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てきとーな 京成千葉線
京成津田沼から千葉中央まで走る京成線、
京成千葉線の撮り歩き(記)です。
機材について。
カメラ:RICHO Caprio RR30 (広角側28mm相当)
三脚などは使わず、全て手持ち撮影です。
(写真はクリックするとフルサイズになります)
京成津田沼駅から発車する京成3700形下り列車
京成千葉線はここから始まります。駅を出てすぐ上り勾配で
道路と立体交差、そしてJR線と並んで本線との立体交差に
向かいます。この列車は新京成からの直通列車なので、
新京成線ホームから発車しています。
この車両はヘッドライトが運転席の上にあるので
3700形の中でも新しめの6次車以降ですね。
千葉線はおおむね京成津田沼から南東へ向かうもので
下り列車の右手が東京湾になります(車窓に直接捕らえる
ことは無理ですが...)。なので、順光となるのは基本的に
下り列車を海側(南東〜南〜南西)から捕らえる場合です。
今回の撮り歩きも、ほぼ線路の海側からだけ狙います。
(京成津田沼駅周囲は山側からですが)
京成津田沼駅に到着する新京成8000系上り列車
京成津田沼駅の線路配置の都合上、新京成に乗り入れる列車の
ホームは上り下りで共用です。そのため渡り線を通ります。
増発のネックになりそうですが、それより6両を8両に増やす
工事を考えた方がいいのかもしれません。
夜の京成津田沼駅
最初の写真と同じ場所から写してみました。
ちょうどスカイライナーが通過中、というか。
スカイライナーくらいしか見分けつきませんね。
幕張西ストレートを疾走する新京成8000系下り列車
京成津田沼駅と京成幕張駅の間の直線区間が幕張西ストレート、
あるいは幕張ストレート(西)です(勝手に命名)。
方角はほぼ北西-南東で、下り列車が昼過ぎまで順光です。
農地の中なので影は出にくいですが、路盤が下がってるので
見上げるアングルはとれません。個人的には、背景が殺風景...。
幕張西ストレートを快走する京成3700形上り列車
夕方近くは上りが順光に。駅間で直線なので速度が出てます。
カメラのスポーツモードでもブレてしまいました。
JR幕張本郷駅と京成幕張本郷駅が奥に見えます。
西ストレートは農地の中なので光線状態は良いのですが
駅から直行できず途中で大きく迂回が必要なのが難点です。
あ、幕張本郷から山(JR線)側を通って来れるのかな?
幕張車両センターを通過するJR東日本253系下り「成田エクスプレス」
この区間は、山側にJRの幕張車両センターがあって、
JR総武線の快速下り線だけが車両センターのさらに山側を
通りますが、撮影ポイントの陸橋は全部またぎます。
でも狙うには障害物が多くて困ってしまいます。
こちらも特急だけに速度が出てますね。
本当は信号柱の手前で写したはずなのに。
京成幕張駅を発車する新京成8000系上り列車
JR幕張本郷駅とホームを並べる京成幕張本郷駅からの発車は、
上りでも下りでもJR線と意地の加速合戦が見所です!
