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2009/09/30(水)

シャープの新型液晶テレビ
 LXシリーズ。新しい液晶工程UV2Aを採用し、バックライトにLEDを採用。価格もまあまあコンペティティブだと思う。
 年末くらいまでに実家に液晶テレビを買わせようと思っているが、BD一体型のUV2A液晶採用AQUOSが出ればそれが最適解だろうという気がする。僕自身も、ゲームや暗い色調のコンテンツを見るときは現状のテレビ(倍速駆動なしの42インチGX)では辛くなってきたんで、自分用にLXシリーズに買い換えたいような感じもしている・・・。
 UV2Aは画質向上に相当な効果があるように思われ期待している。これまでパネル本体はMVAかIPSでひとまず進化は止まり、新規技術は周辺のバックライトや駆動回路(倍速駆動や超解像など)でというトレンドだったけど、UV2Aは久々のパネル本体、それも工程から言えば相当上流に当り、パネルを一から作っているメーカーならではの新技術という感じがする。
 昔はシャープはブラウン管を東芝とかから買っていて、最新の技術を使った表示デバイスはなかなか供与されなくて、アッセンブラー(デバイスを自社開発できず他社から購入して組み立ているだけのメーカー)の悲哀を味わっていたモンだけど、今、テレビ用の大型液晶パネルメーカーは国内では事実上2社だけになり、今度はシャープ自身が映像表示デバイスの新技術を開発するという立場になっている。良いとか悪いとかいうこと以前に、素朴に変遷を感じる。

CR-Z
 一番興味を惹かれるのは、ハイブリッド車でありながらマニュアル車という点だ。これは率直に凄いと思う。IMAの簡易さを逆手に取った感じ。トヨタのTHSはシステムが複雑すぎて恐らくマニュアル車への搭載は不可能であり、その点ではIMAに優位性がある。
 かなり軽い車になっているはずであり(1トンを切るのでは)、スポーツ車ではあるが、ATやCVTのような変速機構にパワーを取られないこともあり、実は相当な省エネカーでもあるかも知れない。さすがに現時点で買おうとまでは思わないが、レンタカーで借りられるようになれば試してみたいものだ。

2009/09/28(月)

買い替え
 iPodを買い替えようかどうしようかまだ迷っている。iPodnanoは1曲リピートとかを指定する階層が深すぎて、結構多用する(1曲リピートとランダム再生を切り替えたいと思うことが多い)僕にはやはり使いにくい。音質にも不満が出てきた。音質は、元が128kとかのロッシーな音質だから贅沢は言えないが。
 とはいえそれなりに使いなれたということもあって、iPodtouchとかを考えていたんだけど、今ひとつしっくりこない。ゲームやらPDAっぽいことやらIAやら色々出来るんだけど、正直、iPodでは音楽を聴きたいだけだしそこまでしなくてもという過剰感がぬぐえない。重くて大きくなるのも抵抗感がある。あと、5Gnanoは、ビデオとかFMとかが、エッジの効いた音楽プレイヤーという製品コンセプトを曖昧にしてしまう不要装備としか思えず。そんなんつけるなら安くするのが筋だろう、と思ってしまう。4GBのnanoなら8000円とかで売っても十分に利益出ると思うし。どうもトップシェアに慢心した独占企業の勘違いがそろそろ出てきてしまっているようにも懸念される。
 一方、著作権がらみで音楽ファイルの取扱いが非常にアンフレンドリーだったソニーのプレイヤーは今はそういうバカげたことをやっていないようだし、ノイズキャンセラーというのは音楽を聴く上で本質に近い部分なので、アップルに比べて少なくともプレイヤーの単体ハードとしての商品企画の適切さは勝ってきたようにも思える。一敗地にまみれ再起したチャレンジャーとして謙虚にユーザー視点を考えて再出発した効果が出ているのかも。まあNCはもともとソニーが持っていたシーズなので、その面ではメーカーオリエンテッドな面も相当あるけど、ビデオとか、今更なFMラジオとか持ってこられるより、ユーザーへの納得性は何倍もある。
 iTuneライブラリの移行も割とイージーに出来るようなので、ソニーのにしちゃうかも知れない。とすると、もうすぐ出るらしいA840の16GBモデル辺りが良いかなあなどと思う。
 とか言ってたら円高がさらに進んでいるよ。せっかく戻してきた株も結構ボロボロに・・・。iPodnano10台分くらいはやられちゃっているな・・・。個人資産を毎月末に集計しているので、このタイミングでの下げはキツイです。

