1999/03/30(火) ■夢の自動CMカット を試す。 詳細はいずれ。要するにPC上のソフトで、一時停止・解除の信号を送る時刻を指定し、そのソフトでPCと接続した学習リモコンを動作させ、ビデオデッキをコントロールして無人でもCMカットするという仕組み。CMをカットする時刻を把握するのがちょっと手間であったが、何とか上手く行くようである。明日からは本当に無人で稼働させることにする。 前はクロッサム2+とPCを接続するケーブルに問題があって運用できなかったのだが、いざ運用してみると、今の問題はむしろPCの方で、PCの時計の精度が妙に悪いのだ。1日3,4秒程度遅れてしまう。マシンの電源を落としているときはまだ良いのだが、立ち上げているときは特に大幅に時計が遅れてしまうようだ。これでは、長期外出時の無人CMカットとしては使えないし、毎日エアチェックするものだと毎日時計を合わせる必要があり、煩雑なことこの上無い。 自作PCのマザーボードは、I WILLのXA-100で、割と安かったのだが、もしかしたら、高いマザーなら、内蔵時計ももっと正確なのかもなーなどと思う。さすがにそのためだけにマザーを買い換える気はないが・・・。 99/03/26(金) ■Palm/WorkPad ちょっと欲しくなってきて困る。Palm/WorkPadの魅力は、動作の高速さ、豊富な周辺機器。 高速性は、店頭で触った限りでは非常に高速で、入れているデータが多いせいかかなり速度がアレになってるザウポケに比べるといいなあなどと思う。文字入力はGrafittiは覚えるのがやや手間だが、慣れてしまえば恐らく殆ど誤認識なしで行けるだろうし。実際のスピードはともかく、とにかくサクサク書ける感があって気持ちよい。電源投入後の立ち上がりもザウポケよりかなり速いし。 周辺機器も、Go!社のキーボードや、富士通しなののSH-Keyキーボードなどは、他のどのPDAにもない、非常に実用度の高い周辺機器で、実際ほとんどこれだけのためにザウルスから転びかけていると言っても過言ではない。 そのSH-Keyキーボードは、シフト操作なしに入力可能らしい。1つのボタンに2つの音が割り当てられているが、本体に辞書を内蔵しており、その辞書に基づいて2つの音のいずれかが正しいかを判別するみたいだ。どんなもんなのか一回店頭で触りたいのだが、日本橋では電脳ウルフ館のショーケースの中にあるのを見ただけ。週末は日本橋探索だぁ。 しかし、これを買ってしまうと、ここ1,2年で購入PDAはCE1.1マシン、CE2.0マシン、ザウポケ、Palm/WorkPadとなり、我ながら非常に無定見にマシンを乗り捨てていて(^^;)、そういう点で躊躇いがあるのだ。お金もかかかるしねえ・・・。 ■謎の高速船 日本海で2隻の不審船が発見され、海上保安庁が追跡。追跡中、不審船はスピードを30ノット以上に上げたらしく、海上保安庁の船艇では追いつけないため(海上保安庁は、30ノット以上を出せる大型船艇を保有してない)、海上自衛隊の護衛艦にバトンタッチする。自衛隊の艦艇では、こんごう級イージス艦みょうこうを始め数隻及び対潜哨戒機P-3Cで追撃し、警告射撃、警告爆弾投下等、かなり強硬な手段に訴えるが、結局停船させることは出来ず。不審船は北朝鮮方面に逃走した、という数日前のニュース。 海上保安庁の巡視船、ちくぜん搭載の20ミリ多砲身機銃が警告射撃する映像を見る。曳光弾が暗い海に吸い込まれていく映像は、警告射撃とはいえ、いろんな意味でショッキングな映像であった。 実弾射撃!じえーたいではなく海上保安庁が!そんでもって20ミリ機銃(戦闘機に積んでいるのと同じタイプ)!しかも露天銃座から全手動で! ま、海上保安庁ではこの辺りの装備が限界なんだな、と思う。相手が丸腰ならこれでも圧倒的武力だろうが、ちょっとでも武装していた場合はかなり心許ない。これが警察力の範囲内ということだろうけどね。それにしても、この射手も、訓練でなく、実弾を射撃する羽目になるとは思わなかっただろうなあ。 護衛艦なら、この6倍以上の直径の砲弾を、装甲された全自動砲塔から打ち込むことが出来る。しかも、12cm単装砲は護衛艦では最も弱い部類に属する装備で、もっと強力な対艦ミサイルもある。 護衛艦の装備からすれば、止めるより撃沈しちまうのがはるかにたやすいのだが(っていうかそのための武装だから当たり前)、そうは行かないのが、現実の難しさであろう。 