【2016年シルバーウィーク四国一周岬めぐり旅】
【2016年シルバーウィーク四国一周岬めぐり旅】



《9月22日(木・祝)》
まずは始発新幹線で岡山まで。
岡山で快速マリンライナーに乗り換え。



瀬戸大橋を渡って、高松駅に到着。けっこう本降り。瀬戸内気候で雨少ない所のはずなのに。







ちなみに、今回使ったのはこの「四国たびきっぷ」



名古屋からだと28,800円で、名古屋〜岡山の往復のぞみ指定席と、岡山から先のJR四国・土佐くろしお鉄道・阿佐海岸鉄道の特急自由席以下が5日間乗り放題。
なんせ特急に乗れるというのが大きい。っていうか、特急乗れなきゃ四国なんてほとんど鉄道移動できない。
というわけで、駅構内の立ち食いうどん屋で冷たいかけうどんを食らってから特急うずしおで徳島まで。



2両目は指定席のアンパンマンカーだった。





私は3両目の自由席車で駅弁を食らう。





徳島到着。



さあここからが問題。JR四国の普通列車にはトイレがないと聞いており、更にこの先乗り換え時間は短い上に仕舞いにはバス移動が控えているとトイレ確保に苦労すると思っていたが・・・
なんとトイレ付きの車両だった!っていうかこの先、阿佐海岸鉄道としまんトロッコ号以外は全て普通ワンマン車両でもトイレ付きで、トイレに困ることはほぼ無かった。
な〜んだ、JR東海の静岡支社区間よりも四国の方がよっぽど進んでんじゃん。
というわけで、牟岐線で海部まで快適に移動。阿南でトイレダッシュとかしなくて済んでよかった。
海部で阿佐海岸鉄道に乗り換えて、2駅で終点かつ高知県最東端の甲浦駅に到着。







ここから室戸岬経由安芸行きのバスに乗車。目的地は室戸岬。



こうね、岬に向かうバスに乗ってるとね。この歌を思い出さずにはいられないわけでね。



そうこうしてるうちに室戸岬に到着したので下車。次のバスまで1時間半程度あるので、その間散策。







室戸岬は水際まで行ける。ただし、近づきすぎると波をかぶる。
浜は黒くて平べったいこいし小石で形成されており、砂浜は皆無。





室戸岬灯台はというと、山の陰になって全く見えず。灯台まで行こうとすると、山の裏側からクネクネ道を2.5kmくらい登って行かなきゃならないので断念。



ちょっと周りを歩くと、弘法大師が眼病を治したという目洗池というのがあった。この水で目を洗うのはちょっと・・・





海岸を離れ道路を渡り展望台に移動する。展望台の麓にはぬこ数匹。



展望台は風が気持ちよかった。まあ台風時には風速50m/sとか記録する所だし。







バスで再び安芸方面へ。奈半利駅で下車し、土佐くろしお鉄道ごめんなはり線に乗り換え。



安芸駅で高知行き快速に乗り換え、高知駅へ。







高知で特急あしずりに乗り換え。乗り換え時間を利用して晩飯を仕入れようとしたが、駅弁は完売済みだったので仕方なくセブンイレブンの弁当で妥協する。
中村で土佐くろしお鉄道宿毛線宿毛行き普通に乗り換え、宿毛駅到着。これで高知県の最東端と最西端の駅を一日で走破。
確かにデッドエンドの延長線上にエレベーターがある。オーバーランすれば突っ込むわけだ。







来た車両に乗って、中村に戻る。待合室の内装が木で良い感じ。



この日の旅はここまで。ホテルにチェックインしてバタンキュー(死語)
しかし一日で名古屋から列車とバスのみで高知県の西端まで行けるもんだな。

《9月23日(金)》
ホテルで朝食、チェックアウトして中村駅前のトヨタレンタカーで車を借りる。



目指すは四国最南端、足摺岬。さすがにバスだと列車との接続悪すぎるので。
道はかなり良い方。特に土佐清水市の市街地抜けてから岬まではよく整備されてる。むしろ四万十川沿いの堤防道路の方が中央線無いしよほど気を遣う。
出発から1時間で到着。既に岬最寄りの駐車場は満車近かった。







