BS7HのJAのメンバーは4月25日に出発。 運用期間中は50.110MHzのワッチを忘れずに!
“CQ CQ CQ DE BS7H K”
1997 BS7H( Scarborough Reef) DXペディション
1997年4月21日
BS7H サテライト運用
BS7Hによるサテライト運用は中止のアナウンスをしましたが、時間的(深夜の通過など運用不能な時は除く)
に可能ならば、ロシアの衛星(RS衛星)を使いQRVします。
RS-12/13のTモード(アップリンク=21.210〜21.250MHz、ダウンリンク=145.910〜145.950MHz)を使う予定。
AO-10などに比べ、利用出来る時間(ウインドウ)が短いので事前のアナウンス(HF帯)に注意して下さい。 ただし、
6mがオープンしている時には運用は中止となります。
1997年4月14日
BS7H・スカボロー・リーフの運用周波数決まる!
4月下旬から運用されるBS7H・スカボロー・リーフの運用周波数が決まりました。
【運用バンド】 【CW】 【SSB】 【RTTY】 【備考】
160 1826.5 1826.5 ---
80 3505 *3790(3750) --- * 状況によりQSY
40 7005 7065 ---
30 10105 --- ---
20 14024 14195 **14083 ** 14MHz又は21MHzのど
17 18073 18115 --- ちらかでQSOした局は、
15 21024 21295 **21083 他のバンドでは絶対
12 24895 24935 --- に呼ばない事。
10 28024 28485 ---
6 50110 50110 ---
1997年4月6日
BS7H・スカボロー・リーフからの3回目の運用スケジュールは、2月16日付けで発表されましたが、予定通り、
今月下旬から実施されることが決りました。
予定では、1997年4月28日に中国・広州(Guangzhou)を出港、4月30日に現地に到着。
気象条件が許す限り、5月6日まで運用、5月8日に広州に帰港する。
中国本土からスカボロー・リーフまでの航海に使用する船は、国家海洋局が所有する1000トンの大型船で
すが、場所がフイリピン近海なので、運用場所までは約2日間かかります。
出港後、BS7H/MMが運用され、全ての情報はここから流されます。
本船契約と現地での打ち合わせのため中国を訪れた、JA1BK・溝口氏の「ホームページ」に、写真が紹介され
ています。
(1995年に運用されたBS7H=#2 Rock=のQSL)
過去2度の運用が行われたスカボロー・リーフですが、中国本土から出港し、現地に向かうのは今回が初
めてとなります。 当然の事ながら、スカボロー・リーフ行きは、中国の“国内旅行”扱いになります。
日本から参加するJA1BK、JA1RJUの2局は、4月25日に日本を出発、5月9日に帰国の予定。
現在のところ、具体的な運用周波数などは、まだ公表しておりませんが、近々発表される事と思われます。
なお、当初予定していたサテライトによる運用(AO-10)は、機材持ち込みの関係から中止となりました。
ただし、2mの送受は可能なので(7エレ・アンテナを持参する)、時間が合えば、他の衛星を使い運用を
行う可能性も残されています。
最終的に決まった参加メンバー、機材(機器)は次の通り
○ 参加メンバー
【中国】
BA1OK(Wang) *Maneger of the BY1BJ 第3回チームのリーダー
( 第2回BS7Hにも参加)
BA1DU(Gong)
BA4RC(Chen) *Maneger of the BY4RSA
BD4RX(Wang) *BY4RRR
BD7JG (Jian)
BG7KW(Zhang)
【日本】
JA1BK(Kan) *ZA1A,3D2MK,BT1BK,T2AAE,FW8BK,F00MIZ etc.
JA1RJU(Kazu) *KG6RO,BT4RJU/BT1HHL,9V1ES,9M6's,KH2K,CY7J etc.
(HF and 6m operation)
【米国】
N7NG(Wayne) *FO0XX,ZA1A,9M0S,N7NG/P4 etc.
W6EU(Jim ex-WA6AUE) *AH3C/KH5J,9M0S,P40V etc.
W6RGG(Bob) *FO0XX,XF4L,VP5VW,6Y5BF,KP2A,5W1AZ etc.
メンバーのプロフィール紹介
○ 機器(RIG・ANT)
【RIG】八重洲無線 【ANT】
FT-1000MP (HF) R7000 (HF)
FT-900 (HF) R5 (HF)
FT-920 (HF&6m) AS3 (HF・3ele)
FL-7000 (HF・AMP) バターナット (HF)
FL-2100Z (HF・AMP) A504HB (6m・4ele)
*他に予備機あり A144S7 (2m・7ele)
*他にローバンド用ダイポール
6mの運用が予定されている #1 Rock
3回目の運用となる今回はRTTY、6m、サテライト(予定)などの運用が加わりました。 とくに6mは、
距離的にも時期的にも、JAからQSOの可能性が高く、運用が期待されていました。
当然、参加メンバーの1人としては、大オープンを期待しているのですが...。
そこで、初の運用となる6mに関する予定について紹介します。
今回の6mはスカボロー・リーフの#1・ROCKと呼ばれる場所から運用される予定です。
ここは、写真でも判るように、ほとんど横になるスペースも無いほどの狭い岩場です。
使用するアンテナは、大きいほどいい事は解っているのですが、今回使用する予定の4エレでさえ、サポー
トが難しいのではないかと予想されます。
この岩場に運用場所を確保し、Rig、ジャネレーター(電源)、HFのアンテナなどを配置する事になるわけですから、
困難は予想できると思います。
出来るだけ長時間の運用を予定していますが、安全のため夜間のオン・エアは行われ無い事も予想されます。
6mでは岩場にオペレーターが居る間は、オートキーヤーによるCQを発射します。 太陽光をさえぎる物が何も無い、
炎天下での運用となるので、Rigの保護のためフルパワーでの運用は出来ません。
ワッチされる方は“耳をそばだてて”慎重に聞いて下さい。 オープンした時には出来るだけフルパワーで応答します。
“ CQ CQ CQ DE BS7H K”を50.110MHzで送信の予定。
CQを受信された方は“オンフレ”で呼んで下さい。 最初の局に応答した後は、20〜30KHzのスプリット運用となりますので、
アナウンスに注意して下さい。
いずれにしても、アマチュア無線の運用場所としては“最悪”の環境下で行われる事になりますので、予定
通りに行われる保証はありません。 一応、一週間の予定ですが、この手のペディションでは早めにQSOする事が
肝要です。
私事になりますが、現在出発前の準備に追われています。 ゴムボート、テント、ドリル(以上JA1BK)、
ライフジャケット、スパイク付き地下足袋、ホイッスル(呼子)、ヘッドランプ、ハーケン etc...、
安全を確保するための機材が優先するために、とてもハムの移動とは思われない装備が主になっています。
お陰で釣り具屋の大手「上州屋」のメンバーにされてしまいました。
【JA1RJU 小笠原 一夫】
BS7H 1997 QSL Information
For Japan(JA局) For all other areas
Kan Mizoguchi, JA1BK John Parrott, W4FRU
Sakuragaoka 4-5-3 PO Box 5127
Tama City,Tokyo 206 Japan Suffolk VA 23435
U.S.A.
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