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2014/07/28(月)

『日本史の謎は地形で解ける 民族篇』
 このシリーズは3部まであり、全部読んだが、どれも面白いのでおすすめだ。
 第3巻で一番面白く感じたのが、家康が何で駿府(現在の静岡市)を隠居の地に選んだのかということ。高速道路や新幹線に慣れきった現代の我々の感覚では、静岡市は平地の中にある印象が強く、攻められたらひとたまりもない感じがする。
 が、この本で紹介されている通り江戸時代は様相が違うし、現代でも自転車で通るとずいぶん感じが違う。まず、西側には山が続く金谷峠〜岡部地域があり、江戸時代でもここは大きな障害だったという。バイパスを利用できない自転車では、今でも岡部〜金谷地域のアップダウンのキツさを体感できるし、僕も2回体感させてもらった。1回はロードバイクに乗って1年目に、後輪がパンクしてしまって、金谷峠の谷の部分で一人寂しくチューブ交換したという思い出の地だ。
 また駿府の東側の由比は、今でこそ海側に道路や線路が張り出しており自転車でも走行に不便は感じないが、江戸時代には当然そんなものはなく、崖が海に突き出ているような地形で、かなりな難所だった。崖にへばり付くようにして進む旅人の浮世絵が残されている。
 更に、駿府の北側は南アルプス、南側は駿河湾で、江戸時代までは静岡は鎌倉と同じように、攻めるに難しい要害で囲まれており、慎重な家康が隠居の地に選んだのはまさにぴったりだったというのだ。東西方向の要害ぶりについては、自転車に乗っていると「肉体的」に実感を持って感じることが出来るため、更に面白く感じた。

2014/07/26(土)

ロングライド
 彦根までロングライド。
 自宅出発が6時。逢阪の関を9時44分出発。野洲の丸亀製麺で早めの昼食を取って出発したのが11時10分。豊郷小着が12時30分。彦根のスーパー銭湯に寄って、彦根駅から輪行して帰阪。大阪の最寄り駅着が14時35分だった。117km走行。
 今日も暑かった。朝早く出たけど、朝8時半頃久御山の道路気温表示で31度、14時頃の彦根の道路気温表示で気温表示で39度というのを見る。彦根のは銭湯に入って汗を流してサッパリした後だったので、あまり39度という感じはしなかったが・・・。後でニュースで東近江市で38.8度というのが今日の全国の最高気温だったということを知って、ざっくり今日の日本で一番暑い地域を自転車で走ってきたんだなと思った。本当はこんな日に自転車に乗ってちゃいけないのだろうけど。
 確かに暑くて、コンビニで買った冷凍のペットボトルお茶が1時間で溶けきってしまう感じ。だけど、今年は例年に較べても体が出来ていて暑さに適応しているため、こまめに水分を取りながら、1時間に1回くらいコンビニで飲み物を補給すれば大丈夫だった。今日の暑さで大丈夫ということは、暑さに関してはほぼ全てのケースで大丈夫ということでしょう。昼食は冷たいものばかりでは胃腸に負担がかかるので、敢えて温かいかけうどんにした。出汁は塩分と水分補給になってちょうどいいかも。
 何か今年は運動しても極端に汗で不快になることはなく、スーパー銭湯も行かないで済ませることはできたんだけど、彦根で時々利用しているスーパー銭湯は露天風呂があって、しかも室内と露天部分の仕切りが夏は開放されて、外部の風が室内にも入って大変気持ちいいのだ。何というか、ちょっと海水浴とかプールに入っている感じになる。そういう爽快感を求めて行ったら、やっぱり爽快だったので満足。
 あとどうも鳥人間コンテストが今日だったようで、彦根では、臨時の駐車場があったり、鳥人間コンテストの物販で買ったと思われるタオルを持った人をあちこちで見かけた。

2014/07/21(月)

