2012/05/31(木) ■古紙 朝、RW1時間弱実施。肌寒く、長袖のウェアでちょうどいい感じ。 恐れていたことだが、レンタカーの手配まで済ませた今になって、古紙回収業者のチラシがドアポストに入っていた。遅いよ。今からだとレンタカーもキャンセル料が発生してしまう。予定通り、レンタカーで堺の業者にセルフで持ち込むことにする。 天気予報によれば土曜日は天気が悪くなりそうで、自転車で遠出は無理そうだったけど、最新の予報では雨ではなさそうだ。雨なら土曜日は1日家でスキャンかなと思っていたけど、これなら土曜日走って、日曜日は古紙持ち込みができそうだ。 ■株 ユーロが97円とかで円高の中、買い向かう。トヨタを買増しして平均買入価格を下げる。これでトヨタは600株になってもうた。ちょっとした額になるけど、10%くらいの含み損状態なので・・・。まあ下がりっぱなしのはずはないだろうと思うし、PBR0.9というのは(トヨタとしては)やはり安いと思われる。4月にあったような戻りを期待したいがなあ。 今回の買いで、証券口座にある実弾が殆どなくなってしまった。補給するかどうするか。まあボーナスも(例年より相当少ないと思うが)出るので、また考えよう・・・。 2012/05/29(火) ■ 自宅の職場用・夏用スラックスの棚卸し。30代の頃に買ったスラックス類は殆どが太すぎて履けなくなり、ほぼ全滅状態。20代の頃に買ったスラックスもモノによってはぶかぶか。多分、腰から下の体型は学生時代の体型に戻ったんではないかと思う。当時はタバコ吸ってたし、運動習慣ってものがなかったので、体力的にも恐らく今のほうが上だろう。というか、成人してから今が健康状態が最も良いかもしれん。もうちょっと痩せたいけど。 ソフトバンクとPHSのデュアル端末発表の日。DIGNO DUAL WX-04K。気になっていた3G通話は可能とのことであり、これは目論見通り使えそう。メールアドレスは変わるみたいだけど、pdxアドレスに届くのは99%迷惑メールなので、ほぼ影響はないだろう。他の仕様はAndroid機であり、RegzaPhoneで様子は分かっているので問題ないと思う。端末価格は66,000円。分割は嫌いなので一括で払うつもり。通信料は6,700円/月で、W-VALUE SELECT割引を考慮すると、実質的には約4,500円。3Gパケット使い放題込みであり、価格的には問題を感じない。 現行のhybrid W-Zero3を購入したのが2010年1月で、3年縛り(今となっては懲役3年に近いが)で2013年1月にならないと解約金なしで移れないけど、W-Zero3は通話端末としてもあまりにも使いにくすぎる。端末メーカーのせいというより、OSのせいだ。ライバルに何年も先行しながら、こんなへっぽこUIしか提供できなかったんだからWindowsMobileは天下を握れなかったのだと思わざるをえないねえ。MSはまだ勝負を諦めていないようだが・・・。 ともかく、ようやくW-Zero3を手放せ、通話用とネット用で端末を分ける煩雑さから開放される時が来たようだ。特に自転車に乗る時は2台端末を持つのはちょっとしんどかったし、解約料と安くない端末代が要るけど(そしてまた3年縛りだし)、今がアホみたいに不便すぎるので(端末2台持ちでしかも職場では圏外で通話・着信出来ないって)、やむを得ないだろうなあ。さらばW-Zero3、さらばW-SIM。 とりあえず現状の、ウィルコム回線(W-Zero3)+NTT回線(Regza Phone)という「二回線二端末」状態から、今回のDIGNOでウィルコム回線+ソフバン回線を「二回線一端末」に集約、更に将来的に070番号がMNP対象になったら、ウィルコムから別のキャリアに移って、「一回線一端末」に完全に一本化するつもり。いよいよ、「夢の終わり」の始まり、ということか・・・。 2012/05/28(月) ■古紙 自炊でスキャン済み紙が大量に出ており古紙回収業者もなかなか来ないので、この前見つけた堺の業者の事業所に持込すべく、営業時間を電話にて確認。土日も営業、8:30〜17:30まで受入れ可、いつでも来て下さいとのことだった。 格安系のワンズレンタカーで、ちょっと大きめ(7人乗り)のクルマを予約。コンパクトカーだと今ある紙束が全量積めない恐れがあるので。約5,000円。今度の日曜日に処分予定。積み込みとかちょっと大変そうだが、運動がてらやってみよう。 2012/05/27(日) ■行事 金曜は午後から会社の別の事業所のイベントのスタッフ参加。土曜日は組合の方と千早赤阪の管理釣り場でニジマス釣り。今日は組合の大阪地区のイベントのスタッフで万博記念公園。組合(的)行事が続いた。 今日のイベントではストラックアウトの球拾いしてたんだけど、硬式テニスボールを使っているからかマトから反発して跳ね返ってくる球が多くて、何かノックを受けている感じだった。腰をかがめて走り回ってボールを取っていたので、筋肉痛になりそう。そして暑かった。 万博記念公園には自転車で行き初めての場所なのでナビを使って行ったんだけど、うっかりナビの電源を切らずにスタッフ作業をしていたらしく、帰りにナビが電池切れ。初めての場所でナビ使えず、焦るが、まあ大阪に20年くらいいるのでなんとかなるやろと思って走りだす。一旦新大阪の方に行って上新庄方面に戻ってきたりやや遠回りしたけど、淀川を渡ってからはほぼ見知った道ばかりで問題なく帰ってきた。約77km走行。球拾いの分も合わせれば、120km走行くらいの消費カロリーはあったかと思う。 夕方、夏用スラックスを2本購入。ウェストはまだ86cmのようだ・・・。 近くのスーパーで、モデルチェンジしたガムの型遅れ品がほぼ半額で出ていたので8個ほど買ってきた。というか、これ箱で買いたいな。 2012/05/24(木) ■刺青公務員 別に刺青を入れる人間を擁護するわけじゃないんだけど(プライベートでも考えなし過ぎるとは思う)、服務規程とかで刺青NGとか明記していたんだろうか。もしそうでなく、単に「社会常識に照らして非常識だから」という理由だとすれば、処分が恣意的になりかねず、裁量権の濫用につながり危険ではないかという気がするんだが・・・。特に、プライバシーに関わることだから回答したくないという回答者に対しても懲戒するということになればますます。 極端な例えだが、「書籍をちょん切ってスキャンして紙は捨ててしまう」という行為も、社会的に見ればまだまだ非常識と受け取られかねず(そもそも1000冊単位で本を所有ってのも非常識といえば非常識かもしれんよ)、もしプライベートでの行いが非常識だから懲戒とかいう理由が通るんだったら自炊行為も懲戒の理由になりかねず、そういう拡大解釈の余地が相当あるのではないかと懸念される。 