[DX Report Sep-Dec.1957] TIME:JST(UTC+0900) Report from JA7JU (QN00) 08.Sep.1957 ◎青森県弘前市に開局したJA7JUの初QSOは1957年9月8日、サイクル19の最盛期だった。 初の運用は開局前から予定していた50MC。17:50JSTから51.600MC(Xtal)のAMでの"CQ"だった。 初QSOは18:00JSTに開局第一声を待っていたローカル局のJA7EM。 JA7EM 18:00 51.600 AM QSO (6m QSO#01)(RS59/RS59) この日、JA7JU(7、50MC)、JA7JW(ex JA1AXU=変更検査)、JA7KF(3.5MC、7MC)の3局の落成・変更検査が 行なわれた。JA7JU局の送信部は807Wシングルの10W局として7MC、50MCの2バンドが許可された。 50MCの受信部は真空管6J4×1を使用した超再生受信機。アンテナは7、50MC共、フォールデット・ダイポー ル(300オーム・リボンフィーダ)を使用した。 今回の落成検査はNHK弘前放送局(100W)と青森営林署の定期検査が合わせて行なわれた。 ◎1956年1月22日にJA1AHS-VK4NGが50MCでQSOに成功したニュースは伝わっていたが、6mでDX-QSOにのめり込 んで行くことになろうとは考えてもいなかった。地方都市の6mバンドはローカル局も少なく国内QSOも難し い時期だった。 21.Sep.1957 ◎日本以外との初QSOは23:10JSTから沖縄(日本復帰前)のKR6SO(RS59/33-34)と7MCのAMで行なわれた。 開局以来128局目(初QSOの6m以降は全て7MC帯)のQSOだった。 17.Nov.1957 ◎50MCで初の北米とQSOに成功!07:50-07:55JSTにモンタナ州のW7CJNとQSO。 この日のQSOは1局のみ。JA7JU開局以来、50MCでは2局目のQSOだった。HF帯込みでは344局目のQSOとなる。 W7CJN 07:50 50.- AM QSO (6m QSO#02)(RS46-59/RS46) 19.Nov.1957 ◎北米がオープン。VE7AQQの入感を認めたがQSO出来ず。 JA7JW 07:43 50.- AM QSO (6m QSO#03=2nd JA) 20.Nov.1957 ◎北米がオープン(QSOは出来なかった)。 本日確認出来た局:W0WDR.W7DYD.VE7AQQ.(JA1ATM.JA1AXE.JA8AQ.JA8CCの国内局も確認) 21.Nov.1957 ◎北米がオープン(QSOは出来なかった) 本日確認出来た局:VE7AQQ.K7AXR(JA1KE.JA1AHO.JA7GB) 22.Nov.1957 ◎00:45JSTから7MCのクロスモード(CW/AM)でHL2EKとQSO(RST599/RS59)。 ◎08:05-08:40JSTに北米が入感(QSOは出来なかった)。 本日確認した局:K7AXR(08:05)、VE7CN(08:30) 23.Nov.1957 ◎北米がFBにオープン。50MCで6局目のQSO。 W7DYD 08:10 50.- AM QSO (6m QSO#04)(RS57-58/RS58) VE7AQQ 08:22 50.- AM QSO (6m QSO#05)(RS59/RS59) W7VOG 08:35 50.- AM QSO (6m QSO#06)(RS59/RS55-57) W7DZO 09:25 50.- AM QSO (6m QSO#07)(RS59/RS59) ◎他に入感を確認した局:VE7AFB.W7UGK.W7PXX.K7AXR.VE7CN(JA1ATF.JA2AQ.JA7EV.JA7EY.JA7GB JA8BY.JA8BU.JA8AD)。 29.Nov.1957 ◎02:45JSTから7MCのAMでHL1BVとQSO(RS59/RS59)。 30.Nov.1957 ◎北米がオープン。 確認出来た局:W7ZPS(YL)。 |