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2014/02/28(金)

分析
 2005年9月からの月末時点の証券口座の金額を記録していて、データ数が100を超えていることもあり分析したら、月によって明らかに成績が違っていて面白い。
 平均で前月比プラスになっている月は、1〜3、6・7、11・12月。4月は平均でわずかにマイナス。5、8、9、10月は平均でマイナスで大幅に負け越し。5月は5勝3敗。8月は3勝5敗。9月は4勝5敗。10月は3勝6敗。特に10月は勝率はわずか33%で、大きな金額を毎年コンスタントに負けてしまっている。
 証券口座の前月比だけを見ており、他の口座から振り込んだ額は考慮していないのでプラスの方は当てにならないが、マイナスの方は純粋に投資のマイナスなので(実はこれまで、証券口座から現金を引き落としたことがないのだった)、マイナスの月は投資を控えたほうがいいということか。
 ニッパチなどというが、昨日書いたように2月は全勝状態な一方、8月はかなり悪い。そう言えばサブプライム爆弾が破裂して日経平均が1000円近く下がってキモを冷やしたのも8月の盆休みの時だった。ホントに、8月から10月の間は、株式投資を完全に休んでしまっても良いかも知れない。

2014/02/27(木)


 結局、今日の午後にシマノ売却。粗利40,000円で利回り5%弱ほど。大きく下がってから買って更に大きく下がってしまって肝を冷やされたけど、回復も早かった。この利益では肝を冷やされた分は取り戻していない感じだけど、落ち着いて考えると3週間ほどの最低単位のホールドの利益としては十分以上ではないかと思う。やはり貪欲は良くない。
 利益確定の狙いもあるけど、それより、証券口座のキャッシュがやや薄いのがかなり改善されたのが大きい。また急落したらシマノかキヤノンに行こうかと思っている。シマノは配当利回りが1%ほどで、しかもボラティリティが大きく、短期売買には向いている一方、キヤノンは配当利回りが4%あるので、ホールドした場合の配当の影響が大きく、短期売買にはやや向いていないかも知れない。
 資産の推移表をExcelグラフにしているが、やはりリーマン・ショックの時に3/4ほど資産が吹き飛んでいるのが目立つ。
 あと、自分の株式資産の推移を眺めていると、1〜3月は、株の調子は毎年良いみたいで、大抵の月で前月比でプラスになっている。中でも2月は、僕が株式投資を初めてから、1回も前月比マイナスになったことがなく、今年も調子がよろしい。アノマリーですな。そう考えると、1〜3月にだけ集中して投資して、後はスパッと休んじゃうというのも一つの手かなと思わないでもない。まあ、過去の経験則通りには行かないのが株式投資なんだけどね。
 今月は、実家に何度か帰っているけど新幹線を使わなかったりしているので交通費はあまりかかっておらず、全体的に出費がかなり抑制されて現金資産も増えている(労組の副委員長手当も大きいですな)。株の利益と合わせて、前月末日でかなりのプラスの見込。とはいえ、1月がかなりのマイナスだったけど、ともかく、毎月こうだといいなとは心底思う。

2014/02/26(水)


 シマノちょっと落ちてしまい売れず。次のチャンスを待つ。
 会社でエコロジーに熱心な企業についてのアンケートあり、上位3社を選択か自由記入で挙げるというもの。1位は長距離・高速・大量輸送でCO2削減に多大な貢献のある東海道新幹線を擁するJR東海(選択になかったので自由記入)、2位は物流のモーダルシフトという観点からJR貨物(選択になかったので自由記入)、3位を勤め先としたが、後でじっくり考えたら、2位は究極のエコロジービークルである自転車をグローバルで支えるシマノだろうに!と思い直した。アンケートをやり直せないのが残念。

2014/02/25(火)


