2002/06/30(日) ■社会思想社 現代教養文庫がなくなるのか・・・。僕にとってはマーチン・ガードナーの『奇妙な論理』とか、『一週間はなぜ七日なのか』(これはガードナーじゃなかったと思うが)といった科学啓蒙書が最も印象に残っていて、実際、投資額の割に随分勉強になったコストパフォーマンス抜群という実感があるのだが・・・。残念だ。 ■NewPC ぐるぐると同じことを考えている。自作PCか、1kg内外のモバイルPCか。 自作PCは、1台まるまる作るから、マザーボードだけ替えようかな〜というヘタレモードへ。まああとメモリとCPUも。Athlon XPの安いのでも買いまひょか。それにしてもしばらく見ていなかったらDDRがデファクトになっていてちょっと浦島太郎気分。 ThinkPadS30の売れ残りをいくつかのショップで見るが、どれも無線LANモデル。無線LAN自体は良いんだけど、LANポートと排他ってのがかなりがっくり来る。無線LAN、確かに魅力的ではあるんだけども(ホットスポットがもっと増えたならかなり活用の余地がある)、無線LANの基地を入れるならADSLを契約してADSLルータと一体型タイプでとか考え出してしまい、話がノートPCのリプレースに止まらなくなるのがちょっと。職場でどうするんだって問題もあるし。 あと、接続先のLAN設定を一発で変える機能は、WindowsMeモデルにはなく、Windows2000/XPモデルだけとのこと。なーんだ。この辺、確かWebには載ってなかった情報だよな・・・。やはりネットだけじゃなくて、ショップに出向いてカタログを見るとかして動かないとダメか。 出張で東京に行ったので、新宿でInterlinkを見ると、新宿のヨドバシの方が、梅田のヨドバシより5000円くらい売価が安いようだ。全国一律というわけではないのね。ふーむ。 あと、帰りの新幹線がひかりなのに700系だった。この車両は、最前部と最後部だけだけど、自由席でも電源を用意していて、モバイラーにはありがたい仕様。乗ってから気がついたので最前席には座らず電源は使えなかったが、気のせいか、乗り心地もいつもの100系?より随分良かったようだ。 2002/06/26(水) ■PalmOS端末携帯電話 電話にPalm内蔵。通話中のメモ用途にもPDAを使うことがある人間としては、PDAはPDA、電話は電話で別々に使いたいがなあ・・・。 でも、Grafittiが使えて、携帯メールがやりやすくなるのは良いかも。バカ高い端末になりそうでもあるが・・・。 2002/06/25(火) ■『人口減少社会の設計』(松谷明彦・藤正巌、中公新書) 一度読んでまた再読。これはなかなか面白い。僕は日本の過密な状況に辟易していて、人が減るのはこれはこれでメリットもあるんではないか、と思っていたんだが、その辺の見通しをそう悲観することなく冷静に分析している。この本の最初の方で指摘されている、日本の場合、国力の増大と国民個人の幸福の度合いってのは必ずしも比例関係になかったってのは実感として良くわかる。特に西欧諸国の余裕と日本のあくせくぶりってのは、オレの子どもの頃からちっとも格差が縮まっていないような気がするよ。逆に、人口が減って国力が減少することが、国民個人個人の幸福の低下に直結する、とも限らない。そこに人口減少に向かう21世紀日本の生きる道がある。 人口減少社会=お先真っ暗と思いこんでいる人には是非読んで欲しい。これまで、こういう人口減少という事態に対して、「人口減少になったらおしまいだ」とか「人口を増やすにはどうしたらいいのか」という切り口での論評は良く見聞きしたが、低成長どころか今後は経済成長が逆転に転じる、縮小することが決定的になっていて、このことを前提に冷静に議論を進めていて、しかしその縮小も上手くやれば暗くて破滅的な事態にならないということを明快に主張しているのは好ましかった。