2009/09/25(金)


 悪材料(エコナ回収)と配当落ちで安くなっていたので花王を1単位購入。取引単位が1000株だとばかり思ってたが、先日の合宿でT西君に100株と教えてもらったこともあり。
 僕のポートフォリオは輸出株に偏重しているのでその辺の偏りを矯正する意味もあり。円高がキツくてね。でも内需株で好きな会社があまりないんだよね・・・。花王はそういう意味では結構好きな会社なんだけど。銀行が良く分からなくて手を出せないってのも致命的かも。

2009/09/22(火)

レンタカー
 5連休は4日レンタカーでプリウスを借りた。長野での合宿→東京→大阪に帰り市内を知人と多少移動、とかやってたら1,350kmくらい走っていた。レンタカー屋に返す時に店の人に「随分走りましたね」とか言われてしまった・・・。2回GSで給油して計56.3リットル給油、燃料消費率は約24km/l。外気温がそれほど高くなく、エアコンの消費がそんなになかったのでその分GWに乗った時より1km/lくらいイイ感じだ。
 プリウスのTHSは、表に出る数字以上に、細かい制御をしてくれて走っていてエネルギーを無駄にしていない納得感がインサイトよりあり、やはりハイブリットシステムとしてはプリウスのTHSの方が好みだ。特にのろのろ渋滞時にモーターだけで走れるプリウスのTHSに慣れると、そういう状況でも基本的にはアイドリングストップしかしないIMAはフラストレーションが溜まってしまいがちだ(ただ、燃費には意外と違いが出ないんだけどね実際には。あとさすがに10kmを越えるような渋滞でモーターを多用してるとバッテリーが底をつきエンジンを回さざるをえなくなる)。価格に倍の違いがあるとかならともかくねえ。次にプリウスを借りる時は、30km/lも狙えるという、「滑空」走法を試したい。
 それにしても、東京からの帰りでは10時間かかってしまい、これなら青春18きっぷを使った方が早い・・・。合宿用の荷物があるので仕方ないんだけど。定額でなければ高速道路を散々呪詛しただろうなあ。

2009/09/14(月)

『ハイブリッドカーは本当にエコなのか?』(両角岳彦、宝島新書)
 ハイブリッドカー自体への批判よりも、10-15モードやJC08といった燃費測定法に対する批判の方が印象的だった。
 特に今の燃費測定法は、実感とかい離が激しすぎて使い物にならないのは同感。ざっくり7掛けしないと実用ケースとフィットしないのはやはり基準としては問題が大きいように思う。ノートPCの駆動時間とかでも同じ問題があるが、自動車の場合は更にエコカー減税の基準となっており消費者の懐に直結するので問題はさらに大きいように思われる。日本人は律儀で几帳面とはよく言われるが、こういう数字は全くそうでなく、いい加減ででたらめで、欧州の基準の方が現実に近い。一体どうなっているんだと思わされる。
 ハイブリッドについては、初代プリウスが一番先進的だったというのはちょっと意外。充電池の使い方など、結構ギリギリを狙って設計されており、その後のTHSは電池の耐久性により考慮してマイルドな電池の使い方になっているとのこと。また、筆者によれば、車からの反応とかを総合的に考慮すると、ハイブリッド車よりも欧州のディーゼル車の方が優れているという。ただ、正直、僕の経験から言うと、どうせ四輪なんてよほどの車種でない限りこたつを走らせるような色気のないモンなんで、厳密なリニア感とかそんなに要らないよという気もする。それより渋滞時の燃費悪化が確実に防げるTHSタイプのハイブリッドは、渋滞が避けられない日本の道路状況では意味が大きいとも思う。実燃費の向上以上に、渋滞にかかっている時間の間「無駄にエンジンを回さざるを得ない」というストレスに晒されないという、時間的尺度の評価も必要ではないかと思う。その点で、ホンダのIMAは、確かにイマイチな感じはする。
 5連休は4日間ハイブリッド車を借りる予定。プリウスかシビックハイブリッドかだが、やはりプリウスが良いなあ・・・。