はしもっちゃんが危なっかしいのは、こういうところがやや鈍感というか雑に感じられるところだよなあ。 もちろん、公務員の厚遇とは別の問題として、人件費にはどんどんコストカッターとして切り込んでもらいたいが。まあちょっとくらい鈍感なくらいでないとこういう所に切り込むことも出来ないという気もするんだけどね。 ■早朝ライド 早朝ライド実施。この前会社のソフトボール大会への道すがら発見した堺の古紙受入業者の位置を再確認するため。大体10km、ロードバイクで30分程度走ったところの堺資料という会社の位置を確認。今週の土日は用事があるので行けないけど、来週の土日くらいまでに自宅に回収業者が来なかったら、もう持ち込みで処理してしまおうかと思う。レンタカーを借りたりお金はかかるが、まぁ経験だ。 早朝も4時半を過ぎればライトなくても明るい。が、早朝にもかかわらず南港通りや堺の港湾に向かうトレーラー等が通り、しかも日中と違って随分と運転が荒いというか傍若無人で、僕が走っているギリギリ横を通って行くトラックが多くて怖かった。この時間のこの方面のライドはちと考えものだ。やはり大和川沿いの方がイイか。 2012/05/21(月) ■大阪での金環日食in長居公園 いつもより1時間弱早く家を出て、金環日食観察に向かう。三脚とデジカメ(コンデジ PowerShotG12)、観測用のガラスを持っていく。小中学生が集団でいたりして、朝7時の割りには賑やか。家から見た感じでは6時くらいの段階ではまだ雲が多かったけど、7時には青空が見えて、食の最初の方は雲もかからず。食が進むうちに雲が太陽にかかってしまったが、それほど厚い雲ではなく、かえって太陽の食の様子が分かりやすくなったくらいだった。なかなか観測にはイイ展開ではなかったか。 木漏れ日がピンホールレンズの原理で日食の太陽の形になると聞いていたが、食の最初の段階ではよく分からなかった。朝で太陽の高度が低く、影が伸びており、形がわかりにくいためもあると思う。食が進み太陽が三日月状態になると、確かに木漏れ日の一個一個が細長い三日月のようになっていて、風で木が揺れるとその三日月みたいなのがワサワサ揺れて、おおっと思った。その後雲が出てしまって木漏れ日はなくなったけど、その代わり太陽を直視で撮影できた。 皆既日食ほど暗くならなかったけど、それでもデジカメでオートで周りの風景を写すと最初1/200〜1/250のシャッタースピードだったのが、同F値・同ISO値で1/150くらいにまで伸びたし、高度の割には太陽光が弱々しく夕方のような雰囲気になった。 食の途中で雲が太陽にかぶり、うまく減光されて、肉眼でも金環日食がはっきり分かる感じ。フィルターとか準備しなかったので、デジカメで太陽を撮るのは諦めていたんだけど、厚めの雲がかぶっているのを見て行けるかもと思い、三脚ごとカメラを太陽に向け、目一杯絞ってシャッタースピードを1/2000とか短くしたら(通常なら何も映らないくらいだが)何とか雲越しの金環状態の太陽を撮影できた。ちょっと厚めの雲がかかって肉眼でも金環状態が分かったときには周りから歓声が上がっていた。 やはり日食の間、風が冷たく肌寒く感じ、太陽のエネルギーの大きさを実感する。 こういう時、コンデジでもマニュアル志向の強いデジカメの方が威力を発揮するなと思った。撤収後会社に向かう途中ではかなり本格的なレンズと遮光装備をしたカメラで観測している人もいて、一眼レフ持ってくればよかったかなあと少し後悔。最初から太陽を撮るのは諦めていたから、むしろ暗くなる周りをムービーとかで撮ったほうがイイかと思ってたんだけどね。ムービーは露出の固定の仕方が分からず、一応撮ったんだけどどうだろうか・・・。 ■EPSON業務用スキャナ 業務用ドキュメントスキャナは、PFU・キヤノンの2大勢力に、パナソニックがちょっとという感じで、エプソンのプレゼンスはゼロだったんだけど(エプソンのはADFに両面同時読み取り機能がなかったため)、両面同時読み取りに対応した新機種・DS-70000と60000は非常に強力な商品力を感じる。最高グレードのDS-70000は、70枚(140面)/分のハイスピードでA3対応、しかもエプソンダイレクトでも30万円を切るお手頃?価格。ちょっとスピードは落ちるが、もうちょっと安いDS-60000なら、25万を切り、同価格帯には、A3対応のドキュメントスキャナが存在せずオンリーワンだ(他メーカーのはA3対応になると30万円を軽くオーバーする。それもネット通販で安いところを探してもだ)。その上、撮像素子はCCDで、給紙200枚(カタログスペックでは100枚まで置けるDRでは文庫本なら400ページ程度まで載せられるので、もし同様の安全率なら文庫本800ページの原稿を置けるということになり、市販の書籍で原稿を継ぎ足すことは99%ないと言えるだろう)、かつフラットベッドの機能もあり、PFU・キヤノン・パナのどの業務用スキャナに対してもコストパフォーマンスで優位であり、有力な候補ではないかと思う。っつーか個人が自炊に使用する用途には決定版的ではなかろうか。やってくれたなあ、僕が清水の舞台から飛び降りる覚悟でDRを買った2週間後とかにこんなのを出してくれたなあ。 DRに行ったのは早すぎたか。まあ実際にはPDFでスキャンすると70枚/分なんて到底行かないもんだし(DRで60枚/分というのも実際の使用から考えるとやや過大だ)、ソフトウェアの使い勝手もあるからカタログスペックだけでは断定できないだろうけど。 2012/05/19(土) ■ロングライド 国道1号で大阪〜京都〜大津、大津から堅田〜琵琶湖大橋〜琵琶湖沿岸〜能登川ルートを走る。約140km走行した。全体的に風はなく、ありがたかった。 日差しが強くちょっと暑いけど、まだ湿度が低いため、走行風で十分冷却され、走ってさえいれば快適な気温だ。これが6月を過ぎるとどんどん厳しくなるけど・・・。割と頻繁に水分補給。そろそろコンビニではドリンクだけでなく氷を買ってボトルに詰めないとぬるくて飲めない。 前輪の新タイヤ・GP4000Sは特に違和感なく、パナDともそんなに乗り心地に変化はなかった。 国道1号線逢坂の関手前で、名神との合流部分があって、これまで無理やり通っていたのだけど、これから高速道路に乗ろうという車の前を走るのは安全上厳しく、ここを避けるルートを探していた。