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2001/07/31(火)

減量
 今日から減量を決意。取りあえず、夕飯は出来るだけ家で摂る(ラーメン等、脂肪分と炭水化物に偏ったものは原則禁止)、帰りの地下鉄は一駅歩く(約20分)、体重を記録すること、に留意する。このくらいではとてもとても画期的な減量は望めないが、まあ手始めはこんなもんで。

2001/07/30(月)

秋葉原
 出張で東京へ。午後からの会議だが、早めに大阪を出て、午前の秋葉原を回る。2.5インチHDDでも買おうかと思ったが、ここしばらく2.5HDD関連では外れくじを立て続けに引いていて(10GBドライブ初期不良、3.5インチ用アダプタ初期不良)、秋葉原で買ったは良いが初期不良じゃシャレにならんなあと思い直し、価格を見るだけでやめておく。
 秋葉原の自作系ショップは寄る機会も少ないので(秋葉原に来たときはどっちかというとモバイル系とか電子工作系がメインなワタシ)、勝手が分からず十分に回りきれなかったと思うが、IBMのDRRAの9GBが9800円というのが気になったくらいか。9GBって中途半端なんだが、5GBや6.4GBでは心許ないが、10GBでは大きすぎるという微妙なオコト心に訴えかけるものあり、ニッチな需要はあるかも知れない。恵美須町のショップで取り扱っていれば購入検討だな。
 他、キーボード専門店があるのには驚いた。さすが天下の秋葉原。そのショップを含め、複数のショップでSpaceSaverIIを常備しているのもさすが。恵美須町ではちょっと前twotopかどこかで見かけたが、最近はとんと見ていない。価格も以前は12000円くらいしたと思うのだが、今は税抜き8980円辺り。せっかく東京に来たんだし買っとくかとか思いかけるが、既に自作PC2台はどちらもSpaceSaverIIで統一しこれ買ったら3台目になることもあり、さすがにやめておいた。前にも書いているとは思うが、SpaceSaverIIキーボードは、ブラウジングとテキスト入力主体で、数字を打つ機会は少ないかテンキー無しでタッチタイプでき、あまりスペースに余裕がない人向けなキーボードだ。キータッチは良くも悪くもなくこの面を重視する人は評価しないかも知れないが、TrackPointがデスクトップマシンでも使えるというのは何にも勝るメリットだと思う。
 それとHandEraの実物を展示しているショップを探すが、見つからず。まあ、今となってはPEG-610Cとかの方が良いような気もするが・・・。

2001/07/28(土)

自作マシン久々にメンテ
 初期不良の疑いが濃厚な2.5インチHDDアダプタをショップで交換してもらう。ついでに、DVキャプチャ用に40GBのHDDを買う。Seagate製で税込み11,000円くらい。
 2.5インチHDDアダプタは、USB変換ケーブルからなら認識されるが(やはり最初に買ったアダプタは不良品であった)、ATAケーブルを使ってマザボと直結するとダメ。BIOSでは認識しているのだが、OSが立ち上がらない。一体何がダメなのか。まーでも、USBからは接続できるので、領域確保してフォーマットした40GBの新HDDに、ノートPCの全データをコピーしてみる。
 何せUSB経由なのでやったらに遅く、4GBのコピーに1時間半くらいかかってしまう。HDDの性能から言えば、1/3以下には出来るはずなのだが(DVキャプチャの書き込みでは、25分で5.2GBのスピードが出ている)。とても常用できないなー。ま、緊急時・事故時の復旧手段、ってことで。
 40GBの3.5インチHDD増設も、久々にやってみると、領域確保やフォーマットの手順をすっかり忘れていた(^^;)。さすがに次のOSではMS-DOSでFDISKという不細工なことを強要することはなくなるでありましょーな。まだやってたら怒るぞ。あと、HDDの値段も安くなったので、扱いもぞんざい。ケースのベイに固定するのも面倒でケーブルを繋げて斜めにして立てかけたまま電源を入れたりしている。大枚はたいて買ったUltraWideSCSI9.1GBだったら考えられないぞんざいさだよ。とにかく、これでDVキャプチャは自由度が相当高くなった。
 で、いじるついでに久々に自作マシンの種々の問題の改善に取り組む。TrackPoint付きのコンパクトキーボードであるSpaceSaverIIの、TrackPointのセンターボタンが無効になっている問題をドライバを入れ直して解決。あと、起動時にNumLockがオンになってしまう問題も、イヤガラセ的に使いにくいので何とかしないと思いつつズルズル解決せずに使っていたのを本腰入れて解決を試みる。ドライバ等のソフト系の設定ミスだと思いこんでドライバを色々替えてみたり、ネットを検索して見ると、他のキーボードでNumlockをオンにした後だとSpaceSaverIIではオフに出来ないとかいうことが書いてあるサイトがあり、押入から以前使っていた馬鹿でかいキーボードを引っぱり出して接続したり色々やってみるが解決せず。ウソツキサイトめ。でも、検索して出てきた別のページで、BIOS設定でNumLockがオンになっている場合があるということを知って、チェックしてみると、ビンゴ、BIOS設定のNumLockがオンになったままになっている〜。オレ、組み上げた時からこの辺の設定はいじっていないと思うのだが、デフォルトでNumLockをオンにするのだとしたらこれは問題があると思うのだが・・・。
 とりあえず、しばらく引っかかっていた自作マシン回りのトラブルをあらかたシュート出来たので満足。それにしても暑い(^^;)。

