公式文書&図面 |
最終更新日:1999.4.18 |
碓氷峠鉄道文化むら・碓氷峠地区関連の広報文書・公式発表文書を掲載しています。 ※掲載文書については今後、逐次増やしていく予定です。 |
碓氷峠鉄道文化むら整備事業について |
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松井田町 |
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はじめに 群馬県松井田町横川は、信越線横川・軽井沢間の碓氷峠越えの鉄道の基地がおかれ、「鉄道のまち」として栄えました。 この区間は明治28年、66.7パーミルの急勾配を克服する日本で最初のアプト式を採用した鉄道が開通しました。そして、明治45年、日本の幹線鉄道で最初に蒸気機関車から電気機関車で運行する電化が実現しました。この地域に、そのための横川火力発電所や丸山変電所などが建設されました。 機関車も外国製から国産へ、小型から大型化へと著しく改良され、昭和38年にはアプト式から粘着運転方式に転換し、この区間専用のEF63形電気機関車が誕生しました。 ここは、急勾配を克服するための鉄道技術開発の最先端の地であり、鉄道史のなかで特異な歴史を持つ地域で、この区間を「碓氷線」と特別に呼んでいた時代もありました。 その鉄道基地であった横川に、日本の近代化を支えた碓氷峠の鉄道の歴史を伝える貴重な車両・資料を保存・展示し、それを楽しむと共に豊かな自然と歴史遺産を残す碓氷峠地域へのメインゲートとしての交流の場として整備します。 松井田町が事業主体となって計画をすすめ、平成11年の春にオープンを予定しています。 |
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計画の位置付け 信越線横川・軽井沢間の廃止後の横川駅周辺および横川・軽井沢間周辺地域振興のための「横川・軽井沢間周辺整備構想」の「鉄道遺産・街道文化・豊かな自然を活用した4大拠点づくりと」の中心拠点として横川駅周辺を「鉄道の広場」として整備します。 横川・軽井沢周辺整備計画は、横川・軽井沢間(碓氷峠地域)の豊かな自然環境と地域資源・歴史環境を活用し、憩いとくつろぎ・交通の歴史による個性ある地域づくりを行い、交流の場を確保し住民の福祉向上と地域イメージを高めることをめざしています。 また、交流人口の増加を図ることによる地域およびJR高崎・横川間の活性化をめざします。 この計画地は、鉄道基地となっていた横川運転区用地、横川・軽井沢間の本線敷き一部、旧国鉄官舎跡地等の約4ヘクタール(一部については取得済み)で、横川駅に接しているというだけでなく、碓氷峠地域への玄関口としての立地特性があります。 また、国道18号線とも接しており、通過交通の立ち寄りを見込んだ新たな観光拠点としても注目を集めることも期待されています。 |
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施設整備の方向性 この横川が碓氷峠の鉄道のまちとして発達した経緯を考えると、歴史ある鉄道基地の跡地に碓氷峠の鉄道史をはじめ鉄道を楽しむことができる施設整備は横川にふさわしく、新たな文化・観光・公園施設と共に、碓氷峠地域の玄関口をめざしています。 ◇鉄道遺産保存・鉄道文化の側面から 現在、碓氷峠には、日本の鉄道史の中に特異な歴史を持つアプト式鉄道遺産(めがね橋などの橋梁、トンネル、丸山変電所など)が残っており、国重要文化財になっています。 そのアプト式のED42形電気機関車が横川に残され、また、横川・軽井沢間専用の粘着運転方式のEF63形電気機関車があります。 これらの車両をはじめ歴史的車両・資料等を保存・再生することは、鉄道遺産保存という意味でも重要であり、鉄道基地である横川だからこそできる鉄道の歴史を楽しみながら理解する「知的好奇心に応える場」となる整備を進めます。 ◇交流・観光の側面から 鉄道は交通手段としての乗り物だけではなく、楽しむ乗り物にもなります。 ここでは、乗って楽しむ、見て楽しむ、聞いて楽しむことが出来る施設づくりをめざします。 また、緑地広場では、お弁当をひろげたり、絵を描いたり、景色を眺めてくつろげる場として「楽しく見・聞き・触れて、くつろげる場」としての整備をめざします。 碓氷峠地域は、豊かな自然を残しており、自然志向の高まりとともに遊歩道を散策に訪れる人が増えています。また、国道18号線には年間400万人が往来しているといわれています。これらにも照準をあわせ、鉄道の本物の遺産が残る碓氷峠地域散策の動機付けとなる碓氷峠地域のメインゲートにふさわしい施設整備に留意します。 碓氷峠地域への交流人口の誘致による地域の活性化、住民ボランティアの活用による生きがい創出を図るための交流・集客拠点となる整備を進めます。 |