あと、現在の不況の原因が、企業設備の過剰な投資による生産財の過大なストックにあるというのは、説得力がある。いくら公共投資を増やしても、結局さらに生産財を増やすだけで根本的には解決にならないわけだ。ただこれに対しては、短期的な解決法がなく、企業行動の基準を売上高や企業規模ではなく利益率に置くべきだという長期的観点からしか解決法がない辺り、大変であるが・・・。中公新書では、『複合不況』や『象の時間ネズミの時間』ライクな話題書になるかも。 ■EXLIM 薄型デジカメ。なかなかよさげ。で、MP3プレイ機能がどうなのかちょい興味あって店頭で見るが、ランダムプレイなし。うーん、それじゃあなあ。 それにしても、旅行前とかに、重いノートPC、かさばるデジカメとかをカバンに詰めていると、「うがーっ」と全てを更新したくなる。今なら重さは半減以下にできるんだよなあ。 しかし自作PCの方もネットワークカードの調子が今ひとつ悪く、もう面倒だからLANとかサウンドとかはオンボードのヤツに換えちゃって・・・とか考えてしまう。んで筐体もミドルタワーじゃない、もうちょっとコンパクトなヤツに換えて、あとDVI対応のビデオカードに換えて、とか考えるとかなり総とっかえっぽい。また1台作るか。その辺を除けば結局挿しているのはビデオカードとDVRaptorだけで、実際それ以外はあまり拡張しないわけで、2スロットのミニタワーでたくさんだという気がする。まあでかいケースは内部へのアクセスのし易さとかあるんだが・・・。 しかしOS(WinXP)高いな・・・。別にOSに不自由はしていないので、替えようという積極的理由も見あたらないんだけど、今のマシンのOS、俺どうやって入れたんだっけ、アップグレードだったかOEMを買ったのだったか・・・。 2002/06/24(月) ■Linuxザウルス 7月発売とのこと。120g。T CLIEと同等の大きさ・重さ。キーボードは内蔵しない。どうせ中途半端で使えないんだからこれは正解。しかしCFスロットは内蔵せず。これは真似して欲しくなかったが、シュリンクのためにはしょうがないか・・・。日本語入力の自由度が高くなってGraffiti風の入力が出来るようになることを希望と、PCとの接続スピードが速くなっていれば、惹かれるものがある。デモによればかなりこの辺の連携が良い感じらしい。あとは対応ソフトがどれだけ出るかだな・・・。 逆転の一手となるか? ■InterLink モバイル系のノートPC、ちょっと欲しくなってきている。1kgを切ったマシンでも、CPUやHDD容量は既に十分使い物になるレベルだし、出張に使うには今のマシンは重くて辛すぎるんで・・・。 で、VictorのInterlink(CEじゃない新しいヤツ)がなかなかよさげ。このポインティングデバイス、TrackPointもどき、ではなくて、TrackPointそのもの。コンパネを見ると、ThinkPadで見慣れたTrackPointのアイコンがキッチリ入っている。まあこの大きさのマシンだとこういうスティックタイプのポインティングデバイスを搭載したマシンはそこそこあるのだけど、やはりIBM者としてはTrackPointっつーのはかなり安心感がある。これがブランド力か。ただし店頭で触ってみる限りでは操作感覚は若干渋め。使い込むと変わってくるのだろうか。 それと、液晶が何かフォーカスが合っていない、アナログっぽくぼけた映像なのが凄く気になる。低温ポリシリコンTFTらしいんだけど、これはおかしいんじゃないかなあ・・・。 CerelonモデルとPenIIIモデルがあるんだが、PenIIIモデルはIEEE1394付き。いらねえ・・・。だがOSはXP Professionalの方が良いんだよな・・・。とか色々悩んでいる。あと一押しあれば購入するかも・・・。