本陣客殿は寛政十二(1800)年に再建されたもので、間口5間奥行11間の切妻造り、桟瓦葺で 屋根の前後にシャチホコを掲げている。 イチイの木を使った京風上段の間のほか、広間、小姓部屋、湯殿、雪隠など客室部の原形がほぼ完全に残されている。
(2001.08.16)