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99/02/28(日)
 17インチモニター検討中。今の15インチモニタでは色が薄いし解像度も高くできないしで。うーん、やはりナナオ(EIZO)のは妙に発色が良いなあ・・・。最も安いモデルでも、明らかに他とは違う発色。ナナオっていうほど、高くはないし。しかし、安い奴だと35k円程度だし、フルフラットの松下のも捨てがたい。今なら19インチという選択肢も非現実的ではないしな・・・。
 ただ、その前に、ビデオカードを換えたい。AGPスロットとの接触が悪いのと、もうASUSのビデオカードはやだ。チップはRIVA128なんだけど、グラフィックチップがどうと言うより、カードのドライバがちょっとダメ。なんかモニタへの表示範囲がおかしいし(左右が妙に狭い。ただでさえ狭いので非常に腹立たしい)、微調整しようとしても変な挙動するし。今だと、i740とかTrio3Dとか安いねえ。もしちょっと上を狙うとしたら、やはりワタクシのよーな2D中心(つーかPCでゲームまるでしない)、画質重視な人はMilleniumG200でしょうか・・・。まだ少し高いが。10k円を切ってきたら考えよう。どのみち来月以降の話だし。
 モニタは中古も見てみる。ソフマップでDELLデスクトップに付属トリニトロンモニタが32k円というのがある。ほとんどDELLのロゴマークだけに惹かれ(やはり愛着がある)つい買ってしまいたくなるが、ぐっと抑える。画質はちょっと今ひとつな感じだったし。
 同じソフマップの中古店で面白い商品を発見。ノートPCのベアボーンキット。CPU、メモリー、HDDの付いてないもので、一番安いのは12.1インチTFT液晶で12万円から。が、メモリは通常のデスクトップ用の168ピンではなく144ピンで多分割高だし、HDDも2.5インチのは高いんだよねー(3.5インチのATA用の倍くらいするんじゃないかな)。CPUに至っては、多分モバイルパッケージの奴だから、いくらくらいするのかもよく分からない。もし20万円を切るXGA液晶ノートPCも可能ということであれば、ビジネス用途では圧倒的にパフォーマンスの高いK6-2でXGAというのはメーカー製では未だないのでおいしいかも知れない。お仕事用ではこれは凄く需要が高いと思うのだが、モバイルK6-2自体、採用しているメーカーが2社しかないので・・・。採用した東芝もコンパックも何かよく分かってない感じもするなあ。確かにエントリーマシンでも使えるけど、オフィス用に限って言えばノート用PCでは最強レベルのパフォーマンスなんだから、ミドルレンジ上位のオフィス向けマシンにこそ使うべきだと思うのだが。インテルから圧力でも受けてるんだろーか。得体の知れないところもあるが(結局中古なのか新品なのか良く分かんないとか)。

99/02/27(土)
 店頭でIBMのWorkPad(PalmマシンIBMバージョン)を見るが、常に誰かが触れていて、手に取ること出来ず。特に、オプションのキーボードが、大きさも携帯性も素晴らしい感じ(大きさはモバギR系と似ている)。が、Fキーがない(Fキーによる半角確定とかが出来ない)こととか、キーボードが良くてもIMEが悪ければ何にもならないというCEマシンでの経験から、購入しようとまでは思わず。それなりにおもしろそーではあるが・・・。

