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2003/03/28(金)

情報収集衛星打ち上げ
 2機を一度に打ち上げる。更に秋頃に、もう1セット打ち上げるとのこと。
 色々議論はあるかと思うが・・・。これもある意味、役所の縦割りの弊害だと思うね。日本という国の地理的状況から考えて、気象と国防とどっちが重視しなくてはいけないかかと言えば、僕は気象だと思う。ところがその気象衛星は予備も付けずに打ち上げて、案の定耐用年数を過ぎても後継衛星は打ち上げられず(まあこれは不可抗力的事故とかもあったんだけど)、爪に火をともすようにして騙し騙し使い続ける羽目に陥って、結局それでもどうにもならず他国の衛星を頭下げて借りる醜態を晒しているってのが現状なのに、情報収集衛星は2機を一度に打ち上げ、それだけでなくさらに半年後もう1セット打ち上げる、だと。まったく、カネの使いどころを間違っているとしか思えない。情報収集の必要性も否定はしないが、逆だろ。まず、気象衛星の方を予備を付けて打ち上げるべきであって、情報収集はその後だと思うが・・・。
 北朝鮮のミサイルは飛んでこないかも知れないが、台風は毎年何個も確実に来る。北朝鮮のミサイルが日本人に危害を与えることはないかも知れないが、台風や豪雨で今年も何人も日本人が命を落とすのは確実だろう。それだけを考えても、「やるべきことの順番が間違っている」という批判を免れないと思うんだが・・・。

2003/03/24(月)

報道映像
 イラク戦争。NHKの現地の取材映像はどういうわけか、ひどく高い圧縮をかけた動画で、それこそ120×120程度の解像度しかない上にコマ落ちも酷いし、ブロックノイズが出まくっている。MPEG4?手持ちのハイブリッドレコーダーでどんなに低レートで録ろうと、こんなことにはならない(^^;)。
 アフガニスタンの時もそうだったけど、明らかに通信事情の悪いだろう内陸部(米陸軍第三歩兵師団同行の記者の映像)ならともかく、空母(キティホーク同行の記者の映像)からの映像がそんなんなのはちょっと納得がいかんなあ。空母にならそれなりの設備があると思うんだが。放送で使う中継施設ではなく、衛星電話でも使ってアップロードしているんだろうか(2400bpsとかで・・・)。まあ、別に兵器をじっくり見たいとかいうことはないんだが、通常ならとても映像に使うソースではないのは確か。映像の品位より、速報性を重視したということなんだろうが・・・。
 今回の戦争で思ったこと。
 アメリカ人の考える危機感からすれば、イラクという不安定要因を減らせるのはそれだけ彼らにとっての必要性があったんだろうと思う。支持は出来ないが、かと言って積極的に反対もできないなあ。自分たちがテロの標的になっている場合、果たして予防的攻撃を否定できるという立派な人がどれだけいるかな?
 反対する人の多くが米国の身勝手を感じているようだけど、そんなん今に始まったことじゃない。ベトナム戦争なんてのに比べれば、今回はそれほど酷い身勝手ではないと思うし。
 東西冷戦というグローバルな環境が違うとはいえ、今になって考えれば、フセインもかくやというべき、不正・腐敗の蔓延した腐りかけた独裁国家を支援していて、奉じる主義主張が違うとはいえ、およそ不正とは無縁で、まあ独裁ではあるけども概ね独立を望んでいただけの国家の方を叩いていたのよ。錯乱しているとしか思えないわな(^^;)。
 それに比べれば、今回は、明らかに「叩くべき相手」を叩いているんでね・・・。
 あと、この戦争に対しての日本の姿勢について。
 アメリカべったりで情けないという批判も聞く。まあ、情けないけど、それも今に始まった話じゃないわな。ベトナム戦争での日本の対米追従ぶりを考えれば、今回はまだマシかとも言えるんじゃないかね。
 本気でそれをイヤだと考えるんなら、日米安保を基軸とした国防政策という国策自体を考え直さないといかんでしょう。国策を変えるんなら、選挙で自民党じゃない政党に政権を委ねないと。
 世論調査の「イラク戦争支持反対」というパーセンテージの高さを見るにつけ、じゃあ本当にこれで選挙で自民党が負けるかっていうとそれは怪しい。でも、少なくとも、自民党に投票、あるいは投票を棄権して、従来の防衛政策を追認しておいて、イラク戦争支持だけは反対だなんて虫が良すぎるってのは強く思う。
 本当に戦争に反対なら、選挙に行って、戦争支持に賛同しない政党に票を投じるべきである。日本は、それが独裁者の手ではなく、国民一人一人の手に委ねられている幸せな体制なんだから。しかしおそらく党員や支持者はほとんどが宗教的ドグマによって戦争支持反対であろう某K党のようなヘタレな例もあるが・・・。ああいうのは支持者にとっては明白な裏切りなんだから、支持者はよく考えないといかんと思うよ。