2001/07/26(木)

IBMクーリエ
 昨日職場に届いていた修理見積書と決済方法の確認のFAXを返信。取りあえず修理してもらうことにした。フロッピーやACアダプタが2セット出来て、職場と自宅それぞれに置けるので2台あるのもまあまあ良い感じかも、と思えたからだ。本体は今回のような不測の事態に備えたバックアップってことで。
 で、本体は日本通運が職場に引き取りに来る。データがギッシリ詰まっているHDDは中古の健康マシンに入れて現在使っており、故障中のマシンには何も入っていないまっさらのHDDを入れているのでその旨伝えて引き渡す。
 修理費5.6万円は痛いが、幸い今期のボウナスでは−TP600Eの中古を除けば−大物を買っていない(液晶テレビも乾燥機も見合わせた)ので、さほどクリティカルなダメージではない。次期ノートPCは遠ざかったが、特に今物欲をかき立てさせられる機種があるわけでもなく、まーしばらくこの体制でまったり行くか。

2001/07/25(水)

IBMよりtel
 取りあえず壊れたマシンをどうするか思案しているとIBMのサポートから電話。56,600円かかるらしい。まー以前DELLのノートPCでボード交換で見積18万円とか言われたのを考えれば、ショックは少ない。全然OKだ。
 既に代替機を買ってしまっているので、修理するのは無駄とも言えるのだが、メーカーに修理に出すのは初めてなので、良い機会だと思って頼むのも良いかも。ソフマップなりヤフオクなりに中古で売るとしても今のままではジャンク品で売れないしなあ・・・。聞いた話では、修理に出すと剥げた塗装なども直って帰ってくるらしい。とはいえ、修理から帰ってきたものをそのままソフマップに流しても、辛うじて修理代が出るか出ないか、というところだろうから、費用的には捨てるかどうするか迷うところではある。
 取りあえず、引取先に職場を指定して引き取りに来てもらう。そこで断ってもペナルティはないらしいので。もし依頼するとなると、明日は2台、マシンを持ってこないと。
 あと、こういうとき、代替機を速攻で貸してくれるサービスがあれば凄く助かるんだが・・・。

