過去の「徒然なるエッセイ」


11月25日〜12月04日

政治的無関心 投稿者:こーじ  投稿日:12月04日(木)01時10分46秒

最近固い話題が多い気がしますが、まだまだ続きます(笑)。

今日のテーマは「政治への無関心」。最近頓に多くなっていますよね、
政治に無関心な人。

しかし、無関心なままで良いのでしょうか?無理に関心を持てといっても、
無駄だし、強要すべきではないとは思います。だけど、少し考えて欲しいのは、
無関心であることも、ひとつの「政治への態度」であるということ。

たとえば、これからさらに金融関係の倒産などが相次ぎ、預金保険機構も
破綻し、もちろん国家財政も大赤字だから預金者に対して補償が出来ない
状態に陥ったとします。

この場合、政治に無関心な人たちは、決して政治家を攻められないと思うのです。
自分に関係する問題が起こったときだけ政治家のせいにするのはおかしいと
思うわけです。多くの国民が一時的な目先の利益ではなく、長期的な視野に立って
政治家を選んでいれば、そんな問題もクリアできたかもしれないからです。

無関心・関心のかかわりなく、様々な問題を政治家のせいにする人は多いです。
しかし、その政治家を選んできたのはどこのだれか?それは現在選挙権を持って
いる日本国民ではないでしょうか?自分たちが選んだくせに、問題が起こった
ときだけ政治家のせいにするのは、非常に無責任でしょう。

もちろん、様々な事情があって、どうしても入れたくない政治家に一票を
投じなければならない場面というのは、少なからずあるはずです。だけど、
そういう人に政治家を批判する権利はないと僕は思うのです。厳しいようだけど、
どんな事情にせよ、選んだからには、選んだ国民も責任を持つべきです。

僕の考えるに、政治家というのはやはり国民の鏡だと思うのです。つまり、
政治家の良識が低いというのは、選んだ国民の良識が低いんです。だって、
あれだけ問題を起こした元首相の竹下さんだって、地元に帰れば大歓迎を
受けるわけです、よく働いてくれているね、と。問題が起こるのは彼個人が
悪いのではなく、彼の地元の民衆の考えを反映しているに過ぎないと思うわけ
です。本当に竹下さん自身に問題があるのなら、選挙で落選するはず。問題が
起こっても当選し続けているのは、地元民の意識も彼の意識も同類だからでしょう。

それゆえ、政治を変えるには、政治家や政治制度、選挙制度をいくら変えても
あまり効果はないと思います。それよりも、国民の意識を変えないと、
どうしようもない気がするのです。そのためには、教育も変えていかなければ
なりません。画一教育が必ずしも悪いとは思いません。ただ、もう少し政治意識を
高めるような方法を教育の中に組み込む必要があるでしょう。そこから始めないと
政治はかわらないんじゃないかな、と思っています。


山一倒産のその後 投稿者:こーじ  投稿日:12月03日(水)02時11分45秒

山一証券の子会社である山一情報システム(SIS)、という会社があります。これが12/2の
日経新聞によると、EDS社に全従業員が引き受けら得ることになったそうです。これで
少しは従業員の再雇用問題が前進したようです。

ただ、SISにとって一概に良いことだとは思えないのです。EDSに入りたかったけど内定がとれずに
SISに入ったという人なら良いのでしょうけど(^^;。

なぜかというと、EDS社は日本においてアウトソーシング事業を強化しようとしているところで、
このSIS従業員の引き取りを申し出たわけです。ということは、SISの元社員は、アウトソーシングで
どんどん出向という形になる可能性が高いと思うのです。つまりEDS内部にとどまって出世していく
ことは難しいのではないか、ということです。

それに内部にいても、「元SIS」という目で見られることも考えられます。吸収合併というのは難しい
ものです。特に日本の企業の場合。終身雇用を前提にしている人が多いから。

さらに問題点として日経新聞によると、SISは新システムなどの設備によって400億円近くの
負債も持っているらしいです。これをどうするか。まだ解決できてないわけです。顧客企業との
信用の問題もあるだろうから、簡単にEDSに引き受けてもらうわけにもいかないだろうし。
前途は多難です。


新幹線新駅について 投稿者:こーじ  投稿日:12月03日(水)02時03分48秒

前に神奈川県の寒川町(茅ヶ崎の北に接している町です)に、新幹線の新駅が
作られることが決まりました。これによって、地域活性化などに貢献するだろうから、
喜ばしいことだ、みたいなことが新聞に書いてありました。

