2003/09/28(日) ■掃除 台所を大掃除。電子レンジを冷蔵庫の上からどかしたり、流し台下の棚を採寸して寸法に合ったラックを買ってきたり、何か大量にあった使いかけの調味料類を一気に廃棄したり、ついでに引っ越してから一度も洗っていなかった換気扇の洗浄にチャレンジしたり。色々と収納グッズ類を買い込んだため、先日家賃分と一緒にロードした生活費がサクッと残り数千円にまで減ってしまったヨ(^^;)。 水回りは大体これで良いとして(まだ調理小物類の収納とか考えないといけないんだが)、他に台所にある、雑多なものを入れているカラーボックスを整理する予定。 あと布団の代用品として使っているキャンプ用のマット(銀色の奴です)、今使っているのがサイズが大きすぎるので、少し小さめのを買ってくる。これで座椅子や座卓、マット等、居室のモノの配置が定まった感じ。ちなみにここ1年くらい、自室ではちゃんとした布団で寝ていなんだけど、マットは慣れると堅いのが逆に気持ち良いし(だから時々外泊すると布団が柔らかくて違和感がある)、汗で濡れても拭くだけで良いとか手入れが布団に比べて圧倒的にラクだし、場所もそんなに取らないなど、使い勝手は布団に比べると凄い良い。1枚480円と安いしね。慣れるまでが大変だが、慣れてしまうと、色々手のかかる布団には戻れない感じです。 水仕事をしていると、水がちょっとひんやりと感じられ、秋っぽい感じ。辛くなる前に掃除を終えてしまおう。 夢路いとし師匠、死去。時々テレビで漫才を見る程度でしたが、何年か前から衰えが画面を通してもハッキリと分かるくらいだったけど、むしろそれを味として芸に昇華している風もあって、好きな芸人でした。こういう粋なおじいちゃんって感じな歳の取り方をしたいものです。ご冥福をお祈りします。 2003/09/26(金) ■北朝鮮 やっぱり石原都知事って大したことないのな。「殺されているんでしょ」なんて当然の如く言うからにはそれなりの根拠があって言ってたと思っていたが、結局今公に明らかにされている事実からの憶測でしかなかった模様。ねえねえ、帰ってきた5人だって、昨年の首脳会談での電撃的な進展がなければ、生死不明もいいところだったのよ?よくもまあこんな断定的なことを言えるわな。ま、この人の情報収集力も解析力も「何を言って何を言わないでおくべきか」という判断力も、そんな程度のもんだってことだわ。余計なことに口を挟まず、東京ローカルの問題に専念しなされ。 そもそも相手が相手なんで交渉は困難極まりないと思われ、外務省への批判ってのはその辺をどの程度斟酌しているのか怪しいんで、話半分に聞いていたんだが、まあこの程度の認識しかない人間の外務省批判はどこまで正当なモンかね〜と、ますます主張を受け流すようになりますた。 憤りは分かるしオレも憤っているが、怒りの矛先がちゃうでしょ。国連での北朝鮮代表の傲岸不遜な発言なんかを見ると、基本的に日本国憲法マンセー・自衛権は最小限度に止めるべきという鳩的なオレですら、「世の中にはぶっ潰されても仕方のない国ってあるんだな」って危ないことを思っちゃうもんなー(^^;)。むしろ、こんなどうしようもない連中と、怒らず投げずに交渉しなくちゃならない外務省の役人には同情的ですらあるよ・・・。 ■監督辞任 1年目・4位、2年目・1位の監督は名指揮官の名声を欲しいままにするが、1年目・1位、2年目:4位(決定したワケじゃないだろうが)だと辞任かよ・・・。2年単位の成績で考えれば平均2.5位で変わらないのに(^^;)。実質的な成績とかより、常勝球団だとか気にしすぎじゃないだろうかと思うなあ。 2003/09/23(火) ■エアコン これまたワケワカンネー。これ。 大阪の暑さは身を以て知っているのでとても勉強になんかならんのはよく分かる。人の多い教室の中なんて座っているだけで熱中症になりかねんよホントに・・・。なので、批判もあると思うけど、決して贅沢品じゃないとも思う。 しかし、高校生の携帯電話普及率は100%なんだろうか?