99/02/26(金)
 2・26っすねえ。
 PC WORK!のWebのコラムの連載を読むと、米国では今や500ドルPCどころか、399ドルPC登場久しいという記事。しかもCyrixM2ではなく、K6-2 300MHz(まあ、これもそろそろ片足を棺桶に突っ込みつつあるプロセッサだが、M2に比べると、システムクロックが100MHzの分トータルパフォーマンスは1ランク上だろう)。早速販売元のemachines社のWebページを見てみると、K6-2 300MHZ、マイクロATXのマザボ(ビデオ・サウンドオンボード)、メモリ32MB SDRAM、HDD 2.1GB(Ultra ATA)、24倍速CD-ROM、V90モデム、Interenet Readyって書いてあるから多分OSもプレインストールされているんだろう、という構成で、確かに399ドル。日本円で、5万円しない。emachines社は、半年くらい前からCyrixチップ搭載で399ドルということで登場したのだが、販路が急拡大、98年の年末では、台数ベースでiMAC特需に湧いたアップルに次ぐ2位の売り上げを記録したらしい。さすがに米国は進んでいるな〜。
 翻ってわが日本では、ショップマシンでも、5万円ではベアボーンキットくらいしか買えない。OS付きのフルセットのショップマシンとなると、K6-2を使ったモデルでは、8, 9万円が相場だ(Cerelon300Aとかを使うとさらに高くなる。だから7万程度のVEROCITY@プロトンは−M2とはいえ−かなり割安感がある)。Webでの情報を元に1度試算したのだが、どうやっても(絶対額重視で妥協しまくっても)OSを除き6万円強はかかるんである。5万円を切るというのは全くムリな価格。OS含めて5万円なら、ちょっと高めのビデオデッキって感覚で、取り立てて必要でなくてももう一台買っても良いかな〜とか思ってしまう(^^;)。
 「軍閥興亡史」再読中。日露戦争中の仙台師団による1師団夜戦とか、黒木軍の太子河渡河強行奇襲作戦とか、1師団40kmを4時間で走破とか(めちゃくちゃ。兵隊の装備って30kg以上あったからフルマラソンよりはるかにキツいはず)、ロシア軍の守る要塞攻略で乱戦中に「撃ち方やめ」のラッパを鳴らしたら日本軍だけ本当に射撃をやめ、その間に発砲してきたのは敵だということで敵の場所を特定後、「全軍射撃」のラッパを鳴らしてロシア軍に大打撃を与えた岡崎旅団とか。異常なまでに軍紀が厳粛で怖いくらいだ。ただ、著者は一大記録とかスポーツのように書いているのが違和感がある。殺し合いが上手くたってなあ・・・。逆に絶対服従という軍隊の非人間性が際だってる気もする。少なくとも俺はその場にはいたくないです。まあ、戦前なら多分、これらの戦いは、サッカーの国際試合みたいな感覚で誉め称えられていたんだろうけど・・・。

99/02/24(水)
 米国のスーパーコンピュータの輸出規制に、ペンIII 800MHzマシンが引っかかり輸出規制を受けるおそれがあると、TechWireJapanのサンプル記事(PCWatchからリンクされている)で報じられている。かなり興味深い話だ。ペンIII 800MHz(Coppermine)は来年後半にリリースされる予定なので、来年中に、数年前のメインフレームにハイエンド(でも2年もすればすぐにエントリー)PCが追いついてしまうということになる。つくづく、技術の進歩恐るべし。まあ、輸出規制を本当に受けるかどうか関しては、スパコンの定義が古いままだったということで、バーを上げれば解決する問題らしいが。
 でも、そもそも、最近、米国で、何十台(百台?)かのPentiumProマシンを組んで、Linuxをインストールして並列接続したシステムを構築して能力を計測したら、スパコン世界500位に入るパワーを達成した(300番台だったかと)という記事をどっかで読んだんだけど、そこからすると、プロセッサの輸出自体をやめないと(って完全に不可能)、スパコン輸出規制っつっても実効性は薄いよなあ・・・などと思うんだがねえ・・・。
 雨だが、雨→湿度高い→静電気発生確率減少→メモリ増設時のリスク軽減っつーことで、SDRAM128MBを購入を決意(^^;)、退社後日本橋へ。DOSパラを見ると、前からそうだがDOSパラは価格が乱高下することが多く、先週128MBは19000円を切っていたのが、今日行ってみると、20,750円と2000円近く上がっており、割高なのでやめておく。ソフトアイランドでは19,130円と変わらず。ここで購入。ヒュンダイ製メモリ(CL=2)のようだ。帰寮してメモりを挿す。スロットが堅くて少し苦労するが、無事増設終了。
 これで、搭載メモリは64+128MBで192MBに。ワタクシもオーバー100MBメモリマシンのオウナアかあ。こうなってくると、そろそろ、最初に買ったマシンのHDD容量に近づいてきた(っていうか、確かデフォではHDD200MBだったのを340MBにしてもらった憶えがあるので、デフォで購入していたら既にほぼ到達)。現行マシンのメモリ代は合計でも3万5千円程度。安くなりましたね。でも来年にはDirectRDRAMの時代に移行しちゃって時代遅れになることが見え見え。でも、空しくなるからそんなに先のことは考えない。考えないったら考えない。