本当に命中させることができないのなら、警告射撃の意味がないとか、色々論点はあるが、一つ分からないなのは、どうして不審船が発覚したのかということ。パトロールしていてすぐに分かるほどあからさまに挙動不審だったのだろうか?漁船を装ったスパイ船を哨戒していて見破るなんて並大抵ではないと思うのだが。 やや、謀略の匂いもするけどなあ。こういう事件が起こって一体誰の得になるのか?とか考えるとさあ。もっとも、今の日本にはそれだけの実行力(というと誉め言葉にもなるから蛮勇・向こう見ずさ・無謀さ)のある組織−昔の関東軍みたいな−はないと思われるので、恐らくは某国のスパイ活動かそれに類した活動と見て間違いないとは思うけどね。 ちなみに、手元に、2年くらい前に買った海上保安庁・海上自衛隊の全艦船を載せたブックレット(各1冊)があり、この事件があって見直している。海保の巡視船は、半軍半民的なスタイルで、色も白に青の2色で、スマートだ。このスマートな巡視船と比べると、ネズミ色が基調の護衛艦のデザインは明らかにマッスルで凶暴。警察力と軍事力の、それぞれが醸し出す暴力の匂いの濃度の違い、というべきか。その護衛艦でも、帝国海軍の武装過多な重巡洋艦や駆逐艦に比べれば、大人しいもんだろうけど・・。 ■ソーテック Winbook Eagle/X ソーテックから、MobileCerelon266のXGAマシンが税別198000円にて。かなり俺的にストライクに近いが、Webでもう少し端子類の配置やキーボードとかをチェックしてからだな。Quatoroと筐体が同じだとすると、キーボードと赤外線接続がダメだが・・・。ちなみに、Webには、「赤外線接続は使い勝手を考えて左側面に配置」と誇らしげに書いてあるが、絶対使えないって左側面ぢゃ。まあ、赤外線の配置は妥協してもいいのだが、キーボードは妥協したくないなあ。 エプソンダイレクトのNT-800はかなり価格的にもいいし、こちらはキーボードも赤外線接続もこちらの要求通り。なのだが、webでの写真を見ると、どうも作りがちゃちっぽくて不安が残る。実物を見たいんだが、アキバにしか置いてないらしい。しかも、大好評につき(ま、そりゃそうだろう)、1ヶ月待ちらしいし。1ヶ月も待ってられないよなー。 ■ノートPC用HDDお掃除 2GB+2GBという構成なんだが、既に2GBは残り100MBを切った。OFFICE97を一度完全に殲滅しておくべきか。それで空き容量を確保して。職場の方がOFFICE97に移行してしまっているのに、未だに95なのは、ひとえに、WordBasicのため。VBA採用の97からは書き換えなきゃいけないらしいのだ。うう〜めんどいよう。 99/03/25(木) ■LANカード変更 メインノートに入れているLANカードを、TDKのものからCoregaのものに変更する。昨日夜プライベート環境での導入では、非常に珍しいことに一撃で認識稼働。PCカードはこうでなきゃなあ、こりゃ職場でもラクに行きそうとか思ったが、やはり甘かった。今までワークグループ名をプライベートのままでも社内LANに接続できたのに、カードを変えたらそれではネットワークを認識しないようになってしまった。ワークグループ名を変更する。うげ〜、マシンを立ち上げる毎にワークグループ名を変更しろとでも?と思ったが、寮でパーソナルLANに接続してみると、別に何ともなく認識される。何かよく分かってないな〜。 99/03/24(水) ■PCカードLANアダプタのコネクタぶっこわれ 出社して手慣れた手つきでACコードとLANカードとノートPCを机上にてセッティングし、いつものように電源を入れてWin98を立ち上げる。しかし、ネットワークに接続できない・・・。あら?昨日までは問題なく接続できてたのに、なぜ? 設定を確認したり色々試したが、結局、PCカードLANアダプタのカードとケーブルの端子部分がグラグラになっていて、カードの端子の物理的接触がおかしくなっているのが原因らしいことが分かる。カードに付いている確認用のLEDが点滅しているのが(通常は点滅はしない)、手でケーブルを持ち上げてみると点滅せずに常時点灯するようになるため。カードを外してノートPCをバックパックに入れて移動しているときに強い力がかかってしまい、壊れかかっているようだ。いつかこういうことをやらかすんじゃないかと思っていたが、とうとう壊れる日が来たか。取りあえず、セロテープにて強制的にコネクタ部を固定したら、ネットワーク接続できるようになった。