今回、ようやくリーズナブルなルートを発見。一度左に逸れて再度1号に合流するルートがあった。これで大阪から国1で走る時に感じた危ない箇所は一応全部潰せたか。 帰りは能登川から輪行。能登川駅のホームで列車待ちをしていると、反対車線で電気機関車が通過。貨物でなく客車を引っ張っていて、珍しいなあ何かの特別列車かなと思ったら、牽引されてたのは営業中の車両ではなく、JR東日本が使っている在来線用の2階建てグリーン車で、「川崎重工」の張り紙が窓にしてあったので、神戸の川重の車両工場から、JR東日本に納品するために牽引されていたのだと思われる。こんな日中に走るもんなのか。珍しいものを見た。突然すぎてデジカメで撮るのも忘れたよ。 今日は田んぼの農道を通ることが多くて、そのペースに目が慣れてたため、帰りの新快速で田んぼを通過するときのスピードに真剣にビックリした。 2012/05/18(金) ■ボトル ボトル内の底がカビてしまった。新しく買わねば・・・。 2012/05/17(木) ■デュアル PHSとケータイのデュアル端末をソフバンが6月に発売予定との報道あり。メーカーは京セラ。 今のPHS番号を維持したまま移行できるのかとか、ケータイ回線で通話もできるかどうかちょっと不明だが、もし通話も可能ならPHSのMNP実施までのつなぎとしては最適と思われる。ソフバンってのが気に入らんが、やむを得ない。職場が圏外ってのは致命的に使いにくいし、不安感がある。 2012/05/16(水) ■タイヤ交換 朝、自転車のフロントタイヤとチューブを交換。パナのtypeDから、コンチネンタルのGP4000Sに。これで前後のタイヤが同じ銘柄で揃った(フロントが23でリアが25でサイズが違うけど)。 パナのDは今回のパンクまではノートラブルで耐久性も安心感もあってロングライドには悪くないタイヤだったと思う。今回のパンクも尖った金属片を踏んだというやや不可避っぽい感じで、タイヤのせいにするには酷と思うし。が、ごく個人的には、停車して下を見る度に「Panasonic」の文字が目に入り、仕事を連想させられ鬱陶しさを感じていたので、別ブランドに換えられたのは良かったと思う。 ■株 しばらく自炊で株をメンテできてなかったが、欧州情勢の影響を食らって下がってますなあ・・・。 これあるを予想してGW前にホンダとキヤノンは売ってわずかながら利確しており、現在の株価はこの取引の時の買値を更に下回っており、ホールドし続けていたら含み損が発生していて、そこは我ながらナイスな判断だった。トヨタは逃げ遅れた、というか傷を広げてしまった感も。またPBR1倍割れに。弱気にもほどがあるわ。まあ、また呆れるような安値をつけたら買いに行きたいので、しばらく静観。3,000円割ったら考えよう。 2012/05/13(日) ■土日 土曜日は組合の行事と、友人が遊びに来ていて梅田まで出かける。 組合の行事はソフトボール大会のスタッフで、堺の臨海地区にあるグラウンドだったんだけど、自宅から約15kmの距離で、ロードバイクでちょうどいい距離ということもあり自転車で行ってきた。行きは問題なかったが、帰り、自宅まであと3kmほどというところで、前輪がパンク。数ミリの尖った金属片を踏んでおり、これは避けられない。替えのチューブも持ってないし、押して歩いたが、梅田に出るのにギリギリになってしまい、待ち合わせに少し遅れてしまった。 梅田にて少し飲んで、10時頃帰宅。 朝、10冊電子化を実施したけど、帰宅してからはバタンキュー。 今日は、電子化の決戦日。実家からの文庫は今日で全て完了するという意気込みで、朝7時過ぎから作業開始。7時〜10時、買い物と昼食で3時間ほど出かけ(パンクしたバイクのタイヤを購入したり。今度はパナのDではなく、GrandPrix4000にした)、13〜17時と計7時間作業し、144冊を電子化し、実家から持ってきた文庫は(P.K.ディックとかサンリオSF文庫とかはちょっと保留しているが)全て終わった。やはり1時間20冊ペースですな。夜3時間出来れば、1日200冊オーバーする計算。 スチール本棚に手前と奥の2列置きした文庫が本棚2段分、1日(といっても7時間)の作業で綺麗さっぱりなくなってしまったのは、やはり凄いなあ。ScanSnapだと恐らく夜も使って何とか1段分が終わるかどうかで、それも相当へろへろになっている筈だからなあ。 あと、DRを買ってから、これで570冊ほど電子化しているが、家に届いたのが5月5日で10日も経っておらず、ゴールデンウィークの休日があったとはいえ、10日もない中で570冊というのは、最初は設定で色々試行錯誤していたことを考えると、やはり出来高が高いと感じる。業務用スキャナを思い切って買ってよかったよ。 猛烈な勢いで紙束が増えており、生活空間を圧迫しつつあり。もし古紙業者が近々に来ないようなら、レンタカー借りて、持ち込みに行こうかと思ったりも。たまたま昨日、ソフトボール大会に行く途中で、持ち込み歓迎の古紙業者を発見したりしたし。 次はパンフ類になる。これまで検索性も考えてPDFで取っていたが、パンフ類は文字でない絵や写真とかが中心になるのでJPEGでも良いかなとか思い出している。コミックもそうだけど。これまでやったことがない方法なので、効率的かつ取り込み品位の高い方法を検討することになりそうだ。 2012/05/11(金) ■ 文庫は本棚にあるのがほぼ全て海外SFのみになって、裁断済み・裁断待ちでPC近くに積んでいる本と合わせても残り200冊程度になってきた。集中して処理できれば日曜日には実家からの文庫が完パケするかもしれない。 サンリオSF文庫はちょっと裁断をためらっている。モノによっては1冊1000円くらいで買い取ってくれるからなあ。まんだらけによれば、持っている中では、パヴァーヌ2000円とかスラディック言語遊戯短篇集1800円とからしく、ちょっと「おっ」て思うよね。思い入れのあるディック作品だけは裁断せずに取っておくことにしているんだけど。自分で読むために裁断するか、読まずに売ってしまうか、悩ましいところ。 明日は組合の行事と、夕方から友人とあったりするので自炊はお休み。日曜日に集中して自炊すべく、今日のうちにモニターとグラフィックカードを買ってくるか・・・。何か3台以上のマルチモニターはグラフィックカード2枚挿しがリーズナブルらしく、ちょっとそこまでするかどうか。モニターはどのみち、VAかIPSの奴にしたかったので、最低限モニターだけは買おうか。