僕はそうは思えないのです。これが第二東名高速道路のインターチェンジなら
わかるのです。高速道路のインターなら、インター付近にレストランや娯楽施設など
が作られ、また運送会社が中継センターなどを設けたりして、町に税収入を増やす
ことにもなるからです。

しかし、新幹線の新駅を作っても、たぶん停まるのは小田原駅と同程度の1時間に2本程度。
しかも、寒川というのは現在相模線(全線単線)を使うしか電車での交通網がないですから、
乗り継ぎも良くない。だから、結局使うのは地元民か、相模線沿線の住民。しかも、あくまでも
新幹線への乗り継ぎとして寒川に行くのであって、寒川でお金を落とすような経済行為を
行うように思えないわけです。

一時的には新駅を作ることで建設業などが潤うでしょうが、長期的に見て、それほど経済効果がある
とは思えないのです。個人的には便利になるので新駅建設に反対なのではないのですけど(^^;。


創造力 投稿者:こーじ  投稿日:12月03日(水)00時44分02秒

オリックスの監督、仰木 彬さんの「勝てるには理由がある」という本の中に、
「直感とは経験の集積」という言葉があるそうです。

これを読んで、僕は「創造力とは、知識と経験の産物」だと思いました。新しいモノ、
アイディアを生み出すには、それなりに知識の蓄積が必要で、さらに様々な場所に
行き、様々な人たちと出会い、たくさんの刺激を受けることによって、初めて
可能になるのではないか、と思っています。なんか履歴書に書いたようなことだけど(笑)。

実際僕はそれを実行しているつもりです。だから、あまり刺激を受けない人たちとは
遊ばなくなりました。人間的にいい人で、遊んでいて楽しいつき合いでも、何も生み出さない
つき合いに時間を割くほど、時間が無限だなんて思えないのですよ。卒論のテーマである
「原子力行政」について勉強すればますます残された人生は短いのではないだろうか、
と思ってしまいます。

だから、ある人達には非常につき合いが悪い人間だと思われているでしょうし、逆に
僕がとっても刺激を受けると思っている人たちには非常につき合いが良い奴だ、
と思われています。

そうやって割り切ってつき合うことが良いことなのか、悪いことなのか、僕にとってはあまり
意味がないのです。良いか悪いかではなく、僕はこの生き方を選んだし、後悔もしていないし、
むしろ自信を持って生きているつもり。

だから、たぶんこれからもこういう生き方を続けるでしょう。周りになんと思われても、
他人の評価は気にしない人間だから。他人の評価ではなくて、自分による自分の評価しか
興味がないから(笑)。


そのまんまやんけ… 投稿者:こーじ  投稿日:12月01日(月)10時08分58秒

ちょっと驚いたこと。先日ぜみちょ、いそ、もりもりが遊びに来たときに
「テリー伊藤って、本名が案外”いとうてるお”だったりして」なんて
冗談で言っていました。


そしたら、彼の本名は、「伊藤輝夫」だったのです(爆)。しかも
日芸出身…。いやぁ、びっくりだぁ…。


郵政三事業民営化について 投稿者:こーじ  投稿日:12月01日(月)02時32分27秒

今日の写真は、一昨日の鍋オフ97'の模様です。もりもりがノートPCに向かっているところ。
見慣れた風景ですな(爆)。

と題名とは関係ない話題を一発入れたところで、本題。今読んでいる本が、小泉純一郎の
「小泉純一郎の暴論・青論」です。これに題名の事柄が当然のごとく(笑)、書いてあった
わけです。

僕自身は、小泉氏の考えに非常に共感できます。あれだけ既得利権が多い郵政三事業を
民営化しようとするのは当然ながら政治家として非常にリスキーなわけです。だから、
ホントは賛成したくても、様々な利益を考えると手を上げられない、という政治家は
少なくないと思うのです。それでも、敢えてその考えに固持している小泉氏は、
すごいと思います。

彼の考え方は非常にすっきりしていて、郵政省などの反論に対しても明快に
答えを出しています。たとえば、「信書の秘密」を維持するためには民間に
任せられない、という郵政省の反対に対して、「年末年始のはがき配達などに
大量に民間人のアルバイトを雇っておいて、民間に任せられないはないだろう」というのは
もっとも。

また、郵便局の中でも、一番数が多く、過疎の僻地にもある郵便局として、特定郵便局
というのがあります。これはその地域の素封家の力を借りて作った郵便局で、彼らが
選挙の際には集票マシンと化すのですが、彼らは公務員に準じる地位にあるが、
実際には国家公務員試験に受かっているわけではないのです。しかも、ひどいことに
世襲制だったりします。屋敷の軒先を貸して、変わりに局長の地位を手に入れているわけです。
ちょっとおかしくないですか?