三連休
 海の日三連休は、恒例の合宿で長野へ。
 今回のレンタカーは、フィット3。オリックスレンタカーでやっている、フィット3とサイバーナビの組み合わせのキャンペーンを利用した。
 行きも帰りもほぼ渋滞はなく、快走した。恐らく高速道路の割引が5割から3割になった影響。
 サイバーナビのHUDは、画面自体を視点を上にずらさないと視界に入らないし、解像度も低くて暗くて日中は見にくい等、実用性はまだまだという感じを受けた。けど、カーナビの画面をAV表示にしておきつつ、最低限の情報はHUDで得るというような使い方も出来るので、可能性を感じさせる感じではあった。
 燃費は高速中心で22.3km/lほどだった。行きは25km/lほど出ていたんだが、帰りの高速でちょっと飛ばし過ぎたかも(といっても110km/h程度なんだけど)。数字自体はIMAの時より、そんなに違わないような感じだけど、高速道路中心と考えれば良くなっているかも。
 高速はDCTのおかげかダイレクト感もあり、プリウスのような何かにパワーを吸われている感じはない。ガソリンエンジン単体ならプリウスより走りは良いように感じた。
 滑空は最終日に大阪市内でようやく出来る感じになってきた。プリウスに比べると滑空に入るのがちょっと難しい印象がある。プリウスは加速後一旦アクセルペダルをオフにして再び緩く踏めばすぐに滑空状態に入るけど、フィット3のモーター駆動はギアが奇数段でないと有効にならないらしかったり、滑空に入るのにコツが要る感じがする。ギアが何速かの表示が欲しいような気もする。
 滑空を活用できれば、もう少し燃費の向上の余地はありそうだ。

2014/07/15(火)


 優待目的で買っていた近鉄だけど、優待内容をかなり上回る感じで含み益が出来てきたのと、長らく含み損を抱えたまま塩漬けしていたヤスハラケミカル(東証2部)の損失を近鉄株の売却益でちょうどカバーできそうな感じなので、これを機にと思い、近鉄とヤスケミをセットで売却。
 近鉄株の粗利は約8.2%、ヤスケミの損失は約22.8%。しかしプラマイ合わせてわずかにプラスを確保。手数料・税金等考慮してネットすると2千円にもならない利益だけど、喉に刺さった小骨のようだったヤスケミの損失確定により、今後のポートフォリオを整理でき(特にトータルの含み益の計算で長らく一個だけ含み損が出ていて全体の見通しを悪くしていた)、その上わずかとはいえ利益が残っているのでまあ良いかと思う。
 残りの保有株はキヤノンと日本SHLだけになった。ずいぶんとポートフォリオが小さくなったし、キャッシュポジションが上がっている。近鉄株はまた下がったタイミングで優待目的で買っておきたいと思う。

2014/07/12(土)

ロングライド
 吉野方面に行こうかどうか迷ったが、結局滋賀に向けて出発。
 が・・・。枚方の洞ヶ峠後のアップダウンで、最後のアップダウンの家具団地前で後輪に異変があるのを感じ、タイヤをチェックしてみると、触った感じで既に空気がかなり抜けている感触で、少し柔らかい。パンクだ・・・。
 自転車を降りて、ちょうどショッピングセンターの前で、ショッピングセンターの駐輪場への通路と、隣のガソリンスタンドの塀で日陰ができている場所で後輪のチューブ交換。ステープラーの針のような金属片がタイヤにぶっ刺さっていて、これが原因のようだ。抜いてみると、さすがGP4000というべきか、タイヤは貫通していなかったけど、圧力でチューブに細かい穴が空いたようだ。チューブ交換し、エアは今回はCO2ボンベで入れてみた。
 何故か手持ちの小型のCO2アダプタは2つあって、1個はストレートタイプ、1個はT字型でCO2を出すためのバルブが付いているタイプのやつ。しかしボンベは1個しかない・・・。後者の方がエアの入れをコントロールできると思い、やってみた。一応ちゃんと入ったけど、1本では4気圧くらいしか入らず。4気圧では低すぎるので、手持ちの小型ポンプで5気圧まで入れるが、このタイプの手の力だけでエアを入れるタイプのは5気圧が精一杯だ・・・。
 何とか正規の7気圧まで入れられないか考えた。ちょうど止まっているショッピングセンターにはスポーツDepoがあって、恐らく仏式のフロアポンプも貸してくれる筈だが、開店時間まで1時間以上あり、待っていられない。ここからの道沿いには自転車屋があったかなーと思いながら、まあ取りあえず走りだそうと思って走りだす。
 すると数km走ったら、大きなイズミヤがあって、ダメ元で入ってみたら、自転車屋もある。でそこのポンプである程度エアを入れてもらって(コンプレッサーの奴。英式→仏式アダプタを付けて入れてもらったが、気圧は指定できないみたいだった)、それじゃ申し訳ないので、割高だけど700cのパナのチューブを買ったりして走りだす。
 そのまま宇治→六地蔵→山科→大津と走ったんだけど、せっかくエアゲージを持っているのでやはりイズミヤで入れてもらった時にちゃんと7気圧入っているかチェックするべきだったなーとか思い出してきた。で、大津に入ってサイクルベースあさひで仏式のフロアポンプでエアを入れてもらった。予想より7気圧になるまでポンプの回数が多く、どうもちょっとまだスローパンクしているっぽい感じ。
 取りあえず走り出し、草津の吉野家で30分ほど昼食休憩して、その後エアを調べて抜けていたら、もう今日は走るのやめて輪行して帰ることにした。で、調べたら、エアが少し抜けており、やはりスローパンクしている。
 帰ってタイヤ・チューブも交換せねばならんと思い、輪行して帰る。今回は新大阪から特急で天王寺まで行ったが、乗った特急がはるかでなく、古い車両のくろしおで、ドアが狭くて輪行袋を抱えての乗り降りに一苦労したり。
 一度帰宅し、エアを再チェックしたら更にエアが抜けている。取りあえず市内を走るだけということでチューブの交換はせずにエアを入れて、ウエパー等でお買い物。
 チューブを完全には守りきれなかったものの、金属片を貫通させなかった強靭さを評価し、GrandPrix4000sの後継モデルであるGrandPrix4000sIIというのの25を購入。パンクはしたものの、普通ならこんな金属片を踏んだらまずタイヤを貫通する筈で、GrandPrix4000への信頼度を増す結果になった。あと、CO2ボンベと小型のポンプ(地面に付けてプッシュできるタイプの奴)などを買って、今後出先でパンクしても7気圧を確実に入れられるようにする。他、前から欲しかった、ポケットが付いていてバッグ本体を丸めてそのポケットに収納できるタイプのエコバッグが何故か売っていたので、それを買ったり。かなり以前に東京のホテルのエコ割引というプランで2泊した時にもらったエコバッグを使っていたんだけど、ポケットの部分がほつれてボロボロになってきたので、欲しかったのだ。まさか自転車のパーツ屋で買うとは思わなんだ。
 手持ちのチューブレスを履いたアルテグラのリアホイールもどうにかしたいけどね・・・。以前一度履いたんだけど、走っているうちにエアが抜けてしまっていて、それ以来走っていない。何かビードワックスが要るとか石鹸水がどうこうとか、クリンチャーよりアナログチックで面倒で・・・。