17インチの奴をリプレースして、今使っている23インチのはScanSnapとDR用のソフトを並べて表示させ、新しいVA/IPSのはAcrobatで編集するようにしようと思う。それで使いにくかったら、グラフィックカードを買って17インチもつなげてトリプルモニターにしよう。 と思って、現ナマ持ってヨドバシと日本橋を回ってきたんだけど、狙っていたナナオのVAパネル採用のスタンダードモデル(35,000円くらいの奴)がなく、そもそもVAが殆どなく、あっても三菱の27インチだけで、ちょっとでかすぎる。自炊作業のためなので、テキスト主体であって、VAが最適なんだが・・・。IPSモデルでも良いといえば良いんだが、ちょっと割り切れず、買うのはやめた。交通費と時間が無駄になった。 帰って、何とか現状の17インチと23インチのデュアルモニター環境で、ウィンドウを工夫して作業性を上げて、とりあえず買わずに済ますことにした。 25冊電子化。 2012/05/10(木) ■符合 帰宅後、2時間ほど作業して文庫35冊電子化。 時間の割に出来高がやや低いのは、横置きにした場合の設定を再設定したりしていたため(何故か裏表反転するとページが入れ替わってしまう現象が発生。裏表を外すと直ったが、そもそも裏表反転しないと天地が逆になっていた筈が、今度は裏表反転しなくても天地は反転しなくなった。まあ結果的には当初望んだ通りになってはいるんだけど、訳わからん)。これがなければ40冊行っていただろう。仕事終わりの後に2時間やるとちょっと疲れますな。 DRでの作業が1時間20冊っていうのは、自転車で時速20kmで1時間走って20kmという感じかなと。自転車でまる1日みっちり走れば200kmくらい走れ、今取っている方法で1日みっちり作業すれば200冊行くということで、概ね、かかる時間は、自転車での1km=DRでの自炊1冊という感じで符合するような。早いのか遅いのかよく分からんけど。 DR、スキャンを継続する時に、これまでCapturePerfectという専用ソフトの画面上からスキャンボタンを押していたんだけど、画面(タスク)をAcrobatとかから切り替える手数が余分にかかり、作業効率向上のためにマルチモニターを増設した方が良いかと思いかけていたが、ScanSnapみたいに本体のボタンでスキャン継続できればそれで足りるので、その方法をキヤノンのページで情報収集して、分かった。分かったんだが、試してみてもうまくいかない。この辺がデフォルトで出来るようになっておらず設定が別途必要な辺りが、業務用のそっけなさか。 やはりモニターがもう1台必要か・・・。今のスクエアタイプの17インチをリプレースして22インチクラスのにするか、グラフィックカードから変えて3台以上接続するようにするか・・・。置き場さえ確保できれば3台あった方が、「Acrobat(PDFの編集)」「ScanSnap Organzier(ScanSnapで読み取った表紙の呼び出し)」「CapturePerfect(DRでの読み取り管理)」と完全にタスクごとに画面を分離できるからその方が良いが・・・。あと、これ、タッチパネルになればダイレクトに画面のボタンを押せるので、作業効率がもうちょっと上がるような気がする。が、この調子で自炊が継続されれば、Windows8製品版が出る頃には、過去分の書籍の自炊は終えていることであろう・・・。 今年20年勤続で連続10日を1回か、5日を2回か取ることが出来るんで、5日2回にして1回は自炊にしようかと思ってたんだけど(そのために貸し別荘を借りてもいいかなとか思ってた)、恐らくそんなことをするまでもなく、普段の環境と土日で残り2,000冊の自炊は完遂できると思う。仮に1週間連続で自炊したとして、ScanSnapでは1日100冊で1週間でも700冊程度だけど、DRなら恐らく1,500冊程度行くはずで、負担感から言ってもDRの方が圧倒的に楽だろうと思う。 2012/05/09(水) ■自炊 帰宅後、1時間15分ほど作業し文庫26冊電子化。 この分量をScanSnapでしようとすると2時間半以上かかる筈で、その上ScanSnapの場合スキャナの原稿補充に気を配らなくてはならず、平日夜に行うには僕には精神的身体的消耗があまりに激しくて到底無理な分量であり、この分量がわずか1時間ちょいでできてしまうというのは良い感じだ。消耗度合いも比べ物にならず、DRなら平日3時間でもやれそうな気がする。夜遅くは騒音のため作業を遠慮しているが。殆どの本で、原稿トレイに原稿を置きっぱできるのは本当にラク。 あと、細かいところだけど、ScanSnapはトレイから原稿がなくなると読み取りを終えるかどうか確認するダイアログボックスが都度出てきて(これ自体は頻繁に原稿補充しなくてはならないScanSnapには必要ではあるんだけど)、その度にカーソルを移動させて読み取りを終えるか続行するか選択しなくてはいけないいが(続行するときはスキャナ本体のボタンを押すことでOKだが、読み取りを終えるときは画面上での操作が必須になる)、DRだと原稿が切れたら自動的にファイルを保存するためこの辺のダイアログボックス周りの煩わしさが全くないとか、読み取りスピードと同じかそれ以上に、DRは大量読み込み大量処理に適した仕様になっており、この辺のソフトウェアの挙動も作業効率と負担感に影響を与えている。 正直、お金に多少余裕がある社会人で1,000冊単位の書籍を抱えている人が自炊をするには、ScanSnapはせいぜいサブ的な使用にとどめ、メインは業務用にした方がいいんではないかと思いだしてきている。ScanSnapは確かに非常にリーズナブルでいい機械だけど、何というかライトユーザー向けで、社会人が1,000冊単位の書籍を自炊するというようなヘビー用途には、やってやれないことはないだろうけど、時間的労力的に明らかに合わない(っつーか僕自身が2,000冊以上ScanSnapで電子化したんだけどその経験から言って相当な時間と労力を要する)。学生さんとかで時間が売るほどあるなら良いが・・・。読み取りスピードもそうだが、特にトレイに置ける原稿が50枚程度では少なすぎる。構造的に斜めに原稿を置いて重力を利用して給紙させている方式ではこれ以上枚数を置けないのだろうが・・・。 ただ、ScanSnapの情報はTIPSも含め大量にネットにあるんだけど、業務用スキャナの情報ってホント少なくて(買う前に情報収集してた頃から価格コムとかでのレビュー数の少なさとかである程度予想していたが)、買うのにもかなり躊躇したし、買ってからも設定に難儀した。