でも自作マシンももう少し安定したヤツが欲しいからそっちに投資するかも・・・。 考えると、Sシリーズが無くなったため、IBMはこのB5サイズ以下のモバイルマシンでコンペティティブなモデルが無くなってしまっている。X23/24はあるが、これは高すぎるし、今となっては大きすぎ/重すぎる。Sシリーズがあれば迷わないと思うのだが・・・。 2002/06/20(木) ■どことは言わないが2ちゃんねる(^^;) ネットは便所の落書きと同レベルになることもある。こういう手合いには何を言っても通じないだろうなあ。 大阪市営地下鉄の公衆トイレに入ると、「差別的な落書きはやめましょう」というシールが貼ってある。こんな「立ち小便するな」レベルのことも分からない輩が多すぎる。全く情けない。 2002/06/18(火) ■『イチローは「天才」ではない』(小川勝、角川Oneテーマ21) サッカーで盛り上がる中、やや天の邪鬼的だが。「天才」の一言で片づけられてしまいがちなイチローのどこが具体的に優秀かを述べていて、むしろタイトルとは逆に、イチローの球史に残るだろう際だった特異性を強調する内容だった。 他、野茂・新庄・長谷川のメジャーリーガーに焦点を当てる章もあり。経歴もプレイスタイルも能力もまちまちなプレイヤー達だけに、それぞれの個性が面白い。中でも、言葉もかなり自由に操れるようになり文化的にも米国にとけ込んでいる長谷川が特に印象深かった。 ■日本・韓国 日本、トルコに1-0で破れる。残念。大阪にもう一度来て欲しかった・・・。 韓国、何とイタリアを下す。1次リーグのアイルランドを思い起こさせる驚異的粘りで後半43分に引き分けに持ち込み、延長後半ゴールデンゴールで勝利をもぎ取った。 素晴らしいファイティングスピリッツだと思う。韓国は国中大騒ぎだろうな・・・。正直、羨ましい。日韓で明暗くっきり分かれてしまったなあ。イタリアが敗退し、優勝候補がまた消えた。 どうせイタリアの勝ちだろうなとか思って中継をぼんやり見ていたのだけど、やはりサッカーは最後まで何が起こるか分からないねえ。 2002/06/16(日) ■be the reds! 韓国のサポーターの事実上の制服になっている赤いTシャツは、数百円で手に入るらしい。元々何かのキャンペーンで3万5千枚ほど作ったのが受けてしまい、元の製作者の許諾のないまま勝手に増殖したとのこと。スタジアムを埋め尽くすbe the reds!Tシャツのほとんどが偽物。というか偽物本物という意識無く広がってしまったらしい。怖い話だなー。 一方で、日本人って金持ちだなあとちょっと思う。日本サポーターの8割方は着ていた代表ユニフォームのレプリカって8000円くらいするんでしょ?まあここまで楽しめれば十分元は取っただろうけど、何というかやはり韓国の人に比べるとこういう遊びに支出するゆとりみたいなのはあるんだろうなと思う。まあ、韓国は何せ分断国家という恐ろしくシビアな状況もあって、自然リミッターが早くかかってしまうということもあり、心底浮かれてもいられないのは仕方ないだろな・・・・。 それにしても、万が一韓国と日本で決勝となると、スタンドは赤と青のツートーンで埋め尽くされ、面白いかも・・・。まあ、韓国が決勝初戦がイタリアだし、日本は仮にトルコに勝っても次セネガルだし、何ぼなんでもこれはかなり厳しいのだが・・・。 2002/06/14(金) ■日本代表、決勝リーグへ 試合が気になって仕事が手につかず。でも、後半すぐに点が入ってかなり落ちついた。終わってみれば2-0の快勝だったが、やはりサッカーは気が抜けないよ。 職場駅前も青い人でいっぱいだった。デジカメで写真を何枚か撮ってきた。 これでH組1位、決勝ではトルコと対戦。もしこれに勝てれば、準々決勝はセネガルもしくはスウェーデン、場所はまた大阪の長居になるが、さて? 2002/06/13(木) ■出張 東京出張。