てきとーな写真 2000.7しゅはり
ぷろじぇくとに戻る
千葉県の、とある田舎町にあるお店。
旧家を改造しています
外観はほぼそのままなので、
町並みと違和感ありあません。
というか、これじゃ馴染み過ぎ(笑)
「店」だってことすら分からないかも。
看板は、これだけ
渋いシルバーのアクリル板のものと、
奥の大きなガラス製のもの(道路に平行)
入口は手前の格子戸、ではなくて、
アクリル看板とガラス看板の間。
...よくみると、雨樋の処理とか凝ってます。
何の店だか
お茶とか、陶器とか、和服...
っていうんなら説得力大。
でも実は不動産屋さん。
絶対わからないと思う(笑)
でも中は凄い凝ってるんですよ。特に照明。
暖かみのある電燈色の蛍光灯の、しかも細いのを
天井からこれまた細いワイヤーで吊る。
天井のヒートンが真鍮色のままなのはワザとかな?
一部は天井に穴を開けて裏側で留めていたんだから。
スポット照明は高効率で小形の電球を吊るす。
当然、電気配線はほぼ完全に天井裏に隠してある。
圧巻はトイレでしょうか。
照明すべてがスリガラス(実際は樹脂ガラス?)を
通した光を壁で反射させた、透過+間接照明。
手洗いもスケてて、まるで博物館とか美術館みたい。
出入口の障子(裏表で別格子)との組み合わせも微妙。
一番浮いていたのは、間違い無くメーカー製便器だな(笑)
あちこちの引違い扉の錠前が、サッシでよく使ってるやつじゃなく、
昔からの捩じ込み式になっているんだけど、これ、見栄えもいい。
ところどころ違和感が有るのも確かですが、旧家再生も手掛けるという
会社にとっていい実例、というか、自分のとこでうまくいったから、
商売にしちゃった、とかいうのが本当なのかも(笑)
他のぷろじぇくとへ
感想を落書き帖に書く