DriveCopy上手く行かず
 新しい中古のマシン(ややこしい言い方だ)には6.4GBのHDDが付いている。取りあえず今は前マシンの4GBHDDをそのまま入れて使っているが、6.4GBに移行すれば多少はディスク容量に余裕が出るので、セカンドHDDアダプタを使って、DriveCopyで中身を移行しようとしてみるが・・・上手く行かない。
 途中でエラーを出して止まってしまうのだ。コピー元ドライブのファイルが一部壊れているためらしい。別にそこは無視して作業しても良いのに、頑固にそれ以上は進めてくれない。NetJapanから何回か送ってきてもらっているアップデートをすればできるようになるのだろうか。
 尚、以前買った10GBのドライブはやっぱり壊れていました。1ビットもデータを書き込むことなくゴミ箱へ・・・。今からでは取り替えもきかん。何という無駄遣い。
 どうも2.5インチのHDDとは上手くつきあえていないなあ>オレ。
 とりあえず、最低でも、自作マシンで2.5インチドライブを読めるようにしとかないとと思い、会社退けた後に日本橋を少し物色。ATAデバイスをUSB経由でアクセス出来るようにするという周辺機器を発見。5000円くらい。購入し帰宅。一昨日買って上手く行かなかった、3.5インチベイ用の2.5HDDアダプタを挿してみるが、うんともすんとも言わない。で、その辺に転がっていた3.5インチのHDDを挿してみると、こっちはサクッと認識してくれる。2.5HDDはノートPCのセカンドHDDアダプタ経由で動作は確認済みなので、これで2.5インチHDDアダプタの初期不良がほぼ確定。あ、そっか、IDEケーブルで直結した時にもこれ(余っている3.5インチHDDをつなげる)を試していればアダプタの良不良は分かったなあ、と今気がつく。3.5インチHDDが転がっているのを見つけるまでは気づかなかったよ。うかつ。
 尚、USB-ATAコネクタは、デザインが操作性を阻害する悪いデザインになってしまっている。電源ソケットとIDEソケットが物理的に干渉して挿せないという間抜けさ加減。それと本体の電源を落としても電源が切れない。電源スイッチもないもんだから、ACアダプタのソケットをぶちっと引き抜かないとダメ、という乱暴なことに。きゅーんと金属音を立てて回転しているむき出しのHDDをこういう方法で停止させるのは何だか危なっかしい感じ。まあ、頻繁に使うようなもんじゃないので、現実にはさほど差し支えはないということなのだろうが。
 週末にでも2.5インチHDDアダプタをショップに交換しに行こう。それと最近また使っているDVRaptorのDVキャプチャ用に、40GB程度のHDDでも買おうかなー。

2001/07/24(火)

Loranぶっこわれ
 どうもシステムボードが逝ってしまったようだ。恐らく振動でダメになったと思われる。症状は前々マシンのDELLと同じパターンで、電源投入後起動せずにエラーコードを出すというもの。月曜日の朝、職場で起動しようと思ったらこの症状が出て、IBMのサポートに連絡する。IBMのサポートはカスタマー登録をしつっこく入力させ、かなり苛立たしい。対応自体はそれほどでもなかったが。ただ、何回か電話して、明らかにハードの不調(起動時のメモリチェック画面が出ずエラーコードが出る)なのに、OSを入れ直せと言われたのは?だったが。しばらく考えてどう考えてもそのアドバイスはおかしいと思ったので、電話し直すと、別の担当者から、それはハードの故障の可能性が高いですねと言われる。で、修理は1週間くらいかかると聞いて青ざめる。仕事にならん・・・。
 とにかく大事なデータを吸い出すべく、早めに退社して日本橋に行き、3.5インチベイ用の2.5インチHDDアダプタを買ってきて自作PCにつなげるが、どういうわけだか上手く認識されない・・・。初代の自作マシンに久々に電源を入れ試したりしたが、結局上手く行かず。しかたないので、翌日は有給を取って午前中にノートPC本体の同機種の中古を購入してHDDを移し替えた。こちらは当たり前だが動作している。
 今回のような致命的な障害ではないが、以前からやや調子は悪かったのでそろそろ買い換えかなと思っていた頃で、もう少し時間に余裕があれば1620辺りを買っても良かったのだが・・・。せめて週末に壊れてくれれば。思わぬ出費。さて、直すか放置するか考えどころだのう・・・。とにかく自作マシンからノートPC無しで2.5インチHDDにアクセスする方策は取らないとなあ・・・。
 中古のマシンは10万円。100/10baseのLANカード付きのNTモデル。塗装のハゲもなく、美品。LoranDashとでも名付けるか。

2001/07/16(月)

大阪市、オリンピック誘致できず
 個人的には、無関心というより、発想が相変わらずの箱モノ主導のディベロッパー型で、土建屋万歳的であり、批判的だったので、誘致できずに良かったじゃないかと思う。こういうのは経済が発展途上で展望の明るいお国に任しておけばよろしい。北京というのは妥当でしょう。
 もう日本は経済的には発展途上国じゃないんだし、ある程度のインフラは整備されているんだから、こういう誘致活動が出たこと自体、何か時代錯誤的だとしか思えない。こんなお祭りによるカンフル的経済効果なんて一時的なもんだし。市税を納めているタックスペイヤーとしては、誘致活動にかかった金は、勉強代と思えば安いモノだと思って諦める。誘致に成功したとしても、種々の施設が赤字垂れ流しになったりして、財政を圧迫するのが目に見えているからねえ。あー良かった良かった。これで大阪の将来は少しは明るくなったと思うよ。