2003/03/23(日)

八ヶ岳からの帰り
 久々に東名阪−名阪国道−西名阪ルートを通ってみる。
 中央道から名神に入らなくてはならないのを間違えて東名に入ってしまい、春日井インターで下りて一般道から勝山ICに行って東名阪にのったりちょっと遠回り。でも春日井ICからの国道19号線沿いに、BMWモーターサイクルのディーラー・柴田モータースの整備工場があるのを発見。この辺で不調になったらここに持ち込むか。
 東名阪、久々に走ったら、かなり変わっていた。道が一部拡幅されていたり、伊勢湾岸自動車道が全通したらしく、東名阪に直接つながるようになる。これで実家へのルートが一つ増設された。名神を使う場合は関係ないが、名阪国道ルートの場合、今まで、大阪からは、西名阪−名阪国道−東名阪(終点)−名古屋高速−知多半島道路だったのが、東名阪の途中で伊勢湾岸道路−知多半島道路となる。特に名古屋高速は一方通行で、知多半島道路に乗るまでに大迂回しなくてはならないし、知多半島道路の始点である大高まで行かなくてはいけないのが、伊勢湾岸道路ならダイレクトに大府ICに接続されるんで、距離的にはかなり短縮されることになる。
 ただ、名阪国道はそれほど車の流れが速くないため、名神ルートに比べると、かせいだ距離はそこで相殺、という感じだが・・・。まあ、理不尽な迂回がなくなるというのは精神的に良いのだけど。この点では、第二名神があると良いなあとは思う。
 気候はかなり良い感じで春めいてきて、すれ違うバイクの数も多かった。

2003/03/20(木)

戦闘開始
 こうなったら、できるだけ一般市民の犠牲が少なくなることを祈るしかない。積極的な賛成はできないが、しかし、抑圧的な独裁体制が倒されることは決してイラク一般市民の為にならないことではない筈、と思う。犠牲が避けられないのなら、せめて少なく、そしてせめて戦後には彼ら自身のためになる政治体制を構築してもらえればと思う。

2003/03/19(水)

Friendship
 この記事。友情・・・か。美しいねえ。
 しかし困ったことをしでかした友達をあくまでかばい続けるような友情が真の友情かと言うとそれは違うだろうと思う。厳しく非は非と指摘して誤りを正すのが真の友情というものではないかね。
 と、まるで中学生日記レベルの話を国同士レベルで持ち込むこと自体が間違っているというか、理屈じゃどうにも正当化できないから情緒で攻めてみましたという感じがするね。やれやれ。
 今回に至る事態を招いたのはイラク自身の行いが主原因であることに異論はない。一方で、米国をここまで戦争に駆り立てる原因として石油に関する利権等の陰謀論を良く聞いていて、でも、これは真珠湾の陰謀論と同じ臭いのする議論で、まあどことなくトンデモな感じがして眉唾だなあと思っていたんだけど、このサイトでその辺の「珍説」ぶりの解説がされている。まあ、巨大な米国経済全体から見れば、エネルギー産業のそれも一部でしかない石油産業なんてのは相対的には小さな存在で、戦争を導くだけの影響力なんてとてもあり得ないってことだな。
 しかし、ここに至るプロセスで、米国はもっとうまく各国を誘導できたはずなのに、武力行使に向ける努力に比べ、明らかに外交努力は拙劣で誘導できなかった。イラクの問題はこれでどうにかこうにか片づくかもしれないが、米国はそれ以上に大きな問題の種を蒔いたような印象。