 株、続伸。終値ベースで株式資産の時価最高益を更新。そろそろシマノは売っていいかと思う。
 当初考えていた「急落してキモを冷やした分」には届かないけど、短期売買としてはそろそろ利食いしてもいい頃かと。やはり一単位で80万を超えるような株はそわそわしていかんですわ。値動きも大きいし。キヤノンに集中しようかと思う。
 昼休みに相場を見てシマノを売ろうと思っていたけど、急に出張が入ってしまって、売る時間がなかった。価格が今のまま以上なら、明日、シマノを売ろうと思う。

2014/02/23(日)

実家
 土日は実家に帰った。
 土曜日は自転車で自宅から滋賀県の竜王かがみの里道の駅に行って無農薬玄米10kgを配達で買い、その後JR近江八幡駅から輪行して愛知の実家に。滋賀は雪は殆どなく、先日の大雪が嘘のようだった。
 最初は、JR在来線で名古屋で武豊線に乗り換えるつもりだったけど、車内のアナウンスで名古屋の後金山に止まるのを聞いて、ああ金山で名鉄に乗り換えた方が、乗り換えで歩く距離も少ないし、早く半田に着けるなと思い、名鉄に乗り換えることにした。名鉄の知多半田駅ではエスカレーターもエレベーターもある一方、JR武豊線の半田駅はバリアだらけで輪行袋抱えて階段を昇り降りしなくてはならず、それも武豊線経由を避けたいと思った要因。100kmほど自走した。
 帰りは、実家から名古屋駅まで自走して、名古屋から近鉄特急で帰阪するつもりで実家を12時半過ぎに出発。サイクルトレーラーを引っ張っている上に冬場の逆風で速度上がらず、2時間たっぷりかかってようやく14時40分頃名古屋駅の近くに到着、輪行の時間を含めて何とか15時発のアーバンライナーに乗れるかと思ってたら、後ろから警察の車両がサイレンとマイクで緊急車両が通ることを呼びかけつつ、3台続けて赤信号の交差点に突入、車で詰まっていた車線を避けて、反対車線に入ってしまって逆走。いくら緊急車両だって逆走は普通しないので、「何事?」と思って、行き先の名古屋駅のレジャックのある交差点を見ると、消防車やら救急車やらが大挙して集まっていて、ただごとではない。後で調べたら、クルマが歩道に乗り上げて多数の歩行者をはねた事件だった。
 ちょうど近鉄名古屋駅までの最短ルートが警察で封鎖されてしまって、15時の電車には輪行準備の時間を考えると間に合いそうになく、15時の電車は諦めた。大勢の人の中、ゆるゆると自転車を押して北側のJR名古屋駅側のロータリーまで出て、そこから近鉄名古屋駅前で輪行準備。15時30分の名阪特急に乗って帰阪した。
 事件発生が14時15分頃とのことで、予定ではまさしく現場の場所を通って近鉄名古屋駅まで行くので、あと20分ほど到着が早かったら、僕自身が巻き込まれていたと思われ、全く他人ごとではない。電車を1本遅らせるという影響を被ったけど、直接事件に巻き込まれることを考えたら軽微なこと甚だしく、運が良かったというべきだろう。出発をちょっと早めていたら、或いは風が逆風でなかったらと思うとぞっとする。幸いに死者は出なかったようだけど、被害にあった方には早く回復されることを祈る。

2014/02/21(金)


 一昨日、キヤノンが自社株買いを発表して、キヤノンは結構上がった。が、昨日下がってしまって元の黙阿弥。今日上がって少しプラス。
 シマノは急速に値を上げている。プラス4%前後だけど、なんせ元値が8,000円くらいするので、4%でも1単位(100株)で3万円以上上下するわけで、変動値が大きい。値嵩株の上、比率でも変動が大きく、実額では更に変動が大きく感じられる。上げている時はいいけど、下がる時はキモを冷やされるからなあ・・・。

2014/02/18(火)