2001/07/13(金)

過敏な反応
 「つくる会」の問題で、韓国側の抗議行動に発展、文化交流が途切れる事態に。
 僕も「つくる会」の歴史教科書はおかしいと思うし、少なくともこれはスタンダードな歴史観であってはいけない。そうなっては困ると思っている。が、韓国側の対応も、抗議の仕方としてはかなり拙劣ではないだろうか。っていうか、怒りの矛先が完全に間違っているように思うなあ。日本と韓国の交流を真面目に考えて事業を進めたりしている日本側の当事者にとっては、相当困惑するような出来事で、このことで感情的にこじれたりしなきゃ良いんだが、と思うのだが・・・。第一、こういう文化交流をやめたところで、「つくる会」の連中にとっては何にもダメージにならんよ。
 むしろ、こういう時こそ、文化の交流を積極的に進めなくてはいけないんじゃないのかなあ。「教科書で教えられた事」全てが正しいなんて事はあり得ないことだろうし、そんなことで、例えば「生きたコミュニケーション」の実践の場での貴重な学習機会をむざむざ手放してしまって良いモノだろうか。
 抗議の意思は十分に分かる。分かるが、間違った人間の考えをコミュニケーションでただせるかも知れない。そういう可能性より、活字になった教科書の方が優先されるという考え方、これこそが相互理解の妨げになるような気がしてならないんだけどなあ。きれい事だろうか。
 それと、この一件、どうも根本的に誤解が存在するような気がしてならない。なんせ、そもそもは、たかが一出版社の教科書で、しかもそれを採用するのは地方自治体の判断に委ねられている。確かに教科書検定という問題は絡んでくるが、基本的には国対国の話ではなく、著者集団及び出版社の考え方というローカルな問題だと思うんだがなあ。つくる会や日本政府(文科省)に抗議するのは分かるんだが・・・。いくつもある教科書の中の一つがおかしいという問題で、どうしてその国への文化活動全てへの全否定につながってしまうのだろう?この辺に誤解があるような気がしてならない。
 「つくる会」の教科書に対しては、アジア諸国には一種のハラスメントと受け取られても仕方ない面がある。例えば米国の教科書で、広島・長崎の原爆投下を、その悲惨な実態に何ら触れることなく、「連合軍兵士の犠牲をくい止めた」「むしろ本土決戦で予想される凄惨な地上戦を回避し、日本人民の犠牲も避けた」とだけ表記してあったら、我々はどう思うか、ということである。相手の立場に立ってモノを考え、間違いがあったら率直に反省し次に生かすのが大人だし、子どもに見せる教科書には、例え偽善やかっこつけであっても、そういう姿を見せるべきではないか。自国のやった良いことは大げさに評価し、悪いことはこそこそ隠し、なかったことにすることが、「大人」のやることとは思えない。その辺、ちいと考えれば、自ずと何をどうすべきか分かりそうなもんだと思うのだが・・・。

2001/07/11(水)

冷房病?
 ここ数日、職場の冷房にちょっとやられている。鼻水が止まらなくなる。寒くて仕方ない。
 自宅は割と風通しが良くて、玄関のドアを少し開けて、ベランダの扉を開ければ風が入り、風さえあれば熱帯夜もそこそこしのげるのが分かったので、最近は自宅では冷房はあまり入れていない。ちょっと耐えられないくらいに不快になれば、10分くらいシャワーでも浴びればスッキリするし。夏は良いよねえ。ただ、問題はベランダの前が大きな通りに面していて、深夜に至るまで車の通りがあって、窓を開けているとかなりうるさいことで(パトカーなども頻繁に通る。住居選びとしてこれはかなり失敗だったと思う)、テレビなどを集中して視聴したいときは、やむなく窓を閉めてエアコンを入れている。
 が、職場では当然の如く、窓を閉め切り冷房をガンガン入れている。会社の制服の半袖シャツだと寒くて鼻水が止まらなくなるので、ここ数日は、あえて長袖にネクタイという暑苦しい格好をしている。
 例年は制服半袖シャツでも冷房下「暑いナー」と思うくらいで、冷房で弱るようなことはなかったのだが・・・。年か?