しばらく歩くと、灯台が見える場所まで。どうやら灯台までも行けそう。で、行ってみた。













来た道を戻り、展望台に登る。さすがに良い眺め。





で、東に見える天狗の鼻とやらまで300mとのこと。ホントか?とてもそんな距離に見えんが。でも騙されたと思って行ってみる。
途中、足を踏み入れるごとにそこらにいるフナムシが全速力で逃げていく。ほどなくして到着。手前で道が2つに分かれてるけど、海沿いの道は足を踏み外したら死ぬので気を付けよう。







足摺岬をあとにし、少し時間があったので寄り道することに。
向かった先は竜串の足摺海底館。駐車場から向かう途中は奇岩のオンパレード。





歩くこと500m、やっと見えた。







この施設、海底まで延びていて、窓から海中を覗けるというのが売り。
先日の台風16号のせいでやや海水が濁っているが、そのぶん魚が窓に警戒せずに近づいてくるとのこと。
入場料を払い、さっそく階段を降りていく。上りと下りの階段が別々になっている二重螺旋構造。





さっそく窓から海中を覗いてみる。











なんか日本の海じゃない。熱帯魚しかいねえ。サンゴもあるし。さすが南国土佐、天然水族館みたいなもんだ。
中村駅に戻り、レンタカーを返して窪川駅に向かう特急を待つ。朝食べ過ぎたので、昼飯は売店で売ってたタコ焼き。あと、道中小腹空いたときのためのおにぎり弁当を購入。
待合室で食べていたら、妙なポスターを見掛けた。



知らなかった、四万十市ってそんな危険な都市だったんだ(違)。おい、早くBIMくれよ。
時間が来たので高知行きの特急あしずりに乗って窪川で下車。目的はコレだ。









マジでこの列車の指定席取れてよかった。トロッコ列車に乗りたいというのもあったけど、ダイヤ的にこれに乗れないと旅程が大きく狂うところだった。
ちなみにこの車両にはトイレが無く、停車駅も少なければ停車時間も非常に短いので事前トイレは必須。
早速乗り込み、窪川駅を出発して一路宇和島まで。





普通内陸部の方に向かうにつれ川を遡っていくんだけど、並行する四万十川は同じ方向に流れていく。つまり下っていくので妙な感じ。
列車は山裾を進み、トンネルを突き抜け、鉄橋を渡って四万十川の右岸と左岸を行ったり来たりしながら進む。





やがて四万十川名物、沈下橋が見えてきた。沈下橋に至る道路からしてノーガードで怖いんですが。











そしてある意味予土線で一番有名な駅を通過する。









列車は江川崎駅に到着。ここからはトロッコ列車から牽引車のキハへ移動。理由?ここから先は元が軽便鉄道のため線形が悪く、トロッコ車両は非常に乗り心地が悪いであろうから。実際キハの車内から見てたら恐ろしく揺れてた。
四万十川はここで愛媛からの広見川と合流して中村に向かう。ずっと四万十川本流を下ってきた予土線は、ここから支流を遡上することになる。





いくつか見掛けた沈下橋だけど、無事なものばかりではなく。



見事に落橋してる。2005年の台風で壊れ、新しい橋を架けたこともあり放置状態だとか。
そして近永駅が近づいてくる。ここに来て初めての列車交換。そして行き違う列車はなんと!



JR四国の誇る0系新幹線鉄道ホビートレイン。くそう、シャッタータイミング逃した。
でも車掌が「停車時間短いから外出るな」というので、撮り鉄みたいに迷惑を掛けるわけにもいかぬ。なんとか車内から撮影を試みる。







さあもう一度。



人の願いの力ってすごいな。
乗車から2時間半、ようやく宇和島に到着。



やはり愛媛に来たらこれを飲まないわけにはいけない。



特急宇和海で松山まで。出発直後に、宇和海に沈みゆく夕陽が見られた。



1時間半後、松山に到着。



伊予鉄道市内線でホテルに向かう。車両の内装が木製で良い感じ。まるで豊橋市電のようだ。







ホテルでは夕食も付いた宿泊プランを選んでいたので、チェックインしてすぐ晩飯。
屋上に道後温泉から引き湯してる露天風呂があって非常に心地よかったが・・・なんか屋上に一軒家みたいの建ってんですけど?露天風呂の洗い場に面して普通に玄関みたいのあるんですけど?
長逗留客用の部屋だろうか?しかし露天風呂の洗い場を経由しないとどこにも行けないというのも・・・?

