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てきとーな写真2003.7

てきとーな笠森観音


房総半島の山中に有る、国の重要文化財と天然記念物です。

その1 | その2




櫓

岩山の上に
さらに柱を建てて、その上にお堂がある。
まるで見張り台とか展望台みたいです。
二世(二代)安藤広重の諸国名所百景にも
選ばれて、浮世絵になっていますが、それは
柱の長さがかなり誇張されてます(笑)





眺

上がって見ます
急な階段を上がると境内が狭く見えます(笑)
写真中央上が山門、上端に鐘突き堂が写ってます。
下から見上げても高いですが、上っても高いです、実際。
下を見下ろすと恐いかというと、不思議にそうでもない。
どうしてだろう。階段で自分の足で上ったから?
木造の安心感? 観音様がいるから? それとも
自分で建てたわけじゃないから?(笑)





望

木々のてっぺん
これより上は、杉ですら、侵入禁止。
強風や雷にやられちゃうんでしょうね、
観音堂そのものも大変な環境にあります。 眺めは抜群です。東を向けば茂原市街、
その向こうは当然大平洋。
初日の出を見る、という催しもできるかも。





周

床下拝見
岩山の頂上が触れている床は、ほんのわずか。
もしかしたら畳2枚分とかかもしれません。
それをここまで広げて支える、複雑な岩肌に...。





囲

さすがに岩肌部分は
近代的な補強工事が入っています。
それでもなお、建物は昔のまま風雨に耐えてる。
観音様が耐えてるんだから、人間もがんばらねば、かな。





埋

向いの尾根より
天然記念物の森と重要文化財のお堂。
対面の尾根にある展望台から。
そういえば向こうとこちらで樹が違うせいか、
セミの声も違う気がします。


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