今回は、相手がいませんがら独走ですが。
幕張東ストレートを進む京成3300形上り列車
京成幕張本郷駅から京成幕張駅までが幕張東ストレート、
または幕張ストレート(東)です(勝手に命名)。
西ストレートと違って通しで側道がありますが、建物の
影もある。それなら、と全部影の中で撮ってみました。
京成幕張駅を発車する京成3300形下り列車
京成幕張駅はJR線との分岐点にあって、
細くて曲がったホームが特徴です。
でもそれを表現できるアングルが見つけられませんでした。
そうそう、かつて津田沼側にあった、大きな踏切はなくなり、
昇降用エレベーター付きの立派な地下道になりました。
花見川を渡る新京成8800系上り列車
京成幕張と検見川の間には千葉線最長の橋があります。
といってもこの程度。しかも微妙に近づけません。
川も流れがあって、水面に綺麗に映るのも望みにくく、
しかも、午前から下り列車順光、夕方に上りが順光。
個人的に、狙いにくいです。
ちなみに「花」と言う字は「け」と読める(昔?)はずなので
検見川(けみがわ)の由来(逆?)と思うのですが
両者の関係に触れた話とかわからないんですよね
検見川神社前を通過する新京成8000系上り列車
検見川駅は検見川神社のすぐ側(写真右側)にあります。
発車直後なので速度が低くて、タイミング合わせは結構楽。
上り列車が、もう少しで(午後1時以降)順光になります。
JR新検見川付近を通過する京成3300形下り列車
検見川駅を出発するとしばらく平坦な直線区間です。
両側は道路空間ですが、所々並木や自転車置き場で
邪魔があるし、マンションで影があったり、難しいです。
検見川の大カーブを走る京成3700形下り列車
検見川と京成稲毛の間で、JRと接近するのがここ、
ほぼ90度曲がる検見川の大カーブ(勝手に命名)です。
地図では見所なのに、撮影ポイントがなかなかありません。
検見川の大カーブを抜ける新京成8000系下り列車
東関道と側道をくぐるとカーブも終わって直線です。
ここからでは6両編成だと後ろが影ですね。4両なら...。
ここで稲毛側を向いて上り列車を狙うのも可能です。
背景に大規模マンションや、その隙間にJR総武線も入ります。
稲毛ストレートを降り始める新京成8000系下り列車
新京成線から京成千葉線への直通記念ヘッドマーク&カラーリング編成です。
写真の左端は道路と立体交差します。28mmレンズで6両編成がギリギリ...。
稲毛ストレートを登り終える新京成8800系上り列車
稲毛ストレート上りは光線状態が悪いのが困りもの。
ここだって、数キロ先まで見えてるはずなのですが...。
稲毛ストレートを登る新京成8000系上り列車
検見川の大カーブの終わりから稲毛駅までが稲毛ストレートです(勝手に命名)。
検見川側が台地、稲毛側が低地で、ほぼ全部が盛り土で両側に道路あり。
下り列車は坂を降りる方向、上り列車が坂を登る方向になります。
方角は、ほぼ南北です(やや北北西-南南東か)。低層住宅街で障害物
は少ないけど、方角的に上り列車が順光になるのは夏場の夕方くらいでしょう。
稲毛ストレートを降りる新京成8800系下り列車
この区間、海側から下り列車が午後順光ですが
海側(上り線)から狙うには盛り土の上にカメラを上げないと
列車の下回りが見えなくなっちゃうのが悩みです。
稲毛ストレートを降りる新京成8000系下り列車
午前中は、下り列車が山側(下り線)から順光です。
見上げがちで、ケーブルの影が気になるかも。
京成稲毛駅を発車する京成3300形上り列車
高架複々線のJR稲毛駅に対して京成稲毛駅は地平対向2面2線。
改札口は上りホームにしか無く、しかも地下道も跨線橋も無くて
下りホームからは構内の踏切で渡る仕組み(ラッシュ時用改札口はあり)
おまけに駅を出てすぐ一般道の踏切が2連続する配置は、とても庶民的。
ある意味で京成らしい駅かもしれません。
稲丘の切り通しへ向かう新京成8000系下り列車
個人的に今回の撮り歩きで最大の発見だった撮影ポイント。
京成稲毛駅を千葉方面に発車してすぐの左カーブ。
この稲丘の切り通し(勝手に命名)入り口は下り列車が順光。