 日銀の緩和報道で、キヤノンが一気に上げて、一時プラ転するも終値は300円マイナス。でももうほぼブレークイーブンに到達(やっと・・・)。シマノもここ1週間ほどちょっと沈んでいたのがプラ転。
 キヤノンは5単位から7単位に買い増したので、プラスにせよマイナスにせよ5倍速から7倍速に速度が上がっている感じ。これからは俺のターンだ!となって欲しいけど。
 証券口座に入っている実弾がやや心もとないため、適当なところで利益確定してキャッシュ化しておこう。

2014/02/16(日)


 関西電力の堺港発電所(天然ガス発電所。最新のコンバインドサイクル(LNGガスタービン+蒸気タービン)を採用した発電所)と太陽光発電所を見学。
 太陽光発電は、埋立地に建設された、シャープの薄膜パネルを使った発電所。1万kWの出力で、見学した日は曇だったこともあり、13時頃は3000kWくらいの出力、16時頃には500kWを切っていた。太陽光発電所はパネルが置いてあるだけという感じなので、見学しても特に面白みはなかったかな。
 火力発電の方は面白かった。一つの建屋に40万kWの発電機が5機、計200万kW。発電機建屋の中に入り、フル発電している発電機のすぐ近くまで寄って説明を聞いたり。付随する設備は一つの発電機にまるまる一個のビルみたいな大きさだけど、発電機本体はものすごくコンパクト(と言ってもワンルームマンションの一室くらいはあるけど)。でも1機で40万kWあり、2機でほぼ原発1機と並ぶ出力になる。原発ではホイホイと炉心にこんな近くに近寄れないからなー。厄介な発電方法だよなあ原発はと思わざるを得なかった。ちなみに三菱重工製だそうだ。とても会話が出来ないような騒音だった。
 現代の軍艦/護衛艦の主機もガスタービンエンジンだと思うので(燃料は違うかも知れないが)、多分その辺のノウハウも共通化されているんではないかと思う。
 新しいCC発電が5機で200万kW、その隣に現在は停止している古いLNGガス発電機が8機で同じ200万kW。新型では、1機あたりの出力は大幅に増しており、熱効率は40%から58%へジャンプアップ(排ガスの熱を回収して蒸気タービンを回しているのが大きい)。その上敷地は半分くらいしか取らないとあって、ハイパワー・省エネ・コンパクトと、技術進歩は凄いねというのが実感できる。
 原発が停止している影響で、本来このコンバインドサイクル発電はミドル電源として使う(需要が高まってきたら稼働させる。最需要期にはコストが高い石油発電も使う)筈が、ベース電源として使わざるを得なくなっていて、見学したのは土曜日の午後でそれほど需要は高くないはずだけど、5機の発電機が全力運転していた。まあ仕方ないですなあ。しかしさすがに関電の人は早く原発再稼働させたいようだった。安定供給を至上命題としている供給サイドの理屈としては理解は出来るけど、物事の一面でしかないので、やはりトータルで長期的にモノを見て判断する必要があろうと思った。あと、電気は大切に使おうと改めて思った。
 行く前から期待していた見学だったけど、やはり面白かった。

2014/02/13(木)

ソチ五輪
 冬季五輪。メダルを取ろうが取るまいが元々興味があまりなく、その上最近はテレビをニュースを含めて殆ど見ないので、いよいよ影響がなくなったように感じる。ラジオはテレビ程五輪色はないので。
 ただ、ニュース等を聞いていると、相変わらず報道がメダルを取るか取らないか中心のメダル至上主義なのが、ややウンザリさせられる。超絶人同士の戦いを見るのと同じくらい熱心さで、自分で体を動かしたらどうかな〜。

2014/02/12(水)