スキャンしつつようやく設定を固めてこられたので、時間があればTIPSを公開すべきだよなあと思っている。 28万円もかけて結局読み取りが倍程度では割に合わないという人もいるだろうけど、個人的には、DRなら、残り2,000冊オーバーでゴールまでの見通しが非常に良くなり、ギリギリ元は取れた感じはする。平日1時間20冊、休日で土日合わせて200冊程度やれば、2ヶ月かからず終えられる計算だ。もし土日を完全に潰して、しかも朝から夜まで集中して行えば、2日で500冊くらい行くかも知れない。量の違いが質の違いに変換される閾値という感じがする。 パッチコードシート試す。何とか思った通りのこと(一気読み込みでファイルを自動的に分割して保存)はできそうだけど、スピードが予想より遅い。設定を追い込む必要あるか・・・。 横送りで裏表で逆転するのを補正するオプションをようやく見つけた。これで縦送りよりは斜行が抑えられる筈だ。もう既に読み取ってしまったものは仕方ないが、文庫などより大きい原稿サイズのものは斜行しやすく、またマンガは斜行は目立ってしまうので、パンフ類やマンガの読み取り前に見つけられて良かった。 文庫の原稿排出用の受け皿を厚紙で自作したけど、横送りなら排出原稿がそれほどバラけないのでムダになったかも。 自宅用マンガは再読可能性の低いものを中心に自炊することにした。ま、実家本→パンフ類が済んでからだけど。 2012/05/08(火) ■減量 夕方体重計に乗った。72.5kg。ちょっと減りすぎているので再計測したが同じで体重計の誤計測ではなさそう。久々の72kg台か。連休半ばで74kg台だったので、後半で盛り返した感じ。後半も自転車は日常的な使用以外では神戸往復くらいしかしてないんだけど、どうもプロテインを飲み始めたのが効いているみたい。 筋肉増強を目指すわけではなく、距離を走っている割には体脂肪率が低くならないため、栄養面から改善しようと考え。今のところ筋肉が増えた効果は分からないが、空腹感が抑えられていて、むしろその方が減量には効果が高いような感じ。神戸から帰ってきた後すぐにプロテイン補給したんだけど、かなりカロリーを使ったのに、夕食は簡素なもので間に合ったこともあり。サバスのダイエットにふった大豆プロテインだけど味も悪くなく(オレンジ味で水に溶かすタイプ)、続けられそうだ。 ■ 1時間ちょっとで20冊文庫本の電子化の方法。ScanSnapとDRとの2台使いした上で、更に工夫しないと無理だと思う。 A<裁断> 本をカバーと本体に分ける。 カバー部を中央でカット。 本部を裁断機でカット。本体の表紙裏表紙と、本文部分を分ける。 カバー・表紙裏表紙・本文の順になるように輪ゴムでまとめて(バラけないように。輪ゴムをかけたり外したりの手間より、万一バラけた時の被害が大きいため)裁断済み書籍の置き場に置く。 B<読み込み・ScanSnap> 裁断済み書籍置き場から本を取って、輪ゴムを外して、分離。 カバー・表紙裏表紙をカラーにて取り込み。 ScanSnapOrganizerからAcrobatで取り込んだ画像の回転・不要部分削除した上で、書名をファイル名にして保存。 C<読み込み・DR> 本文をグレイスケールにて取り込み。 取り込み完了後、Acrobat上にてBで取り込んだカラー部分にページ追加して、上書き保存。 これまで、DR読み込み(C)の途中に裁断(A)だけしていたんだけど、なるべくウェイト時間を作らないために、DRでスキャン中の書籍の次の書籍のカバーのScanSnapカラー読み込み作業(B)も行うことにした。これで、Cの作業が終了したらすぐに次の書籍本文をDRにセットし、ウェイト時間を解消することが出来る。また、裁断は極端な話、スキャンしている間に裁断ができるのでストックはそんなに要らず、むしろ意外と手間のかかるBの作業を優先させた方が、トータルとしてのパフォーマンスは上がると判断している。 薄い本だと、Cの途中にBは終わるが、Aの裁断まで行かない場合があるので、厚い本でその分裁断を余分にしてリカバーするようにしている。上述のように、極端な話、裁断ストックは1冊あれば必要十分とも言えるんだけど、薄い本では裁断するまでの時間の余裕がないことがあること、翌日以降の自炊開始時に裁断済み書籍を残すため(開始時にいきなり裁断しなきゃいけないのはちょっと負担感がある)もあり、7〜8冊分程度は常にストックするようにしている。 この方法を取らないとDRで1時間強で20冊はちょっと無理なんではないかと思う。こまねずみのように動くことになり、待ち時間にのんびり本とか読んでいられない。トヨタのカイゼンみたいなことをやっているな・・・。 実家から持ってきた文庫は残り300〜400冊程度で、平日1時間20冊、休日は1日だけ集中して150冊程度行うと考えれば、理想的には来週くらいには完パケするかも。 縦送りで読み込みをさせているんだけど(サイズ固定だと横送りは両面で逆に取り込んでしまう。Acrobatで修正すればいいんだけど作業が増えるのがイヤ。どのみちDRでは縦送りでも横送りでもスピードは大して変わらないし縦送りにしている)、スキャン済みの紙が排出する時に左右にばらけてまとめるのが難儀。どのみち捨てるんだけど、捨てるための仮置き場箱がどんどん乱雑になり、古紙業者に出すためにまとめる時に大変なので、縦送りしても紙が左右にバラけないガイドをダンボールか厚紙かで自作しようかと思う。 猛烈な勢いで処理済みの紙が増えており、そろそろ古紙業者に来て欲しい・・・。以前処理済みの紙束を置いていた玄関は今はロードバイク置き場になっており置けないので、ベランダに置いている。そう言えば、自転車で京都方面に走ると、枚方を過ぎた辺りに古紙の無人受入ステーションみたいな施設があって、いざとなれば格安レンタカーを借りて持ち込んでも良いかと思ったり。 本を入れてたダンボールがどんどん空き箱になり、積んで行ったらタワーのようになっている。実家からの文庫が入っているダンボールはあと1つで、それ以外の文庫は全てダンボールの外に出してゴールが見えてきた(ま中間地点ですがね・・・)。次は場所を取ってるパンフ類かな・・・。 帰宅してから自炊しようかと思ったが、珍しく午後8時くらいまで残業があり、自炊できず。早く帰って色々試したかったので、ちょっとイライラ。 2012/05/07(月) ■自炊 帰宅してから少し情報収集して、DR-6010C初めての平日夜の自炊作業を実施。何か、DR-6010CのTIPS的な情報ってホント、ネットに上がってないので、DR-6030Cとかの上位機種の情報も含めて調べた。 