が、何かの拍子に接触が悪くなることもあるので、486ノートに使っているCoregaのネットワークアダプタカードとトレードして、Coregaカードを常用することにする。TDKカード、さらば(プライベートでは使うが)。 それにしても、俺のメインノートPCはかなり満身創痍。PCカードスロットは1つ完全にイっちゃっているし、パームレスト部分の塗装は剥げ剥げで、今度は常用しているLANカードぶっこわれと。まあ、30ヶ月使用しているんだから、多少はやむを得ないとはいえ、ここまでボロボロになってまで使用するなんて俺って健気だじょ〜(っつーか単に貧乏なんだが)。 まーそれにしても、突然ネットワークに接続できなくなったときには、とうとうこのマシンともおさらばか〜と少し覚悟したです。エプソンのEndevorノートや、Let'sNoteのA44が一瞬脳裏に浮かんだよ(CD-ROM内蔵XGAマシンの良好キーボード品)。結局ノートPC本体の故障ではなかったが、何だか安心したような残念なような。ま、MebiusPJかFJのXGAバージョンが出るまでは・・・。っていうか、引っ越しも今年中にはせなばならんので、そうそうノートPCなんてものは買っていられないのだが。 99/03/23(火) ■Palm/WorkPad用片手キーボード が、アキバにお目見えしたらしい。18キーの特殊な配列で、片手だけで日本語入力可能というキーボード。富士通高見澤コンポーネント製で、DOS/Vマシン用に試作したのをPalm用に仕様変更して出すという話は前からあったのだが全然出なくて、どうなっちゃったんだろう、まあモバイル機器関係では、Psion日本語版とかの話も一向に進捗が出てこないし、それと同じでポシャっちゃったのかなと何となく思っていたのだが、WorkPad発売に合わせたのかここに来て本当に出た。う〜ん、ちょっと魅力的である。片手入力としては軽快・高速に入力できそうで。 このキーボードの写真を見て想像した使用法:母音はa, eは他の音とは共有せず独立キー、i, oは他子音と共有だが優先、uは他子音と共有かつ非優先。母音は他キーとの共有はないと思っていたが、共有による扱いにくさよりキー数を減らすことを重視したようだ。a/eとi/oとuで扱いが異なるのは、使用頻度の差によるものだろう。 基本的には、キー一つに2つの音を割り当てて、その切り替えは右側上部のシフトキーで行う。(シフトキー)子音+(シフトキー)母音というシークエンスでローマ字入力していくと思われる。子音についても、使用頻度でシフト要不要を振り分けたと思われる。スペースキーも右側にある。あと謎のキーが2つあるが、どうも単純なローマ字入力ではなく、内蔵辞書と組み合わせて入力するらしいので、その辺の操作用キーだろうか。 難点は、恐らく非常に頻発するシフト操作と変換操作を、負担能力の低い小指でしなくてはいけない(らしい)点か。なぜ、キー配置を左右逆にしなかったのだろうか。そうすれば負担能力が高い親指が打鍵を多く負担することになり、理に叶うのだが。まあ、使ってみないことには分からないことだけど・・・。 スピード的には、両手キーボード(ローマ字かな)の半分の速度も出ればなあと思う(比較的丁寧な手書き並)。以前、漢字仮名交じり文のロマカナ入力スピードを測ったときは、1秒につき1.8文字の入力ペースだったので、両手の半分の片手入力で、1秒につき0.9文字以上のスピードが出るのなら「買い」かなと見当をつける。ロマカナ入力は指の負担能力や左右のバランスを無視したかなり打ちにくい配列なので、片手とはいえ、ロマカナ入力のせめて半分のスピードは出ないと、恐らく「こんなモン使ってられねえ」といううざったい感が出てきてしまうと思われるからだ。誰か入力スピードがどの程度か測定してくれないだろうかねえ。 99/03/22(月)(祝) ■ベーエム車検終了 昨日受領。費用、交換部品等詳細はベーエム日記に。結局リアタイヤは充填剤で済ませる。200km/hとか出さなきゃ大丈夫だとのこと。リアタイヤ交換風景を見るが、ベーエムのリアタイヤは、実に簡単に外せるようだ(後輪中心部のカバーを外してねじ4つ外すだけでリアホイールが取れる)。 土曜日はベーエムが車検で手元になく使えなかったので、地下鉄を使う。と、ノーマイカーデー(毎月20日)で600円で一日乗車券が買える(通常は850円)。ノーマイカーデーって土日でも対象になるのね。意外。