99/02/23(火)
 02/26に予定されているインテルのペン3(P3)発表に先んじて、AMDよりK6-IIIの出荷発表があった(3がローマ数字になっているのはなんでだろ)。パフォーマンスは、450MHzのK6-3が、500MHzのP3に匹敵と公表されているようだ(Win98では上回るとも)。
 クロック周波数が50MHz高いP3と同等性能というのは予想より高い。L2キャッシュを全く内蔵していなかったK6-2でも、126KBフルスピード内蔵L2キャッシュを装備した同クロックのMendocinoセレロンを総合パフォーマンスでは上回っていたので(ま、浮動小数点演算は大幅に劣っていたが)、256KBフルスピード内蔵L2キャッシュを装備するようになれば、相当の能力アップが期待できるとは思っていたけどP3匹敵とは。まあ、P3と名前は変わってはいるものの、現状のP3は、KNI−MMX拡張命令−対応以外にはクロックしか相違してなくて、P2とほとんど差がないため、一気にP3並ということになったんだと思われる。あと、P3のクロックは今年中には相当上がる予定なので、そういった高クロックP3に対しては、K6-IIIより、K7ということになるんだろうか。
 気になる価格は、400MHz版が284ドル、450MHz版が476ドル。450MHzはともかく、400MHzは35,000円強で、フライング販売されているP3 450MHzが64,000円、P2 400MHzで40,000円程度することを考えると、良好なコストパフォーマンスと言って良いだろう。CPU以外には一切追加投資なしで(K6-IIIにマザボが対応していればだが・・・)、ペン2を上回るパフォーマンスを持つPCを組めるというのは、ワタクシのようなSuper7システムユーザーにとっては魅力的。それが3.5万円かそこらで出来る、となれば尚更。
 インテル対AMDのCPU戦争、ローエンドから広がった戦火の炎がミッドレベル上部にまで一気に延焼した観。インテル、どう出るか?

99/02/22(月)
 日本語WindowsCE3.0リリース。日電からフルスペックモバギ(MC-R700)が出る。スペックを見て唖然。SVGA9.4インチSTN液晶、重さ1.1kg、価格15万5千円。比較的CE機には寛容なワタクシも、これには疑問。重さも価格もWin98サブノートと何ら変わりがない。しかし、単体ではとても商品として完成しているとは言えないシロモノで、優れているのはHDDがないことによる耐衝撃性と、起動の速さくらいで、どう考えてもWin98サブノートを購入した方が賢い。特にあのバカIMEとか考えると・・・。買う人、いるのか?モバギR-500を購入した物好きな人間(って俺のこった)でも、これは買わないなあ・・・。しかも、写真を見るとパッドなどホームポジションから手を離さずに扱えるポインティングデバイスがない。ペンのみ・・・?

99/02/21(日)
 積んでおいた「沖縄 悲遇の作戦 異端の参謀八原博通」(稲垣武、光人社NF文庫)を読む。沖縄軍の高級参謀、八原陸軍中佐を描いたのだが、狂信的突撃・自滅的作戦指導傾向のある陸軍(沖縄軍)の中、しかも台湾方面・フィリピン方面への兵力の振り分けや航空兵力に対する扱いで大本営と対立。で、全軍でほとんど唯一、陣地後退戦による米軍の消耗を狙うという合理的(だが非常に忍耐力の必要な)作戦を主張し、基本的にはその線で沖縄軍を指導し、制海権・制空権を手中にし圧倒的な火力と物量でひた押しに押してくる米軍に抵抗すること2ヶ月間。硫黄島玉砕の栗林兵団に匹敵する損害を米軍に与えた。という本。八原氏は、米国留学の経験もある知米派という、陸軍としては異色の人材で、陸大卒ではあったが必ずしも軍部エリートではなく、また精神主義的な陸軍風土では弱将と見られがちだったが、栗林中将と同様、そういう人の方がいざというとき、粘り強く抵抗し敵に多くの損害を与え続けた。日本陸軍に人を見る目がいかになかったかという見本の一つ。こういう合理的思想の優る人が陸軍中央にたくさんいれば、戦争に負けることはなかった、というより、対米自爆戦争を起こす羽目に陥ることもなかったであろう・・・。八原氏は、戦後は、軍(自衛隊)とはきっぱり手を切り、生まれ故郷の米子で反物商をしてすごしたという経歴も、潔い人格を感じる。
 沖縄南部は珊瑚礁が隆起して出来た地層が数メートルあるらしく、その地下に作った第32軍(沖縄軍)の地下坑道は、米軍戦艦群(沖縄戦では11隻も参加したらしい)の艦砲射撃にも耐えるくらい、堅牢なものだったらしい。しかし、そのために、人口密集地の沖縄南部を戦場とすることになり、「ひめゆり部隊」などの数々の悲劇が生じる原因となる。といった沖縄戦のアウトラインが分かりやすく語られている点でも良書。詳しい沖縄の地図が欲しくなる。
 土日で映像素材を揃えるつもりが遊んでしまう。ダメだあ〜。
 DVキャプチャうまく行かなかったのは、「参照AVIを使う」オプションをオフにしていたためと判明。一方、ビクターのデッキのS-VHS3倍の調子が極悪。数秒おきにノイズが乗る。