《9月24日(土)》
起床5時。道後温泉本館が朝6時に開くのと同時に入湯してやろうという目当て。
当然こんな早朝に路面電車とか動いてるわけ無いので徒歩で向かう。なーに、ホテルから2kmちょい、30分程度だ。
・・・やっぱりしんどい。暑い。ヘイ、タクシー!<ダメ人間
流しのタクシーを捕まえて、2メーターで到着。



とりあえず並ぶ。タクシーを使ったおかげで券売所列の先頭。こうなったら入る風呂は霊の湯3階個室しかあるまい。





難なく券を購入し、入場列に並び直す。



6時開場、やや遅れて上方より開場を知らせる太鼓の音が鳴り響く。
さっそく個室に案内される。うーんVIP感。和室床の間付4畳半。テーブルに座布団に扇風機もあり。









浴衣に着替えて浴室へ。私でも着れる大きな浴衣で良かった。外国人とかも来るだろうしね。
風呂を浴びた後は部屋で涼む。坊ちゃん団子とお茶が付いてくる。お茶はお代わりし放題。っていうか、3杯目からは急須が出てきてセルフサービス。



人心地付いたところで、着替えて部屋を後にする。案内されたのは夏目漱石由来の坊ちゃんの間。







更にその後、天皇や皇族が利用した又新殿などを見学。当然ながら撮影禁止。
内装は金箔貼りとか豪華そのもので、専用の玄関があったり、部屋の横には武者隠し(!)があったり、三種の神器を模した剣・勾玉・鏡の調度品があったりとか。
でも、せっかく来訪されても時間の都合でほとんど烏の行水状態だったとか。
帰りがけにフルーツ牛乳を腰だめで飲み、お土産に浴用タオル(みかん石鹸付・220円)を購入。







ホテルに戻るために道後温泉駅に向かう。









ホテルで朝飯を食って、荷物をまとめてチェックアウト。
市内線に乗って松山駅前のレンタカーに向かう前に、松山名物一六タルト購入のために直売店に寄る。
2本買ったらサイコロくじ引かせてもらえて、出た目が一六の半。一六なのか合計が7なのか判らないけど大当たりだったらしく、バラの一六タルト2個とクリアファイル貰えた。





昔の一六タルトは、もっとカステラ部分が固くて周りにグラニュー糖がまぶしてなかったか?そっちの方が好きだったなあ。
いざレンタカーで出発。目指すは四国の最西端、佐田岬!
まずは松山インターを目指すが・・・松山人の運転、怖!
「伊予の早曲がり」とはよく言われるが、むしろ道路に面した駐車場や脇道から強引に割り込んでくるのが恐怖だった。「お前、こっちかスピード緩めてなきゃぶつかってるぞ」というタイミングでも突っ込んでくる。
インターから松山道へ。ほとんどが片側1車線のため、前に遅い車≒軽自動車がいると、すぐに詰まる。僅かな2車線区間を使って千切る。
大洲インターで下り、八幡浜の市街地を抜けて佐田岬半島の背骨、佐田岬メロディーラインへ。
路面の特殊舗装で、通過時に曲が聞こえるというのがウリのようだけど、帰り方向の1箇所しかなかったぞ。しかも前の車に追いついて減速中だったのでメロディーのテンポが歪んで何の曲か判らなかった。
そう、ここでも軽自動車は敵。白いサンバー(軽トラ)だったりするともう最悪。走るパイロンは道を譲れ!
出発から1時間半ちょいで道の駅伊方きらら館に到着。昼食を補給するつもりだったけど、パンや弁当みたいなのは売っておらず、じゃこカツで小腹を満たす。





そして伊方といえばやっぱりコレだね!



