Hawaii漫遊記


 社員旅行でハワイへ行った時の記録です。参考になれば、って何の?
<現在工事中>

2月2日
通常業務を4時頃終え、会社そばからバスで空港へ向かう。しんちゅう製のバックルのベルトをしているので空港での検査では必ずひっかかる。万歩計もだめだとは思わなかった。
飛行機内で観た映画は「ダブルジョパティ」。偽装殺人の犯人にされた主人公が殺したことにされた相手を探して殺すというサスペンスもの。地味な映画だ。
到着したのは朝の9時頃。市内観光を全員でしてホテルに着いたのは2時半。時差で眠いため少し休んでからダイヤモンドヘッドに行こうかと思ったが夜まで爆睡。
市内観光の途中で土産物やに寄った。そこで見つけたのが一見海の生き物のぬいぐるみに見える体を洗うときに使うスポンジ。結構大きい。ヒトデや亀等、何種類か買ってしまった。
夜9時半ごろにABCストアへ行き、食料を買う。
握るとふにゃふにゃなピカチュウの人形と耳かき、パイナップル型の皿洗い用スポンジを買う。
五十嵐君とホテルの電話機からインターネットにつなぐ努力をするが無駄に終わる。ホテルの電話機には横にデータ通信用のジャックがあり、パソコンにつなげる事自体は楽なのだが。

2月3日
朝8時に起床。風呂に入り直して食事に出る。ホテルのバイキングはいつも食べ過ぎる。食後に海岸まで散歩する。人工的なものかも知れないがきれいな砂浜だ。
ホノルル動物園へバスで行く。ホテル通りの横にある動物園だが割と大きく世界各地の動物が集められている。象に触れることが目的だったが、餌を与えることも出来て感激である。アフリカ産などの暑い国の生き物が多かったようだ。極楽鳥がいたのだがはっきり見えなかった。もっとも、足のある鳥など極楽鳥として認められんが。
記念に動物園オリジナルのピンバッチとコースターを買う。安上がりだ。
陸軍博物館へはホテルから歩いていく。海岸側にあり、昔の要塞が使い回されているため、屋上には巨大な砲塔がある。入り口脇には第2次大戦時の米軍と日本軍の軽戦車が展示されている。PRのためか入場料は無料。1910年代から朝鮮、ベトナム戦争辺りまでの武器や軍隊が紹介されている。
世界大戦時の資料は日本軍のものも多く、なかなか楽しめる。標的扱いされたりしているが。
ピンバッチを買う。日本では扱いの小さいピンバッチだが、アメリカではすっかり市場が定着しているようで、ここにもオリジナルのピンバッチが数多く安く売っている。2〜3ドルだ。日本だとどうしても5〜600円は覚悟しなくてはならないのだ。
3時過ぎにアラモアナショッピングセンターに行く。まず食事を済ませ店内を回る。ここで五十嵐君と別れる。この日はすでにかなり歩き回っていた上に、買い物で荷物が増えていくのはかなり苦痛だった。1眼レフとデジカメの2つのカメラにレンズを2本も持ち歩いていたため買った土産がなくても十分重いカバンなのだ。しかし10年前とも変わりなく巨大なショッピングセンターは観るところも多い。本屋、おもちゃや、ソフト屋と見たがMtGのカードは殆ど扱われていない。唯一ゲーム屋でバトルロイヤルが売っていただけだ。スポーツカード屋にもないし。しかし逆にすごい勢いなのがポケモン関係で、上記すべての店で何らかの商品を扱っている。特にカード屋では数十ドル〜500ドルの値が(日本語)カードに付いていた。コロコロの付録が20〜100ドル程度で結構驚く(もちろんミュウは別格だ)。ちなみに最高値が付いていたのは「〜のピカチュウ」と自分の名前を書き込むカードで500ドルである。コロコロの付録カードって結構持ってるんだよね。
幼児向けおもちゃ屋でアースボールとイカサマコインを買う。
本屋でポケモンのマンガとドリームキャストの雑誌を買う。コレクション関係の本売り場でMtG関係の本を探したが見つからなかった。その代わりポケモンカードの価格本やコレクション用の本が結構な種類出ている。
AVショップでビデオを2本とカセット1本を買う。ビデオはThe Iron Giantとターボレンジャーの映画版(向こうもの)。ここまで来て買うのがアニメと特撮とは。カセットはポケモン映画版の主題歌(米版)で$3.99。
最後に妹のブランドものの買い物を3点済ませる。ハワイで最も高価な買い物だ。
9時過ぎにショッピングセンター内で食事を済ませ、ホテルに帰る。
たまたますれ違った森川さんにインターネットへの接続方法を聞く。なんとかハワイのニフティに電話を掛けることは出来るようになったが、ユーザーの認証に失敗して回線を切断してしまう。インターネットへの道は遠い。
田舎の実家に電話し、妹に買い物を済ませたことを告げる。カバンの色を勝手に選んだのが気になっていたのだが、まあ売りきれていたかも知れないことを考慮しなくとも悪い選択ではないと思う色だろう。国際電話が出来る公衆電話が割とあちこちにあり、テレホンカードの他にクレジットカードでも掛けられるのはさすがと言える。しかしグレ電と言うか、ジャックのある公衆電話は見つからないのだが。
この日は万歩計によれば通常の3〜4倍歩いていることになった。さすがに足の裏が痛くなっている。