 99/02/19(金)
 絵コンテを書いてみる。映像素材が全て揃っていれば、音合わせで試行錯誤するだけでそれなりに作れてしまうが、素材をゼロから撮って作るには、撮影すべきモノを把握するという意味で不可欠な作業だろう。自分の絵の下手さに唸る。
 と同時に、適当に撮ったサンプルを使って、実写での音楽とのシンクロ具合を試してみる。でも、PCあまりに遅い。給料出たら、128MB買っちゃる。明日のDirectRDRAMより、今日のSDRAM。モニタも欲しいかも・・・。

99/02/18(木)
 Premiereで遊びビデオクリップを作成中。今度は、音楽以外は自分で撮った実写映像で取り組む。やることは、また音楽とのシンクロをめざしためまぐるしいカット割りと前とあまり進歩なしだが、今度は映像も自分で撮らなきゃいけない。3分程度で、一応起承転結を考えてはいるが、さて。で、欲しいモノ。17インチモニター(液晶なら13.3インチで可。でもCRTの倍はするが。とにかくXGAモニタ)。128MB SDRAM。ちと今のPC環境でDV編集はきつすぎるのがよく分かった。

99/02/17(水)
 発注していたクロッサム2+の通信ケーブル、2月中旬には入荷と聞いていたのだが、連絡がないのでショップに電話すると、どうも入荷がずれ込みずれ込み、3月頭になりそうだとのこと。しかも、それものびる可能性があるとのこと。中国での生産がトラブっていて、メーカーからの出荷が遅れているらしい。おいおい、下手するとカレカノ終わっちゃうよ・・・。まあ、ここまでつきあったので、届くまで待ってやるが。
 バイクの任意保険の更新通知が届く。昨年まで年間5万円以上かかっていたが、年齢が29歳になったためか(うう・・・(T_T)、金融ビッグバン(って言い方好きじゃねえんだけど)の影響か、同条件で2万円安くなっているのでちと驚く。ベーエムに乗って初めて任意保険に入ったんだが、既に保険料は半額にはなっている筈だ。近々車検もあるので、保険料みたいな固定費が安くなるのはやや助かる・・・。
 も一つ。職場で契約していてワタクシも加入している企業年金積み立て(生保)の利率がまたもや下がって、今や1.5%というアホみたいな利率になるので(それでも定期預金とかよりはマシなんだが)、やめますか?という通知が来る。やめると今まで積み立てた分を返してもらえるのだが、月2千数百円、ボーナス時7千円というチビた積み立てでも、入社以来まる6年以上やっていると、35万円という結構まとまった金額になっていて、ああ、継続は力なりねえ・・・と思う。んで、これでPremiere5.0Jでもと考えが巡るが、どうしよーかねえ・・・。そんなふうに使うつもりのお金ではなかったし、使って良いとも思えないが・・・。
 平日だが、会社が早く退けたので日本橋へ。DOSパラにて、128MB SDRAM CL=2が、税抜き19000円を割っている。初めて見たこの価格。つい手が出そうになるが、今月はちょっと散財しすぎなので、堪える。それと、そろそろ次期主力高速メモリRambusDRAMが今年中には標準になりそうという観測もあり、何かちょっと空しくなる。

99/02/16(火)
 久々にEXCELのVBAをいじる。所定回数、セルに繰り返し数値(というか特定のセルを参照する文字列なんだけど全く同じではない)を入れるだけのマクロなんだが、意外に手こずる。特にダブルクオーテーションをセルに入力する場合の書式がよく分かんなくて、試行錯誤してしまった(ヘルプにもないから困った)。で、出来るようになったのだが、なんでこれで正しく動いているのかよく分かっていないという困った状況に(VBAで「""""」と書くと、セルに「"」が入るという理屈がよく分からない)。まあ、とりあえずは役に立つから良いんだけど、こういうことではあまりスキル向上にはならないんだよなあ。