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整備プランニング 計画敷地が横川駅構内であり、鉄道技術発達の前線であった碓氷峠の歴史をふまえ、「碓氷峠の鉄道」をモチーフに構成します。 |
展示ゾーン | |
主な施設 |
主 な 内 容 |
鉄 道 資 料 館 |
運転区建物を利用し、1階部分は、碓氷峠をイメージした「碓氷峠鉄道史ジオラマ」でHOゲージ模型運行を行ないます。Nゲージでは、模型運行を楽しむほか自作の模型を走らせることもできます。また、音と映像により峠を体感することができます。 2階部分では、碓氷峠の鉄道に関する資料を展示します。 3階部分は、会議やカルチャー教室等に使用する研修室と資料保管庫があります。 |
鉄 道 展 示 館 |
検修庫建物を利用し、準鉄道記念物ED42形電気機関車の展示・保存します。また、碓氷峠専用機関車EF63形電気機関車の検修作業現場を展示します。機関車整備の雰囲気が楽しめます。 |
EF63形電気機関車 保存運転 |
峠のシェルパといわれたEF63形電気機関車を横・軽間の本線の300m間を定期的に動かして保存します。 |
ロ コ 広 場 |
レールのある鉄道の基地のイメージを残す広場で、人力トロッコ、軌道自転車、人力車、篤籠などや各種催しが開催できる広場です。 |
2フィートゲージ SL列車 |
イギリス製蒸気機関車グリーンブリーズ号(愛称あぷとくん)が、3両の客車(定員64名)を引いて園内を1周(800m)します。国道と平行して走ったり、碓氷峠のめがね橋をイメージした高架橋を走ったりします。SLの乗り心地とともに景色も楽しめます。 |
公園ゾーン | |
保存車両屋外静態展示 |
EF63形の1号機をはじめ、全国で活躍した貴重な電気機関車や客車など21両が散策しながら見られるとともに、車両内部に入れる車両があり休憩に利用出来ます。 |
5インチゲージミニSL |
子供から大人まで、乗れる本格的なコースを設定します。自作のミニSLなどを走らせるレンタルコースとしても利用できます。屋外展示車両や景色を楽しみながら乗っていただけます。 |
ビュウー広場 |
お弁当を広げたり、くつろいだりできる緑地広場です。車両を見たり景色を眺めたりしながら散策できる園路では、ミニSLの踏切などが稼動し列車運行の安全設備や安全運行の理解を深めてもらえるための整備をします。 |
転車台と検修庫 |
機関車(2フィートゲージSLの転車台と検修庫を新設します。 |
財団法人碓氷峠交流記念財団の設立 |
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松井田町 |
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財団法人碓氷峠交流記念財団の設立 (目 的) 財団は、碓氷峠の自然及び文化遺産の保存普及啓発等を行うとともに、 松井田町の公共施設の管理及び運営の委託を受け当該施設の効率的運営を行 い、もって住民福祉の増進と地域振興に寄与することを目的とする。 (事 業) 財団は、その目的を達成するため、次の事業を行う。 (1)碓氷峠の自然及び文化遺産の保存、普及に関する事業 (2)碓氷峠地域の情報発信及び交流に関する事業 (3)松井田町の企共施設の管理及び運営の受託に関する事業 (4)その他財団の目的を達成するために必要な事業 (事務所) 事務所を群馬県碓氷郡松井田町大字横川407番16に置く。 (財産の構成) 財団の財産は、次に掲げるものをもって構成する。 (1)設立当初の財産日録に記載された財産 (2)寄附金品 (3)財産から生じる収入 (4)事業に伴う収入 (5)その他の収入 (役 員) 財団に、次の役員を置く。 (1)理事長 1人 (2)副理事長 1人 (3)常務理事 1人 (4)理 事(理事長、副理事長及び常務理事を含む。)10人以上 16人以内 (5)監 事 2人 理事長は松井田町助役の職にある者をもって充て、副理事長は松井田町教 育長の職にある者をもって充てる。 (評議員) 評議員は、10人以上16人以内を履く。 (事務局) 財団の事務を処理するため、事務局を設置する。 (設立日) 群馬県知事の設立許可があった日とする。 財団の設立初年度は、設立許可のあった日から平成11年3月31日まで とする。事業は、財団の趣旨に賛同される方から会費(個人2,000円)を募 り「友の会」を設立する。 |
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役 員 名 簿 |