「携帯電話を持っていなくて、エアコン代を払えないけど勉強したい」という人間はどう救済してくれるんだろうか?なんかこの記事を読むと救済なしらしいんだが・・・。エアコンなしで勉強できるという選択肢がない以上、一方的な強制であって、その上「エアコンつけてやるから金払え」ってのは教育者の言うことじゃないと思うが・・・。なんかアレだよ、高速道路のETCバイク非対応&高額ハイカ廃止で泣いているライダーなので、それと同質の「お上」の身勝手さがプンプン感じられるよ。 これまた社会資本の未整備の一つかもしれんなあ。 ■ソロツーリング 前日まで雨の予報だったけど、当日の午前5時の予報では近畿地方は曇り。雨が多少心配な奈良県南部はやめて、鈴鹿スカイラインに走りに行く。ヘアピンの多いワインディングを3往復。2時間くらい走ったか。一部片側通行になっていたが、信号で遅い車をパスできて、むしろありがたかったか。ただ、大型トラックが30km/hくらいでのろのろ走っていた後についてしまった時は回避することができず参ったが・・・。こんなとこ走ってくれるなよ>トラック。気候も良く、バイクも結構いました。雲は多かったが時々太陽が顔を出したし、風は涼しく、すっかり秋の風情。何ヶ月かぶりにライディング用の赤いブルゾンを着たがちょうど良かった。鈴鹿スカイライン近くの国民宿舎の食堂でおでん定食食べて温泉入って帰阪。 RTはフロントがかなり寝ているバイクで峠走行には向かないと考えられがちだが、意外と素直なハンドリングを体感できるし、何もしないとリアに荷重が乗っている状態なので、リアステアを実感できることが多く、実はそこそこ楽しかったりする。何かRSより楽しいんだよね。それでも国産のキャスター角が立った戦闘的なバイクを見ると過激なライディングを楽しめそうでちょっと羨ましくもなるけど、峠に来るまでに高速道路を使わないといけないようなちょっとした距離があると、そういうバイクは行き来だけで消耗してしまうからねえ・・・。 1時間程度走らないとまともなワインディングがないってのは不幸だよなー。京都とか神戸には道自体はいい道があるんだけど、土日祝二輪通行禁止とか規制が多すぎて地図見てると行く気が失せる。 2003/09/22(月) ■ホーム 小学生の女の子が線路に転落して電車に轢かれて亡くなった事故。 地下鉄通勤していていつも思うのだが、そもそもホームと電車の間に物理的バリヤが全くないってのはちょっと異常じゃないだろうか?新幹線みたいに開閉するドアをホーム側にも付けろとは言わないが、例えば東急池上線のように、ドアの部分以外には柵をつけるくらいのことはするべきだと思うのだが・・・。それなりにお金はかかるだろうが、人死にが出るのよりはよほどマシだと思うし・・・。大阪市交の第3軌条方式だと600Vの直流が線路の脇を通っていて感電する危険もある。 電車に乗っていると奇声をあげる変な人とか時々いて、ちょっと怖いんである。まあ、そんなことはしないだろうが、もしホームで待っている間にふざけ半分で押されたりしたらとか思ってしまう。あと酔っぱらって足下がフラフラしている時とかさ。 こういうところも社会資本の未整備ってことなんじゃないかねえ・・・。 2003/09/19(金) ■移行 リース更新で、職場に新マシン入る。僕が使うマシンではなく、周囲の人の使うマシンだが、結局移行なんかは僕がする羽目になる・・・。 EudoraからOutlookへのメールデータ移行に苦慮。一応OutlookからEudoraにインポートする機能はあるのだが、これが完全にはインポートしてくれなかった。送信済みデータが抜けていたのだ。で、Eudoraの送信済みデータだけを移行しようとして、emlファイルにしたりわざわざBecky!を入れてテキストファイルにしたり色々試したが、上手く行かず。emlファイルにすると送信日時がOutlookに入らないし、テキストファイルは読み込みで失敗する。結局、旧マシン上で、一度OutlookExpressに書きだし、それをOutlookにインポートし、Outlookから送信済みメールだけをpstファイルにエクスポートして、そのpstファイルを新マシンで取り込むという迂回策で何とか移行できた。