会議が午後からなので午前中は神田の古書店を見て回るが、目当ての絶版本なし。だけど別のちょっと探していた本が見つかりラッキー。目当ての方は、そんなに古くも稀覯本というわけでもないので、神田にならあるだろうと思っていたのだが。あと職場用にコンピュータ用語辞典。手持ちのが1996年版でさすがにもう時勢に付いていっておらず、当てにならないため。長らくナツメ社のを使っていたが、Eコマース関連の用語が弱いなど欠点もあるので、日経BP社のに。 帰りの新幹線。大阪での日本戦の前日なので混むかなと思ったがそれほどでもなく、通常のビジネスデイと同程度な感じ。でも同じ車両の何人かは外国人サポーターだった。 A組、コスタリカ1次リーグで敗退。ブラジルに大差で破れ、さらにトルコも中国に大差で勝ったため、得失点差でトルコが決勝リーグへ。コスタリカが勝ち上がると思っていたが・・・。日本が決勝トーナメントに上がればどちらかと初戦で対戦。イタリア対メキシコ、新幹線のニュース速報の出るLED掲示板で、前半終了1-0でメキシコリード、という表示が出た後、試合が終わっているだろう時間をかなり過ぎても最終結果が表示されず、イタリアがどうなっったのかやきもき。ここで負けると1次リーグ敗退となり、フランス・アルゼンチンと続いてイタリアも・・・ということになる。時々、「W杯」という書き出しの速報が流れ、結果か?と思うと、「W杯経済効果4550億円・・・」とかいう記事。まぎらわしい記事流すなー!>読売新聞。結局京都近くまで来てようやく産経新聞の速報で1-1の引き分けの結果を知り、まあ安堵。番狂わせは食傷気味なんでねー。あと、ポリシーとか産経新聞は嫌い(論調が国家主義的で、リベラリストの俺には合わない)なんだけど、正直この時は素直に感謝した(^^;)。 2002/06/12(水) ■アイルランドvsナイジェリア 出勤したら、地下鉄の駅前に警備会社のガードマンが何人も出ていた。15:30からの、長居のイングランド・ナイジェリア戦の対応。ナイジェリアは1次リーグでの敗退が決まっているが、イングランドは1次リーグ突破がかかっている。 明後日もここで日本対チュニジア。職場の3階からは長居スタジアムの屋根が見える。もしかしたら応援の歓声が職場まで聞こえてくるかも知れないと思ったが、さすがに聞こえなかった。 ちょうど仕事が終わる頃にゲームも終わる。凄まじい混雑になるだろうから、取りあえずさっさと帰る。一度くらい雰囲気を見に行っても良いかも知れないが、明後日が日本戦なので明後日見に行けばいいか。 ■『エーテル・デイ』(著:ジェリー・m・フェンスター・訳:安原和見、文春文庫) 19世紀半ば、実用麻酔薬が開発され、それまで酸鼻を極めた外科手術による苦痛が大幅に低減され、人類にとって大いなる福音となった。その麻酔薬の「発明・発見」を巡る3人の男の悲劇を描く。 麻酔があまり効いていない状態で歯の神経を取ったことがあるが、ありゃあ2度と経験したくない。大の大人でも泣きわめいてもおかしくないような苦痛だったもんなあ。本書で描かれる3人の開発者はどれも、とても聖人君子ではない、100%尊敬は出来ない生々しさを持った存在であることは確かだが、苦痛のない外科手術をもたらした功績は計り知れないだろう。 麻酔・外科手術と言えばすぐに思い起こされるのが華岡青洲だが、『華岡青洲の妻』を読むと、どちらかといえば家制度の中でのプライベートな実験に止まっている感がある。やはり徳川治世の泰平の眠りの中にあり、華岡青洲自身より、その抑圧的で停滞した社会制度にまず限界があった。しかし、19世紀の米国は、病院制度、特許制度、議会、企業化、訴訟、ロビイ活動と、今につながるダイナミックな社会経済状況が既に出来上がりつつあり、エーテル麻酔は瞬く間に普及した。