2000/11/28(火) ■ザクロ を食す。齢30にして、初めて食べる果物だったりして(^^;)。 味はそれほど美味しいとも思えないが、プチプチ感が何か良いなあ。結構日持ちするのも良い。 2000/11/27(月) ■ADSL 僕の住んでいるとこは既にADSL提供地域に入っているようですな(知らぬ間に・・・)。わーい都会だー。また、今、フレッツISDNで使っている@NiftyもADSL試験サービスを既に開始している。っつーことは申込さえすればADSL接続可能っつうことに。 しかしこれで加入すると、1年足らずで、INSライト(TA)−フレッツISDN(ISDNルータ)−ADSL(ADSLモデム)と通信環境をめまぐるしく変えすぎな感じだし、またADSLは初期費用がちょっとかかるのが考え物だ。考えてみると、独身寮にいた頃はCATVを使っていたので、これでもしADSLに入ったら、有線の常時接続サービスは全部やったことになるんでは・・・。踊らされてる?(^^;)。 常時接続で最高512kbpsというのは確かに魅力的ではあるが、そもそもそこまで高速でないといけないサービスを利用しているわけでもないし、せっかくダイアルアップルーター中心に設定したLAN環境を変更しなくてはいけないのも面倒っちい感じ。月額料金的には現状より2000円高くなる程度のようだが。うーん・・・。初期費用がもっと下がるのを待とうか。国を挙げてIT、ITとやってるんで、何か恩恵にあずかれるかも知れない、というさもしい根性(^^;)も多少あったりして。IT振興券とかで、ADSLモデムくらいは国が買ってくれるとか。それくらいしてくれればADSLに行っても良いな。 2000/11/23(木) ■飲み会 勤労感謝の日。知り合いのつてで男2×女2の飲み会。 十三のちゃんこ鍋やさん−車で移動−西宮の夜景のキレーな喫茶店でお茶、という聖俗両極端なコース。後者の喫茶店はカップルばかりで、確かに女性を連れてではないとかなり入りづらい感じ。紅茶はポットで来るが、日東ティーパックっぽく、しかも750円ってのは、やはり夜景代なんだろーなー。で、もうすっかり店内はクリスマスモードでした。 2000/11/22(水) ■各種PDA Jornada820、キーボードを搭載したザウルス、PHS内蔵のWorkPadと、結構魅力的な新製品が続々とリリースされている。 Jornada820は蓋を閉じた状態でMP3のステレオ再生が可能らしく、半年早く出ていれば非常に魅力的だったのだが・・・。それなりに使えるMP3プレーヤーが手元にある以上、もう遅いかなあ。ザウルスは入力方式の自由度さえ高ければ、他を圧倒する魅力があるが、やはり店頭で確認せねばならないことが多すぎる感じ。WorkPadはちょっと大きすぎ&重すぎだし、PHSと言ってもDDIポケットは保証しないとか不届きなことを言っているようだし・・・。多分、どれもこれも店頭で触り倒すに止まりそうだ。 ただ周辺機器で、待望のPalm m100用の折り畳みキーボードはもう買うつもり。メモマシンとしての応用の幅が相当広がる筈だ。ちょっと長文のメモを自室で入れるときとか、電車などの座った状態での長時間移動時でのモノ書きとか。あれ、でも発売が延期になっている。 これにはPalm用ATOKが付いてくるのだが、メモリが逼迫しているm100ではやや使えない感じなのが惜しい。標準構成では最初からセットアップ不可だし、最小構成でもATOKを入れてしまうと、ワタクシのマシンの空き容量はわずか300KB強になってしまう。300KB・・・。2DDフロッピーの半分以下っすか。テキストだけとはいえ、こりゃあ辛いよさすがに。片手入力では文節区切りの移動がちょっと手間がかかるので、もう少し自然な文節区切りが出来るだろうATOKはかなり魅力的なんだが・・・。迷うなあ。 これ、考えてみるとちょっと変なことになっているのに気がつく。日本語Palmマシンには、最初から日本語入力機能が付いているわけだが(Windowsで言えばMS-IMEに相当する)、そのPalm社から、キーボードとのバンドルとはいえ、サードパーティーの製造する日本語入力プログラムが販売されているのだ。PCで言えば、MSキーボードにATOKがバンドルされるようなもんと考えると、すっごい違和感があるなあ。もしかしたら、将来的にはATOKが最初からPalmマシンに組み込まれることもあり得るかも・・・。 