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種子島&屋久島ツア〜
… おまけ編 …

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着


日本航空機製造 YS-11
鹿児島空港から種子島空港まで乗りました。 言うまでもなく、戦後現在まで唯一の国産旅客機。 国内ではもうローカル線でしか見られません。 しかも航空会社(日本エアコミューター)は後継機をカナダ製に決めたので、 次の国産旅客機はどうなるんでしょう。 空港としても機種が変わると大変そうです。 今は荷物の積みおろしは専用リフトで無く普通のフォークリフトだし、 燃料補給にも普通のタンクローリーがやってくるけど、 こういうのも買い換えになるのかな?

機内は狭いです。前後も左右も、上下も! シートは更新されてますがそれ以外はさすがに古いです。 鹿児島までのA300-600Rが新幹線300系なら、 YS-11は国鉄時代の急行電車153系がいいところでしょう (電車のほうは既に兄弟車種をわずかに残すのみ...)。 おまけに座席はほとんど後端、エンジンのノズルが良く見えますが、 前方の景色は翼に遮られて...。まあ、どうせ海の上を飛ぶんだからいいや。

YS-11はジェットエンジンのプロペラ機です。 でも出発時にエンジンをかけても、回転をどんどんあげても、 プロペラの感じがあまりしません。 ...と思ったら、全然前に進んでない(笑) まだプロペラのピッチが無いんですね、 空回り状態でエンジン回転だけあげて調子を見てる雰囲気。 音が少しかわると、ゆっくりと走り出します、やっぱり。 回転音はかわらないのに加速するのは普通のジェット機とは違いますね〜。 滑走開始でいよいよフルパワー! さすがにこのときは歯車のせいかプロペラのせいらしい振動がします。でも、 意外なのはエンジンの軽快さ。まだまだ余力を残してて、 実はこの1.5倍くらいのパワーは出せるんじゃない? それくらいの余裕を感じます。 巡航中もエンジンカバーのネジ(良く見えるので) が飛ばないか気になったのは確かですが、逆に、 数十年間ずっと飛び続ける秘訣ってなんだろう、 これからもそれを保ち続けるにはどうすればいんだろう、 そんなことを考えてしまいました。 もっとも、着陸体勢に入ってから気流が乱れたとき、 補助翼が明らかにパイロット操作と反対方向に叩かれていた時は、 がんばれーと思うと同時に、ちょっとびびりました(笑)

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