600円なら結構リーズナブルだよな〜。まあ、バイクに乗れるのであれば、バイクを使わねば損なのだが。 ■ジュンク堂 キタの堂島に関西一という大規模書店ジュンク堂が出来たので行ってみる。梅田旭屋書店近辺にベーエムを置いて、地下道を歩いて行ってみると、歩く歩く。「梅田地下オデッセイ」(by堀晃、ふ、古いかも・・・)とはよく言ったモンである。 着いてみると確かに広くて品揃えも豊富。延々と続く書架。窓際にはイスなんかがあったりして、じっくり読める。書店と言うより図書館っぽい。「昭和の軍閥」(中公新書)を探すが、やはりなかった。再版して欲しいなあ。同じ著者の「2・26事件」は増補改訂版が最近出ているのだが・・・。人が増えて混み出す前に退散。 ■ウンジャマラミー これは20日に購入。その日のうちに、1人プレイの最終面までクリアしてしまった。が、7時間以上拘束されたので、決してラクチンなクリアというわけではない。 前作で不満だった読み込みの遅さと、理不尽なリズム評価(画面通りに打っているのにBADやAWFULに落ちる)の2点は、際だって改善されていた。読み込みは、同じハードとは思えないくらい高速になりパラッパ比倍速〜3倍速くらいにはなっている。サクサク進めたのはこれも大きい。それと、パラッパで目立った、画面の指示通りに打っているのに評価されないという理不尽さはかなり後退し(パラッパ2面以降は画面のタイミングを微妙にズラしてボタンを打つ必要がしばしばあった)、最終面(第8面)以外は、ほぼ画面の指示通りやるだけでクリアできるようになっているので、その点でも楽だった(もっとも画面の指示通りではなくアドリブを入れるのがこのゲームの特徴だが)。この2点では予想外に良くなっていた。ただ、ムービーのドラマ部分は前作に比べるとストーリー性に乏しく、少し残念だった。 余談だが、ゲーム部分以外の画面・インターフェイスのデザインが、板チョコレートをモチーフにしたもので、長くやっていると胸焼けがしてきたのであった(^^;)。 99/03/19(金) ■49.7日 Windows98を49.7日連続で稼働するとバグが出る問題。取りあえずPC関連では今年最も笑わせていただいたニュースであるが(49.7時間連続でも危なっかしくて稼働させられないよ)、PCWatchにて、詳細が掲載されている。 それによると、内部タイマがミリ秒単位で32ビットで処理されており、32ビットで表せる数が2^32=4294967296なので、これが、4294967.296秒、71582.78827分、1193.046471時間、49.71026963日に相当、ということで、内部タイマが32ビット一杯になるとおかしくなるという、桁あふれ処理失敗・2000年問題ライクなバグらしい。なるほど〜。 確かに特異点であるので、チェック必要な部分だと思うし、こんなバグが今になって出てくること自体おかしいっていえばおかしい(まあ、現実にこの問題が表面化する確率は恐ろしく低いとは思うが・・・)。やっぱWin98は所詮はPC向けのOSに過ぎないということだね。 99/03/17(水) ■インターネットビューカム シャープが、圧縮コーデックとしてMPEG-4を採用、32MBスマートメディアで1時間動画録画可能なデジタルビデオカメラVN-EZ1を発表(→ニュースリリース、→スタパ斉藤氏の物欲全開レビュー)。シャープのデジカメでは、初めてスマートメディアに対応、しかもシリアル、パラレル、USB、赤外線(TranPとか)などの、PCとカメラの直接接続手段は一切なし、スマートメディアを通じた間接接続のみとなる。ビデオ出力もなし。家電メーカー製品としては思い切ったコンセプトで、事実上PCユーザーのみを対象、かなり割り切った。その代わり、価格は6万円と破格(実売は5万を切るとか)。 ここ最近のシャープ製としては、久々に「シャープらしさ」が色濃く出た商品とも言える。製品化は先行したが、売れなければそれまで、売れればすぐに他社から追随されそう−ビデオ端子・PC接続端子を付ける、コンパクトフラッシュに対応するなど接続方面のリファインはワシでもすぐに思いつく−で、辛いところだのう。 それにしても160×120ドットとはいえ、たった32MBぽっちで1時間録画可能というMPEG-4の圧縮率の高さに慄然。ビデオというより、デジタルオーディオMP3の64kbps並である・・・。ただ、1時間録画モードの画質はあまり期待できそうにないが。