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役職名 |
氏 名 |
備 考 |
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理事長 副理事長 常務理事 理 事 理 事 理 事 理 事 理 事 理 事 理 事 理 事 理 事 監 事 監 事 |
土 屋 眞 稲 塚 勇 櫻 井 正 一 櫻 井 賢 重 溝 尾 良 隆 中 村 定 三 山 田 實 稲 村 勝 正 小 川 浩 司 柳 澤 克 巳 塩 谷 芳 夫 白 石 敏 行 佐 藤 修 吾 上 原 収 |
松井田町助役 松井田町教育長 碓氷峠鉄道文化むら開設準備室長 松井田町議会議長 立教大学教授 松井田町観光協会会長 松井田町商工会長 群馬銀行松井田支店長 群馬県信用組合松井田支店長 碓氷安中農業協同組合代表理事専務 松井田町財政課長 松井田町企画課長 松井田町監査委員 松井田町収入役 |
財団法人 碓氷峠交流記念財団設立趣意書 |
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松井田町 |
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財団法人 碓氷峠交流記念財団設立趣意書 |
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1 |
設立の趣旨 古来から、峠は、交流の場であった。 峠をはさんだこつの地域は、峠を越えて出会い、交流を始めた。 特に、碓氷峠は、古代には万葉集にも詠われた道筋であり、近世の江戸時代 の五街道の一つである中山道も碓氷峠を越えていった。 また、明治時代に入ると信越線のアプト式鉄道の列車も峠を越えるようにな った。 そして、21世紀を迎えようとしている今、碓氷峠は更なる新しい出会い 交流の発信基地となる。 碓氷峠を中心とした地域を、様々な人々が出会い、交流する場とするため、 歴史的遺産の保存と修復、鉄道を中心とした碓氷峠をめぐる交流の資料の展 示、新しい出会い、ふれあいをもたらすイベントの開催等を行っていくとと もに、地域おこしのきっかけを創り出していく。 なお、併せて松井田町の公の施設の管理も受託する。 |
2 |
設立申請に至る経緯 碓氷峠を中心として、古くから交流の歴史が築き上げられてきた。 しかし、「碓氷峠越えの鉄道」の廃止により、当該地域は一大転機を迎えて いる。 このままでは、古代から営々と築き上げられてきた碓氷峠を中心とする交 流の歴史が散逸または風化してしまう危機に瀕している。 この機を捉え、碓氷峠を中心に存在する鉄道施設、交通文化等の連携のと れた紹介、地域特有の歴史的事実の収集、地域に居住する国鉄・JRのOB 等の事績発掘等、「交流」の拠点となる公益的法人を設置しようとするものである。 さらに、新たな「交流」、「出会い」のための事業も行うものであり、これ らは広く公益に資するため今回の財団設立申請となったものである。 |
3 |
事業の必要性 (1)碓氷峠の交通・鉄道遺産、文化等の保存、普及に関する事業 地域における文化、施設等を保存、普及するためには、中心となる公益的団体の主導のもと事業展開を図る必要がある。 碓氷峠地域の自然、歴史、伝統、文化等の地域資源を活用し、個性豊か な地域文化の創造、普及を図る。 これにより、住民の地域理解の促進と地域に対する愛着心の高揚も図 る。 (2)碓氷峠地域の情報発信及び交流に関する事業 碓氷峠地域に存在する各種施設、文化、人物等について広く情報発信す る拠点とするとともに、各地域から訪れた人々との交流を深める。 (3)鉄道文化むら管理運営事業 (1)、(2)の事業を展開するのに関連して、松井田町が産設を進めている 公の施設である 「碓氷峠鉄道文化むら」の管理運営を受託する。 平成11年 2月12日 財団法人 碓氷峠交流記念財団 設立者 住 所 碓氷郡松井田町大字新堀245番地 氏 名 松井田町長 内 田 武 夫 |
碓氷峠鉄道文化むら設置及び管理に関する条例(案) |
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松井田町 |
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碓氷峠鉄道文化むら設置及び管理に関する条例(案) |
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(目的及び設置) 第1条 この条例は、鉄道等の歴史資料を保存活用し、町民の文化・余暇活動の向上と観光振興を図るため、地方自治法(昭和22年法律第67号。以下「法」という。)第244条の2第1項の規定に基づき、碓氷峠鉄道文化むら(以下「文化むら」という。)の設置及び管理に関し必要な事項を定めるものとする。 |