何でこんな迂回をせにゃならんの・・・。 毎度毎度、メールデータの移行でトラブっていて、うんざりする。それに、Outlookが単なるメーラーじゃないPIM機能を含んだ高機能なソフトで、僕自身は使ったことがなくてワケワカンネー状態で、こんなワケワカンネーソフトを使うのはホントストレスが溜まる。自分が占有しているマシンならいいが、そうでもなく、仕事で当人が使っているところをタイミングを見て割り込んだりしなきゃならないし・・・。 それにしても、emlファイルをドラッグしても送信日時がはいらねえとか、テキストファイルの読み込みに成功した試しがないとか、動作が全体的に際だって遅い(特に起動はどうかしてんじゃないかと思うほど遅い)とか、Outlookは納得できないソフトで、僕自身は絶対に使いたくないんだが、会社の方針はこれで統一したいらしく・・・。前のバージョンのOutlookなぞは、メール受信件数が1000件程度で挙動が不安定になるというメーラーとしては失格的な仕様になっていて、その辺も不信感が拭えないところ。 どうせメーラーとしてしか使わないのなら、もっとシンプルでリソースを消費しないソフトがいいと思うんだがなあ・・・。あんな速度でしか立ち上がらないソフトってのは、どっか問題を抱えているように思えてならないのだが。 2003/09/16(火) ■タイガース優勝 会社帰りにヨドバシ梅田に。タイガース優勝セール。とはいえ、めぼしいものはあまりなく、ポイントが3%上増しというややショボい感じ。 ガラス戸が付いている小さいDVDケースを購入(30枚入る)。DVDソフトではなく、台所の小物食器入れにちょうど良い感じだったので(^^;)。ただ、DVD-RAMを入れるそれなりの大きさのラックは欲しいので、近く購入するつもり。 2003/09/12(金) ■『閔妃暗殺』(角田房子、新潮文庫) 堅いノンフィクションを読みたくなり、購入。 李氏朝鮮との外交交渉での、明治政府の無茶苦茶な態度が凄い。アンタ(=李氏朝鮮)と徳川幕府は対等であり、徳川幕府は日本皇帝の臣下だったから、アンタも日本皇帝の臣下だとか言ってたらしい。まあ、李氏朝鮮側とはそれまでにいろいろ行き違いがあって、感情的になっていたんだろうが、こりゃ詭弁的三段論法の典型だよなー。 それにしても、仮にも独立国の王妃殺害に公使が有形無形で加担していた上に、殺害に関わった日本人のほとんどが後で何の処罰も受けず逆に立身出世を遂げたというのは異常と言うしかない。まったく、テロ行為を容認しておいて何の法治国家かねえ。こういうところが、明治日本の「暗黒」の部分だよなあ。2・26を引き起こすに至る、「テロなどの政治的暴力事件の事後処理が甘く拙劣」って悪弊の萌芽はすでにここからあったとも言えるか。で、こういうところを認識しないで、表層的な社会風俗だけを見て「戦前もまあまあ良い時代だった」なんて言うのは危険きわまりないよなあ、などと思ったりもするのだよ。 李氏朝鮮は清国や徳川幕府末期のように血縁にまつわる権力闘争でぐちゃぐちゃになっていて倒れるべき時が近づいていたのだが(閔妃自身も非常に頭が良い人だったらしいが、結局は自分の権勢欲を満たすための宮廷術にばかりその能力が使われてしまい、近代国家の指導層として必要な知識教養や危機意識に欠けた中世的人間だったようだ。マリー・アントワネットあるいは西太后的と言ってもいいだろう)、外国諸国はハゲタカばかりで、国内の改革勢力の力も余りに微弱だった。不運だよなあ・・・。所詮後知恵だが、日本が、もっとマシな別の関わり方を選択できたような気がしてならないっすね。イジメられっ子がより弱い者を見つけてイジメる側に回るのは、多少は同情すべき点はあるにせよ、かっこいいことでも立派なことでもないわけで。 2003/09/11(木) ■自炊 最近のマイブーム。鍋で米を炊いている。少量なら炊飯器よりかなり早いし、お焦げのついたご飯ができて、量の調整も簡単。