あと、VGAデジカメとしても使用できる。 ま、個人的にはさほどそそられる商品ではないが(既にDVカム持ってるしねえ。ビデオメールなんて送る相手いねえし(T_T)、送るんであってもDVで撮ってそれをPCでMPEG-4化というのを選ぶし)、未来が垣間見えるという意味ではかなり興味深い商品。撮影モードによってかなり記録可能時間が異なるが、実際の画質・コマ落ち・音質がどの程度かも気になるところ。160×120・15fpsの表現力は実は意外と侮れないのだが。4月27日発売。 99/03/16(火) ■スタイル変更効果 この形式だと、ムリに1センテンスでまとめなくてもてきとーに書けるので楽なのに気がつく(^^;)。 99/03/15(月) どーも、最近くどくど書くよーになって1センテンスがやたらと長くなって、何だか読みにくいので、スタイルを少し変更します。新年度ともうすぐWeb開設1年ということでキリも良いので、4月から変えようかとは思ってたんだけど、まあ、先行実験、という意味もありで。 ついでに、一目で日付の分け目が分かるように、日付とセンテンス見出しの■をカラーで表記。以下のような規則で。フォントタグはIMEにも学習済み(^^;)。 ■Palm-size CEマシン カシオからPalm-sizeタイプのカラーCEマシン、Cassiopeia E-500出る。メモリがついにデフォで32MB搭載。一体その何処が"Palm-size PC"なんじゃあ、て思っちゃうよ、486SXマシンを11.4MBで、あるいは、486DX4マシンを24MBでメインPCとして使ってた人間からすると。もっとも、CEマシンは、前にも書いたけど、メモリとストレージを同じメモリでやってしまうというアクロバティックなメモリ・ファイル管理をしているので、PCでいう「32MBメモリ」とは意味合いがかなり違うけど。 特に気になるのはステレオでMP3再生可能ということ(モノラルで可能というなら前からあった)。PCとの親和性はRioよりもかなり高いだろうし、容量の限界も高いので、MP3プレーヤーとしても魅力的だ。128MBのコンパクトフラッシュとかが出れば−出始めは途方もない値段だろうがまあ数年で出る−、64kbpsなら4時間分のデジタル音楽がポケットに入る大きさで持ち歩けることになる。ただ価格は10万円近い。使いやすいとはいえ、MP3プレーヤーとしてはあまりに高額か。 それにしても、カシオなのに、CPUはMIPSのVRなんだねえ、Palm-sizeタイプのモノは。キーボードタイプのカシオペアのCPUはSHなので、キーボードタイプのカシオペアとPalmタイプのカシオペアを持っている人は、同じOS・同じメーカー品なのにソフトの融通が出来ないという理不尽な目にあってる筈。 99/03/11(木) ザウルスアイゲッティ、発表。結構安いなーこれ。内蔵機能は落としたが、携帯・PHSにフル対応したザウルスって感じで、新規ユーザー獲得を狙っているようだが、実はMI-106(モデムなしモノクロザウルス)からの乗り換えにはピッタリかも。PHSや携帯電話からしかネット接続できないようだが、考えているのは出先でのWEBブラウズ、メール送受信なので、個人的にはこれで全く問題はない。現物を早く見たいね(モックアップは某所で見たのだが・・・)。 99/03/10(水) クロッサム2+用ケーブルようやくショップに届くので取りに行く。ようやくこれで、 DVカメラによる無人録画が出来るわい。 試しにPCと接続して使ってみたところ、問題なく動作する。やはりケーブルが悪かったのだ。本来ならクレームモノだが、たかだか3k円程度のものに目くじらを立てるのも面倒なので、何もしないでおこう・・・。 ノートPCについて。前から、どうしてエンターキーが小さくて、エンターキーの右横にさらにhomeキーなどのキーがあるよーなモデルの方がむしろ売れているのか、というか、一向に使いやすく改まらないのかという疑問を持っていたのだが、若干解けた(根本的には、それほどキーボードがマシン選択の際に重視されていないというのはあるが、それ以外で)。英語環境ではエンターキーの使用頻度が日本語に比べると低いため、エンターキーを打ちやすく大きくしようとするインセンティブが働きにくいようなのだ。英語の文章入力においては、エンターキーは改行キー以上の意味はないので、改行するときにしかエンターキーは使わない。