説明に「『山が動いた』…コングとファースト・コンタクトした兵士はそう思った」なんて書いてあってかっこ良かったっけ。(小学生が読む文章に「ファースト・コンタクト」なんて言葉普通使うかね・・・?)
●それは見たことないですね。今なら国会図書館にしかないのかな?(笑)
実物とのファースト・コンタクトは確か、サーベルタイガーやゴジュラス同様床か(?←管理者)のデパートのおもちゃ売り場においてある奴だったような。ちなみに友人が一台所有してたような。
●最初に見たのはカタログでしたね。その後両親に買う約束をしてもらい、デパートで購入しました。
デザインは・・・。どう考えても企画者の頭の中には某東宝怪獣映画のイメージがあったとしか。確かに「怪獣王対決」にふさわしい豪快な話だったのは否定できんが。最高動員数を誇る怪獣映画だったのも事実・・・。しかしキングコングの武器はあくまでも怪力で、ゴジラの方が飛び道具。どうもゾイドの方ではこのあたりが逆転しているようだ。
●なるほど、「ゴジ○対キ○グ○ング」ですか。言われてみれば納得。
しかしなかなか秀逸!サーベルタイガーの足と共にこいつの前足(と言うか、腕)の動きは伝説といって差し支えないであろう!実は犬神は「赤い悪魔」ことコングMK-II限定型が欲しくてあちこち駆け回り、結局見つけられなかった一人である。ゾイドのホームページに出没するようになってから、それが期間限定だった事を知って妙に納得したのであった・・・。
●MK-II限定型・・・当時はそれほど欲しくなかったですが、今ならば・・・(^^;)。
コングといえば、この人・・・!エコー中佐!この人を抜きには語れまい!自ら工夫に工夫を加え、改良を重ねた赤いアイアンコング!(どうしても某赤い彗星がオーバーラップ♪) たった一人でウルトラザウルスを極寒の大氷原で待ち続け、あと一歩まで行くその強さ! もし彼がデスザウラーやビームスマッシャーを備える黒いアイアンコングに乗っていたら・・・などと、空想は果てしなく・・・。犬神はエコーの方がロイ・ジー・トーマスより好きなのでした。そのため、犬神のマンガでは美女の姿になって思い切り美化してあります(でも結局死ぬ)。
●シ○ア専用コング!(笑) ただ、この辺は“アイアンコングMK-II限定型”のレビュー時に・・・未定ですが(ぉぃ)。
こいつはゾイドの可能性をサーベルタイガーと共に広げた傑作として記憶に残すべきでしょう・・・。そんなアイアンコングに乾杯!
●えぇ、可能性を広げたことは疑いようもないですね。