2000/11/15(水) ■大統領選 数え直すたびに数が違っているが何だかなあ。聞くと、100年前の集計マシン(パンチカードの機械式。IBM創業期はこんな機械を取り扱っていたんであろう)が未だに使われているところもあるらしく、そりゃ数え間違えも出るわな。IT革命の先鋭国、好景気で連邦政府財政は単年度で黒字転換と明るさばかりが目立つ米国も、ちょっと内情をめくればこんなモンである。まあ、日本だって全然他国のことは言えないが。 しかしこの制度は何かよく分からないなあ。州の代表を選んでいるのでなく、国の代表を選んでいるのに、何で「州単位」で選挙人の配分が「ゼロか全部か」という択一になっているのか良く分からない。多分United Stetesという国名に由来する歴史的経緯はあるんだろうけど、今回のような事態になることは容易に予想されるわけで、「得票数に応じて選挙人を比例的に配分する」という制度は考えられなかったんだろうか?あと、全国民の票数を単純集計して多い方が勝ちとした方が遙かに手っ取り早いような気がするし。 2000/11/09(木) ■会社帰りに日本橋 メインで使っているS-VHSデッキが壊れちまったようなので、AV店を中心にボチボチと探しに出ている。デジタルを射程に入れると、規格が色々あって迷う。DVやらD-VHSやら、DVD-RAM/RWやらHDDレコーダやら。しかしどれもこれも決め手に欠けることよ。メディアの容量がまだ十分じゃない感じだ。唯一D-VHSはそういう意味ではかなり良いのだけど、やはりシーケンシャルなメディアはなあ・・・。それと実はコーデックの対立という面があるような。DVコーデックvs.MPEG2連合っていう。MPEG2は編集性が今のところ悪いのと、やはり画質はDVには劣るだろうっていうのがどうにもいやなんだが、趨勢はMPEG2が圧倒的みたいだし、デッキ自体は予録数などD-VHSの方が良いような気がする。日立のなんかはコストパフォーマンス的にもかなりよさげ。が、DVRaptorが現状と変わらないんだよなあ・・・。うーん、悩みまくり。 IEEE1394アダプタでD-VHSと接続できれば、MPEG2吸い出し−HDD編集−HDDリエンコード−テープに書き戻しということは出来るが、やはりエンコードし直すのがネックだなあ。未だDVの方が良い。どうもDVは画質以外は全てにおいて中庸な感じ。 ついでにPCのメモリー価格チェック。下げ止まってない。PC100の128MBSDRAM、6,480円という未知の領域に突入。用もないのに買いたくなってしまう価格よ。 2000/11/08(水) ■通勤読書 『人はなぜニセ科学に騙されるのか・上巻』(新潮文庫)。カール・セーガンのオカルト系トンデモ系本批判書。と学会はお笑いとして読むポリシーがあったが、こちらは割と科学啓蒙的で真面目。色々面白い。 宇宙人による誘拐とか、狂言・愉快犯的に思われるが、実はそれは妄想、というよりは病理的な幻覚の可能性があるとのこと。幻覚には現実と見まごうばかりのリアリティを持つモノもあるらしい。その幻覚のため、本人にとってはそうした体験自体は事実なのだが、本人には幻覚とは受け取られず、現実だと主張した結果、ますます周囲から孤立して、独りよがりのトンデモ・電波本に至る・・・という道筋があるのではないだろうかということが示唆されている。 そうした幻覚の説明のされ方の歴史にも言及があって、昔は悪魔だったり魔女だったり妖精だったりした。幻覚自体は同じであっても、その説明のされ方に時代の流行みたいなものがあり、今はたまたま宇宙人がよりリアルな解釈として受け入れられ易いというだけであって、むしろ時代を通じて人間は同じような幻覚を見ていてそれに対する解釈が時代時代で違っているだけであると見た方が合説明的であろう、とされている。要するに宇宙人に誘拐されただのインプラントされただのってのは、夜中に悪魔だの妖精だのがやってきてヘンなことをしていったっていうのと同じタイプの幻覚であって現実じゃないっていうことだ。これは臨死体験でも主に地域・文化の違いによって全然違った証言が得られていることから、臨死体験とは、死ぬ寸前という緊急事態に脳が派手に打ち上げた花火のような幻覚なんではないかという論拠になっているのと、少し類似性がある。 なるほどなあ、と思う。ただの妄想というにはあまりにも本人達が真剣なケースが多いからだ。