しかし、日本語の文章入力では、改行に加えて、漢字確定の際に押す必要があるため、英語環境よりも使用頻度は高い。文章入力の場面でエンターキーを使用する頻度は、英語環境では日本語の数分の一ではないだろうか。したがって、英語環境においては、エンターキーが打鍵しにくくても、全体的な操作性への影響は少ないことになり、エンターキー改善のインセンティブが弱い。で、その影響で、日本語キーボードでもエンターキーが一向に改善されない、とゆーことなんではなかろうかと。 実際、東芝、コンパックは、ワタクシ評価では「打ちにくいキーボード採用メーカー」なんだが、にもかかわらず、米国でノートPCシェアの1位、2位となっているのは、その辺りも影響しているであろう。うーん、A4クラスのマシンでは、東芝やコンパックや日電や富士通(の大部分)のマシンはキーボードだけで購入対象外になってしまうのだが、これはいくら待っても改まらないかもなー(実際改まっていないし)。 最近流行のB5薄型銀パソは、各メーカーとも、キーボードはA4とは異なり、ラージエンターキーを採用しているので、こちらを選ぶんであれば東芝のリブSSとか対象には入ってくるんだが・・・。いかんせん、液晶がXGAという一方の要求があって、ほとんどの銀パソは対象外となってしまうのである・・・。 また、モバイルK6-2Pを採用しているメーカーが、この対象外の東芝とコンパックだけというのも痛いところだ(コンパックのK6モデルの日本版はないようだが)。個人的に言えば、お仕事マシンとしてはペンIIはオーバースペックでハナから眼中にないし、Cerelonとの比較で言えば、整数演算が速い上、ベースクロックが高速なK6-2Pの方がパフォーマンス的に上(ビジネスアプリに限れば)なので、CPUがモバイルK6-2Pがベストな選択なのだが・・・。IBMが600シリーズかi1400シリーズくらいで採用してくれると選択肢に入るんだがなあ。 いずれにせよ、今のところは、自作PCに注力しているため、今のノートマシンをリプレースする気はあまりないだけど。ただ、当然、全く不満がないわけではなく(購入2年半突破目前、目標の30ヶ月使用は達成確実ってマシンだからなあ)、仕事で特許庁のWebから公報を出力する際に、プリンタにデータを渡す処理が凄く遅いといった問題が表面化している。これは、多分CPUの遅さがもろに出てしまっているためで(無印ペンチ133MHz、ああ今となってはなんと貧相なことよ)、1枚印字するのに7〜8秒は返ってこなくなる(職場のMMX233マシンなら殆ど遅滞なくできる)。が、仕事で使っている限りは、それ以外はさして不満はないので、特にリプレースへの欲求が高いわけではない。前にも書いたけど、実際の購入時−半年とか1年後とか−までに、可能な限り購入対象マシンが増えて欲しい(型落ち・中古含め)ということで、XGAだラージエンターキーだK6-2だと希望スペックを言っているだけ。 しかし、486DX2(50MHz)のVGAノートに耐え続け、最近、初代TP560にリプレースしたという元麻布氏って凄いなあと思う(記事はここ)。よくもまあ486DX2マシンを我慢し続けたモノだ、とその忍耐力に驚く。 ワタクシの場合、DELLの486DX4(100MHz)マシンだったが、あまりの使えなさにギブアップしたのは2年半も前である。2年半って言えば、PC業界ではものスゴイ昔のことになるわけでね。もっとも、使えなくなった主因はプロセッサとかの処理能力系の問題ではなく、液晶画面の汚さ・狭さだったし、今みたいに自作PCのバックアップもなく、ノートPCをメインマシンにしていたので余計にスペック不足が身にしみたというPC環境の違いもあるけど。また、ワタクシのDELLマシンも、お仕事専用マシンとして、外部モニタに接続して職場に常駐でもさせていたら、今でも全然使えないというわけでもなさそうではあるが・・・。 まあ、それにしても、486DX2マシンでも発売当初は40万内外していた筈であり、それを全ての面でかなり上回るマシンが今や10万円しないとはねえ。もっとも、長期間486DX2マシンを堪え忍んだ忍耐と引き替えだから、それを考慮すると単純に「得した」とも断言は出来ないか・・・。 99/03/08(月) キューブリック監督死去。何と言ってもこの人は「2001年宇宙の旅」を世に送り出すという非常に大きな業績を残した人であり、その1点だけでも偉大なクリエイターだった。