2003/03/18(火)

イラク攻撃
 酷いという意味ではイラクより北朝鮮の方が酷いと日本人は実感している筈。非常に恣意的な決断のように見えてしまう。日本人としては賛同できないわねえ。

取締強化
 この記事
 大通りに近いマンションに住んでいる身としては珍走団には迷惑しているが、笑えることにこいつら冬に走る根性がないんで、冬の間は遭遇することはほとんどなく、あまりこの時期は迷惑していない。走りたいんだったら年中走るくらいのことはしろ!全く、実に半端な連中で、迷惑だわ気合いは足りてねえわ、こういうところも真面目なライダーとしては、軽蔑せずにはいられないところである。じゃんじゃん取り締まって撲滅して欲しい。ついでに、できれば高速道路でのちょっとした速度オーバーとかは大目にみてもらいたい(^^;)。
 あと腹立たしいのは、改造トラックの爆音。ドリュリュリュリュという奴。あれは何で摘発できないのか、ムチャクチャムカツク。仕事で使うモノはハードに使うだけに周りへの影響も大きく、もっと厳格に取締しろと思う。

2003/03/17(月)

通勤
 地下鉄のお話。
 大阪市営地下鉄は、創業が戦前になるもので、戦前の大阪の経済力を如実に表していて、特に御堂筋線は、第三軌条方式ながら、軌間は標準軌の堂々とした車両である。戦前に開通した梅田−天王寺間の駅も、特に梅田や心斎橋のドーム状になったホームと、当時の終着駅だった天王寺のホームの非常に(ハッキリ言ってムダに)高い天井などは、経済性優先の今ではとても考えられない贅沢な作りで、この不況下にリッチな気分を味わえる(^^;)。
 通勤は、長堀鶴見緑地線・谷町線・御堂筋線と乗り換えるわけだが、長堀鶴見緑地線は現在の所大阪で最新の地下鉄で、これはコストが安く上がっていると言われる中量鉄道だ。その安さは、ホームと軌道の間の高さで良く分かる。他の地下鉄では円形のモーターを収める台車の分、ここが深く(高く)ならざるを得ないが、長堀鶴見緑地線の車両はリニアモーターを採用しており台車にモーターを収める必要がなく、車輪の分だけで良いので、非常に浅いのだ。その分空間を乗客用に割り当てることができ、トンネル断面積を抑えられ、結果的に建設コストを低廉に抑えることが出来たわけ。他にも勾配に強いとか、小回りが利くなどの利点がある。尚、東京の大江戸線も同様のシステム。しかし、なにせ経済性優先で、通勤に使うと、狭い貨車に詰め込まれている感じがして、あまりリッチな気分は味わえない車両である・・・。
 最もカネのかかった歴史の深い線と、最も安く上がった新しい線を乗り換えていて、毎日対照的なのを感じさせられる。まあ大阪の経済的没落も感じられるわけだが・・・。

2003/03/15(土)

オイル交換 走行距離:21794km
 いつものディーラーじゃなくて東大阪の服部モーターサイクル商会の整備工場で持ち込んでオイル交換。僕が引っ越してディーラーも移転して、ディーラー行くのが大変になってしまい(往復で2時間かかる。ショートツーリングもの)、面倒ということもあり。価格やサービスで使えるかどうか試してみる目的も。
 場所は大阪中央環状道のトラックターミナル入り口西と北春営団地の間。環状道を出るタイミングを逸したり、車線変更をしくじったりしてなかなかたどり着けなかった(^^;)。何かトラックターミナルの近いせいか、内陸なのに港湾部のような印象。
 持ち込んで30〜40分でオイル交換終了。価格9292円。うーん、高いっすね。エクセルオートなら7000円くらいだと思うが。価格と距離のトレードオフで悩ましい感じだのう。
 この整備工場、ショップに飾る前の機材の整備もしているらしく、まだ店頭には並んでいない筈のK1200GTがあって初めて見る。あれれ?もっとツーリング向きかと思ったんだけど、まだかなりスポーツっぽい。フロントのウィンドスクリーンが大きくなったのは良く分かったのだが、それ以外でK1200RSとどう違うのかよく分かんない。RのRTに相当するクラスと考えていたんだけど、全然違うねこりゃ。
 多分日本市場だと、現行R1150RTに相当する車格のK1200がリリースされれば凄い売れると思うんだけどなあ(K1200RSではスポーツ過ぎ、K1200LTはいくらなんでも大きすぎ。Kは両極端なんだよなあ)。R1150RTとの食い合いになるからひかえているんだろうか。とりあえず、オレにはあんまり関係ないバイクだってことは確認>K1200GT。
 この整備工場、ハーレーも取り扱っていて、ハーレーとBMWが混在している不思議な光景が見られたのも面白かった。しかしハーレーの音ははた迷惑だよなあ、と思う(^^;)。あれが気持ち良いのは分かるが・・・。

