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てきとーなAppleScript
思えばソフトを発表するのは初めてかも...。
■ 前書き
Mac OS 9のRAMディスクはシステム終了時に中身が消えてしまうのが不便でした。
それに、その旨を確認するダイアログが出るのも不便でした(終了プロセスが一時停止するので)。
そこで、
システム終了時にRAMディスクの中身をHDDに退避すると共にRAMディスクを空にすることで、システム終了プロセスを止めずに済み、起動時に退避した中身を復元することで終了前のRAMディスクの状態から引き続き使い続けられる仕組みを、AppleScriptで作りました。
で、発表するというよりも、作ったスクリプトを無くした時の為に、ここに書いておきます(笑)
■ 準備
起動ディスクの書類フォルダの中に"RAMディスク"という名前のフォルダを作っておく。
RAMディスク自体は"RAM ディスク"と空白が入りますが、フォルダの名前では入れないでおきます。
■ 退避用スクリプト(空行抜きで8行)
tell application "Finder"
delete every item of folder "RAMディスク" of folder "書類" of startup disk
empty trash
select every item of disk "RAM ディスク"
copy selection to folder "RAMディスク" of folder "書類" of startup disk
delete every item of disk "RAM ディスク"
empty trash
end tell
■ 復元用スクリプト (空行抜きで4行)
tell application "Finder"
select every item of folder "RAMディスク" of folder "書類" of startup disk
copy selection to disk "RAM ディスク"
end tell
■ 使い方
- スクリプト編集プログラムを開きます。
- 退避用スクリプトを入力し、適当な名前(例えば、BuckupRAMDisk.app)で保存します。このときフォーマットを実行可能な形式(例えばclassicアプリケーション)にすることを忘れないように。
- 復元用スクリプトを入力し、同じく保存します(例えばRestorRAMDisk.app)。
- BuckupRAMDisk.appをシステムフォルダのシステム終了項目フォルダに入れます。
- RestorRAMDisk.appをシステムフォルダの起動項目フォルダに入れます。
あとはシステムを終了/起動すれば自動で各スクリプトが実行されます。
■ 注意点
- エラー処理は一切していません。
したがって、退避先フォルダが消えている、RAMディスクが作成されていない、強制終了やクラッシュからの再起動の場合等は、
動作が予測できません。
- 通常の終了/起動プロセスより時間がかかります。
これは中身の退避と復元を単純なコピーでやっているからです。かかる時間は中身の量によりますが、どれくらいかはわかりません。
- 無保証、現状渡し、改良の予定無し、サポート無し、問い合わせ不可です。
もし動かなかったりトラブルが起きても、御自分でなんとかしてください。私は何の責任も取りません。
- 複製、配付、改変、改変物の再配布等は自由です(一応、書いておこう)。好きにして下さい。
御意見、御指摘、御感想等ありましたら落書き帖までお願いいたします。
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