そのくらい、この映画の影響力の大きさ・深さは途方もなく大きく、単一の作品として、これほど後に多大な影響を与えた作品というのは非常に珍しいのではないだろうか。娯楽作品と言うにはあまりに難解な印象を与える内容で(特に後半は今もってミステリアス)、公開当時は全く当たらなかった映画だが、月日を経ても古びることなく、各方面に甚大な影響を与え続けた。「映画の力」を端的に示す、映画史に残る傑作であった。久々に「2001年」見たくなる。キューブリック監督は現実の2001年を見ることなく世を去ってしまったが・・・。合掌。 99/03/06(土) 久々にベーエムの話題でベーエム日記更新。が、楽しいことに非ず。あーもう・・・。 日本橋でWorkPadを触る。ああ、こういう風に日本語を入力するのか(独特の略英文字−Graffiti文字とかいうらしい−でローマ字入力し、変換する)。慣れるまで少し大変そうだが、慣れればそれなりに良さそうだ。スペース、デリートなどは特殊記号入力的な操作だが、認識率は非常に高い。ザウルスの半角スペースの入れにくさとか考えると、ちょっと羨ましくさえある。あと、動作がきびきびしていているのも好ましい。 が、ごくフツーの、コンピュータのコの字もわかんねえような、おじさんおばさんが使うとするとどうだろうか。英字と数字の入力欄を分けている。文字も独特。覚えるのは大変。数字と英字を切り替えるのが面倒。敷居はかなり高いぞ。が、入力した文字はかなり正確に確実にマシンに入る。敷居は高いが、一定のレベルに到達すれば、それほどストレス無く使えるんではないだろうか。入力するまでに人間にある程度の判断を要求するが、その分誤認識は少ない。 一方、日本のPDAの代表格、ザウルスは敷居は低い。何しろ崩した漢字すら認識してくれるのだ。単に文字認識エンジンの高級さ低級さを比較するなら、人間様に特殊な文字入力を要求するWorkPadなんざ外道だろう。ザウルスはおじさんに優しい機械である。ところが、半角スペースとかカンマなどが手書きでは非常に入れにくい。ひらがなを入れたつもりが、数字やアルファベットやギリシャ文字として認識され、10以上上がる候補にも出てこないこともしばしばある。日本語英語入り交じる文書を書こうとするるとかなり面倒だ。敷居は低く、入力するときも普段の手書き感覚で、同じ枠で英語・日本語・数字関係なく書けるんだが、書いた後に、ユーザーに選択肢を提示したり、書き直しを要求することになる。 書く前にユーザーに選択させるか、書いた後に選択させるかの違いと言える。WorkPadは書く以前にユーザーの頭の中にGraffiti文字が入っていなければ話にならない。ザウルスは、自然言語である日本語が書ければ入力はできる(ただし、「平仮名・片仮名は小さめに書いた方が認識率が良い」とかザウルス特有の癖はあるが・・・)。WorkPadは数字は別枠で書く必要があり、入力する前に書く場所を選択する必要がある。ザウルスは数字も英語も日本語もどれも同枠で書けばよい。ただし、その分ザウルスは誤認識の確率が高いし、反応も遅い(例えば漢数字の二とカタカナの二と記号の=を認識させようというのだからある程度機械に負担がかかるのでやむを得ないとも言える)。 どちらが優れている、ということではなく、やはりこれは人それぞれということになってしまうかな。が、一般的に言えば、とにかく物事を覚えたがらないフツーの人にとっては、WorkPadの方向性はやや受け入れにくく、WorkPadもそこそこは売れるだろうけど、結局はマニアのモノにとどまるであろうと考えている。WorkPadのIMEが使えるモンであれば、ワタクシ向きかもなーとか思ったりしないでもない。 が、いずれにせよWorkPadは高い(5万円くらい)。ストレージ容量(フラッシュメモリ)がたったの2MBしかないとか(PCのビデオメモリでも今はこの数倍はあるぜ。この5倍は欲しいところ)、もっと致命的なことには増設もできないみたいとかがちょっとダメだ。今の内容では、2万円以下なら買っても良いけど・・・って感じだなあ。 99/03/05(金) IBMとDellの提携のニュース。コンピュータ業界の最老舗と、直販PCメーカーの草分け・最大手という、ハードウェアではかなり大きな提携。取引規模も7年間で2兆円だとか。うーん、日本の金融業界でいえば、三菱銀行と、東京銀行の合併みたいな感じかな(イメージはね)。んで、今後はIBMはリスクの少ないOEM供給に徹するのではないかという観測がある。