後ろには稲毛ストレート全てと東関道まで見えますし、
稲毛駅まで並ぶ架線柱は近代的な感じで印象も違います。
光線状態も特に正午頃は影も少なくていい感じです。
稲丘の切り通し撮影ポイント周辺風景
海側に小さな丘があって「稲毛公園」になっています。
松林はここ以外にも市街あちこちにあるので、たぶん原生。
ワイヤー(電信柱の支線)がなければ視界すっきりですが、
原風景と最新の電車が同時に見えるのが新鮮な感じです。
写真のさらに左(海)側は国道14号、その先は埋め立て地です。
(分割撮影した写真をパノラマ合成しています)
稲丘の切り通しを通る京成3700形上り列車
切り通しは稲毛駅側がカーブ、残りが直線です。
カーブで稲毛駅に向かう上り列車を狙ってみましたが
正面が必ず日陰になるので難しいです。
晴れるとステンレスやアルミ車体はお手上げ。
稲丘の切り通しを通る新京成N800系下り列車
切り通しの直線区間でN800系のラッピング広告編成が来ました。
形は京成3700形と同じですが、帯が茶(マルーン)色なので新京成。
もう少し太陽の高い季節になれば、車体に落ちる影も消えそうです。
稲丘の切り通しを通る京成3500形上り列車
列車正面は本来影ですが、白っぽくなってます。
前方の砕石などに日が当たって明るいのでしょう。
つまりそういうのがないと、上り列車はだめだな...。
ちなみに、この区間の海側に銭湯があって、
夕方以降は煙突から煙が出ます。いつか
組み合わせを狙ってみたいですね。
黒砂の谷を越える京成3700形下り列車
稲丘の切り通しを抜けると一転して黒砂の谷(勝手に命名)です。
谷底に県道を造る工事中のため、すごくごちゃごちゃしてましたが、
完成すると道路との組み合わせでも狙えそうなポイントです。
谷を越えるとみどり台駅までまっすぐ平地を走ります。
みどり台―西登戸間を走る新京成8000系下り列車
みどり台駅から西登戸駅までは、地面の凹凸が少し
有りますが、低層住宅街の中を直線で走ります。
早朝以外は海側から下り列車が順光です。
影は出にくいけど適当な撮影ポイントがみつかりません。
この編成は側面の塗り分けが昔のように上下分割の特別塗装です。
新千葉のカーブを抜ける新京成N800系上り列車
新千葉駅の手前にカーブが有ります。
名付けて新千葉のカーブ(勝手に命名)。
建物が有るので上り列車は終日逆光or影で光量不足。
しかも線路に近いとタイミングもシビア。...厳しい。
新千葉のカーブに入る京成3500形下り列車
上り列車が逆光なら下り列車は順光で光量十分。
影も回避できて、あとはタイミング勝負です。
新千葉駅を発車する京成3300形上り列車
列車の後ろに見える跨線橋が新千葉駅で、
はるか後方のビルは千葉駅隣接のものです。
列車の海側には小学校の校舎があるので
終日日陰。陽の当たる後方とのコントラストを
狙ってみましたがどうでしょう。
ちなみにもっと引きつけようとすると
警笛を鳴らされますのでご注意を。
京成千葉駅で交換する新京成8000系(上下とも)
新千葉駅側から撮っています。
駅の上部構造物はコンコースではなくモノレール千葉駅。
こんなに近いのに、乗り換えるにはいったん地上に降りる
必要があるという、とても不便な構造です。なんでだろう。
あと写真左側の線路山側からは、タイミングが合えば駅を出る
京成電車とモノレールを同時に収めることが可能です。
狙ってみたいけど、かなり粘りが要りそうなのが...。
京成千葉駅に停車する新京成8000系下り列車
京成線の右上にあるのがJR千葉駅。上方が東京方面です。
京成千葉駅は早朝に日が当たるかどうかだと思います。
千葉街道のガードを越える京成3300形上り列車
京成千葉駅から千葉中央駅までは高架です。
周囲もビル街で、さすが県都の賑やかさです。
でも逆に撮影ポイントがここしか見つかりません。
千葉中央から先は、ちはら台へ向かう元・千葉急行線の
京成千原線です。こちらも機会があれば撮り歩いてみたいです。
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