2000/04/28(金) ■Duron AMDが低価格Athlon、SpitfireをDuronと命名、発表。6月から発売とのこと。 AMDのサイトのFAQでは、ソケットが何なのか触れられていない。ロードマップではソケットAになっていたが、独自ソケットを今から出していてCerelonと対抗できるのだろうか、やや疑問。パフォーマンス的には相当な性能差がつくだろうが・・・。 ただ、ソケットAにより、Duron→ソケット版Athlon(Thunderbird)というようなアップグレードが可能になるだろうから、これでAMDもエントリーの上レベルからハイエンドまでシームレスにカバーできるCPUソケットを提供できることになり、そういう意味ではなかなか魅力的だ。AMDシンパシーとしては、6月以後マシン更新を本気で考えても良いのかもしれない。 ソケットといえば、BMWの電源ソケットって、一般のシガーソケットとは規格が違うのね・・・。FreshMusicの電源をバイクから取ろう計画は少し先送り。連休明けか・・・。 2000/04/26(水) ■FreshMusic計画 単二ケースを2個買ってきて、単二電池×2を電源にしてみる(元々は単3電池×2)。単2電池は電気容量が単3の2.5倍以上あるので、動作時間を倍増させることができる。バイクに積んでしまうのだから、かさばることとか重いこととかは半田付け等はせずに接触するだけにして試験すると、ちゃんと動いてくれる。 今後の課題は、 12V-3Vへの降圧回路を自作して、バイクのバッテリーから電源を取る。 スイッチ類を外部化し、左手のハンドルグリップから手を離さずに、再生やボリュームコントロールなどのボタンを操作できるようにする。 ランダムプレイを可能にする回路を増設する。 辺りだろうか。 降圧回路は3端子レギュレータかスイッチングレギュレータというICを使えば割と簡単に自作可能。直流電圧の変換って一つの部品でできちゃうのですね。知らなかったなあ。 スイッチの外部化は、原理的には家庭用ゲーム機のコントローラの連射化とかと変わらず難しいことは全くないのだけど、FreshMusic基盤の配線が比較的細かいため、高い工作精度が要求され、この辺がネック。自信ない。 ランダムプレイはそういった工作の難度の高さに加え、制御の方法やら場合によればコンパクトフラッシュのデータフォーマットの解析やら問題が山積、すぐにはできそうもない。 とりあえず連休までには、バイクの電源から動かせる降圧回路を実戦投入したいものだが・・・。ちょっとギリギリ? 2000/04/23(日) ■Fresh Music購入 買ってしまった。先日日本橋に行ったときは閉店していたOAシステムプラザに残っていた最後の1台(展示品)で、7,800円。コンパクトフラッシュはグリーンハウス製で、阪神商会にて128MB33,800円。 恐ろしく安っぽい機械。分解してみると、電源も、電池部分から延びたゼンマイ状のリード線が基盤に接触しているだけで、半田付けも何もしておらず、極端に安い作りなのが素人目からも明らか。Rio300などはこれに比べると数段高級な設計だ。それでも、PC上でほぼシームレスに扱える安易さには替えられない。ノートPCのPCカードスロットにアダプタを付けて差し込み、70MBほどのMP3ファイルを一気に転送するが、問題なく再生できる。128MBあれば、64kbpsで余裕で4時間記録可能で、例えば大阪−金沢間をメディアの入れ替えなしに走りきることが出来ることになる。 安っぽい外装とかは我慢するとして、ランダムプレイがなあ・・・。 2000/04/20(木) ■Pocket PC 何度も書いているけど、ワタクシの望むのは、コンパクトフラッシュが使えてトリックプレイが可能なMP3プレーヤーなのだが、市販されているMP3プレーヤーとしてはこのような仕様のモノは世界中探しても存在しない。 が、WindowsCEのハンドヘルドタイプには、コンパクトフラッシュスロットを内蔵しており、かつMP3デコーダーとステレオジャックを持つタイプがあり、これでもMP3プレーヤーとしてワタクシの要求を一応は満たしている。が、でかいとか、液晶がオーバースペックだとかいった点がデメリットだし、何よりMP3プレーヤーとして使うには6万円というのはあまりに高価格で、購入には至っていなかった。 で、PocketPC(Windows CEのPalmタイプのモノ)に期待しており、米国で発表される新モデルに注目していたのだが・・・。相変わらずMP3プレーヤーとして使えるステレオジャックの付いたタイプはカラーモデルで、割安なモノクロモデルはモノラルのイヤホンジャックのようである。カシオはモノクロモデルを出すだけまだマシで、HPとかCompaqとかはそういうモデルが製品ラインアップに最初から存在しない。MP3プレーヤー本体としては、せいぜい3万円が出せる限度と思っているので、カラーはあまりにオーバースペックだ。 PocketPCマシンをPDAとして使うつもりは全くなく(今ですらWorkPadとザウルスi-getiとの二本立てである)、MP3プレーヤーとしてのみ使う予定なので、できるだけ安く入手したいのだが・・・。