つえだ〜のノートPC遍歴

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Written on June 22, 1999(自作機スペック修正:2000/01/14、自作機スペック・ノートPC新調:2002/08/31、ノートPC新調:2009/06/04)

 歴代ノートマシンの紹介です。マシンに歴史ありってな・・・。
 LAN上でのマシン個体特定のために名前を付けています。マシン名称の由来はヒ・ミ・ツ(^^;)。尚、他にPDA数種(ザウルス、Palmマシン、WindowsCEマシン)と、自作のデスクトップマシン(Duron/600MHz、メモリ320MB、HDD ATA13.5GB+6.4GB、DVキャプチャカード「DVRaptor」実装)も稼働してます(クロックアップとか「濃い」ことはしてません。ごくノーマルな自作機です)。

Angie01

導入月1995年1月
メーカー・モデル名DELL Latitude 4100C
CPU(クロック)Intel 486DX4(100MHz)
実装メインメモリ(デフォルト)24MB(8MB)
実装HDD(デフォルト)810MB(540MB)
ディスプレイ9.6 DSTN VGA
CD-ROM無し
モデム無し

コメント:
 初めてのノートPCでした。Windows3.1環境下で、メインメモリを4MB増設(8MB→12MB)したときの劇的なパフォーマンスアップは今でも忘れません。今や、搭載メモリは64〜128MBが常識のようになってしまい、4MBなんてミクロの単位になってしまいましたが・・。
 HDDクラッシュしたのですが、その頃は日本橋でも2.5inchのベアドライブは簡単には手に入らず(あっても高かった)、NECの98ノート用のIDEドライブをバラして使ったりしました。
 ポインティングデバイスはトラックボールで、今でもこのトラックボールが一番シックリきます。
 液晶がDSTN/VGAだったのがどうしようもなく、液晶は良いものを選ぶべきという戦訓を得たのでした(もっとも、このマシンを買った当時は、TFTというだけでDSTNモデルとは10万円近い差があるのが普通で、TFTモデルを選ぼうにもあまりに高価で選べなかったのですが・・・)。

Angie02

導入月1996年9月
メーカー・モデル名シャープ メビウスノートMN-7230
CPU(クロック)クラシックペンティアム(133MHz)
実装メインメモリ(デフォルト)56MB(24MB)
実装HDD(デフォルト)4.2GB(1.44GB)
ディスプレイ12.1 TFT XGA
CD-ROM6倍速内蔵
モデム22.8K

コメント:
 メモリはリミットまで増設、HDDもデフォの1.44GBから4.2GBに換装しましたので、パフォーマンス的にはさほど不満はなかったのですが、とにかく筐体が脆いのには参りました(ひび割れ、塗装剥げ、PCカードスロット保護用プラスチックカバー欠落など)。
 Angie01のDSTN液晶に閉口していた後だったので、可能な限り液晶パネルが良いものをという観点もあって選んだのですが、2年半以上経って買った現行のマシンLoranよりも液晶の画質が良いのにはさすがにちょっと驚きました。「液晶のシャープ」は伊達じゃないです。
 約2年8ヶ月使ってましたが、CD-ROMドライブがお亡くなりになったのを契機に、マシンを更新しました。
 引退させてからは、プラモ用の水性塗料で塗装剥げた部分を塗ってます。これ、剥げたままにしておくと冬場は静電気がビシバシ走るのですよ。チャロン(1)対戦筐体ライクっすね(^^;)。

Loran

導入月1999年6月
メーカー・モデル名IBM ThinkPad600E(3JJ)
CPU(クロック)モバイルペンティアムII(300MHz)
実装メインメモリ(デフォルト)128MB(64MB)
実装HDD(デフォルト)10GB(4.0GB)
ディスプレイ13.3 TFT XGA
CD-ROM20倍速内蔵
モデム56K(V.90)

コメント:
 TP600シリーズは、出た当初から「いいなあ欲しいなあ」と憧れていたマシンでしたが、ネットで知ったショップから、かなり安く入手することが出来ました(税込み26.25万円。現金一括ですがiシリーズみたいな値段・・・)。タイミング的にはもう少し待ちたかったのですが・・・(Win98の2nd Editionがプレインストールされていた方が好ましいと思われるので)。
 概論的に言えば、今は30万円以下で納得できるパフォーマンスのマシンが買えるようになって、ノートPCも安くなったもんだなあと思います(Angie01, 02はいずれも45万円程度しました・・・)。まあ、デスクトップに比べればまだまだお高いですが、次にノートPCを買うとき(多分2年以上後)は、その時のこのクラスのマシン(ミッドレンジ上部)も20万円以下にはなっていることでしょう。
 軽くて薄くて静かで熱くない、クールでスマートなヤツです。思った通り、キーボードが大きさ・配列ともに素晴らしく、これだけでも選んだ価値があったと思っています。ヘビーに使えば使うほど、良さが実感できるマシンです。
 ただ、内蔵モデムが、通信回線の状態がちょっと悪い程度で接続を維持できなくなるセンシチブなヤツなのが困りもの。DSPらしいのですが、あまり良くないなあ・・・。これならモデムのないThinkPad390Eでも良かったのかも・・・とかちょっと思ってますが、それ以外は満足してます。あとは、このマシンで何をするのか・・・が問題ですな(^^;)。

Loran2

導入月2002年8月
メーカー・モデル名IBM ThinkPad X22(75J)
CPU(クロック)低電圧モバイルペンティアムIII(733MHz)
実装メインメモリ(デフォルト)256MB(128MB)
実装HDD(デフォルト)15GB
ディスプレイ12.1 TFT XGA
CD-ROMなし
モデム56K(V.90)
その他Ehternetポート、IEEE1394ポートあり