2月4日
やはりハワイと言えば一度は行かねばならない、ダイヤモンドヘッドへ行くことになっていたので、トロリーバスに乗り登山口に行く。登山口?と思ったら1時間程度の山登りが待っていた。バスはトンネルを通り火口の中に入るのだが目的地は火口縁のトーチカ跡地なのだ。所々に砲台の跡もある。山の上なら海まできれいに見渡せるので狙いが付けやすいし。低い木が生えて、立ち上がると丁度頭が出る程度の草むらが、丘の上まで続く。シンレッドラインで見た様な、いかにも戦場風の場所だ。学生の頃ならきっと軍隊物の映画を撮っていたことだろう。頂上近くにはトンネルがあり、懐中電灯が必要と聞いていたが忘れていた。こんな明るい山の上でどんなトンネルが?と思ったら明り一つないまっくらな狭いトンネルがある。一つでなくて中で曲がっていたりらせん階段があったりと確かに必需品だ。
その後トロリーバスで島のほぼ反対側へ回り、終点にあるショッピングセンターで休む。映画グッズの店でTシャツとスタートレックのコミュニケーターのおもちゃを買う。ドラゴンボールやセラムンのTシャツもある。むしろアメコミ系を押しているようだ。去年のスターウォーズ関連商品が目玉なのだが、それが無かったら本当にポケモンの扱いが一番大きかったのかも知れない。他のTシャツ屋で泥染めのTシャツを買う。
ホテルに戻り、藤田君と別れ海岸へ出ると岩野、高木の両氏が海から上がるところだった。ホテルのビーチタオルをそのまま借りて海で一泳ぎすることにする。やはり海水は辛い。夕日がワイキキの海に沈むのを眺めながら海上でのんびりするのはなかなか贅沢な気分だ。
夜には社員全員で集まっての夕食を採ることになっていたので軽くシャワーを浴びて待つ。
中華料理のセットメニューなのだがどうも味付けが違う気がする。
食後にワイキキのホテル街へ出かける。プレミアショップでスポーツ系トレーディングカードに混じっているポケモンカードを見ていて薦められたアメコミを購入。MtGは店頭に無いが注文すれば箱単位で買えるという。翌日届くようだが間に合わないし、ポケモン日本語版も他の店より高く売られているので辞めておく。地元のカードコレクター相手にしているようには思えないけど、誰が買うんだろう。
ABCストアで小物とジャンプ($11.56)を購入。

2月5日
最終日。午前中に空港へ行き13時発の飛行機で帰るので出かけたりする時間はない。
ABCストアで朝食としてサンドイッチを買い、すぐ外で食べる。
ホテル内のおもちゃ屋でポケモンカードのブースター(英語版)を3パック購入。1パック5ドル程度。結構高い。
結局ダウンタウンの方へ行かなかったので地元の子供が通うようなゲーム屋には行けなかったのが残念だ。
帰りの飛行機には9時間余り乗っていたのでさすがに疲れてしまった。機内での映画は「ミューズ」と言うコメディ。9時間中、2時間しかないのでは暇つぶしにもならない。
5日の13時発の飛行機に9時間乗ると到着は6日の18時。騙された気分である。