まあ、最近のPalmの例からすると、モノクロモデルとカラーモデルの価格差は8000円程度に過ぎないので、モノクロタイプが出てもそれほど安くはならないかも知れないが、駆動時間などを考えると、やはりモノクロの方が望ましい・・・。 で、出ないとなるとどうするか? 理想のMP3プレーヤーをゼロから自作するか(今月のトランジスタ技術に製作記事がある。が、これはスマートメディアだし、PCからストレージを扱えない仕様。これを変更するのは、ワタクシのスキルでは凄まじく大変というか無理。コンパクトフラッシュの解析とか、ファームウェアのコーディングとか・・・) モノクロCEマシンのイヤホンジャックをステレオジャックに変換する(マシンを開けてみないと分からないが、デコード部からしてモノラルで出力している可能性があり、そうなると結構厄介) 今のところ唯一コンパクトフラッシュをストレージとして採用しているFreshMusicに、ランダム再生回路などを付加する(かなり原始的な仕組みになりそうだが、これなら何とかなるかも?) と思ったが、FreshMusicはどうも取り扱いがない模様。少し前に店頭で見かけたのだが・・・(そのときはあまりの安っぽさに躊躇してしまったのだが)。 ついでに。初めてPalmVxを店頭で見る。これはいいなあ。WorkPadc3ではメモリが激小だったので(2MB)あまり真剣に見ていなかったのだけど、実用的な8MBでこの薄さはかなり魅力的ではある。カラーの方は、液晶そのものより解像度がひどい感じ。この方向は(小型カラー端末)、ザウルスC1というほとんど決定的存在があるし、あまり追求しない方が良いのでは。 ■IP接続サービス 5月から開始だが、通勤に利用している地下鉄の中吊り広告が、NTT西日本のISDNのイメージキャラクターである「はじめちゃん」を使ったIP接続サービス地域拡大告知広告一色になっていたりして、あー本当に始まるんだなーと思う。 個人的には、メールチェックでのアクセスネゴの遅さはISDN化で解消されたので、後はテレホタイムに縛られないでネットに接続できるという点が、IP接続のメリットになる。常時接続にするかどうかは、ISPにかかるコスト次第、というところか。 現在このページを置いてあるISPは、IP接続サービスには対応していないので、IP接続を利用しようとすると、メインに使うISPを@Niftyに変更するしかない(旧NIFTYからの会員で、月200円で会員という立場は維持してきた)。で、現状のコースでは@NiftyではIP接続ができないそうなので、IP接続するにはコースを変更しなきゃいけないのだけど、無制限コースより3000円の150時間コースで十分かなという気がする。かなりヘビーに使っても1日5時間はいかないだろうし、以前より部屋が狭くなったせいで、常時接続はマシンがうるさすぎて眠れかったりするため、あまり現実的ではないかも知れない。 で、試算してみると、IP接続で4,500円+@Nifty150時間の3,000円の月7,500円。テレホとタイムプラスを解除しても、やはり@Niftyの変更が大きく、今よりは割高になってしまうようだ。 今メインで使っているこのISPを解除すれば、良いのだが・・・。Webやらメアドの変更が面倒だなあ・・・。それにIP接続サービスに対応するかも知れないし・・・。 2000/04/13(木) ■MP3プレーヤー I-Jamというプレーヤー。USB接続、コンパクトフラッシュと結構良い。トリックプレイがよく分からないけど。発売元のWebサイトで申し込みできるらしいので早速行ってみるが(→ここ)、残念ながらDomestic U.S. Shipping Onlyっつーことで、海外からは購入できないようだ。20ドルのキャッシュバックで8000円とお値段も非常に手頃な感じで(ただし付属するコンパクトフラッシュは8MBと激小。動作確認用程度の意味しかなく、こんなんならつけない方が良い)、日本へ発送してくれるなら購入しても良かったのだが・・・。 こういうのって実際には動作速度とかも含めて店頭で触って確かめたいんだけどね、本当は。KANA2000も発売延期で出てこないし・・・。 2000/04/12(水) ■都知事 三国人云々ってより、都知事が自衛隊の式典で述べるには、見当はずれなことを言っているなあ、と思う。 確実に起きるだろう関東地方での大地震では、外国人暴徒による騒乱も予想されるので、その場合には自衛隊には実力を以て暴徒を鎮圧して欲しい、ということを言ったと理解しているんだけど、そういう災害を念頭に置いて発言するならば、暴徒鎮圧云々なんかより、自衛隊にまず要請すべきは救助・支援活動であって、国防も大事だけどそっちの方面の装備や訓練も充実させ万が一の時は都民の生命・財産を救助するために行動していただきたい、というのが都知事として自衛隊に要請すべき第一のことでしょうが・・・。ホントに都民の生命・財産を真剣に考えているの、この人?何か順番が違っちゃってるんだよなあ・・・。 まあ、この人がこういう軽率な言動をするのは今に始まったことじゃないけどね。この程度の見識の人間はもうちょっと影響力の少ないポジションにいるべきじゃないかと思うのだけど・・・。マイナーな町村辺りの首長がお似合いじゃないかね。 