失敗しない香り選びをするためには、香りの持つ性質を知ってから香りを購入するようにしましょう。
香水売り場にはたくさんの種類の香りが並んでいますが、急がずゆっくりと好みの香りをみつけるようにしてください。
香りを選ぶ時に知っていると便利なワン・ポイントをご紹介します。
参考になさって下さいね♪
ムエットの使用
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香水売り場には必ずテスターがあります。 これを直接自分の肌に吹きかけても良いのですが、既に他の香りを つけている場合などは香りが混じってしまい、本当の香りを認識する ことができません。 そこで、ムエット(香りをチェックするための紙)に香りをつけて その香りを試してみてください。 但し吹き付けた直後の香りと、暫く時間を置いてからでは、香りに 変化が現れますので、それぞれの香りの変化も確認しておくと失敗が ありません。 | |
ボトルから直接匂いを嗅がない | 香りは液体です。ですからどうしても空気に触れているところし か香りが出ません。 ボトルから直接香りを調べることは、ボトルの口の付近の香りしか 拡散しないので、その香水をつけてからどのような香りになるのかが わからないのです。 液体そのものが香るのではなくその液体が空気にふれて拡散、蒸発す る時に香るようにできているのが香水なのでボトルから直接香りを嗅ぐ ことは、本当の香りを知るという意味においてはまったくの無 駄になります。 | |
1回に試すのは3種類まで | 香水売り場に行くと、まず可愛らしいボトルに目がいってしまい、 ついついアレもコレもと次から次へと香りを試してみたくなるものです。 でも、人の嗅覚は余り多くの香りを試すと疲れてきて、どの香りも同 じように知覚してしまいます。 ですから一回に試す香りは3種類くらいまでが妥当です。一度に欲張 らずに間隔をあけてゆっくりとお気に入りの香水を探しましょう。 | |
体調の良い時に選ぶ | 香りはアロマコロジー(芳香心理)的要素があり、身体の調子を整え る役割があります。 香りによって体調を左右する働きがあるので、できれば香りを試す時 には体調の良い時のが好ましいでしょう。 特に女性の場合は、ホルモン分泌や心理的作用に影響されやすいので、 生理中や妊娠中の不安定な時期には控えた方がいいかもしれません。 しかしその反面、そんな時だからこそ、自分の大好きな香りで心身を リラックスさせることもできるはずです。 逆に余りにも神経質になってしまうのも考えものです。楽しむような 間隔で香りと付き合いましょう。 | |
異なるノートの香りを揃える | 私もそうですが、好みというものはある程度決まっていて、香りの場合 もいつも同じような香りを選んでしまうものです。 しかし[香りの10タイプ]のところでもお話しさせて頂いたように、 さまざまな香りが販売されているわけです。 たまにはいつもの自分とは異なる香りで自分自身を演出してみてはいか がでしょうか? 今までとは違った自分に出遭えるかもしれませんよ。 |