政治・経済
 政治面では、誰がどうとは言わないけど、大まかな傾向として、「他人の話を聞かない、他人をリスペクトしないタイプの人間が、気ままに一方的にまくし立てている」のがニュースになっているという腹の立つニュースが多くて、ラジオを聞くのも最近は気鬱で、ニュースの時間になるとラジオを切ってしまうことも多い。いわんやテレビに於いてをや。ああ、やだやだ。
 経済も先日の株式急落で肝を冷やされたが、政治の方とは違って明るくなってきており、勇気を奮って買い向かったのがようやく奏功してきた。シマノがプラ転。キヤノンも続伸し、あと1%ちょいの上げで買値到達。トータルの含み損は解消し、プラ転している。
 買った後の急落時にシマノをもう1単位仕込めなかったけど、1日で10%近く落ちるような急落の後では立ちすくんでもちょっと仕方なく、むしろ急落に慌てずホールド継続しただけでも上出来とすべきかと思う。
 一昨年くらいは、値が下がって買い向かってもそのままズルズル落ちていくことが多くて、かなりの含み損を抱えた現物株をホールドし続ける羽目になったけど、ここ1年は、急落してもすぐに反発があり、それが続くことが多く、押し目買いが機能しているように思う。勇気の代償が得られるわけで、いいことだ。
 今回も、キヤノンのと合わせてザックリ後から見れば、まあまあの押し目買いのタイミングに上手く合わせてナンピンできた、となってくれるかもしれない(願望)。

2014/02/10(月)


 シマノが戻ってきた。一時Win8タブレットが余裕で買えるような額の含み損を抱えていたのが、買値まであと6k円に迫った。ちょっと安心。ナンピンは出来なかった。やはり8,000円台とかの値がさ株はなかなか機動的に買い向かうのが難しいや。あとシマノはなんだか値動きが荒いね。
 シマノは、買値の70k円プラスまではホールドするつもり。貪欲は努めて戒めるつもりだけど、欲と言うより、急落して肝を冷やされた分は取り返さないと腹の虫が収まらん、とか思っている。逆襲となってくれればいいけど。

作品に罪はない、とはいうものの
 都知事選と、百田尚樹氏の『永遠のゼロ』について。映画は未見。原作は何年か前に文庫化された時に読んだ。
 『永遠のゼロ』は、日本軍の「(人的資源が豊富でないにも関わらず)人材を使い捨てにした」という悪いところがはっきり描かれており、それにしては宮ア駿氏や井筒監督がかなり厳しく批判しててなぜそこまで悪しざまに?とちょっと良く理解できなかったんだけど、今回の都議選での百田氏の振る舞い(NHK経営委員という立場にありながら特定の候補を応援したことと、下品極まる、ややヘイトスピーチにも通じるような表現で対立候補を攻撃したこと)を見て、ああそういうことだったのかと合点が行った。
 『永遠のゼロ』を批判してた人たちは、こういう百田氏の心情というか性質を既に知っていて、それが作品に投影されているのを感じて拒絶反応を示したんではなかろうかと思う。
 僕が読んだ印象では、『永遠のゼロ』が特攻賛美的なものとまでは思えず、それなりに感動して読了した。けども、書いている人の振る舞いが、良くも悪くも読み手に先入観を与えることはありうるので、今読んだら、違う感想になってしまうのではないかと思う。と言うか、もし百田氏のこのような行動等を事前に知っていたら、『永遠のゼロ』を読みもしなかったかも知れない。
 作品に罪はない、されど・・・と思わざるをえない出来事だった。

2014/02/09(日)