赤外線ポート
 ノートPCのHDDを替えようと思って購入したHDDとセカンドHDDアダプタだが・・・。何か上手く行かない。新しいHDDを認識してくれないのだ。って言うか、HDDを振ると、カラカラと音がするんですけど・・・。
 もう今からだとハードディスクを入れ直すより、新しいノートPCを買っちまったほうが良いかも、とか思ったり。で、ノートPCを選ぶ上でかなり深刻な障害になってきている赤外線ポート問題だが、一つ興味深い製品を見つけた。
 これがあればノートPCにUSBポートさえあれば良い。ケーブルを持ち歩いてPalmとPCそれぞれに挿すよりは、PCに挿すだけで済む分かなりマシだろう。挿す場所も背面のシリアルじゃなくて側面だし。
 形状から見て、ノートPCに挿しっぱなしだと持ち歩くにはかなり危険だと思われ、持ち歩くにはアダプタを別にする必要はある難点はあるが、赤外線通信という、ごくマイナーな接続機器でノートPCの選択が狭められる状況がこれでかなり改善されそうなのが嬉しい。

トライアル
 NHK-BS1でやっていた、日本グランプリ。去年もたまたま見たが、やはり凄く面白いなー。ちゃんとチェックしようかなあ。サスの沈みとかフレームの歪みまでおそらく無意識に計算して操っているだろう競技者のテクニックの高さには言葉を失うし、競技者のチャレンジングスピリッツか正確で危険の少ない方かを選ぶ性格が分かりやすく、とても面白い。
 テクニックと度胸、メカと自然。人工的なコースで常に走っているGPやモトクロスとかとは違い、動と静、長く続いた緊張が一瞬で解消されるカタルシスがある。そういう点では野球に近い。もっと人気が出て良いスポーツだと思うなあ。

2001/07/10(火)

Palm
 気になっていたHandEraのレビューを読む。
 CFサイズのPHSカードを使って通信した場合でも、連続5時間以上と、意外と電池は持つようだ。メールチェックくらいなら電池残量をそれほど気にせず通信出来るかも。
 手持ちのPalmIII/m100用の折り畳みキーボードが使えるのも良い感じ。もう少し本体が小さく軽ければ完璧だったのだが、それでもやはりかなり魅力的。「詰め込めるものを限界まで詰め込みました」というモノクロpalmの最重量級マシンのため価格がかなり高めで、買うかどうかは迷うが、店頭で触ってみたいところ。今のところ、日本橋のめぼしいモバイル系ショップでは取り扱っていないようなのが残念。
 HandEraの電池は、最近流行の内蔵充電池ではなく、単4乾電池なのだが、乾電池は蓋の作りが甘いと落としただけで電池が抜けてしまう恐れがあり、電池を入れるのにモタモタしているとリセットがかかって記憶内容が消えてしまい、思わぬデータ損失の危険性があるという欠点がある。実際、以前使っていたm100はこの蓋が何か甘くて、出張の帰りの新幹線で本体を落とした時に乾電池を飛び出させてしまい、同期していなかった出張中の会議メモを失った痛い思い出があるのだ。で、この乾電池の蓋部分は、特に実機を触って確認したいところなのだが・・・。

2001/07/03(火)

