御堂坂庚申塔

みとさか こうしんとう

文化元年の庚申塔、宝暦十三年三月に宿内の馬方が建てた馬頭観音が御堂坂の途中南側にある。
文政十一(1828)年八月、ここで牧西村の無宿勇吉が、 仲間の無宿人が唐丸籠に入れられ佐渡に水替人足として送られるのを、 ここに待ち伏せて破って助けだした。 しかし結局は逃げ切れず越後の新井宿で捕まり、 御堂坂の下で磔になった。

(98.2.21)


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