7月8日の軽井沢の様子
撮影:1999.7.8
情報追加:1999.7.21

7月8日の軽井沢の様子です。
軽井沢駅バス停留所脇の引き込み線に留置されていたEF63形電気機関車の2号機が旧1番線上に6月26日に移動されました。
なお、旧信越本線は、矢ケ崎変電所付近から、しなの鉄道の折り返し線終端部にかけて架線が上下線ともに撤去されています。また、上り線は、同個所の線路も撤去されいます。


※2号機がある旧1番線は現在立入禁止となっており見学できません。
※旧1番線ホームおよび駅構内の写真は、しなの鉄道の許可を得て撮影しています。


1997年9月30日の横川・軽井沢間廃止の日から約1年9ヶ月間、2号機は軽井沢駅構内で留置されていました。写真の左側の線路で盗難防止の柵に囲まれた姿で、正式に展示されるのを待っていました。
2号機移動後、線路配置の変更工事が行われています。


 
移動され、旧1番線に留置されたEF63 2号機。

テールランプ周りの塗装が剥げ落ちてしまい、車体の腐食が心配です。
なお、移動に際して、下回りを再塗装しています。

1999.7.21情報追加
車体上回りの塗装が開始されました。
 
盗難防止、侵入防止のため、貫通扉には南京錠と鎖でロックが掛けられています。
旧丸山変電所ならびに文化むらの展示物のような窃盗破壊事件が再発しないよう、応援団としてもささやかながら声を上げ続けたいと思います。


 
復元工事中の旧軽井沢駅舎をバックに留置されているEF63 2号機。
旧軽井沢駅舎が「資料館」としてオープンした時には、この位置で2号機は保存展示される予定です。






EF63 2号機の移動、旧1番線留置に伴い、旧1番線の前後、旧2番線(写真手前のまくらぎがある場所)の線路が撤去されました。
これにより、しなの鉄道のホーム番号が変更されていました。




しなの鉄道新1番線に入線してきたJR色のままの115系電車。

往時に見られた風景をちょっぴり連想させてくれるツーショットです。

   
旧1番線の先方、旧2番線の線路が撤去されていることがわかります。

旧1番線は、架線も撤去されています。

   
進捗著しい旧軽井沢駅舎復元工事。

工事完成時には、旧1番線に留置中のEF63 2号機を正式に展示、旧駅舎は、「資料館」として一般公開されます。
周囲には、隔壁が作られ、駅施設とは区別されます。

2000年春のオープン予定です。
 
軽井沢駅横で保存展示されているEC40形(10000形)の様子です。

展示場スペースが資材置き場に使われています。車体の退色と一部破損、いたずら書きなども目立ちます。
「資料館」オープンに合わせて、鉄道記念物として相応しい姿で展示されることを希望します。


現在の軽井沢駅

現駅舎の長野寄りに隣接して旧駅舎が復元されます。




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