日本の場合、江戸と明治で社会的に極めて明瞭な断絶があるのだが、米国の場合はリニアに現代と地続きである。19世紀半ばの米国のダイナミックな社会のありようが、印象深かった。 それと本書によれば、麻酔がどういうメカニズムで麻酔効果をもたらすのかが、未だにきちんと解明されていないらしい。意外に重要で単純そうに見えることが分かっていないんだなあ。 2002/06/10(月) ■1次リーグ チュニジアは尻上がりに調子を上げているようだ。ちょっと前にJ2チームに負けたとは思えない戦いぶり。 日本代表は、チュニジア戦で負けても決勝リーグに進めることに。だが、「負けても」とか「引き分けても」とかっていう言辞には注意した方がよろしい。こういうときに限ってさっくり大差で負けたりするのよ。まあ、今までの日本と同じようにプレイすれば負けることはないだろうとは思うけど。「家に着くまでが修学旅行」ってヤツで。 2002/06/09(日) ■対露戦 1-0。日本勝利。 稲本のシュートは、後で本人もインタビューで言っていたが、オフサイドくさい感じがする。何故か横からの引いた映像がなくて、柳沢からパスが出たときの、稲本とロシアのDFの位置関係がハッキリ分からないのだけど、これも一種の報道規制か(^^;)。まあギリギリだと思うけど、取られてもおかしくはないと思うが。 しかしだとしても日本は試合を終始押し気味にコントロールしていたし、中田の巧みなボールコントロールなど個人技も光っていた。中田の鋭い惜しいシュートもあった。ロシアも決定的なチャンスでのシュートミスもあったりしたし。テレビ解説などでは、すでに決勝トーナメントでの対戦相手の兼ね合いから、H組1位通過が望ましい、1位通過ならベスト8の可能性もかなりある、などという声も。とらぬたぬきの・・・という感もあり、予選を勝ち上がってきたチュニジアを弱い相手と決めつけてはいかん、というか、1戦勝負だとどんなことが起きるか分からないこともあるけど、これまでの試合と同じように集中してゲームに臨めば、負けることはないだろうと思うし、確かにH組では最強の敵手と見なされていたロシアに勝利したことで日本の決勝トーナメント進出が現実味をかなり帯びてきたのは間違いないようだ。勝ち点4でH組単独トップ。勝敗表の白星が輝いて見える。 ■バイク購入(but not me) 今も数ヶ月に一度くらいで会ったり遊んだりしている、大学時代のサークルの後輩が大型二輪免許を取得、とのTel。バイクも購入で来週納車。BMWのF650CS。ベルトドライブのデュアルパーパスモデルだ。確かに街乗りではRTのでかさには辟易することもあるので、Fというのは扱いやすいと思う。ただ前のFはチェーン駆動だったのが納得できなかったんだが、CSになってベルト駆動が採用され、確かにオレが大型二輪を取った頃にCSがあれば、R系には行かなかった可能性がかなりある。まあこの頃はオンロードスポーツ車に興味があったから最終的にデュアルパーパスを選んでいたかどうか分からないが・・・。 免許取る前にバイクを買ってしまうのはオレも覚えがある。もう、凄くわくわくするんだよな。F650CS、乗せてもらうのがちょっと楽しみ。大学のサークルの頃、同期の連中はかなりの割合で二輪に乗っていたが(乗っていない人の方が少数派で、たまり場の家の前はバイクがたむろっていたもんだ)、未だに現役なのはオレだけになってしまっていて(しかもBMWなんて特殊領域に踏み込んじゃっているし・・・)、知り合いが二輪を買ったということ自体恐ろしく久々なような気が・・・。 まあそれはともかく、お互い事故のない楽しい二輪ライフを送りませう>F田君。 ■実感 昨日は知り合いの紹介で合コン。終電逃すが、深夜1:00頃の梅田、ワールドカップの応援で来ている外国人が多い。ナイジェリアのサポーターの団体が大挙してホテルへ行くのとすれ違って、怪しげなてけとー英語でコミュニケーションを取ったり。