旗本ダイエット侍

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続 水惑星年代記

続 水惑星年代記
水惑星年代記 続 (2) [大石まさる]

最近、少年画報社の本を買うことが多いんですが、その一因が大石まさるです。
「みずいろ」で興味を持ち、「りんりんD・I・Y」でいいなあと思い、「泥棒猫」や「ピピンとピント★」のようなドタバタでは、ん?となったんですが、今やってる「水惑星年代記」はほんとに素敵。
この人のドタバタコメディものは、画面がごちゃごちゃしてとてもわかりにくくなるときがあるので、「ピント」をリアルタイムでおっかけてるときは「う〜ん・・・」という感じだったんですが、つい最近読み返してみると、そのドタバタの裏の設定とストーリーがようやくわかってきて、感激してます。
「水惑星年代記」シリーズも、これらの作品と同じ世界観のおはなしで、今回は昔懐かしいキャラがいろんなところに顔を出しているのが嬉しい。あくまでも「水惑星」のいつもの短編のひとつとして成立しているんだけど、どうじに「りんちゃん」シリーズの続き、という話もあったりする。ファンサービスというかファン泣かせというか・・・。
ちょととっつきにくいところはあるんだけど、今好きな作家の一人です。

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皇国の守護者


1巻が出たのが去年初めらしいので、ものすごく今更なんですけどね。ウルトラジャンプはまったく読まないので完全にノーチェックでした。4巻まで一気買い。まだ勢いに任せて読み終えたところだけど、情報量が多いのでなんども読み直して楽しめそう。

<皇国>の最北端領土に突如侵攻を開始した<帝国>。最初の会戦で大敗を喫した<皇国>主力を本土へ逃す時間を稼ぐため、剣虎兵第十一大隊わずか数百名は<帝国>大軍へ戦いを挑む。

若干ファンタジー設定の混ざった戦争漫画なのだけれど、そのハッタリの部分を無理なく読ませてしまうものがあると思います。ハッタリと言っても、現実の戦争でも何らかの科学的新兵器・新技術etcが同じような役割を果たしていることもありそうだしなあ。しかも撤退戦、さらにはゲリラ戦に近い地味な展開。それだけにヒューマンドラマとしても重くのしかかってきます。

ノベルズで刊行されている原作はもう9冊あるということだけど、どんな話になっているか非常に興味あるけど、怖くて手が出せない(笑) 
「とても成功した漫画化の例」と評されているだけに、イメージが一致しないということはなさそうだけど、きっと漫画版はまだ小説の最初の部分だけだろうし、そうでなくてもこの漫画4巻終えての展開がキツいのに、この先のどうなるやら知りたくないというか。
どうしてくれよう。

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惑星のさみだれ (2)


以前も紹介したことのある水上悟志の、ヤングキングアワーズ連載作品の2巻です。いやま、2巻が出たのはもうちょっと前なんだけど。最近は単行本が待ちきれずに、雑誌連載の方を見てまして、今月は展開がすごかった。

ちょうど単行本2巻までが物語のプロローグ。そして連載では第2幕が上がり新展開・・・のわりにはこのところイマイチ盛り上がらないなあ、という状況だったのですが、それは中だるみではなく、まさしく今号への助走でした。
いやあ、燃えるなあ。

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