コメント:
 世紀とミレニアムの変わり目を乗り切った600Eの後継機として購入。600Eは上でも想定した2年はとうに過ぎ、4年目に突入し、もういいじゃろうということで。
 もう一つ、JVCのinterlinkにも魅力を感じてましたが、やはりキーボードに打ちにくさを感じたことや、全体の堅牢感・信頼性・実績を取りました。ただ、interlinkはポインティングデバイスにTrackPointを採用したのは最大限に評価したいですな。それにしても、このままだと当分ThinkPad以外のノートPCは使えなさそう。
 Xシリーズはセグメントとしては非常に微妙なところにあり、現行シリーズは価格から言ってあまり魅力のあるマシンではないのだけど(Sシリーズがなくなったのも個人ユーザーとしては痛いところ)、型遅れとはいえ新品で税込み15.5万円という価格には負けました。現時点では破格です。CD-ROMがないとはいえ、安くなったよなー。ショルダーバッグのストラップが肩に食い込む600Eの重さ・大きさにウンザリし(特に自転車通勤を初めてから負荷を強く感じるようになった)、何か周辺機器も上手くつながんなくなっているしっつーことで。
 初めてのWinNT系OSで色々と戸惑ってます(^^;)。

Loran3

導入月2007年5月
メーカー・モデル名lenovo ThinkPad T43
CPU(クロック)ペンティアムM760(2GHz)
実装メインメモリ(デフォルト)512MB
実装HDD(デフォルト)40GB
ディスプレイ14.1 TFT SXGA+
光学ドライブコンボドライブ
無線LAN内蔵
その他Expressカード対応・ATI Mobility Radeon X300

コメント:
 X22のHDDを水濡れ事故でお釈迦にしかけ、データは吸い出して半年ほど自作PCのみで乗り切ってましたが、やはりノートPCがない不便を感じていたところ、中古で9.5万ほどというリーズナブルさに負けて購入しました。
 SXGA+は実に広大で、XPマシンとしては能力にいささかの不足も感じれられず、ちょっとファンが耳障りなこと以外は特に不満もなく快適に使えていましたが、購入から半年ほど経った年末のある日に、サスペンドから一向に復帰せず沈黙したままに。すぐに修理に出したところ、12万円近い非現実的な見積もりがきたので修理を断念しました。
 中古の怖さを身を以て知りました。

Loran4

導入月2008年1月
メーカー・モデル名lenovo ThinkPad R61(8932-A16)
CPU(クロック)Core2DuoT7100(1.8GHz)
実装メインメモリ(デフォルト)1GB(512MB)
実装HDD(デフォルト)80GB
ディスプレイ15.4 TFT WSXGA+
光学ドライブコンボドライブ
無線LAN内蔵
その他Expressカード対応・指紋認証・CentrinoDuo

コメント:
 T43の突然死で半月ほど自作PCでがんばっていましたが、やはり不便だし、どうもノートPCがないと落ち着かないという性分になっているようで、年始の休みに購入しました。これまでに購入したノートPCの中では、最も廉価(9万円)ですが、大きさ重さは最大ではないかと思います・・・。生涯で初めてのデュアルコアCPUマシンです。
 今回は新品だし、故障補償も付けたので、壊れても長く使って行きたいと思います。
 R61購入の翌月にEeePCを購入し、EeePCのデフォルトメモリ512MBを1GBに換えたのですが、メモリの仕様がR61と共通だったため、その512MBをR61に入れてメモリ1GBに増量しました。

Loran5

導入月2009年6月
メーカー・モデル名lenovo ThinkPad X200s(7465CTO)
CPU(クロック)Core2Duo SL9400(1.86GHz)
実装メインメモリ(デフォルト)2GB(-)
実装HDD(デフォルト)64GB SSD
ディスプレイ 12.1 TFT WXGA+(LEDバックライト)
光学ドライブなし
無線LAN内蔵
その他指紋認証、Bluetoothあり

コメント:
 お家ではR61、お外ではEeePC901という使い分けをしておりましたが、EeePCで1.何か動作が遅く、起動するのに何分もかかる(起動すればそれなりに快適に使えるのですが) 2.とにかくポインティングデバイスが最悪。TrackPointにオプティマイズされているこちらもいかんのだけど、それを考えても使いにくい などという問題があり正直あまり活用できず、外出時用の軽量ノートPCが欲しいなと思っておりました。
 Vaio TypeP、NECのUltraLight等、ネットブック系で軽くて良いのがあり、そちらも検討しました。他メーカーのは1kgを大きく切り圧倒的に軽いこと、TrackPointもどきのポインティングもついていること等の魅力がありましたが、重い代わりに筐体が堅牢、デュアルコアCPUを積んでいる割には動作時間が長い、ユーティリティの出来(特にバッテリの寸止め充電機能が)、最軽量モデルを選べば1kg切りは無理でも1.1kgにはなるといった理由でやっぱりThinkPadになりました。  X301かX200sかで迷いましたが、光学ドライブは別にUSBドライブを持ち歩けば良いと覚悟を決めて、それならばできるだけ軽くと考え、X200sのLEDバックライトモデルに。折よく、SSD搭載で値ごろ感のあるモデルがあり、13万円以上購入の場合に1.5万円引きというキャンペーンとの合わせ技で、12.7万円で購入できました。その代わり、到着まで2週間という「いくらCTOったっていまどきそれはどうだろう」という遅い納期に耐えなくてはいけなかったですが・・・。
 SSDはEeePC701/901で既に体験済みですが、恐らく今後は、HDD搭載のノートPCを買うことはないだろうとすら思います。XナンバーズはX22以来で久しぶりです。
 今更だけど、初めてのVistaマシンです。昔と違って今はNASに殆どのデータを置くようにしてますので、R61との2台体制で使っていこうと考えています。