Yahoo!BB
 仮予約を申し込んでおいたら、本予約メールがYahoo!から今日、届いていた。僕の自宅のある地域もサービス提供地域に近々入るようだ。そろそろ本腰を入れて検討するか。
 ううむ・・・。根本的な疑問として、ISDNを残したままでADSLタイプ2を新たに引くことは出来るのか?新規加入者向けに、タイプ2なら設置負担金無しで(通話は出来ないネット専用回線として)ADSLを引けるみたいなことが書いてあるので、そこから類推すれば恐らく出来るのだろうと思うが。アナログに比べるとこの辺ややこしいな。
 っつーか、この辺の分かりにくさは要するに設置負担金という存在が元凶のように思われる。明らかに時流にそぐわない制度を撤廃する時期を失したため、こういう分かりにくいことになるのだ、などと思ってしまうが。
 ま、そんなことで文句を言っていても始まらないので、現状で考えてみる。僕のような「INS64ライトでフレッツISDNにしているネットワーカー」はちょっと悩ましいところかも知れない。現状でかかっているネット費用は、NTT分(INSライト+フレッツISDN)で6970円、ISP分で2000円で計8970円。Yahoo!BBにした場合、NTT分(INSライト+ADSLタイプ2回線使用料)で5570円、Yahoo!BBで2860円で8430円。フレッツADSLの場合だと、NTT分(INSライト+フレッツADSLタイプ2)で8920円、ISP分2000円で10920円(現在固定電話は殆どネットでしか使用していないから、電話代はネット代と考えている)。ADSL同士で比べれば、2500円程度通信費が安く上がることになり、確かに魅力的だ。が、Yahoo!BBのうたい文句である「月額2890円」ってほどの激安感はないな。これは、アナログ回線契約者なら、ADSLの回線使用料はわずか187円なので良い近似なのだが、INS64ライトで固定電話を維持したままADSLを導入しようとするとタイプ2しか現実的には選択できず(したくない。あまりにも時代にそぐわない設置負担金なんて絶対払いたくない)、タイプ2では回線使用料がタイプ1に比べ10倍以上に設定されているために、僕のような立場のユーザーにとっては、「激安感」が「そこそこの割安感」にまで薄まってしまっているわけだ。電話とネットを分けて考えれば良いのかも知れないが。
 ISDNとの比較では500円の差額かあ。確かに64k対Max8Mって圧倒的な速度差はあるのだけど、現状で既に常時接続でブロードバンドへの欲求もそれほど高くないオレのようなユーザーからすると、通信費トータルでこの程度の低減では、BB対応のルーターを購入したり環境を移行させる手間を考えると、躊躇しちゃうなあ。ISDNとの干渉の恐れもあるし。悩ましいです。
 それと、Yahoo!BBはADSL工事のために業者が自宅に入るようなので、PC周りを整理しなくちゃいけないとか、色々とやらなくてはいけないことがあるのもだりいです。どーしよっかなー・・・。

『時刻表昭和史』
 戦前・戦中・戦後の混乱期までの昭和初期を、鉄道を通して描く、エッセイのようなお話。目的地に行って滞在を楽しむのじゃなくて、鉄道に乗ること自体が楽しい鉄オタの元祖みたいな人のようだ。戦前からいたんだねえ、こういう人。
 戦前の国鉄にとって軍の存在がとてつもなく大きかったとかよく分かる。軍は、変電所を爆撃されたらイチコロだから電化に反対し、レールさえ残っていれば走れるし国内産の燃料で動く蒸気機関車に固執していたとか。海岸に面した路線は艦砲射撃で簡単に寸断されるから、線路は山間を通せとか言い張った明治の川上操六(しかし鉄道は国民の利便のためでもあるのだからという大山巌に論破されたらしい)じゃないが、何だか理屈もへったくれもない。変電所をやられるくらいブイブイ敵に入り込まれたら、日本はお終いなんだという意識が全くないし(そういうことにならないための外交と軍の筈だ)、そういう「万一」のことで以て国民に日常の不便を押し通せた軍の発言力の強さに怖くなるね。今が平和ボケだってんなら、これは戦時ボケだと言って良いのでは。
 大体、蒸気機関車って不便だよなあ、と改めて思う。マニアの人がノスタルジックにSLを振り返りたくなる気持ちは分かるけど、個人的にはSLの時代に生きていたら利用者の立場から我慢ならんだろうなあと思うよ。遅いわ、煤煙は出すわ、水の補給でしょっちゅう止まらなくちゃいけないわで、ちいとも良いことがない。鉄道は最低でもディーゼルカー、長距離なら新幹線で270km/hという今の時代の何と便利で快適なことか。便利で快適なことが即幸福に結びつくとは言わないが、不便で不快なよりはやっぱり遙かに良いよね。
 あと、死んだばーさまとかは、戦後の買い出し列車の話を時々してくれたのだが、この辺の描写も詳しくて良い。ホームで列車待ちしている時も、栄養不足のため、立っていられなくて座り込んでいたのがごく普通の光景だったとか、実際に体験した者の語る重みがある。




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