ちなみに反対側の景色はこう。さすが日本一細長い半島。どっちを見ても海。もし原発事故が発生したら、ここから先に住んでる人は逃げ場無いね。





リスタートし、半島の先っぽを目指す。道はそこそこいいけど、交差点での案内がやや判りにくい。どっち行っても行けるんだけどね。集落の中を通るかどうかの違いだけで。ただ、バイパス道の方が交通量多いため、むしろ集落の中を通る道の方が対向車や遅い先行車が少なく走りやすいっちゃあ走りやすいかも。
ただ、それも先っぽから1〜2kmの地点まで。そこから半島先端の駐車場までは、掛け値無しに険道。
その狭く曲がりくねった険道を抜けると、不意に視界が開けて道路終点の駐車場に到着。



・・・まだ先に地形がありますね。行くしかないじゃないですか。



というわけで、ここからは歩行(カチ)です。



しまった、やっぱり荷物になってもストック持ってくればよかった。下りはともかく帰りの上りは相当キツそうだ。
つづら折りの坂道を下ると、両側に海が迫った地峡みたいな場所に出た。





建物があるのにビックリ。しかもストアーはまゆうという文字も見て取れる。昔は店舗があったのか?
そしてここからは上り坂。





ヒーコラ言いながら坂を登り切ると、灯台に行く道と展望台に行く道の分かれ道。
の所に、見慣れない人工物が。







ここは戦時中には豊予要塞の佐田岬砲台が配置されており、その軍事施設跡が遺っている。先程のストアーはまゆうも、元はそういった施設跡らしい。
この上にある展望台に向かう。





次はいよいよ灯台に向かう。道中で通路の点検用かなんかの原チャリが置いてあるのを見掛ける。
そういえば、よくよく思い返せば駐車場からこの灯台手前まで段差一つないバリアフリーだった!
ということは、ポケットバイクやマウンテンバイクを車載してきて灯台手前まで来ることも可能なのか?一般人が車両を乗り入れていいのか判らんけど。
あと段差はなくても勾配は相当急な所があるから、たとえ乗り入れられたとして馬力や脚力は必要。車椅子はむしろ下りが危険すぎるだろうな。
で、いよいよ灯台の袂に辿り着いた。





聳え立つ階段をえっちらおっちらと上がり、灯台に到着。



ぐるっと回り込めば、そこは四国の最西端!









しばし灯台の基礎に腰掛けて休憩。
さあ、戻らなくちゃな・・・今度は来た道の下り坂を上らなきゃならんのか。当たり前だけど。ルーラとかリレミトほしい。
ちなみにガイドとかでは駐車場から灯台まで徒歩20分とあるけど、私の場合は倍の40分かかった。展望台寄り道したり写真撮ったり休憩したりの時間込みだけど。帰りは30分。
車に乗り込み、再び松山へ。途中三崎港で昼飯食おうかと思ったけど、店が休みだったので諦めた。
うーん、やっぱり軽は敵だ。帰り方向は登坂車線多めなのでそれを利用してガンガン抜いていく。
で、松山市内到着。済美高校ってこんな街中にあるんだ。



レンタカーを返し、松山駅へ。列車に乗る前に昼&晩飯。じゃこ丼とラーメンセット。



特急いしづちで高松に移動。座席の肘掛けにコンセントが付いてるなんて、意外とやるな。


1時間半で高松に到着。するとホームに素敵な列車が。







出発直前の東京行きサンライズ瀬戸。停車中の姿を見るのは初めてだ。なんせ東京駅に22時なんて時間にいることはほとんど無いし(名古屋行き最終新幹線と発車が同時刻)、名古屋では停車すらしないし。
1日の最後に思いがけない鉄分を補給し、ホクホクとホテルへ。
うーん、安い宿選んだ私のせいなんだが、部屋のバスタブが小さすぎた。歩きまくった疲れを取りたかったんだが。

《9月25日(日)》
朝飯食って、高松駅のコインロッカーに荷物を放り込んで、駅前の市営レンタサイクルで自転車を借りる。なんと6時間100円という低価格。
変速機のないママチャリだけど、市街地はほとんど高低差無いので問題はない。
まずは周囲をぐるっと廻りつつ高松城(玉藻公園)へ。

















この付近で、植栽に腕がかすったんだけど、時間が経つごとにヒリヒリと痛みが強くなってくる。
漆かなんかに触れたか?見た目は何の変化もないけど、急いで散水栓を探し出し、水で洗い流す。
ぐるっと一周し、本丸に続く橋へと向かう。天守台は展望台になっている。