いや、普段はこんなことしないけど、合コン相手の女性が「何か聞いて」とか言うし、酒入って大胆になっていたこともあり。他、横断歩道ですれ違ったドイツ人サポーターともちょっと会話。「ドイツ強いね!」とかなんとか適当に。スタジアムに見に行かなくても、今ホントに日本でワールドカップやってんだなってのを肌で実感する。 2002/06/06(木) ■放置自転車 これまたワールドカップネタ。今日の朝、出勤途中の通り道の地下鉄駅近くの歩道で、放置自転車がごっそり撤去されているのに気が付く。これもフーリガン対策の一環だろう。恐ろしくスッキリしたし、歩道も広くなって歩きやすい(自転車と行き違うときなどスペースが狭くてぶつかりそうでちょっと怖かったのだ)。美観的にもこの方がはるかに良いね。でもワールドカップが終わるまでだろうな、駅前がこんなにスッキリしてるのは・・・。 ■似ているもの 何か手持ちのCLIET-400が、どことなーく、大阪市営地下鉄谷町線の20系車両と似ているような気がする・・・。CLIEはここ、20系車両はここ参照。 紫とシルバーっていう色使いに黒い枠という要素が共通しているか。 ■ワールドカップ フランスvsウルグアイを地上波で見る。0-0。フランス、エースのジダン不在の上、アンリがレッドカードで退場、負傷者も出てボロボロ。それでも押し気味に試合を進めていたから大したものか。しかし前回優勝の王者の余裕なく、必死の形相。ウルグアイもフランス同様負けると即1次リーグ敗退決定なので、ファールを恐れずにガンガン当たりに行っている。 この組、最終戦の結果次第では、全チーム1勝1敗1分で勝ち点4で並ぶ、というスリリングな展開に。どのチームも、こりゃあたまらんだろうなあ。だが第三者的には面白い展開だ(^^;)。 サウジアラビアはカメルーン戦でも負けるが接戦、1-0。1戦目のサウジがおかしかったのか、ドイツが強すぎるのか。根本的に、1戦勝負なんだから何が起きてもおかしくない。こういうこともあるので、日本もチュニジアには楽勝なんてムードがあるけど、あまり楽観視してはいかんと思う。 明日は死のF組、因縁のイングランドvsアルゼンチンが札幌で。 2002/06/05(水) ■アイルランド ドイツ×アイルランド。アイルランド、1-0で前半に先制されずーっと反撃していたが叶わず、しかししぶとく攻め続け後半ロスタイムでついにゴール、1-1に持ち込む。 カメルーンの時も思ったけど、アイルランドのファイティングスピリッツは見ていて小気味良い。牛乳瓶の牛乳に落ちたハエが、一生懸命脱出しようともがいて羽を羽ばたかせていたら、羽の振動で牛乳の表面がバターに変わって溺れるのを免れて瓶から抜け出せたって小話を思い出した。こういう精神的強さを見せてくれる試合を日本代表も見せてくれたら(ベルギー戦も悪くはなかったが)素晴らしいなあ。 2戦目になると、自分の勝ち点も重要だけど、相手に決定的な勝ち点3点を「与えない」「一抜けを許さない」ということも重要になってくるね。1勝した相手に2戦目で引き分けにするのと負けるのとでは、2つの椅子を2つとも空けたままにしておくか、2つの椅子の1つを埋められてしまうか、という違いになり、単に一試合での勝った負けたに止まらず、組全体に大きく影響の出ることになる。今回の対独戦ではアイルランドにとっては負ければ即、決勝に上がる道が1本だけになってしまう重要な試合だった。必死になるわけだ。これからどんどんヒートアップするんだろうな。 2002/06/04(火) ■JH右翼街宣車を優遇 毎年かなりの不公平JH税(=二輪なのに軽自動車と同じ通行料)を不平はこぼすけど真っ当に納め、割引率が最高なごまんえんハイウェイカードでせめてもの防衛策にしている身としては(紛失が怖いけど)、マジで殺意を覚えます。右翼にもJHにも。 