99/02/15(月)
 CNETの記事で、米国では、AMDのプロセッサK6-2が、小売で大勝をおさめつつあるとの記事があった。日本では、最近になって大手メーカーでもぼつぼつK6-2を採用しだしたという状況だが、米国では、大手量販店によっては、特定のメーカー(コンパックやIBM)のラインナップでは、K6-2搭載モデルしか取り扱ってないところすらあるという、極端な状況になっているらしい。価格の安さと、クロック周波数がセールスポイントだとか。米国の消費者は、単純にクロック周波数だけを見て性能を判断してしまっており、AMDはそれを巧みに利用した宣伝をしているということだが・・・。言うまでもないことだと思うが、同じK6-2、同じCeleron同士の比較ならクロック周波数の差がパフォーマンスの差に直結するが、異なる内部構造のK6-2とCeleronでは、クロック周波数だけではトータル性能の適正な比較はできない(排気量の違う車のエンジンの最高回転数だけを比較して、出力比を判断するようなモンですな)。むしろ、むやみやたらにクロック数が高いことは、エレガントでない設計をクロックでカバーしているということにもつながるわけで(K6-2がそうだというわけではないが)、異なるCPUの性能をクロック数だけで判断するのは意味がない上、場合によっては逆に低性能のプロセッサを選ぶことにもなりかねず危険だと思うのだが・・・(数年前の、IBMの互換486とインテルの486がそういう関係だったような。IBMの互換486は、バースト転送モードのない486−つまり386コア−を、インテル486よりかなり高いクロック周波数で動作させる(とともに内部キャッシュを倍増)というテクで、386のライセンスだけで486並パフォーマンスを有するプロセッサの実現を目指したってもんだったんだけど、結局、パフォーマンスが本家を上回ることはなかったんだよな確か)。また、ノーマルなシステムなら外部クロックの相違の影響も大きいし・・・。まあ、K6-2とCeleronとの比較なら、CPUクロックだけを頼りに判断しても、結果的に実際のパフォーマンスとさほど大きな違いは出ないのかも知れないが・・・。この辺のおおらかさがメリケンってことなのか。
 2月7日の雑記、修正。VEROCITYのビデオメモリは、2MBではなく、4MBでした。うーん、結構いいのかも・・・。
 USBオーディオで、USBスピーカーって何か意味があんのか?とかかねがね思っていたのだが、部屋から発掘したPCWAVE98/10によると、これ、サウンドボードなしでサウンドが鳴るんだってねえ。ドライバも、Win98なら標準で付属しているようだし、かなり有意義だわねえ。んー、こうなると、USBポートさえあれば、サウンドも、モデムも(USB56Kモデムも最近見つけた)、LANも、PCIスロットを消費せずレガシーシステムも使わずに済むようになるわけで、マイクロATXの2本しかないPCIスロットでもわりとまともな環境を構築できる時代になってきたようだ。iMACの影響も大きいか?

99/02/13(土)
 G3マックのCMを店頭で見る。ははあ、あの筐体はああいう風に開くのかあ・・・。ばっくりって感じ。もの凄くメンテしやすそうでいいなあ。ATX(かマイクロATX)のケースでああいうのないかなあ・・・(ありそうだけど、高そう)。まあでも、現実には、開けたときに相当大きなスペース(本体底面積の3倍以上?)を取ってしまうので、ああいう風に筐体を開けてもムリせずメンテできるようにマシンを配置するのがかなり難しそうだけど。それにしても、ねじ回しがなくても開くのはいいね。
 DOS/Vパラダイスのオリジナルマシン、K6-2 300MHzマシンOS込みで89,800円とか、ソフトアイランドでCerelon300AマシンがOS込みで94,800円とか。まあまあ安い感じだが、これなら、まだパーツをまめに集めた方が安く上がるか。また、平均16%というK6-2の値下げが先日米国であったはずだが、まだ日本では反映されていないようだ。
 新マシンより、今のマシンのメモリと、VGAカードをどうにかしないと。メモリは64MBじゃPremiereは少しツライし、ビデオカードもどうもAGPスロットとの接触が悪いのか、起動に失敗することが多いし(ちょっとビデオカードを持ち上げたりすると治ることが多いので、最近はケースのカバーは開けたままである)。で、ビデオカードの安い奴(6,7k円辺り)とメモリを見て回る。ビデオカードはAGPで8MBで6,7k円ってのがある。むろん最新型ではなく、RIVAの128ZXとか古いけど、3Dはそんなに重視していないのでいいのだ。また、以前は、ビデオカードにアナログ映像入出力必須(ビデオキャプチャ−PC組立以前は専ら静止画キャプチャ−のため)という縛りをかけていたため、選択肢がさほどない上性能の割には高価なカードを選ばざるを得なかったが、DVキャプチャ環境が整った今となっては、ビデオカードにはそのような付加機能は必要なくなり、選択肢が広がっている。メモリは、現在、128MBSDRAMで19500円くらい。ここ何週間か見ていると、20000円を割ったり超えたりしている。64MBにするか、128MBにするかで迷っている。

99/02/10(水)
 昨日のキヤノンに引き続き、ソニーから、TRV9の後継機(DCR-TRV10)が発表。カールツァイスレンズ搭載、メモリースティック対応で、なりが小さくなるようである。うーむ、このタイミングで出るか。プログレッシブスキャン対応になったとしたらかなりショッキングだったろうが(カールツァイスレンズってのはかなり羨ましいが)、この程度のモデルチェンジであれば、まあ冷静に受け止められる。それより、TRV9が安くなるかな?