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(名称及び位置) 第2条 文化むらの名称及び位置は、次のとおりとする。 名 称 碓氷峠鉄道文化むら 位 置 松井田町大字横川407番16 他 |
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(管理の委託) 第3条 町長は、文化むらの設置の目的を効果的に達成するため必要があると認めるときは、文化むらの管理を公共的団体(以下「管理受託者」という。)に委託することができる。 |
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(利用料金) 第4条 利用者は、入園料及び施設等の利用に係る料金(以下「利用料金」という。)を管理受託者に納付しなければならない。 2 前項の利用者が納付すべき利用料金は、法第244条の2第5項の規定により、別表第1及び別表第2に定める金額の範囲内において管理受託者があらかじめ町長の承認を受けて定めるものとする。 3 管理受託者は、利用料金を公表するとともに文化むらにおいて利用者の見やすい場所に掲示しなければならない。 |
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(利用料金の収受) 第5条 前条第1項の規定により納付された利用料金は、法第244条の2第4項の規定により管理受託者の収入として収受させることができる。 |
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(利用料金の減免) 第6条 町長は、特別な理由があると認めたときは、利用料金を減額し、又は免除することができる。 |
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(入園の制限) 第7条 町長は、次の各号のいずれかに核当する者について、文化むらの入園を拒むことができる。 (1)他人に迷惑を及ぼす物品を携帯している者 (2)施設、附属施設又は体験施設(以下「施設等」という。)を損傷するおそれがあると認めた者 (3)保漢者等の付添いのない幼児 (4)その他管理上支障があると認めた者 2 町長は、災害その他の理由により文化むらの管理運営上必要があると認めたときは、入園を拒み、又は制限することができる。 |
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(行為の制限) 第8条 文化むらにおいて、次に掲げる行為をしようとする者は、町長の許可を受けなければならない。許可を受けた事項を変更しようとするときも、同様とする。 (1)物品の販売、営業を目的とする写真撮影、その他の営業行為をすること。 (2)興業を行うこと。 (3)競技会、展示会、集会その他これらに類する催しのために文化むらの全部又は一部を独占して利用すること。 2 町長は、前項各号に掲げる行為が文化むらの利用に支障を及ぼさないと認めた場合に限り、許可を与えることができる。 3 町長は、第1項の許可に文化むらの管理運営上必要な範囲内で条件を付するこ とができる。 |
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(行為の禁止) 第9条 利用者は、文化むらにおいて次に掲げる行為をしてはならない。 (1)立木を伐採し、又は植物を採取すること。 (2)立入禁止区域に立ち入ること。 (3)指定された場所以外の場所に車両を乗り入れ、又は止めておくこと。 (4)施設等を損傷し、又は汚損すること。 (5)はり紙若しくははり札をし、又は広告物を表示すること。 (6)前各号に掲げるもののほか、文化むらの管理運営上支障を及ぼすおそれのある行為 2 町長は、前項各号に掲げる行為をした者を退園させることができる。 |
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(損害賠償) 第10条 利用者は、文化むらの施設等を損傷し、又は滅失したときは、その損害を賠償しなければならない。ただし、町長がやむを得ない理由があると認めたときは、この限りではない。 2 文化むらの施設等の利用により生じた傷害又はこの条例に基づく処分によって生じた損害については、町は一切その責めを負わない。ただし、施設等の不備又は係員の過失によって生じた傷害又は損害については、この限りではない。 |
