「あぷとくん」運転の様子
撮影:1999.10.31

碓氷峠は、紅葉のシーズンを迎え1年でも一番美しい季節です。
紅葉の碓氷峠の麓で今日もがんばる2フィートSL、グリーンブリーズ「あぷとくん」の運転光景をお伝えします。

※文化むらの許可を得て添乗取材させていただきました。


車庫で、水と石炭を補給します。
脚立をSL「あぷとくん」の横にたてかけ・・・・・。


 

かごに入れた石炭をかかえて脚立をよじ登り、石炭を補給します。


 
 

本日最終便の運転手は土屋幸正機関士です。
「出発進行!」今日は反時計回り方向、左周りです。
発車直後、右手でクルマのアクセル代わりの加減弁ハンドルで蒸気をシリンダーに送ります。


 
これは逆転器。前後方向を切り替え、駆動力を伝えます。
(逆転器はクルマの変速ギアの役目を果たします。)




こちらはブレーキです。




ただいま、時速8キロで走行中。


 

 
EF63保存運転線側の登り坂にさしかかります。
加減弁ハンドルを調整し、シリンダに送る蒸気の量を増やします。


 

 
周回線を1周し、もうすぐ駅に戻ります。
蒸気の供給を止めます。
スチームが漏れています。


 

ホーム進入手前、ブレーキをかけます。
もうすぐ停車。


 
 
蒸気供給量を微調整します。
ブレーキを全部かけ、停車。
前進してしまわないように、逆転器を
ニュートラル(中立)位置にします。


 
 
本日はこれがSL最終便。
SL「あぷとくん」は車庫に戻ります。




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