だからといって反社会的な行動を取って良いということにはならないが、何故彼らがそういう強固な思いこみで突っ走ってしまうのかということを説明はできるのではないだろうか。全部が全部そうではないだろうが、少なくとも教祖レベルの人間に限って言えば、そういう体質?があるケースが多いのではないだろうかと思う。 で、歴史関係で中世の魔女狩りについて触れられているのだが、朝からこれはヘヴィーすぎるわな・・・。 2000/11/05(日) ■金沢行き 39000km ここ数年この時期には必ずあった北陸道周遊チケット(高速道路代が15%程度割引)が無くなっている〜。うう〜、片道のガス代くらいはあれで浮いたのに〜。復活させろ! 2000/11/02(木) ■今日のpalmさん 『ヴィーナスの命題』通勤途中チェックでpalm大活躍。ハードカヴァーで片手palm入力にも少し慣れてきた。慣れれば結構サクサク入力できる。画面を直接タップしないで済むのが結構大きい。もう少し変換が賢ければ言うことないのだが・・・。これ、小説のチェックだけじゃなくて、勉強とかにも使えるなあ。ドイツ語とか文法をちょっと復習したいんでテキトーなテキストを買ってみるか。ああ、m100買って良かったなあとか思ってたら、突如暴走。しかもソフトリセットしても、ハードリセットしても、palmの初期画面から先に進まないようになってしまった。お手上げ状態。おいおい、明日から旅行なのに、こんなタイミングで壊れるんじゃないよ〜・・・。 と思ったら、フェイスプレートを外したところ、ちゃんと起動するようになる。m100はフェイスプレートを工具なしで外して交換できるようになっているのだが、どうも使っているうちに、プレートが多少変形してボタンと干渉して、ボタンが押し込みの状態になっていたようだ。 あー、買ってから半月くらいしか経ってないので、購入店で取り替えてもらわなきゃ、やべ、領収書残してたかいな、明日の朝は金沢に行かなきゃいけないから今日のうちにとなると、ちょっと仕事を早く終えてギリギリかな?・・・とか覚悟していたのでやれやれホッとした。 と思っていたんだがやはりボタンが勝手に押される状態に時々なるなあ・・・。ボタンの接触不良かも。取りあえず今週末はだましだまし使って、改善されないようなら取り替えてもらおう・・・。 2000/11/01(水) ■JFile 知人の小説『ヴィーナスの命題』(著者:真木武志、角川書店)を読む時のメモ帳としてPalm m100、ソフトにJFileを使っている。JFileは非リレーショナルなデータベースソフト。実は表計算ライクな方が好みなのだけど、Palm用の表計算ソフトはどういうわけか、どれもこれもSortが出来ないようなので、いちいちテンプレートを作らなきゃいけなくて不便なんだけど仕方なくデータベースソフトをメモに使っている。 ショートカットを使えば、Grafittiエリアにショートカットキーを書くだけで操作が完了するのも良い。ショートカットを憶えれば、ほぼ完全に片手でデータベースを入力閲覧できるようになるだろう。 それにしても、『ヴィーナスの命題』は非常にメモしがいがある小説で、もう何回も読み直しているのだけど、終盤12ページくらいで6カ所くらいメモが必要な場面が出てきている(^^;)。特に終盤に疑問点が集中するせいもあるし、疑問点だけではなく、「ここが良い」とか「ここの表現はこう変えた方が良いのではないか」と思ったといったこともメモで取っておくのでその分メモが増えているのだけど。 しかし、『ヴィーナスの命題』は体裁がハードカバーなので、文庫や新書のように、通勤電車内の立った状態では、片手で本を開いたまま、片手でPalmを扱うことが難しく、ちょっと難儀。こういう点では文庫や新書の方が良いなあと思うが、結構良い感じでメモれるので、ちょくちょく使うことになりそうだ。 JFileデータをPCでも編集できると便利なので、JFileデータの編集ソフトJFTransの30日お試し版をPCにインストール。特に問題ないようなのでレジストするつもり。 あと、m100用の液晶保護シートをようやく見つけたので貼る。他のPalm機用のは結構あるのに、m100用のだけ発見できなかったのだ。これで親指のツメで心おきなくGrafittiをガリガリ書けるわい。適度な引っかかり感もあって、使い心地も良くなった。 |