用紙サイズ判別を自動判別からサイズ指定にしてやると少しスピードアップするようだ。それと、OCRかけながらスキャンするのもそんなにスピードに影響なく出来るらしい。で、試してみたら、用紙サイズ判別をマニュアル指定してやると、自動判別より25%ほどスピードアップした。また、OCR・高圧縮でもスピードに殆ど影響がないようだ。 同じ文庫本271ページ分を試しにDRとScanSnapで読んでみて、スタートから完了(PDFファイル保存が終わり編集可能になるまで)の時間を計測してみた。条件を合わせるために、用紙は縦送りで揃えた。(が、実際にはDRは縦でも横でも殆ど時間が変わらない一方、ScanSnapは横にした方が読み取りにかかる時間は少なくて(75%程度)済むので、そういう意味では公平な比較ではない。ただ、ScanSnapは原稿トレイに載せても70枚程度しか載らず、原稿を手で追加する必要があり、実際には他の作業をしていてタイミングよく原稿を追加できないことが多くウェイト時間が発生する可能性が高く、この点も含めて考えればそんなに一方的にScanSnapに不利な比較というわけでもないと思う)。 DR-6010Cでの所要時間は1分52秒(112秒)で、ScanSnapでの所要時間は3分53秒(237秒)だったので、DRの所要時間はScanSnapの半分以下、つまり読み取りスピードは倍以上。ScanSnapは271ページでも3回程度に紙束を分けたし、今回は純粋にスキャナの読み取り速度を計測するために、じっと読み取り状況を監視して読み取りが止まらないタイミングでマニュアルで2回、原稿を滑り込ますように追加させるという実際の自炊ではあまりやれない手間をかけていてもこの差がある。更に、DRのデータは地色除去で読みやすくなっており、トドメにすでにOCRが済んでいる。倍くらいの速さで手間かからず品質も上。やっとDRに価格相応の価値を感じられるようになってきた。 そんなこんなで今日は、1時間強で20冊文庫を電子化。平日の1時間の上がりとして納得が行く量。400ページオーバーの結構厚い本も何冊かあって、たまたま薄い本ばかりというわけでもない。1時間の作業で20冊なら、平日も何とか続けられそうだ。あと、今回ScanSnapと比較してみて、ScanSnapの読み取りスピードがハッキリと遅く感じられるようになってきた。もう戻れんわ・・・。サブとしては使いますが。 DR-6010Cの消耗品のローラー類は耐用枚数が25万枚と、紙抑えのガイドの耐用枚数が5万枚程度のScanSnapとは比べ物にならないほど高寿命。さすが業務用だが、実は既に47,000枚ほどスキャンしてしまっており、割と早く交換しなくちゃいけないかも。っつーか、連休最後の2日での自炊ペースはホント業務かって感じだったわな。パーツ代は定価15,000円・Amazonで12,000円くらいみたい。 上のように今日からは読み取り時にOCRして透明テキストを追加し高圧縮にしてファイル容量を小さくするようにしているが、昨日までは、PDFにした後、Adobe Acrobat(ScanSnapに付いてきた奴)でOCRをかけていた。AcrobatでOCRをかけるとファイル容量も圧縮されて1/5程度になるので驚いた。今までScanSnap用の管理ソフトに付いてたOCR機能を使ってたので全然知らなかったんだけど。特に活字中心の書籍データは圧縮効果が大きいらしい。OCR済みのデータフォルダがそろそろDVD一枚分くらい溜まったかと思って容量をチェックしたら1GBもなくビックリして、1個1個のファイルも30MBはあるだろうと思ってたデータが一桁MB台で何かファイルの欠落でもあったのか取り込み手順を間違えたかと一瞬焦ったけど、調べたらどうもそういうことらしい。PDFはlhaやzipといった圧縮コーデックだと圧縮しても容量圧縮効果が殆どないんだけど(なので添付ファイルに容量制限のある職場環境で、電子メールに添付するPDFは容量に気を使わされる)、これだけでもAcrobatの価値はあるような気がするなー。そう言えば職場でも時々、特に低解像度というわけでもないのに妙に容量の少ないPDFをメールで受け取ることがあったが、これだったのかな。 2012/05/06(日) ■DR-6010Cインプレ 一昨日届いてから使い倒してみた。ScanSnapに比べると作法が色々違っていて戸惑ったが、最終的にはScanSnapとさして変わらない感じに使えるようになった。 良いところ。 ・トレイに100枚(紙によっては200枚くらい)置ける。薄い紙を使った文庫の場合、200ページどころか400ページ近いのでもギリギリ置けてスキャンできてしまう。9割の原稿は継ぎ足しせずとも1回で読み切ってくれるので、スキャンしている間(まあ長くても3分程度だけど)に紙の束を束ねたりトイレに行ったりできて、作業効率は読み込みスピードの違い以上に向上したような感覚がある。ScanSnapは50枚程度しか置けなくて、こちらが監視して原稿を継ぎ足してやらないと次に進まないので、この点は飛躍的に良くなったと思う。特に、裁断作業と並行することが多いので、一度原稿を置いたら後は裁断に集中できるのは非常にラクだ。 ・重送が発生しにくい。紙が滑って前の紙と一緒に搬送されることがほとんどない。重走検知で止まるのはたいてい、ノリがまだ付いた状態だったため。ただ、紙質によっては重走が頻発するため、ScanSnapでやった方が速かったのもあったけど、これは一度濡れた紙とかのレアケース。あと、重送が発生した時に、DRでは、正常にスキャンされた最終ページがちゃんとした大きさで画面に表示されるので非常にやりやすい。ScanSnapはここがタコで、ちゃんと読める大きさに表示してくれないので、特に活字本ではどこまで読めているのかサッパリ分からないのだ。数枚重送されることがあるので、結構ここはダロカンでやってしまっていて、Scansnapでは抜けとかあると思うけど、DRならこの点は確実にリカバーできると思う。 ・紙の地色を取り除く機能がある。このおかげで経年劣化で黄ばみまくった紙も結構綺麗にスキャンされる。 良くないところ。 ・予想より読み込みが遅い。これはハッキリ言って全くの期待はずれだった。グレースケール・300dpiでScansnapで3分かかる原稿が2分程度と、確かに速くはなっているんだけど、2/3になるかどうかというところで、先日東京で試したKVの圧倒的な速さ(恐らく1/3以下)には到底及ばない。