縁切榎

えんきりえのき

いつの頃からか、この木の下を嫁入り・婿入りの行列が通ると 必ず不縁になる、幹の皮を削り相手に飲ませると離婚がかなう、 などという信仰が生まれた。
そのため、徳川家に降嫁した五十宮、楽宮の行列はここを避けて通り、 和宮のときは榎に菰を被せた。

現在の榎は三代目で、元は道の向かい側にあったという。

(1999.5.26)


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