SEANET 2008


Kota Kinabalu Sabah, Malaysia
20.Nov-23.Nov.2008


36th annual SEANET Convention


SEANET Convention 2008の会場となったPromenade Hotel。屋上に
バターナット・アンテナが見える/Hotel前の広場で記念写真!


SABAH, KOTA KINABAL 2008
 2008年11月20日から23日の4日間、東マレーシア(9M6)のSabah州・コタ・キナバル(Kota Kinabalu)で、 第36回SEANET Conventionが開催された。 SEANET・Conventionがマレーシアで開催されるのは、1971年にPenang(Malaysia)での第1回以降、5、9、 14、18、22回に続き、今回が8回目となる。コタ・キナバルでの開催は7年前の2001年以来の2度目。
前回はSabah州・Kota Kinabaruの最大のHam Club・SARS(Sabah Amateur Radio Society)が世話人となって開催されたが、 今回は、最近当地で勢力を拡大している、Sabah州のBARC(BORNEO Amateur Radio Club)が担当した。
久しぶりに訪れたKota Kinabaruは大きく様変わりしていた。 以前の薄暗く、小さな空港の建物は、隣に建った大きな新空港ビルに変わっていた。 建物は3ヶ月前に出来上がったばかりで、おみやげ物店などの一部はまだ内部は工事中の場所もあった。 滑走路も拡張されたとの事で現在もさらに拡張の作業が行われていた。 市内の中心部の主要道路の交差点も立体交差となり、近代的な街並みとなった。
今回のSEANET会場となったのは、メインストリートの海岸沿いのPromenade Hotel。 このホテルは、以前に9M6TDCのレンタル・シャックが設置されていたTang Dynasty Hotelの隣。 Gala Night(Dinner)は、このTang Dynasty Hotelの宴会場で行われた。
2008 SEANET PROGRAMs
20th November 2008(Thursday)
            All Day Arrival of Delegates(Regisration=Promenade Hotel).
            All Day Free Time
18:00- Fellowship Dinner(Kinabalu Yocht Club,Tanjung Aru).

21th November 2008(Friday)
07:00-09:00 Breakfast(At own Hotel/Own Cost).
09:30-      Group Photo.
10:30-      ETD for Wild Life Park,Lokawi via old Penampang Rood.
11:15-      ETA for Wild Life Park,Lokawi(Lunch).
13:30-      ETD for Klias Proboscis Resort.
16:00-      ETA for Klias Proboscic Resort, Welcoming hi-tea.
17:00-      Sunset cruse.
19:00-      Buffer Dinner
20:00-      Magical flashing fireflies River Cruise.
22:00-      ETD Kota Kinabalu.
23:30       ETA Kota Kinabalu.

22nd November 2008(Saturday)
07:00-09:00 Breakfast(At own Hotel/Own Cost).
09:30-      City Tour.
14:00-      Lunch on your own/free time.
18:00-      Dinner=Gala Night(Tang Dynasty Hotel).

23nd November 2008(Sunday)
07:00-09:00 Breakfast(At own Hotel/Own Cost).
09:30-      Plenary Meeting(Promenade Hotel).
10:30-11:00 Coffee Break(Promenade Hotel).
12:30-      Forewell Lunch & Closing Ceremony(Promenade Hotel).
            Rest of Day(On your own Leisure Time).
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14:30-      FCC Exam [ARRL VE Exam](Promenade Hotel.Room=926)
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24th November 2008(Monday)
            Post Tour Options(Labuan Island=DXing).

今年は17カ国から190余人の参加で大盛会の楽しいミーティングだった。 日本からも、いまや"和服の常連"として「Gala Dinner」の主役となったJA1BRK/JR1FBE・米村さん夫妻ら、 14人が参加した。
開催国の地元マレーシアの54人の参加者を上回る59人が隣国のブルネイ(V8)から参加して、 ボルネオ島でのSEANET開催を盛り上げていた。 2桁の参加者は、日本の14人をはじめ、オーストラリア、中国が13人、タイから11人。
                 [Country]              [Conventioneer]
                 Australia(13)          Korea(2)
                 Austria(2)             Malaysia(54)
                 Brunei Darussalam(59)  Philippines(2)
                 China(13)              Serbia(2) 
                 Germany(2)             Singapore(4)
                 Indonesia(1)           Switzerland(1)
                 Isle of Man [UK](2)    Thailand(11)
                 Japan(14)              United Kingdom(2) 
                                        USA(2)
                ----------------------------------------
                              Total(186)      

Dinner=Gala Night(Tang Dynasty Hotel)


右は、お揃いの民族衣装で参加したブルネイ(V8)のメンバー

パーティー会場で一年ぶりの再会。
(左)JA3AER、JA1RJU、VK8MS、DU1EV、9V1TT(左から)
(右)インドネシアから一人参加のJani(YB0US)

最近のSEANETの傾向は、アジア以外からの参加局の増加とともに、夫婦、家族連れでバカンスを楽しむために参加するヨーロッパの局が増えてきたこと。 今回もヨーロッパ各国から11人の参加者があり、JARLのハムフェアにも参加していたCDXCメンバーのMD0CCE・Bobご夫妻、 CDXC会長のG3NUG・Nevilleご夫妻など、UKからのグループも出席していた。


(左)蝶ネクタイで正装したMD0CCE・Bobと和服のJA1BRK/JR1FBE・米村ご夫妻
CDXCメンバーのJA3AER、JA1RJU、9M6DXX、G3NUG(手前はXYL)、MD0CCE

Wild Life Park,Lokawi via old Penampang Rood.


"Wild Life Park"の見学。ひょうきんな"手長猿"が木立を飛び回っていた。


(右)6mにもQRVしている9V1TT・Andrew(ex VK8AH)、VK8MS・MarkとJA1RJU

Magical flashing fireflies River Cruise.


野生のサルを探しての"River Cruise"。途中で大雨になり引き返す。
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Plenary Meeting & Forewell Lunch Ceremony(Promenade Hotel).

最終日(23日)のプレゼンテーションでは、9M6DXX(ex G4JVG)・STEVEによる3B7CのDX Peditionの紹介、 HS0ZEU(DL2EBR)・ManfredによるTI9KKのDX-Peditionの報告など、DXミーティングの様相を見せていたのも、 DX愛好家には楽しめるミーティングだった。
Hotelの9階の一室に設置されたSEANETの特設局・9M4SEAも運用され、多くの局とQSOできた。
次回のSEANETは2009年10月に、韓国のソウル市での開催が予定されている。



2010年のSEANET開催地の中国・上海市代表がプレゼンテーション

(左)SEANETの特設局・9M4SEAを運用するDU1EV・Eddie

FCC Examination(Promenade Hotel).

今回はSEANETの開催に合わせ、初めてアメリカ・FCCの試験を、SEANET終了後の23日(日曜日)午後から、 ホテルの一室で行われた。地元マレーシア(9M2/9M6)から5人の受験者があり、3人のEXTRA級と1人のGENERAL級のハムが誕生する好成績を収めた。
ARRL・VE(試験官)はN9EV (DU1EV)、W1BRK (JA1BRK)、KH2K (JA1RJU)の3名が担当した。


受験したマレーシアの各局と一緒に
前列はARRL・VEを勤めた、左からW1BRK、N9EV、KH2K


左から9M6YBG、KH2K、N9EV、9M2CCOの各局


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