四季報
 iPhone/Touch向け四季報。ややや、かなりキラーアプリに近い・・・。2000円ってのも手ごろだ。検索とかどの程度使えるのか分からないが・・・・。

2009/09/12(土)

映画
 『サブウェイ123』を見に行った。予告とかではあまり見る気はしなかったんだけど、元投資会社の人間が地下鉄を乗っ取る話というのを聞いたので、ミジンコ投資家としてもちょっと気になり。
 前評判ほど元投資家ライダーに感情移入も出来ず。激情で人を殺して責任を他人になすりつけるやり口は卑劣に感じ頂けない。それと地下鉄を乗っ取ったくらいでは今時株式もコモディティ市場もそんなに過敏に反応しないと思うのだが・・・。20世紀初頭とかならともかく、9/11後だからなおさらだ。D・ワシントン演じる地下鉄職員から見ても、何か一方的に告解を要求されてしてしまうんだけど最後は丸く収まる、みたいな。全体として何を言いたいのかよく分からない感じがしてしまった。それと、例えばビデオチャットを走らせたノートPCとか、もうちょっと膨らませられなかったのかと感じるガジェットも多かったように思える。
 役者の演技は凄く良かったので、ライダー演じるトラボルタとD・ワシントンの会話劇をもっと深くやった方が見応えがあったようにも思われるなあ。まーDVDででも見れば十分かと。
 NYPDの白バイがBMWR1200RTで中盤ちょっと活躍していたのが面白かった。でもエンジン音が水冷マルチの音で、ボヘボヘしたベンベの空冷水平対向音でないのは不満。こだわりが感じられなかった。地下鉄車両の音はインバータ音(磁歪音?)も入っていて結構こだわっているように感じられたので、ここもちょっと残念。
 新型iPodの発表でちょっと物欲が刺激されていたけど、日記をgrepしたら今使っているiPodナノを買ったのが昨年の6月で、1年ちょいしか経っておらず。何か不具合とかあれば別だけど、完全に機能しているので、今買うことはないかとも思い直す。

2009/09/07(月)

宮城行き
 土日で宮城へ。
 今回も飛行機を使った。行きも帰りもJALエクスプレスのMD-81だった。仙台空港からの帰りは出発30分前に無人チェックイン機でチェックインしてみるとあまり座席が空いてなくて、3列側の通路側の座席になったんだけど、乗ってみると周囲に殆ど人がいなかった。格安航空券なので、バッファ的な席をあてがわれているんだと思われる。まあ往復で3万そこそこなんで文句はない。
 しかし、去年と比べても乗客は少ないような印象。不景気を実感する・・・。
 帰りは同じ出発時間の伊丹行きでANA機があるらしくて、こちらはボーイングかエアバスのワイドボディ機のようだ。次乗る機会があれば、ANAにしてもイイかも知れない。ナローボディ機はホント狭すぎる。
 仙台空港からはレンタカーを使った。今回は最大6人輸送ということで、7人乗りクラスのミニバンを借りた。ストリームだった。久々にハイブリッドでない車に乗ったが、やはりアイドリングストップが無いのはちょっとなあと思ったりした。返す時に時間がなく、ガソリンを入れられず燃費モニターもない車種で燃費は不明だが市街地走行も多く10km/l行っているかどうかってことだろう。100kmも走らなかったのでどの道大差はない。宿と見学先の間だけならそんなに車を出す必要性はなかったけど、先生の好意で倉庫に使っているとある施設に同行させてもらい、メンバーを一気に運べたので、やはりこの大きめのクラスにしといて良かったと心底思った。
 思ったより疲労が酷くて、翌日は会社をお休み・・・。



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