何だよ声がでかいヤツは安く通すのかよ。こんなことで声を大きくする右翼もどうかしてるが、安く通す方も通す方だ。ったく、だらしがねえったら・・・。 あと、ETCにも文句ありまくり。まともに普及させようと思ったらこんなバカな方策は取らない。普及させたくないのか?いかにも役人が机上だけで立てた、ビジネスセンスゼロなプラン。まあ、二輪はETC通れないらしいんで直接は関係ないっていうか、それもアカンだろ(怒)。 スイカみたいな簡便なシステムは出来なかったのか?どうもシステム全体が、無駄に高価なような気がしてならん。 ■Wカップ なんだかんだと言いつつ、テレビ(地上波+NHKBS)で試合中継があれば見てしまう。アイルランド×カメルーンとか、イングランド×スウェーデンとか、イタリア×エクアドルとか。完全ににわかサッカーファンなんだけど(とはいえドゥーハの悲劇とかリアルタイムで経験しているからあの頃を思うと夢のようでもある)、まあ多分一生に一度の祭典になるだろうから、楽しんでおいて損はないでしょ。いやもう、細かいプレーからいちいち凄いですな。ワンタッチで後方にボレーパスとか、無理な角度からセンタリングを上げてくるとか。ボールへのセンスが全然違うと言うか。やはり個人技では世界には凄い連中がゴロゴロいるなあと思う。特にイタリアってのは、素人目から見ても恐ろしく上手いね。日本と比べると、技という意味ではかなり埋めがたいレベルの違いをヒシヒシと感じるし、その上ディフェンスは非常に組織的だし。日本代表がこういう化け物揃いと違う組だったのは幸運だったなあ。いやまあロシアやベルギーも強いんだろうけどさ。 んで、日本×ベルギー。2-2で引き分け。でも勝ち点1。試合に勝てなかったのは残念だけど、1試合で2得点したのも、試合中リードしたのも、勝ち点を得たのも初めての、初めて尽くし。うーむ審判がアレじゃなけりゃ勝っていたなあ。でも、内容的には勝っていたと思う。後半はベルギーのDFは明らかにバテバテで日本が押しまくっていた。「判定」があるなら確実に優勢勝ち。日本代表、結構やる。もしかしたら2次リーグに行けるかも、と淡い期待。 日本1次リーグ3戦目は、大阪長居スタジアム。地下鉄長居駅から一駅の我が職場周りも、当日は自転車を使うのは控えろチェーンを付けて固定しろ(多分、フーリガンに投げられないようにするため)とかいった張り紙がしてある。まあそれはフーリガン対策で分からないでもないんだが、職場近くの私道が、長居スタジアムで試合がある日は通行止めになっていて、こんな所通行止めにして何の意味があるんだ?と思う。まあ確かにちょっと暗い場所で、以前1度刃傷事件があった場所なんだけど、やや過剰な措置のような気がしないでもない。この道、職場から地下鉄の駅までショートカットで通れないと迂回しないといけないのだ。 2002/06/03(月) ■防衛庁リストについて 例えば、そのリストが右翼団体にでも流れて、開示請求をした人が街宣車等のイヤガラセ(極端な例では朝日新聞阪神支局襲撃事件のようなテロ)を受けるようになったら、防衛庁・自衛隊はどう責任取ってくれるのだろうか?聞けばLANで公開するというおよそ個人情報を扱っているとは思えないような粗雑な管理をしていて、リストをどう処理するかは、個々の自衛官の遵法意識・倫理観に頼ることになる。でも、自分の職務で得た防秘情報をよりによって旧・仮想敵国に流していた海上自衛隊のエリート幕僚もいたよなあ。もちろん大半はそんなことはしない真面目な自衛官だと思うけど、とても100%は信用できないんだよなあ。つまり、リスト情報流出に伴う危険性という点。現実に、情報流出して外に出たからこそ、今回のことが明らかになったわけだし。 もう一つ。大げさに言えば、防衛庁(Nnearly equal軍)による個人の身元調査ということ自体、戦前・戦中の内務省特高警察や陸軍憲兵隊の思想弾圧を十分想起させる軽率な行動であるとのそしりは免れない(大杉栄事件とかさあ)。