特に、片面読み込みと両面読み込みでえらく差があり、これは自炊の森で試したKVにはなかった現象でかなりがっかり。これが10数万程度の機械ならまあそれもアリかとは思うが、価格が価格(28万)なので、少なくとも2倍くらいにはなってくれないと・・・。 ・書籍の本文の紙は良いのだけど、カバーとかちょっと堅い紙は苦手っぽい。というか、すごい勢いで飲み込んですごい勢いで吐き出すのでかえって失敗が多い印象。すべてをDRでスキャンするのは諦め、ScanSnapでカバーと表紙裏表紙をカラーでスキャンし、DRは本文用のグレースケール専用にして、Acrobatで編集するようにしたらずいぶんとはかどるようになった。ScanSnapは使わなくなるかと思ったけど、サブ的に結構重宝しており、手放せないか。 ・うるさい。事務所用なので仕方ないけど、掃除機に近い騒音で、深夜早朝は無理っぽい。 総合的には、原稿一度置きと重送の少なさ・重送が起きた場合もストレスなく再開出来ることから、ScanSnapとは比較にならないくらい使いではあるように感じる。最初の設定が色々戸惑うところもあるけど、総合的にはDRの方が使いやすいように感じる。 ただ、スピードがせめて3割速ければ価格相応という感じだけど、この程度でしかないスピードに28万はまずかったなあというのが正直なとこ。ScanSnap比1.5倍くらい行くとは思うが、投資額の大きさの割にはリターンが少なくトホホ・・・。やはり、KVの方がよかったかなあ・・・。 実はもうちょっと速くならないかと思い、今日、ノートにつなげて試してみたら、非常に高速に読めるので喜び勇んでノートから25冊ほど処理して、実は片面の設定になっていたので速かっただけで、両面にするとデスクトップと変わらないスピードになるということがわかりがっかり&本文だけ25冊分取り直しとかやっていて、無駄に時間を費やしてしまった。それでも今日は105冊程度、昨日も100冊ほど出来ていて、色々試しながらやっていて、かつ今日は昼2時間ほど出かけていてかつ前述のような時間の空費もあり、時間をフルに生かせばもっといけると思う。ScanSnapでは確か、1日フルに使って(朝から夜まで10時間以上)、100冊程度でこの辺が限界だと思うけど、DRでは同じように時間をかければ150冊以上行くと思う。 で、まあ何だかんだといいつつ、DRのお陰で、実家から持ってきた新書は全て電子化が終わり、残りは文庫のみになった。文庫も昨日今日から取りかかって結構作業が進み、目分量であと300冊くらいになっている。まだダンボールがあるけど、空いた本棚にどんどん突っ込んでおり、ダンボールに残っているのは1箱の1/3くらいになった。確か6箱程度あり、DR前に3箱強あったのが残りその程度になっており、スピードには不満があるけど、ScanSnapでは不可能なペースで消化しており、その点では資金を投じた甲斐があったかと思う。この調子で一気に実家からの分を終わらせ部屋を片付けたい。 あと、薄い本はDRと平行してScanSnapで本文もスキャンさせたりして活用。ビデオテープをDVDにコンバートしたときに、DVDデッキ2台を平行して移行作業していたのを少し思い出した。重送したりした時にあわわと慌てることもあるけど、まあDR1台よりはトータルには捗る感じ。ただ、さすがにDRとScansnapの両方を使いつつ、裁断作業するのは難しく、裁断済みの書籍がある程度溜まらないと出来ないかも。 ■NASトラブル 使っているバッファローのNAS(RAID1で2台のHDDをミラーリングさせている)が、HDDの1台が潰れてしまい、片肺飛行になってしまった。電子書籍のデータを含め基本的にはすべてのデータをこのNASに入れているので、焦る。昨日の夜に障害が発生し、一晩落ち着かなかった。一応、もう1台のHDDは無事なのだけど、やはり早めに解消したほうがいいし、心理的にもそのほうが落ち着くということで、今日午前中に日本橋に出かけた。 NASに入っているのと同じHDDを探したが、全く同じ型番のはどこにもないようで、仕方なく、同じメーカーで同じインターフェース、同じ容量・回転速度のHDDを選んで買って、帰ってNASの壊れた方のHDDを入れ替えて、通電させたら無事認識され、RAIDも復旧した(RAID再構築に4〜5時間かかったが)。スキャナ導入と同時期にNASの不具合発生で焦った焦った。 2012/05/04(金) ■ロングライド 神戸まで往復。午前7時頃出発。ジャンボフェリーターミナルまで約45kmを3時閑弱かけて走る。引き返し、武庫川付近で雨が降ってきたので雨宿りと昼食を兼ねて、ステーキハウスけんに。チキンステーキ。サラダバー目的だったので一番やすいのを。自宅近所のよりサラダの品数が多いのと、スープが美味しい。 今日スキャナーが届くはずなので、遅くならないうちに急いで帰る。 夕方スキャナー届く。早速セットアップ。 2012/05/03(木) ■ポチった 結局、業務用スキャナ・DR-6010C(キヤノン製)をアマゾンでポチった。明日届く予定。A4縦で分速120面スキャン可能で、ScanSnap比で3倍速になる。そのかわり価格は28万円オーバー。これでボーナスは使ってしまった感が。 本当はパナのKV-S5055CNが良かったのだけど、連休中で時間のあるうちに使いたかったのと、ネット通販で調べた限りではどこも取り寄せになってしまって納品にどのくらい時間がかかるか分からず、届くまでにイライラさせられそうだったので。お金出したのにモノが届かないのはかなりストレスが溜まるので。DR-6010Cは数万円くらい安いショップがあったんだけど、連休中はショップがお休みで手に入らないため、明日中に届くというアマゾンにした。 入手性の問題がなければ、多少高くても、A3対応でスピードもこのクラスでは最速のKVの方が良かったんだけど・・・。実際に使ってみて要領も分かっているしねえ。まあ、入手性が悪すぎで、仕方なし。民生用の機器と違うんで仕方ないと思うしか。 A3はスキャナをレンタルするかすれば良いかと思う。 同価格帯の富士通の業務用FIは、6140は原稿が50枚しか置けないし、5530C2はA4縦置きだと70面/分程度でパナKVの140面/分やキヤノンDRの120面/分に比べて大きく見劣りするため見送り。これ以上の富士通のFIとなると、50万円オーバーでさすがにこれは手が出ない。 キヤノンのは全く使ったことがないので多分慣れが必要だろうけど、なんせ読み取りスピードが3倍速になるので、すぐに元は取れるだろうと皮算用。