99/02/09(火)
 キャノンから、縦型シューティングタイプのDVカメラで、アナログ入力・DV入出力に対応したタイプが出た模様。ようやくTRV-9対抗マシンが出たか。遅いよ。うーん、そういえば、そろそろ、TRV9とDVキャプチャのインプレッションを書かねばなあ。

99/02/08(月)
 自作PC、スロット挿し直し後、DVRaptorの付属ソフトで音声が出ない問題、単にサウンドカードへのオーディオ端子接続ミスであった。情けなや。それと、付属ソフトの新バージョンにアップグレードできない問題も、アップグレード後、再起動すると問題なく動作することが分かった。また、アップグレードしたためか、今まで出来なかったPremiere4.2からの、DVコーデックによるAVIファイルの作成が出来るようになる。問題点が一つ解決すると、スルスルッと芋蔓式に解決してくが、MediaStudioProの問題は相変わらず好転せず。んー、でも、Premiereが使えれば、こんなビミョーな問題を抱えたMSPなんか使わなくたって良いのかも知れないなあ。動作はMSPの方が若干高速のようだが・・・。
 NIFTY、INTERWAY経由ってのは、ブラウザ経由でどこからでもログできる−職場の環境からでもログ可能−ので、便利っていえば便利なのだが、何をするにも異常に遅くて、大量の未読を落としたり本格的に使うには使い物にならんなあ・・・。NIFTYは、EMTERMなどのCUIベースでの通信ソフトでの軽快な速度に慣れているだけに、余計にそう感じる。
 自作PC、まともに流通しているパーツで組むと試算して、OS抜きでも最低61,000円(税抜き)かかる計算に。T-ZONEで売っているVEROCITYよりまだ5,000円以上高くつくが、その分、HDDが大きく速いはず(2.1GBのE-IDEのHDDなんて、今や売っている店はないので仕方ないが)。あと、部品買い集め・組立・OSインストールの手間を考えれば、5,000円って価格差は許容範囲か?。VEROCITYが驚異的に安いのがよく分かる。マザボもこういう安物マシンでよくあるATではなく、マイクロATXというのもまあ比較的好ましいし・・・。が、DVRaptorがうまく動くよーになった(MSP以外は、だが)ので、新しいマシンなんざもう要らないか。

99/02/07(日)
 自作PC、スロット挿し直す。ところが、どうもSCSIカードは1番下のPCIバスでしか認識してくれないようである・・・。ので、あまりめったやたらに場所を変えることも出来ず。また、症状も治らない。それと、DVRaptor付属ソフトで、音声が出なくなってしまった・・・。もう、めちゃくちゃかも・・・。
 一度、システムを全部再インストールするべえかなあ・・・。アップグレード版ではないWIN98を買うか?うーん、しかし、そんなことをするんなら、1台テキトーなマシンを組んだ方が良いのかも・・・。そう思って、ちょっと久々に自作PCを真剣に見てみたら、T-ZONEで売っているMUマシンが、OS込みで7万円と、とにかくヒジョーに安くて(その代わり、ビデオメモリが2MBだわ、HDDはE-IDE(非U/ATA)だわ、ヨワヨワですが)、バラで買い集めても、あやしい中古とかジャンクとかの世界に足を踏み入れなければこの価格は全くムリで(OS抜きならギリギリ可能かというところ)、いいかなあ・・・などと思っちゃったりもしているこの頃。

99/02/05(金)
 今日は快晴。出勤時、あちこちに雪が残っているのを見る。もっと早く出れば、そこそこ銀世界ぽかったかも知れない。早起きしてDVカムで録っておけばよかったかも。
 自作マシンのPCIスロットが4本とも埋まっているのだが、S村さんから挿しすぎはマシンに良くないと聞いていて、DVRaptor関係のソフトの不調の原因はここにあるのかも知れず、少し気になっている。で、最近、USB経由でLAN接続できるペリフェラルをCoregaが発売したのだが、これを使えば、LANカードを挿したスロットを一つ空けることが出来るので、少し考えている。そもそも、10BaseのLANカードごときにPCIスロットを占拠されるのは無駄にスロットを使われている気がして何だか腹立たしい。かと言って今さらISAなんてレガシーなシロモノを使う気もないし、ということで、10Base程度の速度なら、USBが最適な端子のよーな気がする。まあ、本格的な検討は、一度スロットを挿し直ししてからだけど・・・。