2003/03/13(木)

Webサーバー
 サーバーがPHPに対応とのメール。無関係と思ったが、サーバーが対応した後、自作して置いてあるログ記録が、もともとアクセス元を記録するようにしていたのにいつの間にかアクセス元が記録されなくなっていたのが、直っていた。
 まあ、相変わらずログ数がちっくりちっくりしか増えないのんびりしたもんで、多重アクセスとか一切考慮していない素朴なコードなんであまり意味がないといえばないんだが、まともに動くようになったこと自体はちょっとスッキリした。

天気予報
 ラジオによると今週末も天候不順で雨の予報。何かこの季節は天候が周期的に変動するらしいのだけど、その周期がたまたまカレンダーと一致してしまっている模様。
 タイヤはどうしようか迷っているんだけど、オイルはもういい加減交換が必要。ディーラーに行きたいんだが、週末に天候が悪く行けないでいる。21日からの連休は遠出する予定で、今度の土日は何としてもディーラーに行きたいので晴れてもらいたいのだが・・・。どうしてもダメなら平日夜に近場のディーラーに行ってみるか。

ミサイル防衛
 何か誤解があるような気がするなあ。弾道ミサイルが自国に飛んできたら、せめて被害の少ない地域に落ちることを祈り運を天に任すしかない。これは、パトリオットのような迎撃ミサイルのないほとんどの国がそうであって、日本が特別無防備というわけではない。人類史上初の弾道ミサイルであるV-2以来、弾道ミサイルの迎撃というのは技術的に難しいのは今も変わらない。米国ですら現状ではそう。
 なので、日本の国防体制が特別脆弱というわけではないんである。
 しかし、日本の場合、弾道ミサイルの弾道軌道上で迎撃する海軍エリアミサイル防衛と、パトリオットPAC-IIIを中心とする落下弾頭迎撃システムが恐らく数年のうちに導入される。特に海軍エリアミサイル防衛はイージス艦とイージス艦搭載のスタンダードミサイルを改良することにより実現されるもので、イージス艦を装備した富裕国でなければ導入は事実上ムリという贅沢なシステムだ。ハッキリ言えば、日本は世界でも有数の弾道ミサイル防衛体制を築く途上であることは知っておいた方が良い。米国はさらに徹底して、加速・上昇途中の弾道ミサイルを航空機搭載(キャリアはボーイング747だそうだ)レーザーで破壊するシステムを真面目に実験しているようだが、これは専守防衛の枠を越えかねないところでもあるので、日本では導入は難しいだろうが。
 中国辺りはやいのやいの言ってくるだろうが、まあ核抑止力論なんつう、理屈は通っているかもしれんが前提が気の狂った理論が論拠なんで、こちらが非核三原則を貫く限り非は全くこちらにはなく、堂々としておれば良ろし。
 ミサイル防衛を議論するのであれば、この辺は最低限押さえておかないとトンデモなく的はずれな議論になりかねないので。

2003/03/04(火)

米偵察機にスクランブル?
 今度はMiG-29・MiG-23が米軍の電子偵察機に急接近。MiG-23はともかく、MiG-29フルクラムは、装備全体が旧式化している北朝鮮軍全体の中では異例なことに、西側の装備に質で対抗できる数少ない最新鋭装備で、おそらく数十機しかない虎の子。搭乗パイロットは近衛部隊的な超エリートと思われる。
 前回のMiG-19などとは比較にならない。しかし、意図は全く分からない。謎多き国だよ。


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