【 CARTを楽しむ】今回のカナダ行きのメインはCARTの観戦でした。バンクーバーGPは4回目になります。 今年も予選から決勝まで、3日間通い詰め、迫力あるフォーミュラー・カーのエキゾースト・ノートにドップリ浸かってきました。 街の中心部の3日間閉鎖してサーキットにしてしまう、このCART・バンクーバーGPは、バンクーバーの年中行事になっています。私とCART・バンクーバーGPとのそもそもの出会いは、古くからおつき合いしていたVE7XQ・Tonyの息子さんが、 ツーリングカークラスのレーシングチーム、Aiaborne Racing Team(エアボーンレーシングチーム)を持っており、 毎回ツーリングカー部門に参戦しているのを知ってからです。最初にCARTを観戦した年に、このレーシングチームの一員に加えてもらったのがきっかけでした。 今年(1997年)からツーリングカーのクラスが無くなり、バンクーバーではチームのメンバーに会えなくなったのが残念です。
日本で自動車のビッグレースといえば、毎年鈴鹿で行われるF1(フォーミュラーワン)が知られていますが、 カナダや米国では、このCARTが盛んなのです。 1998年から、この本場のCARTが栃木県・もてぎサーキットで行われることが決まりましたので、日本でもF1同様、 注目されることでしょう。 CARTに参戦している日本人ドライバーは、ヒロ松下だけですが、CARTのサポートレースの、 INDY-RIGHT(インディライツ)には、今季(1997年)から日本の野田秀樹、服部尚貴、服部茂章の3人が参戦、 活躍しています。[JA1RJU/VE7RJU 小笠原 一夫]
Michael Andretti / Adrian Fernandes Greg Moore(左) / 1997 Vancouver GPの優勝者・Mauricio Gugelmin 1997 CART総合優勝のAlex Zanardi / 唯一の日本人ドライバー、ヒロ・松下
○来季(1998年)からバンクバーGPのコースが変更になります 【番外!】
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