京都往復
 『鳥羽伏見の戦い 幕府の命運を決した四日間』(野口武彦、中公新書・ガラパゴスストア)を読んで、薩摩藩邸があり激戦だったという伏見近辺や、戦端が開かれた鳥羽の小枝橋を見に行きたくなり、自転車で出かけた。
 朝8時半出発、帰りは大阪市内で買い物等に寄って来たが16時40分帰宅。107km走行。風が強かったが運良く行きも帰りもフォローだった。
 伏見も小枝橋も、ちょろーんと石碑が建っているだけなんだけど、周囲の道とかは恐らく当時のままで「こんな狭いところで戦争してたのか」という驚きを感じる。伏見は造り酒屋が立ち並んでいて実際当時の戦闘では酒樽をバリケード代わりにして戦闘したということだが、基本的に住宅街の中の道で一方通行のような狭い道で、とても大砲を擁する近代軍が戦ったようには見えない。基本小銃同士の戦いがメインだったということだけど、敵味方がかなり近接していて、特に新選組と相対した官軍の部隊は斬り合いになったら相手が悪すぎるということで、かなり恐怖を感じながら戦っていただろうということが察せられる。
 小枝橋は最初、現在かかっている小枝橋に行って石碑がないのでネットで検索して、今かかっている小枝橋は当時の小枝橋を掛け替えたもので、当時の橋は少し南側にあったとのことで行って石碑を発見。現在の小枝橋は片側2車線の大きな車道を持つ立派な橋なんだけど、旧小枝橋は現在残っている道幅からするとその半分もない幅のようで、ここでも戦争をするにはずいぶん狭いように思った。
 この旧小枝橋の道をまっすぐ東に進むと、ちょうど城南宮(神社)の入口の鳥居が国道1号線越しに見えた。恐らく昔は小枝橋を渡ってまっすぐ行くと城南宮に入り、橋の近辺は門前町みたいになっていたんだろう。
 現地に立ってみて、色んな予備知識から昔の景色を想像するのも結構楽しいものですな。
 伏見は今まであまり通ることがなく、結構坂が多いのが印象的だった。
 小枝橋は名神・京都南ICからすぐの所にあり、いつも通っている近くで、ああこんなところにと意外な感じだった。

2014/02/06(木)


 シマノ急落。下がるのを散々待っててやっと買ったらこれ。さすがに凹む。結果的に落下中のナイフを掴んでしまった。一時、70k円ほどやられていた。Windows8タブ買えるやんか!損切りするかどうか悩むが、午後少し持ち直してWin8タブが買えるというほどの損失ではなくなった。実は買い増しのチャンスではないかという気もしてきたが・・・。


 数日前の報道だけど、PHS用の070番号が今年の10月からMNPに対応するとのこと。
 音声通話は多分最も低コストで運用できているので、今のところ他のキャリアに移る気はないけど、タブレットを含めたトータルコストまで考えるともっと安くできるような気はしている。なんにせよ自由度が高くなるのは有り難い。

2014/02/05(水)

手術
 父親の手術は3月3日になったとのこと。入院は少しするけど、通院して痛み止めを点滴すれば良くなり、手術までは通院でしのぐとのこと。
 手術には立ち会わなくてはいけない。あと、2月中に何回か帰ったほうが良いかなと。
 ということで近鉄の名阪特急を金券ショップで2枚購入。

2014/02/04(火)

