スワローズデータ分析

ここでは、スワローズの選手成績について気になった点をデータをあげて分析していきます。


川崎投手登板時の得点(6/6)

昨年最多勝ながら今年は負けが先行している川崎投手。しかし、完投数・投球回数は チームトップで、打撃陣の援護がない中毎試合我慢強い投球をしているのが分かります。 川崎投手登板時の打撃陣の得点をまとめました。勝敗の太字は川崎投手についたものです。
日付対戦投球回完投勝敗スコア降板時のスコア
4/7巨人8 5-33-2
4/14中日6 6-115-4
4/21中日6 6-53-5
4/29巨人6 1/3 4-23-2
5/7巨人83-52-5
5/15広島7 2-52-3
5/22中日8 2/32-32-3
5/29中日91-01-0
6/4阪神91-31-3

この一ヶ月間は川崎投手の登板する試合には三点以下の得点しかあげられていません。


青柳選手の代打成績(5/8)

ここまで代打の切り札として大活躍。青柳選手の全成績。
日付対戦投手スコア状況結果打点
4/13中日山本昌90-6無死2塁左2
4/14中日岩瀬96-112死左安
4/17阪神弓長82-12死1,3塁三安
4/28巨人入来智76-92死満塁中安
5/3広島菊地原87-61死1塁捕邪
5/5広島菊地原813-32死遊ゴ
5/8巨人柏田83-11死3塁左本

ここまで7打数 5安打 打率.714 6打点 得点圏打率10割

4/13の試合スコアの青柳選手の打点が間違っていました。


ペタジーニ選手の出塁率(5/4)

久々の大砲として期待されたペタジーニ選手。大砲ぶりは発揮していますが絶好調のオープン戦に比べて打率が上がらず、最近では4番をはずせという声も聞かれます。
しかし、打率は低くてもペタジーニ選手は抜群の出塁率を誇ります。

打率試合数打席数打数安打二塁打三塁打本塁打塁打数打点四死球犠打犠飛盗塁勝利打点出塁率長打率失策
池山.23924100922220745860211.280.4890
土橋.2502085721830021494002.333.2922
宮本.2582496892320025052000.298.2813
ペタジーニ.22924104831920105116210002.385.6140
スミス.307249988272085318101022.378.6020
古田.257241081012610233770030.306.3271
真中.24223100912270029862110.286.3192
高橋智.31023918426218541961002.356.6430

5/4時点でのスワローズの主力選手の成績を比較すると、ペタジーニ選手は打率は最低ですが、出塁率は最高です。何といっても四死球21というように選球眼のよさが目立ちます。
現状のスワローズの打線を考えると、5番〜7番に長距離打者がならんでいるので、四球を選びチャンスメーカーともなれるペタジーニ選手をその前に置くというのは、得点のチャンスが増えるいい打順の組み方だと思います。


中抑え山本投手の投手成績(5/4)

苦しい中継ぎ陣の中で大活躍の山本投手。投手成績をまとめました。

月日対戦登板順登板回勝敗投球回打者被安打被本塁打三振四死球暴投ボーク失点自責点
4/3横浜39.0 2710100000
4/4横浜37.0 1410000000
4/11広島25.0 1510110000
4/15中日25.0 2820300000
4/17阪神27.02810210000
4/20中日28.0 41420200000
4/21中日38.0 1300100000
4/28読売57.02710100000
4/29読売27.1 1 2/3500210000
5/3広島26.1 2 2/31210220011

5月3日の試合で初めて自責点がついてしまいましたが、ここまで10試合で防御率0.47はすばらしい成績だと思います。最近では回の途中の走者のいる場面での登場も続いています。
ただ、心配なのが4/20に4イニングを投げるなど投球回数の多さです。このままのペースで投げると投球回数が100回を超えてしまいます。現在の他の中継ぎ陣を考えると仕方がないのですが、本人も無理に開幕に間に合わせたと言っているように、怪我が心配になってきます。早く他の中継ぎ陣を整備して、山本投手の負担を減らしていって欲しいです。


宮出投手の登板状況別成績(5/1)