99/02/04(木)
 今日も雪のちらつく天候。窓から見ていると、一時かなり強く降っていたようだ。金沢を思い出すなあ・・・。が、積もるには至らず。
 仕事中にMSPのサポートにtel。土日祝日休み、しかも13:00から16:00までしか受け付けないんでは、仕方がない。そういうことにしといて(^^;)。症状は、
 Video Editorの編集画面で、垂直方向プレビューラインを左右にドラッグした時に、 プレビューウィンドウのビデオはドラッグの速度・量に応じて動くが、該当する部分のオーディオが再生されない。という症状。
 Premiere4.2で同じ事をやってみると、オーディオもビデオも、プレビューラインの動きに応じて再生されるので、サウンドボードが壊れているなどのハード的な障害ではないことは確実。
 で、プレビューオプションの全般タグで「オーディオとビデオ」となっているのを、「オーディオのみ」に変更すると、オーディオだけは再生される。ソフト的にも一応はオーディオ再生することは出来る筈なのだが。
 これが出来ないとなると、ビデオとオーディオのタイミング合わせがかなり難しくなるので(ムリではないが、ノンリニア編集ならではの手間 対 精度比の高さがかなり落ちてしまう)、ほとんど必須な機能なのだ。
 で、これができないのは、こういう仕様なのか?完全版にアップグレードすれば出来るようになるのか?というのが疑問だった。
 実は同じ疑問を月曜日に一度サポートに訊いていて「仕様だ」と確認したのだが、対応に出たのが、どうも要領を得なさそーなおねえちゃんで、やや当てにならない感があるため、もう一度、確認してみたわけ。
 それで聞いてみると、「現状でも出来る筈」とのこと。やはり、あの月曜のおねえちゃんは間違っていた。ただし、マシンと編集対象データによっては、処理速度が追いつかないため、ソフトで判断して、マシンパワーをビデオトラックのウィンドウ表示に集中して投入し、オーディオを出さないようにすることがあるらしい。まあ、確かに、扱っているファイルが高解像度・低圧縮のDVフォーマットでデータ量が多いこと、CPUパワーがこういう処理には今ひとつなK6-2なので、考えられることではある。ビデオとオーディオを同時に再生させようとするとダメだがオーディオ・ビデオだけなら再生可能、という現象とも矛盾しないし。ただ、それにしては、過去に作った低解像度ビデオ・低品質オーディオ(容量にしてDVフォーマットの10/1以下)のAVIファイルでも同じ症状になるというのが不可解だが・・・。で、プレビューを作れば、無条件で可能とのこと。という回答だった。
 しかし、試してみたところ、プレビューしようがしまいが、症状は同じ。ソフトで設定可能なところは全て変更して試すが、好転せず。この週末は、マシンを一回完全にばらして、スロットを挿し直して、完全に1からやり直すか・・・。ハード的な障害ではないような気がするのだが、それにしては、WEBやNIFやショップなどあちこち見ても訊いても、同じよーな症状を見せているのが自分のマシンだけというのがおかしいし。まあそれでダメならNIFででも訊いてみよう。
 そのNIFのパスワード本日届く。中3日くらい?

99/02/03(水)
 さっびーと思ったら、雪。マジで寒いです。
 仕事で、インターネットで調べもの。とある企業の業務を確認しようとして、Webページに行こうと思い、その企業のURLが分からないので、Infoseekで検索したらヒットはしたのだが、その企業のURLではなく(その企業はWebページを持っていないようだ)、別のURLで、しかも悪徳商法を告発するWebページに飛ぶ。どうやら、調べようとした企業がマルチ商法に手を染めているらしいことが分かる。おおこわ。
 クロッサム2+、デルマシンから制御することを思いつく。そういえば、以前メビウスでシリアルでWinCEマシンにつなげようとしてダメだったのが、DELLのマシンでやったらうまく行ったのを思い出したのだ。メビウスの通信ポートもダメなのかも知れない。で、DELLでもダメなら本当にケーブルか本体の問題だ。可能性はちょっと低いと思うが、使えればそのまま使い続けて、DELLをクロッサム2+制御専用マシンにしちゃっても良いし。
 で、その前に、クロッサム2+のソフトやらなんやらをコピーしなくてはいけないので、LANにつなげる。さほどサイズは大きくないので、フロッピーでコピーしても良いんだけど、まあこの機会にね。またもやなかなかつながらず30分ほど苦労するが、つながる。Win95って不親切だなーと思う。
 で、クロッサム2+をDELLマシンで試してみたが、結局初期化に失敗する。どうもダメですな。
 そうだ、PDは、このDELLマシンのSCSI PCカードからつなげることにしよう。で、CD-Rを自作PCの内部に付けることにしよう。
 MediaStudioProVE、どうも音声がおかしいのは仕様なんじゃないかという気がしてきた。メビウスにインストールしてみても、同じ症状を見せる。阪神商会の兄ちゃんは「出来る」とか言っていたが、まあ、あんまり当てになんねえな。所詮おまけか。しかし、そうだとしたら、中途半端な機能制限だこと・・・。

