ポナペ島(E.C.I.)から6m運用




ポナペ島から6mを運用したKC6PO
SMIRK DX-Pedition (1977年9月)

 1977年9月4日から9月14日までSMIRK(Six Meter International Radio Klub)の日本メンバーによるKC6PO (Ponape E.C.I)のDX-Pediが行なわれました。 期間中、コンデションにも恵まれ日本からも多くの局がQSOに成功しました。
9月3日の朝、羽田空港を出発、グアム(Guam)島経由でポナペ(Ponape)島に向かった一行は、翌4日に現地に到着。 18:00LMT(16:00JST=時差2時間)からさっそく6mのビーコンを発射しました。 初日はDXのオープニングはなく、23:00LMT(21:00JST)にこの日の運用を終了しました。
翌5日は、06:00LMTからビーコンを運用。19:28LMTにこのビーコンを聞きつけて呼んできたJA5NJOがKC6POの初QSOとなりました。 この日はこのQSOだけでコンデションは落ちてしまいました。
6日は18:33LMTのJA2GHTとのQSOをかわきりにJA2を中心にFBなオープニングがあり、JA2、3、5、6など13局とQSOに成功しました。
翌7日は、6エリアにオープン、17:50LMTのJH6BPGのQSOを初めとして7局とQSO出来ました。 オープンは地域的に限られた狭い範囲の入感で、コンデションも急激に変化する不安定な状態でした。
9日も弱い信号ながら再び入感、17:56LMT(15:56JST)のJA1LZKとのQSOを初めとして27局とQSO出来ました。 この日は27局のJAの他にグアム島のKG6JIH、KG6DX、KG6APP、サイパン(Saipan)島のKG6ROともQSO出来ました。
続く10日は、今回のDX-Pedi期間中最もコンデションがFBで、16:24LMTのJR6AUVのQSO開始から19:44LMTのJH7KLEまでのオープンし、 この日だけで90局とQSOしました。 またこの日はKC6POの他に、ポナペ在住のKC6CWも同時に運用、JA2の3局がこの局ともQSOしています。
 当初、ポナペ島からの運用は9月10日までの予定でしたが、運用期間が平日だけになってしまうことから、 9月14日まで延長して運用することになりました。 残念ながら延長したこの期間にはバンドはオープンせず、皮肉な結果となってしまいました。
 今回のDX-Pedi期間中のJA-KC6間のオープン確率は約50%で、9月初旬の太平洋方面に対するオープンの確率はかなり高い事を証明しました。
6mのDX-QSOでは"DXを聞く耳"を持った局がお互いに意識を向け合って"その気"になってワッチすることが必要なのです。


ポナペ島(現在のV63)

【KC6PO運用記録】

         (時間は全てUTC)
9月4日
  ビーコン  07:00〜12:00z
  QSOなし。
9月5日
  ビーコン  19:00〜09:30z
  00:04zにKG6DXのビーコンを受信。 08:28zにJA5NJOとQSO。
9月6日
  ビーコン  00:00〜11:00z
  07:33〜08:02zの間、JA2GHTなど13局とQSO。
9月7日
  ビーコン  21:00〜11:00z
  06:50〜07:09zの間、JH6BPGなど7局とQSO。
9月8日
  ビーコン  21:00〜08:45z
  08:00zに“6R”(KG6RO?)を受信。
9月9日
  ビーコン  22:00〜11:30z
  KH6向けに02:00〜04:00z
  06:25zにKG6ROを受信、06:48zにQSO。
  06:56zのJA1LZKから、KG6JIH、KG6DX、KG6APPなど、31局とQSO。
  08:11zにHL9WIを受信。
9月10日
  ビーコン  22:00z〜
  KH6向けに01:30〜02:00z、VK向けに02:00〜02:45、04:20〜05:00z。
  05:24zのJR6AUVから、KG6JDXを含む90局とQSO。
9月11日 
  ビーコン  04:30〜08:35z
9月12日
  ビーコン  21:00〜09:00z
9月13日
  ビーコン  20:45〜23:45z
  04:40〜08:00zまでKC6CWから、ビーコン発射。
9月14日
  ビーコン  22:30〜00:00z QRT。

サテライト通信にトライするKC6PO
【KC6POがQSOしたエリア別局数】
   JA1   42
   JA2   45
   JA3   20
   JA4    3
   JA5    2
   JA6   13
   JA7    5
   JA8    0
   JA9    2
   JA0    3
   JA以外 7(Guam 4、Saipan 1、Ponape 1、/MM 1)

クラブ局としてSMIRKにKC6POが免許された

【GUAMでSMIRKの親睦会】
今回のポナペ島からのDX-Pedi運用には、同時にGuam(KG6=現KH2)のSMIRKのメンバーと親睦をはかる目的も含まれていました。
日本からの参加局はJA1LZK、JA1NVG、JA1QYU、JA1RJU、JR1SQU、JE1HYR、JI1HHXと、 SMIRKのメンバー外からJH1FZZ、JR1FRDの計9名。
Guamでの親睦会には地元からKG6DX、KG6JDX、KG6JIHのメンバーの他、 マリアナクラブのメンバーが多数参加しました。 尚、ポナペでのKC6POの運用はJR1SQU、JE1HYR、JH1FZZ、JR1FRDの各局が担当。  【 JA1RJU 小笠原 一夫 】


Guamでの親睦会には地元のマリアナクラブのメンバーが多数参加。


左の写真はKG6DXとKG6JDX/KG6DXとKG6JKS(右)