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1997 BS7H( Scarborough Reef)DX-Pedition

DXペディションの全記録


【運用開始】

4月30日04:49Z(13:49JST)、#2ロックからBS7Hの第一声が14MHZで発射された。 スカボロー・リーフに到着してから、約6時間後の運用開始だった。
初めて見た時には、どうなる事かと不安だった狭いロック上も、専門の大工さんが設置した木製の基台で、 オペレートに支障の無いスペースを作りだされた事には驚きだった。
岩礁の上には、10cm角も平らな所が無かった#1ロックも、畳一枚程とは言え“平地”が確保出来たのには、 またまた感心させられた。
08:15z(17:15JST)にいよいよ#1ロックもエンジンスタート。 無線機の接続も終わり、08:23z(17:23JST) に、#1ロックからも電波が発射可能となった。
ここはHF用のバーチカル(クッシュクラフト・R5)と、6m用の4エレ八木を設置。 対角線上に配置してもエレメントが接触してしまう狭い場所なので、6mの4エレはとりあえずJA側に向けたままで固定した。
HF/VHFの2台の無線機もチェック。トラブルなく動作してくれてホッとする。
ただ、1mも離れていないところで動作している発電機(Suzuki・1400W)の騒音と、アンテナのラジアルが頭に触れるような状態なので、 SWRが変化して不安定なのが気になる。
発電機の騒音は狭い場所なのでどうしようも出来なかったが、運用終了まで終始悩まされる事となった。
#1ロックの第一声は21MHZのSSB。 #2ロックで14MHZを運用しているので、このバンドを使う事に決める。
6mバンドの“静か”なのを確認して後、私(JA1RJU)が21.295MHZでCQを発射。
【 #1ロックでの運用状況は、「BS7H 運用報告(1)」に詳しく書かれていますのでご覧下さい】

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