まだ試行錯誤の状態で、上手くいったり行かなかったりするが、その辺もゲーム感覚で面白い。 電気を熱に変える系統の機器は、エネルギーのムダが多い(もともと発電の大部分が熱を使って行うし送電するときにも相当なロスがあり、それをまた熱に変えてるわけでね)ので抵抗があった。ガスでご飯を炊く方法を使えば、炊飯器に投入する電気をガスで置き換えることができる。厳密な計算はしていないが、恐らくガスを使った方が資源節約的ではないかと思う。 日曜日に焼けた顔から皮がポロポロはがれ落ちてくる。皮がめくれるほど焼いたのはいつの頃以来だろうか。30過ぎて顔が真っ赤で実にみっともない(^^;)。 2003/09/07(日) ■今津基地祭 行ってきた。 ・74式戦車の音。2ストロークディーゼル2万ccのエグゾーストは凄まじい。まさに咆哮、近くを通ると隣にいる人とは会話が困難になるくらいやかましい。エンジン排気音が7割、その他メカノイズが3割くらいか。映画などで耳にする戦車の音はキャタピラが路面を叩く音が強調されているが、それとは全く異なっていた。とにかくエンジン音が圧倒的だ。キャタピラの音は、路面を叩く音より、起動輪がキャタピラを巻き付けて離れる時のメカノイズが大きかった。整備不良のチェーン駆動のバイクの超拡大版だ。実際、模擬訓練で急制動や急発進した時の、キャタピラのテンションのかかり具合などはバイクのチェーンを見ているようだった。 ・試乗。1周400メートルくらいのコースを3分程度で走る。左右方向へのGのかかり方が異常。多角形コーナリングな感じ。始動音のセルモーターの音が聞こえず、ぬるっという感じでエンジンがかかるのが面白い。装甲の中にあるためセルモーターの音が完全に遮蔽されているようだ。離れて聞いていてもエンジンがかかるとすぐに分かるくらい野太い音がする。 ・空砲発砲。FH70りゅう弾砲と74式戦車。FH70は1800cc程度のエンジンを内蔵していて、自走できる(時速15km程度らしいけど)。どう見ても「ただの大砲」が結構軽快に自走しているのは何かユーモラス。またこの動力を使って移動形態と射撃形態の変形ができ、ギミック満載だった。74式戦車は中部方面軍所属の第3戦車大隊と、近畿方面軍所属の第10戦車大隊。既に次代の90式に主力の座を譲りつつあるけど、相手が旧式であればまだまだ十分な戦力だ。155ミリ砲と105ミリ砲をそれぞれ数発射撃。空砲とはいえ、さすがに凄い音。打つと分かっていても驚いてしまう。音というか衝撃波の余波が顔を打つのが感じられるのね。 ・戦車大隊所属の偵察部隊は250ccの単気筒オフロード車を装備。XLRとKLXだった。 ・ヘリも来た。OH-6、UH-1、AH-1と、AH-1以外は若干の古参装備だけど、基地の給水塔のすぐ近くをパスしたり、間近で見るヘリの飛行は迫力十分だ。式典・模擬演習終了後、着陸して公開。近くで見ると、塗装が新しいせいか、何かプラモデルの表面のような感じがする。 ・「防衛庁道」ってのがあるのね(^^;)。 ・今津までの道路。行きは大津まで名神で行って、161号線を北上。2時間強。帰りは志賀から湖西道路を通り、京都東で名神に乗って帰る。2時間弱。あまりに古くなっているのでツーリングマップルを買ったんだけど、今のツーリングマップルって関西と東海北陸が一冊に収録されているのか。自分の行動範囲とかなり重なっているので便利っていえば便利。でも新しいのでも、湖西道路が1230円とか(走ってみると一部無料化され820円だった)、京滋バイパスの情報がなかったりとか、これでも情報が古いなー。 往復4時間かかったが、その時間をかけても見に行った甲斐はありました。空自の基地祭よりもっとこじんまりしている分、身近で、結構面白いモンですな。駐車場にバイク置き場も用意され、駐車場からは専門の送迎バスが頻繁に行き来していてラクチンラクチン。もちろんお金を取られるということもない。しかし、式典では南向きの席に座っていたせいで、顔が盛大に日に焼けてしまった。9月に入っての日焼けはみっともない(^^;)。 |