内堀に沿って戻る。ちなみに、海が近いだけあって堀は海水。黒い魚がウヨウヨしてるんだけど、これは鯉ではなくなんと鯛。



鯛用の餌がガチャガチャカプセルに入って売られてるので、買って与えてみる。



高松城をあとにし、次に向かった先は香川県立体育館。設計は東京都庁舎や代々木競技場、広島平和記念公園なんかで知られる丹下健三。
といっても、耐震改修の入札不調により現在は閉鎖され、解体の危機にある。







次の目的地に向かう途中で、琴電の今橋駅の車庫を偶然通りがかった。





着いた先は香川県庁舎。これも丹下健三設計。









まあ、少しは建築士らしい被写体も押さえておかないとね。
次の行先に向かう途中でBOWなものを発見。



そして到着、栗林公園。「りつりん」と読む。決して「くりばやし」ではない。
背景の山(公園管理区域)も含めた面積は、文化財に指定された庭園の中では日本最大の75ha(東京ドーム16個分)なんだと。
ミシュランの旅行ガイドでも最高評価の三つ星に選ばれてるとか。



入場券買う時、前の人が和船の乗船予約取ってたので訊いてみたら近い時間帯に空席があったので、私も予約を入れた。
入場してどこに行こうかとウロウロしてたら、ボランティアガイドの人が案内してくれるというので、乗船時間までガイドをお願いすることに。


商工奨励館。宇治の平等院鳳凰堂を模して建てられたとか。


お手植え松。右から秩父宮殿下、高松宮殿下、エドワード王子、良子女王殿下、北白川大妃殿下が来園記念に植樹した松。全て大正時代。
ちなみに更に右に昭和天皇が植樹された松も・・・あったんだけど、落雷で枯れてしまい伐採、今は草地に木札が立っているだけ。
えらい騒ぎになったんだろうなあ。


鶴亀松。石が亀、松が鶴というわけで、公園内で最も美しい松とされる。
讃岐松平藩(水戸徳川家系)のある家老が、仕事そっちのけで心血注いだ作品だとか。そのせいでお咎め食らって給料100石減らされて、付いた別名が百石松。
後世その子孫が世話しきれずに、ここに移植してきたんだと。


箱松・屏風松。庭師が枝を曲げに曲げまくって樹形をいじった結果

なんと松でボックスツリーのような垣根を作り出してしまった。


夫婦松。一方が黒松でもう一方が赤松。

ガイドさんのおかげで細かい説明や貴重な裏話を聞けれた。
乗船時間が迫ってきたので、船着き場まで送ってもらって別れる。
菅笠をかぶり、いよいよ和船に乗船。



私のせいで船が傾きやしないかと心配だったけど大丈夫だったぜ。
出航ヨーソロー!





船は南湖へ。湖面から見る風景は素晴らしいの一言。









掬月亭は本日結婚式で貸切とのことで、ちょうど花嫁さんの支度や雅楽の奏楽が行われてた。なんてベストタイミング。
船頭さんも船上から祝い歌の美声を唸らせる。超注目の的。



















30分ほどで幽雅な湖上散歩も終わり。公園内で一番高い飛来峰に登る。詫び寂びの極地。



その先の吹上亭で休憩。渡り石があって風流。





再び地上をあちこち移動。









栗林公園の半分も見てないけど(広過ぎ)、滞在期限時間が迫ってたのと、昨日の今日で歩き疲れたのと、雨がポツポツ降り出したので撤退を決める。
の前に、せっかく讃岐へ来たならばうどんを食わねばならぬ。



店を出る頃にはシトシト雨に。アーケード街を利用して雨を避けつつ高松駅に戻り、レンタサイクル返却して快速マリンライナーに乗車。
なんか高松だけは雨に祟られたなあ。
岡山で新幹線に乗り、名古屋に帰着。



というわけで、3泊4日に及ぶ四国一周&室戸・足摺・佐田岬巡りは無事終了。
経県値も四国の白紙状態が解消された。徳島が徳島駅と海部駅で乗り換えただけだが、まあ鳴門の渦潮とか見る機会もこの先あろう。淡路島経由とか、和歌山から海路ってのもありだな。



なんといっても足摺・佐田岬は天候にも恵まれていい景色を堪能できた。栗林公園もめっけもんだったな。
そして未だ車持つ気には至らないが、運転はそこそこ楽しいというのが判ってきた。味を占めて次回の山陰旅行は車メインで移動する予定。



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