特定郵便局の実状については、とある人(現役郵便局員)から聞いたことなので、
間違いはないでしょう。世襲制はひどい…。

郵政三事業を民営化することによって得られる株の利益が約10兆円、
それから30万人ちかくの公務員をリストラでき、かつ民間の銀行の
業務をこれまでのように圧迫することもなくなる、というのが小泉氏の
考え。

さらに言えば、年々上がっているはがきなどの料金も、競争原理が働いて
安くなることも考えられます。実現するのは、まだまだ抵抗が多くて難しいだろうけど、
是非実現して欲しいものです。


偽善行為 投稿者:こーじ  投稿日:11月30日(日)02時16分06秒

前から気になっていたことを一つ(最近短いor書いてないから、ここ)。

ボランティア活動などをしていると、「偽善っぽい」というような印象を持たれたりします。
募金などをするのも、なんだか偽善っぽくていや、という人もいます。

でも、僕はあえて「偽善」でいいじゃないか、と思うのです。なぜか。ボランティア活動を
する主体と、それを評価する第三者とが「偽善」と思っていても、ボランティアの本質には
関係ないから。つまり、ボランティアを受ける側が「善」行為として受け取ってくれるのなら、
ボランティアをした人が「偽善」でやっていようと、それを見ている第三者が「あいつの
やることは偽善だ」といっても、良いと思うのですよ。要は受け手に利益があるのなら、
「偽善」OKということ。

ボランティアで一番大事なのは、受け手側が利益を享受することなんだから。


ノートPCの再セットアップが… 投稿者:こーじ  投稿日:11月30日(日)02時11分45秒

うまくいかないんです、これが(T_T)。うまく周辺機器を認識してくれない…。
EpsonノートPCは問題なかったのに…。Thinkpadは難しいのか??

とりあえず明日にもう一回チャレンジしてみようと思っているのだけど。
だめならFDを友人から借りて、それでインストールだな…。


日光は 投稿者:こーじ  投稿日:11月28日(金)01時49分17秒

人が少なくて、景色がきれいでとてもすばらしかったです!

日光そのものには関係ないのだけど、ちょっと思ったこと。あるおみやげもの屋さんで
連れがお土産を買ったときに、「このままでいいですか?」と聞かれていました。

これって、客商売としてはまずい発言だと思ったわけです。「袋にお入れしましょうか?」
ならいいのだけど、おみやげをそのまま持って行かせようとするのは、まずいでしょう。
もちろん、過剰包装という考えもありますけど、デパートで買い物しているわけではないのだから、
最低限袋くらいは入れるか、それを聞くべきだと思ったのです。細かいことだけど。

ところで、今日の写真は、この間の日曜のRCCのオフにて。左がIBMの跡部さん、
右がKO大学のわたるさん。渋谷のとある飲み屋にて激写しました(笑)。


良い日〜旅立ち〜♪ 投稿者:こーじ  投稿日:11月25日(火)23時47分26秒

明日から日光に旅行に行ってきます。ちょっち寒いと思うけど、楽しみなのです。
露天風呂につかってのんびりしてこようと思っています。

ところで、今日久しぶりに早起きしたら(9時半)、下の部屋の人が引っ越していきました。
同棲していたみたいだけど、女性の方の姿が見えなかったし、雰囲気からして、別れて
引っ越すことになったような感じ。やはり同棲はいただけないなぁ。別れるたびに家を
引っ越すのはいやだし(^^;。

ちなみに現在隣の家も、空き家な感じだったんだけど、最近家の明かりがついているの。
でも、引っ越しの挨拶もないし…。どうなっているんだろう?ま、とにかく金曜に来る方々は、
夜は騒いでも文句は言われそうにない(隣の部屋に音が抜けることはほとんどなく、下の部屋は
空き家)から、楽しみにしててくださいな。


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