廣田様 Mail Address URL

私はそれまで共和国派で、ゴジュラス好きでしたが、アイアンコングを見た瞬間帝国側に寝返ろうかと思いました。なにしろアイアンコングは全身ハイテクといった感じで、ミサイルは発射できるし鳴き声はでるし動きはゴジュラスの5倍軽快だし全身の装甲は脱着できるしコックピットは複座で、ゴジュラスよりもだいぶかっこよかったです。帝国の勝利は間近って感じでした。
●結構インパクトあったのですね。私も「ゾイドゴジュラスと同サイズのゾイドかぁ!」と興奮した記憶があります。
私はアイアンコングを持っていませんでしたが、友達(彼はお金持ちで、買ったゾイドを私にわざわざ見せに来てくれました。いい人です)のアイアンコングを見た瞬間、一目ぼれしてしまいました。数年後、お金をためてアイアンコングMK-II量産型を購入、現在も生存中です。私の保有している戦力の中で、完全な形で残っているゾイドは彼とシールドライガーMK-IIだけです。
●2体しかお持ちでないのに、あれだけのCGを・・・素晴らしいですね。
ここからは実物のアイアンコングについてです。アイアンコング、やはり強いですよね。射程距離200kmのミサイルで攻撃されたらゴジュラスなんかひとたまりもないです。しかし、コングさんはミサイルしか武器もってないのが不思議です。ミサイル撃ち尽くしたら後は格闘攻撃のみ。ここが不満かな。しかも、ゴジュラスと格闘戦をしたらコングさんも負けてしまうようですね。確かに、ゴジュラスはとっても頑丈で重たいですが、コングさんは繊細でハイテクなので、両者がぶつかったらコングさんが壊れそうです。
●長射程のミサイルもさることながら、格闘戦にも優れたフォルムだと思うのですが・・・ゾイドゴジュラスより腕長いし・・・。
あと不満なのは、どうしてサラマンダーよりもアイアンコングの方が強いのかというところ。サラマンダーは高空を飛べるのに、なぜか戦うときはわざわざいつも低空に下りてきています。高空から精密爆撃すればアイアンコングもひとひねりといった感じなのに。
●サラマンダーの爆撃ではびくともしないと言ったところでしょうか?
もひとつ不思議なのは、ウルトラサウルスよりもアイアンコングの方が弱いということです。ウルトラキャノン砲の射程距離はどう過大評価しても60kmがいいところで、われらがコングさんのミサイルは射程距離200kmのはずです。キャノン砲の射程距離外からミサイルを撃ちこめば勝てますよねえ? それともウルトラにはコングさんのミサイルを防御する新装備が施されているのでしょうか?謎。あ、それからコングさんの背中のミサイルはいったいどういう誘導方法で飛んでいるのかも不思議。200kmも先の敵を補足なんかできないだろうから、きっとサイカーチスかなんかを先に飛ばしているのでしょうね。それで、パイロットのとなりの人がテレビ画面見ながら一生懸命誘導するのでしょう。たぶん。
●ウルトラキャノン砲の射程は200km以上だと思っていた私は馬鹿!?(笑)
次はMK-IIについてです。量産型は背中にブースターパックを装備しているのに、最高速度は向上していません。なんのためのブースターでしょうか? しかし、限定型は絶対に最強です。きちんとビーム兵器も装備されてますし、対サラマンダー用のミサイルもついてるし。体が赤く変色してしまったのが個人的に残念です。
●あー、ここまでお書きにならなくても良かったのに・・・ブースターパックについては同意見です。
 #限定型の色は・・・シャ○専用ですので・・・(爆)。


トシ様 Mail Address

アイアンコングはある意味で、一番思い出深いゾイドかもしれない。私が小学校1〜2年の時、友人の家に行った際にアイアンコングを見せられたのだ。ただのプラモデルかと思いきや、スイッチを入れると何と動き出すではないか! 私はこの「ゾイド」という物に猛烈に感動した。そしてそれと同時にアイアンコングを自慢げに見せびらかす友人に対抗心が湧いたのである。
●私の場合、友人所有のゾイドゴジュラスが対抗心を湧き立たせました。
「こいつより大きいゾイドを手に入れたい」と思った私は、誕生日にウルトラザウルスを購入し、ゾイドを集め始めたのである。そしてその後のゾイド収集の際、何故かアイアンコングを買う事はなかった。今となってはすごく後悔している。
●「何としても帝国軍大型ゾイドを買うぞ!」と心に誓って買いました。ゾイドゴジュラスは結局買いませんでした(笑)。
ゲームショウで一応は手に入れたけれど、あのカラーリングはどうかと思われる。そんなわけで、アイアンコングは私が一番はじめに見たゾイドであり、ゾイドを集めるきっかけになった物なのだ。初めてゾイドが動いた時の感動は今でも忘れない。
●この辺も私と同じかも?
以上のようなことがあり、アイアンコングは「大して好きではないのだが一番思い出深いゾイド」になったのである。
●“アイアンコング”を“ゾイドゴジュラス”と置き換えると、そのまま私の思い出になるような・・・(笑)。