2014/07/05(土)

ロングライド
 滋賀までロングライド。
 午後から雨という予報だったので、出発は朝4時くらいにしようと目覚ましを3時にかけたんだけど、12時頃外の物音で起こされてしまい、眠れなくなってしまって、2時くらいにようやく寝直せたんだけど、3時には起きれず、結局出発は6時。
 Travoy用のアタッチメントを外して、リアキャリアを付け直し。ついでにシートの高さを少し上げたら何か以前より力が入るようになった感じ。特に上り坂が楽に感じる。まあ追い風のせいもあると思うけど。
 安土辺りの新幹線との併走区間で、用水路からサギみたいな大きな鳥が飛び立って、何でかしらないけど新幹線の線路の方に飛んでいってしまい、運悪く通過した新幹線に衝突して線路の向こう側に落ちていってしまった・・・。遠回りになるけど線路の反対側を見に行ったりしたんだけど、発見できず。線路内か線路脇に落ちたのかも。殆どフルスピードで走っている新幹線に当たって無事で済むとは思えず。可哀想だった。
 正午ちょうどに豊郷に着。30分ほど休憩して、能登川に向かって走りだす。帰りの電車はかなり混んでいた。大阪駅でも何本かやり過ごさないと乗れない感じだった。やはり新大阪で乗り換えた方がいいかも・・・。
 危惧していた雨には出くわさず。田んぼの中を走ると、土・水・稲の香りがして、大変イイ感じだった。滋賀はいいですなあ。
 約130km走行。前回から2週間空いてしまったので、何かヘロヘロ感が強い。最低でも2週に1度は行かないと維持は難しいみたいだなあ。

2014/07/02(水)

閣議決定
 先日沖縄に行ったばかりなこともあり、集団的自衛権の話には苦々しい思いを抱いている。戦後日本は、殺したり殺されたりという国際社会の現場からは距離を置くことが出来、これは大変ラッキーなことだったように思う。
 集団的自衛権を進める側に、そうしたラッキーをわざわざ自ら手放して血みどろの道を行く、覇道を行く覚悟があるのかどうか。そういう危険性を持った選択であることを自覚できているかどうか。
 図太いリアリストだった明治の政治家・軍人と異なり、頭でっかちでひ弱だった戦前の政治家・軍人と、今の政権の政治家の姿がどうしても重なって見えてしまう。危惧せざるを得ない。




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