靖国
 靖国神社参拝に関する、外交面から見た指摘。
http://business.nikkeibp.co.jp/article/interview/20140110/258062/?n_cid=nbpnbo_top_rcmd
 冷静にリアリスティックに損得づくで外交を考えるなら首相の靖国参拝はありえない、安部総理は国益よりも自分の心情を優先したという指摘は僕の考えと同じ。ロマンチストが国のトップだとろくなことにならないのではなかろうかと思う。
 それにしてもこの話、右とか左とか、あまり関係のない話だと思うのだが。本質はA級戦犯の合祀ではなく、「国家が戦死者を慰霊することの是非」(国に死後のことまで介入されていいのかということ、靖国の場合は国策を誤った側が無反省に慰霊を執り行うことの是非)、「戦争(内戦)に勝利した側が、勝利した側の戦死者だけ弔うという性質の宗教法人を、公的・準公的な慰霊施設として国家が認めてしまっていいのか」という2点ではなかろうかと思う。前者は個人の内面にどれだけ国家が関与できるのかという左右とはまた違った種類の話だろうし、後者については「判官びいき」という言葉にあるような日本人の伝統的心情にも合わないように思う。マスコミはどこまで行ってもA級戦犯の合祀問題しか取り上げず、非常に歯がゆいというか、本質からズレたところで延々と議論しているという隔靴掻痒感がある。
 最近、『鳥羽・伏見の戦い』の本を読んでいて、中書島とか伏見近辺は滋賀方面へのロングライドで自転車で通るところで、「ああ、あんなところ(今は市街地)で、1会戦で数百人もの死傷者が出るような激しい戦いがあったんだな」と思ったりもするし、その時幕府側で戦って戦死した人たちは靖国神社からは一瞥もされないというのは、果たして「国のために」戦った人たちを尊崇の念を以て弔うという趣旨と合っているのかどうか、ますます疑問に思わざるを得ない。その本では、薩摩藩の兵士が、敗走して取り残されていた幕府側の負傷者を斬り殺して回ったといった描写があり(薩摩藩の兵士自身の手記がソース)、いくら西洋の戦争法や国際法が十分に知られていない幕末当時とはいえ随分酷い行為だし、それ以前にそもそも士道にもとるんではないかと思ったりする。無論同様の行為は幕府軍側にもあっただろうけど、そうであるとしても日本人同士が相争った戦争でどちらか一方だけを顕彰するというのが、果たして本当に「お国のため」になるのかどうか。外国からどう思われるかとか、外国から口出ししてほしくないとか、そういう「夾雑物」を排除して、一日本人として考えてみるべきではないかと思う。


 何日も続いた急落で、キヤノンの含み益は吹き飛んで、マイナスの世界に。
 しかし、目安にしていた3000円を大きく割り込んで平均買い入れ価格を下げるチャンスなことから、キヤノンを買増した。
 あと、シマノも目安にしていた8700円を大きく下回っており、参戦。
 温存していた証券口座の余裕資金の半分を投入した。あと半分は、命金として残しておく。

2014/02/03(月)


 妹が帰国しているので実家に顔を出したら、父親が神経痛で入院し、手術することになった。そんなに長期間にはならないと思うが、しばらく週末は実家に帰らないといけない。

2014/02/02(日)

イベント参加のため東京
 時間があったので昨日、アキバを見物。
 見たかったのはlenovoのThinkPadタブレットだが、展示はなく、ヨドバシアキバでは2月末まで展示はないとの張り紙がしてあった。残念。
 ソフマップでエンチャント・ムーンの実物を初めて見る。が・・・。これはでかすぎるし、筐体がなんだか全体的にプラスチッキーで極端に安物っぽい。中華タブの方がなんぼかマシというレベル。写真で見ると安倍吉俊の手になるデザインは結構ユニークだと思うんだけど、実機はハードに持ち歩いているとすぐ壊れてしまうような感じの、想定をかなり超える安物感。おまけに展示機は何故か電源が入らず、試し書きも出来ず。
 これに比べたらわが電子ノートWGシリーズは、小型・軽量で、筐体も高級感はないけどそんなに露骨な安物感はなく(手持ちのWG-N20のブラックモデルは安物どころかなかなか質感が良いと思う)、工業製品として遥かにまともに出来ていると思った。
 電子ノートは、使い勝手の面でも、あとはバックライトさえ付けてくれればもう殆ど言うことはない、オンリーワンの「手書きメモの鬼」的マシンになるんで、是非ビジネスを継続して欲しい。欲を言えば、凄い小さいのと(クレジットカードサイズくらいで財布に入るような奴でホントに備忘的にメモに使う)、大きいの(B5版くらい。ガッツリ勉強したい時に使う)があると、面白いと思う。まあシャープのこれ系のブツは、ザウルスですらなくなっちゃった訳で、こらえ性がないというか継続性が低いというか、問題があると思うけど・・・。





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