おおふぢ様 Mail Address URL

私が初めて買ってもらった巨大ゾイドなのだが、なぜか思い出が少ない。あの広い肩幅、モーターを完全に内包した厚い装甲、他のゾイドみたいに余計な場所にビーム砲を生やさないシンプルで男前な武装、全てが好きだったのに・・・。何故、思い出が少ないのか?
●なぜなのでしょう?(笑)
それは、あまりにも完成されたフォルムゆえにチマチマした改造が似合わず、かといって初めての大型ゾイドに大幅な改造を加える度胸も当時の私にはなかったため、動きに飽きたら飾るしかなかったからである。
●確かに、完成されたフォルムですからね。つけいる隙はないかもしれませんね。
カッコいいことはカッコいいけど、贅沢を言えばどこかに改造するスキも欲しいと思う私であった。
●しかし、こういう意見も珍しいような・・・他の方はいかがですか?


くらた様 Mail Address

私がゾイドには持った時は既にウルトラ出荷の直前で、イグアンとかサーベルとかの頃だったので、どちらかと言えばMK-IIの方に思い出がある。MK-II(量産型)を2体両方同時に買ったことを思うとあのときはバブル経済だったなぁ・・・と考えてしまう。
●MK-IIについては、また後日に・・・。それにしても、「バブル経済」とは・・・(笑)。
そんなこともあるのかMK-IIは肯定派です。限定型に関してもコングの赤はそれ以前の帝国ゾイドのカラーと一線を画していたし、ゴジュラスの茶色もカーキー色で渋かったと思うので・・・。しかし、サーベル、シールド、サラマンダーのニュータイプのカラーはいただけない・・・おっと・・・MK-IIのことを長々とかいてしまった。
●MK-II擁護派ですね。ただ、カーキー色は渋いとは思えませんが・・・。
コングのアクションについては、豪華ですね。当時の商品カタログでは「鳴き声を出します」って書かれているけど、どう聞いてもギアがきしんでいるようにしか聞こえなかったのは残念。ゴジュラスと比べて、パーツが多いので精密な動きをしている。そのかわりゴジュラスのギアボックスと比べてかなり簡素化されている用に思える。
●ギアボックスそんなに簡素化されましたか? 初耳ですね。
アイフラッシャーが背中のギアと連動して点滅するアイデアは良かった。ただ、背中のギア(背中のミサイル)の停止位置によってコングのアイフラッシャーがつきっぱなしというのは愛嬌と言うべきか・・・。腕に使用したパーツ類の類ではコングがゾイド中一番使用しているのではないでしょうか?(数えていないけど) ただ、私のコングは作ったときの相性が悪いらしく、歩いてくれなかった悲しい思い出が・・・・(涙)。
●頭部ライトがつきっぱなしになることも? 知らなかった・・・。
 #ちなみに、私のコングはちゃんと歩きました!
設定としては・・・背中のミサイルが射程距離200km、肩のミサイルが射程距離50kmで、中距離は左肩のミサイルポットで、接近戦は長い腕で戦う・・・ビームを搭載しなかったのは何故だろうか? 思えばこいつは唯一帝国の標準武器を無視したゾイドだった。
●高速キャノン砲、高圧濃硫酸噴射砲、全天候3Dレーダー・・・。装備させる箇所がなかったからでは?(デスザウラーは装備していましたが)
格闘戦がゴジュラスより弱かったのはコングの腕より長いゴジュラスの尻尾のリーチと、取り外し可能の装甲ではないでしょうか。ゴジュラスの装甲は腕と一体になっていますが、コングは取り外し可能なので、サラマンダーとかの爆撃なとは耐えられても、間接技を食らったら装甲の間から腕をもぎ取ることが出来るし・・・ゴジュラスがどうやって間接技をかけるのかは又謎だが・・・。
●尾より腕が短いのは分かりますが、間接部に攻撃できるような芸当を持つゾイドは存在するでしょうか?
ちなみに、コングの背中のミサイルは熱追尾式です。サラマンダー口から火炎放射するからなぁ・・・。
●なるほど、火炎放射器の熱を辿って・・・ということですか。でも、そこまで高性能かどうかは疑問。
 #私や皆さんの疑問にお答え下さり、有り難うござました(^^)。


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