寝物語の里

ねものがたりのさと

長久寺集落は寝物語の里ともいう。 近江、美濃の国境で、一尺五寸の小溝を隔てて近江側に「かめや」美濃側に「両国屋」という旅籠が建ち、 両国の家同士で寝ながら壁越しに話ができた故という。
また、静御前が義経を追って来て近江側に泊まったところ、 隣の美濃側の家から義経の家来江田源造広綱の声が聞こえて再会した、という話もある。 これは常盤御前と義朝の家臣江田源蔵行義との寝物語とする伝承もある。
国境。小溝が今もある。

国境の西約10mにある新しい記念碑。寝物語の里の由来が書かれている。

さらに西にある看板。

(1998.5.10)


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