2000/04/11(火) ■助数詞 この記事を読んで。 ワタクシが仕事でよく使うタームが、商品分類「第○類」という語。○には数字が入るのだけど、ATOKでは、数字の後の「るい」の読みの語は、「塁」と固定的に変換されしまい困っていた。 例えば「第9類」と打ちたいのが、デフォルトでは第9「塁」が第一候補として変換されてしまう(恐らくポピュラーな野球用語だからということなんだろうが・・・)。しかも通常であればここで「類」に修正して変換すれば学習され、以後は第一候補に「類」が出てくるようになるのだけど、この場合は学習が効かず、結局、「第○類」を打つ度に「塁」を「類」に変換し直す手間をかけることを余儀なくされていて、何とかならないものかと思っていた。 で、このTipsは、「類」の語を「助数詞」として辞書登録すれば、数字の後の「るい」の読みの変換に「類」が第一候補に出てくるようになる、というものだ。辞書登録までは思いついていたのだが、助数詞という品詞設定があることまでには思い至らなかった・・・。 で、辞書登録して試してみると、第9類第11類第25類と必ず「類」が第一候補に出てくるようになる。こりゃあ楽だわ(っつーか今までが不便すぎ)、とソボクに感動。 こういうTips集って慣れてくるとバカにしがちだけど、時々こういう自分的にも大ヒットなTipsがあったりするので、やはりマメに目を通しておくべきだなあと感じたりした次第。 2000/04/05(水) ■森喜朗首相 まさかこんな日を迎えるとは思わなかった。恐らくほとんどの人は森?Who?状態なんだろうが、石川2区選出で、石川県では知らぬ者はいないだろう大物政治家である。大学を彼の地で過ごした私にとっては、12年前から政治家としては特に耳に慣れ親しんだ名前なのだ。 今となっては嘘なのかほんとなのか確かめようがないのだが、当時は、大学移転の用地取得関連で色々と自己の利益を計ったのではないかと噂されていた。こっちは大学移転をまともに食らって、繁華街間近の超一等地内にある大学から追い出され、何にもない山の中で学部時代を送らされたので、良い印象を持つはずもなく、何となく反感を感じたままになっていたら、アレヨアレヨという間に大臣と党の要職を歴任し、ついには、ほとんど棚からぼた餅状態だが、総理大臣にまでなってしまった。 まあ、就任の経緯から見ても衆議院の任期満了が近いことからも選挙管理内閣の首班という色彩が強いようだが。10年前の自分に「森喜朗が総理になるよ」と教えたらどんな顔をするだろうね? 2000/04/04(火) ■ATOK12入れ直し 前々からあまり調子が良くなかったのだが、「一部の・・・」とか特定の文字列を入力して変換すると、一般保護エラーを出してアプリケーションをクラッシュさせる症状を見せ始め本格的に使い物にならなくなったので、ATOK12を入れ直す。 今まで覚えさせた辞書を継承させるため、入れ直す前に辞書ファイルだけ別フォルダに待避して、インストールし直してから、待避しといた辞書を辞書ユーティリティでテキスト出力していると(待避した辞書を直接コピーしたらやはり一般保護エラーで止まってしまったため、一度テキストに出力して、インストールし直した辞書ファイルにそのテキストを読み込ませるという手間をかけたのだ)、処理が「こ」行辺りにさしかかると必ず一般保護エラーを出して止まってしまう。とりあえず2回に分けてテキスト出力して2つのテキストファイルを作り、その2つのテキストファイルを辞書に読み込ませて、移行終了。 そういえば、前から「言葉」とか、「異なる」とか、ものすごく基本的な語が変換できなくなる症状も見せて閉口していたのだが(ならさっさと入れ直せよ>俺)、これらも語頭が「こ」だな。やはり辞書ファイルがこの「こ」辺りで壊れていたのだろう。 入れ直したら快適快適。 ■WorkPad 部屋を模様替えしたら、パソコンデスクに使っているシェルフラックの下から、WorkPadが出てきた。最近見ないなあと思ったら、こんなところにいたのか・・・。アイゲッティではメモは不便だなーと思い出していたので、ちょうど良いタイミングだ。 久々に使ってみる。最近は通勤の地下鉄の中で英単語を覚えているのだが、何遍繰り返しやっても覚えられない英単語だけ集中的に抜き出そうとして、単語本を左手に、WorkPadを右手にして、WorkPadに親指でGrafittiを書いてメモ、ということに使ってみた。ミスも多いが、これはザウルスではできないことなんだよなあ。メモマシンとしては、大変有用である。 ただ、ザウルスは中古では2万円程度で電子メールもインターネットブラウズも出来るのに、WorkPadでは恐らく倍以上はかけないと同程度のことが出来ないこと(ソフトも自力で揃える必要がある)、WorkPadではコンパクトフラッシュすら使えないこと、など種々を勘案すると、ザウルスにも十分勝機がある、というか、Palm/WorkPad系が今の価格設定のままでは対等ではないと言った方が良いだろう。 会社からの帰りに、日本橋に寄り道して、WorkPadを首から下げる紐のアタッチメントを購入。スケジュール&メモはWorkPadで、モバイルでのネットはアイゲッティで、というつもり。 |