DellブランドのついたThinkPadていうか、ThinkPadは無くなってLatitudeになるの?とか興味はつきないが、やはりそろそろPCメーカーってあまりにも利幅が薄くて商いにならない時代になりつつあるってことなのかもなあ・・・。 99/03/04(木) メビウスPJ、新製品発表(PC-PJ2)。いよいよPJもXGAか?と思ったら、CPUがモバイルペンII266になり、液晶が改良されたSVGAモデルで、ちょ〜落胆(落胆のあまり文体もヘンに)。モバイルペンIIなんざいらねえ、画質も現状のままでいい、欲しいのはXGA!XGA!!なぜそれがわからんのだ〜!?(絶叫) どうせ今すぐ買う余裕なんかないんだが、半年くらい後に、薄型ノートのXGAモデルの型落ち・中古を15万くらいで買いたたいてやろうとか思っているので、この時期にはもっとXGAモデルが増えてくれないと、選択肢が増えないではないか〜。まったくもう、バカ!(←自己中この上なし)。まあでも、PC-PJ2は冷却ファンを無くしたようで(放熱板で対応)、改良点もあり、XGAにこだわらないんであれば良いマシンなんではあるが・・・。残念だなあ・・・。 99/03/03(水) 次世代プレステ発表。かなりスゴイスペック。特にUSBとIEEE1394対応というのは、もしPC用のUSB・IEEE1394機器とかを使える(当然それが狙い目だろうが)のであれば事によると大変なことになりそう(外部ストレージが使えることになる。ここでも言っているゲーム機の大容量HDD対応がようやく実現するか?)。高解像度モニタ対応というのも将来を見ている。こういうのを見ると、少なくともインターネット端末兼用ゲームマシンは出来るわけで、これだけをしたいのならPCはそろそろオーバースペックという時代になっているのかも知れない。 ただ、テレビ報道では次世代プレステの価格は5万円程度とされていたが、特に米国では、既に399ドルPCなんてものが現実に出ているのを考えるとね。むしろPCの方が安いじゃない(^^;)。 日本でも来年辺りにはPC5万円時代になる可能性もあるなーと最近思う。もう半ばなっているのかもしれないけど。ただし、米国と異なって通信費の高い日本では、まだまだE-MAIL/BROWSINGマシン専用機というものの認知度が低く、ハイエンド指向の高い消費者の傾向を考えても、すぐにそうなる可能性も低いかもしれない。ただ、実際には今の399ドルパソコン(K6-2/300、メモリ32MB、HDD3.2GB)ではEメール、ネットブラウズ程度の使用で際だった不自由を感じるケースはほとんどないと考えられるので、可能性としては考慮できる。ネットPCとか、WEBTVとか色々あったけど、結局、4〜5万円の超低価格コミュニケーションツールとして爆発的普及というシナリオがかなり現実味を帯びてきたのではなかろうか。と最近思う。 99/03/02(火) 日経BIZに、K6-III(400MHz)の3DNow!命令に対応した演算性能は、500MHzペンIIIのFPU演算性能の約1.8倍弱と非常に高速であるという記事(記事ではセンセーショナルにペンIII885MHz相当と書いてあるが、単にこれは動作周波数に比例して割り出した数値で、このレベルのクロック周波数を予定している0.18ミクロンルール採用のCoppermineであればそういうことはない筈だが)。本当だとすると、K6-IIIになって、L2キャッシュ内蔵以外にも演算周りが相当改良されたようである。K6-2の最弱点だった浮動小数点演算も、3DNow!に対応したソフトであれば、弱点ではなくなることになる。また、浮動小数点演算以外に関しては、以前から、AMDのプロセッサはインテルよりも優れているという評価も高いので、もしかすると、K6-IIIってここ数ヶ月に限って言えば(価格能力比的にではなく絶対的に)インテルCPUより上なんでは・・・(ただ高クロック化が難しいらしいので、将来性はまるでないが)。実に興味深い。 ただし、CNETのコラムでは、ペンIIIのKNI(って覚えたばかりなのに名前が変わっちゃってもう・・・)により、パフォーマンスが70%近く向上したとの情報もあるので、速断は出来ないが。 と、インテルに対抗するチャレンジャーとしては今のAMDって史上最強なんではないかとゆー状況なわけだけども、肝心のK6-IIIの実物が市場にないんじゃなあ・・・。まさに画餅。 |