有事になってしまうと軍に実力で逆らえる存在はなくなるのだから、その際に批判勢力弾圧の資料として「活用」されてしまう恐れがないワケではない(まあこの辺は有事法制と絡みますな)。まあそんなことは恐らくないとは思いますが、そういう「恐怖心」を抱かせるに足る行動であって、自衛隊・防衛庁はそういう恐怖心を抱かせた時点でダメです。 とにかく、国民の当たり前の権利として認められている情報開示請求権を行使しただけで、自分の勤務先・思想信条に係る事柄まで「調べ上げられ、事実上不特定多数の防衛官僚に曝されること」自体に不快感を禁じ得ない。これって難しい理屈抜きにしても、持って当然の感情じゃないかなあ?平気なの?オレはいやだなあ。そんなことされるなら、情報開示請求したくないよ。ということで、実質的に情報開示請求を阻害していることにもなるでしょ。 この件が非常にやかましく非難されているのは、例えば同様のことが警察や経産省や厚生労働省などの官庁で起こった場合でも基本的には同じなんだろうけど、自衛隊・防衛庁の場合は、憲法の問題を別にしても、軍隊によって一度亡国の淵に追いやられた過去の経験から言って、他官庁より高いモラルを求められているという特殊性もあるでしょう。それは仕方ないのではないかと思う。 あと僕は、自衛隊は違憲性はあるけど必要性もあると思うが(しかしもう少し規模を縮小して効率性を高めた方が良いと思うが)、そういうこととは無関係に、今回の事件は非常に不快。自衛隊や兵器に関するノンフィクション・フィクションを読んでいると、何かと暗く閉鎖的になりがちな自衛隊のイメージを変えようと、非常に心を砕いて市民に接しているライン(部隊)の人が多数いることを間接的に良く見聞し、また僕の限られた経験からも、ラインの自衛官は非常にフレンドリーに接してくれていた。 その一方でスタッフがこんなことをしているんでは・・・。ラインの地道な努力、ぶちこわし。 関係者の厳正な処分を望む。こういことで内部に甘い目こぼしをしたら、それこそ旧軍と同じだし。 2002/06/01(土) ■名古屋往復 名古屋の知人宅までバイクで日帰り往復。行き帰りとも名阪国道ルート。この前は鉄道での移動の帰りに立ち寄ったんだが、鉄道の時刻を気にしなくていつ出発しても良いというのは自由度高くて精神的に楽といえば楽。バイクだと大阪名古屋間は無休憩無給油で片道2時間というところだが、新幹線を使っても鉄道だと、知人宅−地下鉄−名古屋−新幹線−新大阪−JR京都線−大阪−JR環状線−京橋−地下鉄、とやっていると2時間くらい余裕でかかってしまう。名古屋周辺くらいなら、鉄道最速よりもバイクの方が安いし速い。ただ気候によっては地獄のような2時間になりかねないのがバイクの辛いところだが・・・。 タイヤはタイヤ修理キットで直しただけだが、何とかエア抜けもなく保っているようだ。このまますり減るまで使いますか。 行きの西名阪の天理料金所でハイカをウエストバッグから出そうとしたら、係のおじさんが手伝ってくれようとして、その好意はまあ有り難いんだけど、かえって手がかち合ったりしてジャマ。大体こっちは、右手はバッグからハイカを出そうとしているのでフロントブレーキが握れず、右足でリアブレーキを踏んで左足だけで車体を保持していて、しかも上半身をひねって横を向いてごそごそとハイカを出して渡そうとするちょっとシンドイ体勢なんだから、変に手を出されるとバランスを崩してしまいそうなのだ。とにかく、手を出さずにじっと見ていて欲しい。 2002/05/01(水) ■タイヤ 後輪タイヤのエアが抜けている。原因不明。入れ直しても時間が経つと抜けてしまう。 おいおい、明後日白馬に行かにゃならんのよ?バイク屋はお休み。明日にかけるしかないか・・・。 |