残念ながら腰をいためて二軍落ちしてしまった宮出投手。これまでは先発、中継ぎとフル回転していました。投球成績をまとめます。

月日対戦先発勝敗投球回打者被安打被本塁打三振四死球暴投ボーク失点自責点
4/3横浜1410000000
4/4横浜 2600100000
4/11広島42161631077
4/18阪神31550610133
4/25阪神 1410100000
4/28読売 2600200000

これを見ると、先発では結果を残せず二試合とも負け投手になっていますが、中継ぎでは6イニングを投げ、被安打2、四死球0でまだ一点もとられていません。
宮出投手には先発として育って欲しいという気持ちもありますが、現在のスワローズの右の中継ぎ陣の防御率は廣田9.00、河端15.43、五十嵐14.54と軒並み9点を超えていて、山本一人に負担がかかる状態となっています。 私は、宮出投手の復帰後は右の中抑えという立場で使って、山本投手の負担を減らしていって欲しいと思います。


高橋智選手の成績 開幕直後とその後(4/23)

開幕直後は絶好調だった高橋智選手。最近ではセ・リーグの投手に研究されたのか、ちょっと調子が落ちているようです。開幕直後10日間とその後10日間の成績を比べてみました。

4/2〜4/11
月日対戦打席打数安打打点二塁打三塁打本塁打四死球犠打犠飛盗塁勝打失策三振
4/2横浜32121001000100
4/3横浜65310011000002
4/4横浜44230110000001
4/7読売44230020000101
4/9広島44410010000000
4/11広島54100001000002
23打数 13安打 10打点 4本塁打 打率.565

4/12〜4/21
月日対戦打席打数安打打点二塁打三塁打本塁打四死球犠打犠飛盗塁勝打失策三振
4/13中日33000000000000
4/14中日44100000000000
4/15中日33200000000001
4/16阪神32000000100000
4/17阪神33000000000001
4/18阪神43000001000003
4/20中日53100002000000
4/21中日44000000000003
25打数 4安打 0打点 0本塁打 打率.160

これに比例するようにチームも11日までは4勝2敗、その後は3勝5敗と負けが込んでいます。 常に調子のいいままというのは無理かもしれませんが、このままずるずると打率を下げるようなら、 右投手の時にはこれまであまり出番のない副島選手を起用した方がいいかもしれません。


加藤投手の投球成績(4/21)

オープン戦では7試合で被安打4無失点と好調だった加藤投手。公式戦では調子が出ず、今日(4/22)も打たれてしまいました。
ここまで4試合で2敗してしまっている中日戦について詳しく結果をまとめました。*印が左打者です。

4/14 7回無死(敗)
*福留*関川ゴメス*立浪山崎*井上
安打3塁打犠飛二塁打安打四球

4/15 8回無死
*福留*関川ゴメス
凡打凡打凡打

4/20 12回1死満塁
*久慈*関川ゴメス
安打凡打内野安打三振

4/22 8回無死(敗)
山崎*井上鈴木神野*福留*関川
安打凡打四球安打四球凡打凡打

最初の登板では対左右関係なく打たれてしまいましたが、その後は福留、関川といった左打者はほぼ抑えています。加藤投手はいままで左のワンポイントとして活躍してきた投手なので、いくら投手事情が厳しいとはいえ、いきなり李や山崎の場面で登板させるのは納得行きません。この回を抑えて欲しい、というのではなく、去年までのようにこの打者までを抑えて欲しい、という状況で登板させるのがいいと思います。これから一ヶ月は中日戦がないので、それまでに加藤投手にも調子を取り戻して欲しいものです。


絶好調高橋智選手の成績(4/7)

移籍していきなり主砲として大活躍。高橋智選手の4/7までの全成績
打点の欄の赤字は勝利打点です。

日付対戦投手スコア状況結果打点
4/2横浜三浦21-01死1塁右飛
51-11死四球
71-11死2,3塁左2
4/3横浜斎藤隆20-01死1塁四球
41-32死三振
72-3無死中本
島田93-3無死左安
福盛113-3無死左安
矢野124-31死1,2塁三振
4/4横浜戸叶20-0無死1塁三振
42-0無死捕邪
62-01死2塁右3
島田84-11死1塁左本
4/7巨人入来祐21-02死三ゴ
41-12死1塁三振
72-21死左本
西山93-32死1塁右本

ここまで通算:15打数 8安打 打率.533 打点9 本塁打4 勝利打点2


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