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(委 任) 第11条 この条例に定めるもののほか、この条例の施行に関し必要な事項は、規則で定める。 |
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附 則 この条例は、平成11年 4月 1日から施行する。 |
松井田町議会平成10年第4回定例会(1998年12月15日〜18日) 「議会だより 松井田」 第28号(1999年2月1日発行)より |
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松井田町 |
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財産を取得しました |
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ディーゼル機関車両を購入 碓氷峠鉄道文化むら関連事業で、次の財産を購入することが決まりました。 取得財産 2フィートゲージ機関車(ディーゼル車)1両 取得価格 28,350,000円(内消費税1,350,000円) 契約の相手方 北陸重機工業 <賛成多数> −質疑から− 茂木議員 昨年1億3,000万円で蒸気機関車、アプト君と客車三両を購入したのに、 なぜディーゼル車が必要なのか。また、蒸気機関車を購入の際に、なぜディーゼル車のことが 出なかったのか。 鉄道準備室長 県・JR・町で協議し、故障等に備え、バッテリー車を検討したが、ディーゼル車の方が安いので決定した。 金井議員 ディーゼル車の購入については、議会で初めて知るのだが、いつ頃決めたことなのか。また、蒸気機関車に乗るつもりで来た人に、ディーゼル車に乗せるのか。 鉄道準備室長 昨年の七月頃ディーゼル車の購入の方向で決定。また、冬場SLの蒸気が出るまでに二時間、夕方水を抜くのに二時間を要する対応と故障の時に運転したい。 |
広報まついだ 495 1998年9月号 |
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松井田町 |
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生まれ変わる横川A 碓氷峠鉄道文化むら工事始まる |
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昨年9月30日を最後に廃止された信越線碓氷峠の専用機関車の基地であった横川駅構内などの土地およそ4万uを利用し、来年春の開園をめざす「碓氷峠鉄道文化むら」の工事が始まりました。 また、この施設の名前と2フィート機関車の名前および愛称が多数応募いただいたなかから決定しました。 |
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碓氷峠鉄道文化むらの内容 |
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鉄路廃止後の横川・軽井沢間周辺地域の振興、活性化と高崎・横川間の鉄道活性化を図るための「横川駅周辺整備事業」の一つとして整備します。 碓氷峠等の鉄道の歴史を伝える施設と来場者が自ら楽しく体験することができる「鉄道の広場」づくりをめざしています。 |
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名前の募集の結果 この施設の愛称と2フィート機関車の愛称を募集したところ、5月末日までに町内や群馬県内をはじめ北は宮城県西は京都府などから、たくさんの方々に応募していただきました。 施設の名称には164種類。機関車の愛称は138種類の応募がありました。 応募された名称の中から @仮称名を「横川鉄道文化むら」としていた施設名 A園内を一周するイギリス製の2フィートゲージ蒸気機関車名 Bその機関車の愛称(ニックネーム) について、「名称等選定委員会」で選考していただき、決定しました。 |
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施設などの名前 @仮称名を「横川鉄道文化むら」としていた施設名は、 「碓氷峠鉄道文化むら」 A園内を一周するイギリス製の2フィートゲージ蒸気機関車名は、 「グリーンブリーズ」 (和訳=緑のそよ風) と名づけられました。 イギリスから輸入する機関車で車体の色が「ブリティシュグリーン」であること。 この地域のきれいな空気であり、緑豊かな碓氷峠からのさわやかな風の中、高架橋の上を走る機関車からイメージしました。 Bその機関車の愛称(ニックネーム)は、 「あぷとくん」 碓氷峠の鉄道の原点はアプト式鉄道であり、その歴史を伝える一つとして名付けました。アプト式機関車でないので「ひらがな書き」とし、親しみやすく「くん」を付けました。 |