99/02/01(月)
 久々の平日のお休み。
 DVキャプチャ+SCSIカード導入に伴う環境変更で生じたと思われる問題解決を主として、PC関連サポートセンターにあちこちtelする日となった。
 クロッサム2+問題。サポートにtelするも解決せず。どうも、PCと接続するケーブルがダメになってるんじゃないかという疑いが濃くなってきた。というのは、クロッサム2+本体はスタンドアロンでは使えるし、PCの通信ポートもデバイスマネージャを見る限りは特に問題がないようだし、しかもマシンを変えてメビウスに接続ソフトを入れてケーブルでつないでみても、やはり初期化で失敗する。クロッサム2+本体がおかしいのでなければ、ケーブルとしか考えられない。で、確認しようとして、ケーブルをショップに行って探すが、在庫がない。仕方ないので、ケーブルだけクロッサム2+を買ったショップで発注。2月中頃になるというが、やむを得ない。
 それと、先にクロッサム2+本体でのタイマー録画に失敗したのは、実はこのタイマー機能では99分99秒先までしか指定できないためであった。マニュアルには13時間30分後にタイマーを働かせるという例が載っていたのだが、これが真っ赤なウソで、仕様上、分と秒の指定しかできないのだ。ということをサポートにtelしてはっきりさせる。まったく、堂々とこういうミスがあるのでマイナー系ペリフェラルデバイス(?)は楽しませてくれるぜ・・・。
 DVRaptorの問題。ドライバとソフトの最新版をダウンロードしてアップグレードするが、アップグレードするとどういうわけかソフトがまともに動かなくなる。というか起動すらしなくなる。これもカノープスのサポートにtelしてみる(非常につながり悪くて死ぬほどリダイヤルした)が、解決せず。旧バージョンでもさして不都合はないのだが、何かイヤな感じ・・・。
 ついでにNIFのパスワードがどうも分かんなくなってしまったので、telして、再発行してもらう。通常の通信ソフトからログインは出来るのだが、やはりインターネットのブラウザからログできた方が色々と便利なので・・・。再発行パスワードを郵送で送ってくるらしいので、それまでNIFは使えない。
 MediaStudioProVEにて、以前作ったお遊びビデオクリップを、DVの高解像度にて再編集しようと試みる。実装しているメモリが64MBであまりにも足りないのだろう、20分程度のクリップを編集している途上で何度もMSPがお亡くなりになりその度に歯がみする。メモリ足さねば。とりあえず1作業毎にセーブするようにする。しかし、やはり、音のカレントポジションが分かりくいので(1フレーム単位での精密なポジション)、映像と音のシンクロが非常に取りにくい。これじゃあ使い物にならないかも・・・。しかし、慣れたPremiereでやろうとすると、DVコーデックで保存しようとした途端、何の警告もなしに、強制終了されてしまうのでPremiereはまるで使いものにならず。MSPで以前作ったビデオクリップは作成できるが(さすがに1/16VGAと720×480のDV−元がVHS3倍の編集だけど−とでは解像度はもの凄い差になる)、最初にこれを作ったときにPremiereでやったような、試行錯誤しつつ作成ってのはちょっとムリっぽい。MSPのサポート(カノープスの専用ダイアル、こっちは一撃でつながる)にも電話したのだが、これも仕様のようである。
 んで、このMediaStudioProの問題。MSPも5.2へアップグレードファイルが公開されているのだが、ダウンロードしてインストールすると、起動は出来るのだが、編集のプレビューでの音声がおかしくなる。もー、何が何だか・・・。 こんなオマケじゃなくて、Premiere5をちゃんと買おっかな・・・。
 うーん、結局問題解決できないまま積み残した課題が多いなあ・・・。やれやれだ。
 NHK教育で、午後10時からやっていた高柳健次郎(初めて「イ」の字をブラウン管に映し出すことに成功した人)のテレビ開発のお話。初期の機械式の撮影装置の再現がされていたが、仕組みが初めてよく分かった。動作しているのを見ると実に即物的でわかりやすい。これは面白い仕掛けだなあ。


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