ざっくり試算して2000冊の場合、読み取り時間だけで225時間かかるのが75時間くらいになる。過去の経験から、相当頑張った日でも1日10時間程度が限界であり、このレベルの作業を22日以上要求されるか、8日程度で済むかは結構大きく、これで自炊が一気に進むことを期待。というか、新兵器を使って一気に進めて、早く終わりにしたい。 2012/05/02(水) ■東京ゼロ泊2日 サンライズ瀬戸のノビノビ座席初体験。プライバシーが中途半端だけど、昔の寝台よりはマシかもしれんという程度で、僕は気にならず。下がカーペットじきの床でやや固いけど、とにかく横になれるのが凄い楽だ。朝7時8分に東京着。平日の朝の東京だ。 輪行している人もいた。デッキの部分になら自転車は置けそう。 帰りも使いたいものだけど、帰りは大阪を素通りして姫路まで行ってしまうのでねえ。 あまりに早く東京に着いてしまい、時間を潰すのに難儀した。自炊の森は午後からしか開かないので、普通なら新幹線で十分だろう。アキバで業務用スキャナを少し探したが、さすがにニッチ過ぎてなかった。昼食後、御茶ノ水方面に少し歩いて銭湯に入って汗を流したり仮眠したり。 午後からは雨が降りだしてきて、重い本が入っているバッグを持ちながらの移動は骨折れた。 自炊の森で雑誌×1、少年コミックス×9、青年コミックス×2、新書×2、文庫×2、計16冊を自炊。到着が14時ちょっとまえで営業時間が14時からとのことだったんだけど、すでに開いていて先客もいたのでちょっと前に店を開けたようだ。先客はいたが一人だけでPCと業務用スキャナは5セットあるので特に待たずに使えた。ちょっとレクチャーを受けた後は大体要領がわかって適当にこちらのやり方に合わせてやってみたり。レクチャー含めて1時間半弱で終わる。 TWAIN対応のスキャナのため、汎用性のあるソフトを色々組み合わせて使える。スピードは猛烈に早いが、マンガは、1冊の本の後半になると若干PCの方の処理がボトルネックになっているのかスピードがやや落ちる。それでも縦置きにしているのに、Scansnapの横置き以上に速い。文庫や新書はスピード落ちはなし。1枚に1秒かからず読み込んで行く。 とにかく、1冊分の本は一度置けばいいので、追加とかする必要がないのは非常にラク。また、550ページある文庫も分割せずに置けたので、極端に厚い本でなければ、分けて置く必要は殆どないだろう。 PCはCorei7・メモリ4GBのWindows7マシンで快適。 ScanSnapに比べて、ややマシン側でやらなきゃいけない作業が多かったりして、その点で時間がかかってしまうのがやや難か。それでも300dpiでマンガ1冊1分くらいで取り込むスピードは非常に魅力的だ。 料金は、従量課金で3.5kgあって3,500円。裁断費が1冊80円で16冊で1,280円。合わせて4,780円だった。1時間20分程度かかったので、このくらいの量なら従量制の方が少し安く上がるようだ。 ScanSnapとは使い勝手が異なり、ScanSnapの方がいい面もあるが、なんせスピードが段違いであり、2,000冊以上は残り冊数がある身としては、もうこのスピードだけで業務用スキャナに傾きつつある。不安だった使い勝手もまあ許容範囲だ。透明テキストの埋め込み方法とか良くわからないけど、この辺を確認できたら、業務用スキャナを買おうかと思う。 KV-5055CNはA3も対応していた。A4変形サイズの雑誌だけは自炊の森でスキャナしてしまった方がいいかも。 交通費:14000×2、宿泊費7000、35000円。480(重量制350円+裁断80円)×60=28800円。計63800円か・・・。新品のA3対応のスキャナの価格差は十万円じゃきかないので、そういう雑誌だけは思い切って自炊の森を使った方がリーズナブルはリーズナブルだ。移動等の時間的なオーバーヘッドを考えなければ、だが。恐らく1日潰せば、手持ちのA4オーバーの雑誌は全部電子化できるだろうが。地元にこういうのがあればもっとリーズナブルなんだが・・・。 っつーか、これビジネスチャンスかもなあ。東京にあって、大阪にない。僕みたいなのは極端だとは思うけど、でも6シグマの端にいるというほど稀ではないのではないかなあ。東京まで行かなくとも、ちょっと電子化したいという人はどこにでもいるんではないか?ないものは自分で作るべき・・・なのか? ネットでKV-5055CNを買おうとすると何日かかかってしまうのもなあ。キヤノンのDRなら、即納があるのだが。高い上に時間がかかるので、その点でもちょっと二の足を踏む。時間を節約するために業務用スキャナを買うので、それは貫いた方がいいとも思ったりも。 あと自炊の森は、裁断済みの新刊本を自炊用として扱っているが、正直これは著作権的にブラックと思うので、僕は利用せず。ただ、東京に来ていて重たい本を買ってしまったとかの場合は、利用価値があると思うので、あまり変なことはしないで欲しい。 2012/05/01(火) ■アクア 前半3連休は長野にて合宿。予定通り、アクアで往復してみた。 燃費計読みで、高速で27km/l、少しアップダウンのある交通量の少ない一般道で30km/l程度行っていたので、返却直前に1回だけ給油でも十分かと思ったが、帰りの第2京阪辺りで燃料残量計が点滅したので、大阪に帰着してから1000円分入れ、その後市内を少し走って満タン給油。合計31lほどで、燃料タンクは36lだそうなので、まだ十分余裕があったようだ。最終的な燃費は26.8km/lだった。プリウスでは、同条件ではほぼ出ないだろう数字で、やはり凄まじい燃費性能だ。ちょっと前の同クラスのガソリン車だとこの半分くらいしか走らないはずだ。 一度プラグインプリウスを借りてみたいものだ。プラグインの部分より、モーターだけで20km程度走る電池と、100km/hまでならモーターのみで走れる設定らしいので、特に高速道路で滑空走法が使えるはずで、どの程度高速での燃費が伸びるか試してみたい。 ■株 アクアの燃費性能が良かったから、というわけではないけど、トヨタが3%くらい下がって、またPBRが1倍割れしてきたので、買い増し。 正直、プリウス・アクアが積んでいるTHSは、日本の道路事情にかなり最適化されており、道路事情の違う海外ではあまり真価を発揮しないようにも思われ、THSの先進性/燃費性能がそのままトヨタの業績に反映するとは考えないほうがいいようにも思うけど、それでも営業黒字を確保している企業がPBR1倍割れってのはやはり割安に感じるので。 |