碓氷峠鉄道文化むらの施設案内 ●イメージ図 |
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@鉄道車両の屋外展示(静態保存) 碓氷峠などで活躍していた電気機関車、ディーゼル機関車や気動車および客車などの歴史的な車両を展示します。 運転席では運転気分を楽しめるかも・・・。 EF63形機関車1号機や関門トンネル専用機関車EF30形機関車、北海道で活躍していた大型ロータリー式除雪用ディーゼル機関車DD53形1号機などがあります。 |
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A鉄道資料館(JR運転区建物を改装する) 碓氷峠の鉄道ジオラマや鉄道写真、模型、鉄道資料の展示を見ることができます。 またビデオ放映による疑似運転体験、パソコン体験や仮眠ベッドの起床体験などを楽しむコーナーもあります。 |
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B鉄道展示館(JR検修庫を利用する) 碓氷峠の専用機関車であったED42形・EF63形電気機関車を保存します。 アプト式の仕組やEF63形機関車の構造の一部を見ることができます。 また、鉄道機材の展示や検修庫の内部を見ることもできます。 |
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C2フィート(610ミリ)ゲージ列車の運行 園内を一周(約800m)する列車(客車3両で定員68人)に乗ることができます。この列車はイギリス製で本物の蒸気機関車です。 |
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Dミニ機関車の運行(5インチゲージ) ミニ蒸気機関車が客車を引いて走ります。客車にはまたがって乗ります。 また、このコースで自作の機関車を走らせることもできます。 |
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Eロコ広場(イベント広場) 人力トロッコ、人力車、駕篭などで楽しんだり、休憩することができます。 |
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Fビュウ広場(芝生広場) お弁当をひろげたり、遊んだり絵を描いたり休息したりできる眺めの良い広場。 近くから遠くまでの景色を楽しめます。 |
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JEF63形機関車の保存運転 碓氷峠の専用機関車のEF63形機関車を動かしながら保存します。動かす距離は約200mです。 ★車両や資料を展示し、それを見るだけの施設ではなく「自ら体験し、楽しむことができる」施設づくりを心がけています。 |
ボランティア募集 |
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あなたのお力を貸してください 鉄道文化むらを管理運営していくのにあなたの知識、能力、技術などを貸してくださいませんか。 具体的には、事務補助、除草作業、樹木剪定、車両保存、お客様案内、乗車案内などさまざまです。登録していただき、あなたのあいた時間に「鉄道文化むら」で今までの経験や技術を生かして手助けしていただきます。(若干の賃金をお支払いします。) 運営のお手伝いとともに、あなたの生きがいを見つけてください。 応募できる人は、町内在住の健康な人ならどなたでも。希望者は横川鉄道文化むら開設準備室まで住所、氏名、年齢を明記し、ハガキか電話で申し込んでください。 |
開設準備室からのおねがい |
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展示資料などを提供してください 鉄道資料館等に展示する、鉄道に関する各種資料の提供または貸与をお願いします。 鉄道に関する書籍、図面、鉄道用品、機材、鉄道員の制服制帽、写真、鉄道グッズなどをお持ちの方で寄贈またはお貸しいただける方は、ご連絡ください。 碓氷峠の鉄道に限りませんので、乗車券、時刻表、鉄道パンフレットなどやミニチュアなども、ぜひ提供してください。 |
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申込みおよび問い合わせ先 横川鉄道文化むら開設準備室 рR93−1111(内線214) |