掲載: 2006.01.26


冬の碓氷峠の様子です。
冬期、碓氷峠を訪れる観光客が減ってしまいます。しかし、冬の碓氷峠にも格別の魅力があります。その一つは落葉により峠の地形がよくわかること、もう一つは同じく落葉によりアプト式旧線遺構が旧道からよく見えることです。他にも、「峠の湯」や霧積温泉、暖かい「釜めし」、冷えた体を優しく癒す「力餅」・・・。首都圏より手頃な距離にありながらも日常を忘れさせてくれ、偉大な近代史を体感できる空間、それが碓氷峠です。

撮影日:2006.01.14-01.15



「シェルパくん」と運転体験中のEF63。
「シェルパくん」は2月末まで冬期運休です。2006年の運転開始は3月4日(土)を予定しています。
※「シェルパくん」の運行日は公式ホームページでご確認ください。
※2005年末に故障した「シェルパくん」モーターカーは修理済です。



1月14日早朝の様子。
2005年12月26日、横川駅旧4番線に留置されていたEF63の2両(EF6311とEF6312)ならびに189系電車2両(クハ189-5、モハ189-5)が、碓氷峠鉄道文化むら内の動態保存EF63留置線付近に移動しました。
※これら車両の周囲には近づけません。当然、車両内部の見学もできません。修復整備が完了し展示方法が確定するまでの間、お待ちください。


同上。EF63形11号機。


同上。1エンド側前面貫通扉に注目。窃盗被害の傷が残っています。
今回移動した車両については、今後、修復整備が行われる予定です。


同上。EF63形12号機。


同上。



1月15日早朝。前日は午後から雨でしたが、凛とした感じの晴天になりました。


横川駅旧4番線から園内へ移動した車両群と、運転体験中のEF63形24号機。


同上。


運転体験中の24号機。


同上。


同上。


同上。


同上。


同上。


同上。


運転体験「非番」の25号機(手前)と修復整備を待つ11号機(奥)。


同上。25号機隣のモーターカー「DB202(TMC200C)」の奥には12号機。


屋外展示スペースの様子。
EF62形1号機。


同上。EF63形1号機。


鉄道展示館内、ED42形1号機。
前日行われたファンクラブボランティアの洗浄作業により台車周りが輝きを取り戻しました。
※ファンクラブでは毎月一回、展示車両などの洗浄・清掃作業を行っています。公式ホームページをご覧の上、是非ご参加ください。


同上、EF62形54号機。


園内通覧列車「ポッポさん」。
鉄道資料館前を出発し園内を一周します。


SL「あぷとくん」。


「あぷとくん」と5インチミニSL。



「くつろぎの郷」より見た早朝の碓氷峠


同上。「峠の湯」駅付近。
奥に延びるのは下り本線、今も軽井沢駅までつながっています。(上り本線のレールも矢ケ崎−軽井沢駅間を除き全区間保存されています)


下り本線、丸山方面を見る。
約65パーミルの登り勾配です。
雉?が横断中。


国道18号線から旧道へ分岐する高架橋は架け替え工事中です。
※高崎方面から旧道へ行く際はお気をつけください。国道18号バイパスから迂回路があります。


「招魂碑」。
屋根がつきました。


「アプトの道」、1号トンネル。


同上、第3橋梁。奥には新線橋梁が見えます。


同上。


同上。



1月15日午後の軽井沢。
(旧)軽井沢駅舎記念館。



同上。


同上。10000形(EC40形)。
埃、褪色が目立ち出しています。


同上。EF63形2号機。
見ての通り、少々残念な姿です。


同上。
軽井沢の厳しい天候を考えれば、屋根無しの雨ざらし展示というのは無理があったと言うしかありません・・・。
雨ざらし>腐食>再塗装という悪循環を半永久的に続けていくことが得策なのかどうか。腐食過程では訪問客減すなわち収入減や、悪戯などによる荒廃の惧れもあるわけで・・・。


同上。モーターカーTMC200C(製造番号901)。


同上。草軽電鉄デキ13。


「碓日嶺鉄道碑」レプリカ。
(旧)軽井沢駅舎記念館の隣にあります。
説明板等が一切ないのが残念。オリジナルは当然のこと、レプリカも由緒あるものなのですが・・・。

※業務の妨げとなりますので、展示車両等に関する碓氷峠鉄道文化むら等関係機関へのお問合せ(メールや電話など)はご遠慮ください。
※碓氷峠club667へ、横川駅に留置されていた車両群移動の件ならびに車両保存に関して複数のお問合せメールをいただいておりますが、回答いたしかねますのでご理解ください。

※碓氷線、アプト式旧線跡ともに、「アプトの道」として公開されている区間以外は、松井田町より立入禁止が明示されています。特にトンネル内、橋梁上は危険ですので絶対に立ち入らないでください。熊ノ平信号場構内も立入禁止です。立入禁止措置の目的は、事故防止ならびに盗難悪戯防止もありますが、将来の鉄路復活に備えた現状保存の意味合いもあります。ご理解ください。
※不法侵入者、不審者をみかけたら松井田町もしくは碓氷峠鉄道文化むらまでご通報ください。
※ネットや、いわゆる廃墟写真集の類で立入禁止区域の画像を掲載しているところがありますが、ごく一部を除き、不法侵入によるものです。サイト管理者ならびに撮影者が不法侵入・違法撮影であることを自覚している旨明記している驚きべきものも少なくありません。明らかに表現の自由の履き違えであり、下劣極まりない覗き見趣味と自己顕示欲の発露にすぎない野蛮行為です。こういう連中の不法侵入ならびに画像公開など、絶対に真似しないでください。


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