my Shock Diary 私に2ダメージ 1月1日 ・2003年明けましておめでとうございます。今年はいきなり就職することになったりして慌しい年になりそうな予感がする。自分なんぞをうっかり入れて勝手に仕事させればどんなことになるかは我ながら嫌な予感満載だったりする。頑張ろうとは思っているんだが、良い方に結果が着いて来ればありがたいのだがなあ。 ・二年参りから帰ってきてFFXIに入って新年の挨拶をしたり聞いたりして少しうろうろする。 ・馬場君宅に集まる。今回は加藤邦道、弘晃兄弟が来ただけだった。村山氏は体調不良、水田氏はアメリカのまま、前島夫妻は正月恒例家族旅行中とのこと。馬場君の職場が変わっていてびっくりしたり、馬場君そっちのけでゲームしてたりと正月早々バタバタしていた。それにしても馬場君のいる離れがついに今年壊されるそうだが、来年からは集まれないのだろうか。 1月2日 ・せっかくこちらに帰ってきたと言うことで、名古屋のデパートの初売り福袋を買いに行くことにする。予め調べたところではやはり栄まで行った方が良いらしいのだが、多少寝過ごしたりして遅れたこともあり名古屋駅の松坂屋へ行ってみる。600枚の整理券が後十数枚で配り終わるところでなんとか入手出来たので開店までうろうろすることにする。福袋は結局婦人用の物の詰め合わせなので自分で使ったりすることは無いのだが、どの位のものが入っているのか興味があったのだ。帰宅後に確認したところ、バッグ、腕時計、カーディガン、マフラーにハンカチ。まあ確かに価格以上のものは入っているが今一つ価値が良く分からない。来年に勝負は持ち越しだ。しかしかなり早起きしていかなければならないのは確かなようだ。 ・福袋購入後、名古屋駅の辺りで加藤法之氏と待ち合わせて昼飯を取る。新年の挨拶をするが、コミケの帰り道で別れたばかりなので全然目新しさはないが。 1月3日 1月4日 ・会社で新年の挨拶をするというので朝から出社する。社長の振舞い酒で挨拶した後に机の周りを整理し、2003年からの会社の組織変更とスケジュール管理方法についての会議をする。割と不安だ。 1月5日 ・名古屋ポートメッセでの同人誌即売会イベント「正月コミケ」に行く。どうしても欲しいものがあったわけでもないし、知り合いが出ていて呼ばれているわけでもないし、そもそもどんな人達が集まるのかも良く分かっていなかったのだが、名古屋圏で割りと大きな同人イベントと言うことで動向を見ておこうかと思ったのだ。思ったよりも大きいというか、大体思った規模だった。難しいところではあるがやおい系の占める割合が大きいイベントだった。特にジャンルが絞られているイベントでは無かったので少し位は文章系で机上理論に近いサークルが出ていないかと期待していたが残念ながら無かった。コミケより数年遅れているというか平均年齢が数年若いというかコミケほど殺伐としていない感じだった。今後に期待していいのかな。 ・4時ごろ遅めの昼食を金山の回転寿司屋で済ませて帰ろうとしたら社長から携帯電話が入る。大雪なので明日は気をつけるようにという話だった。家を出るときにも、現時点の名古屋でも晴れているので山の方だけだろうと思ったのだが電車で帰るに従って雪が降ってくるようになる。家に着いたらすでに数センチは積もっていた。明日、車で行くのは無理だなあ。 1月6日 ・正式に出社一日目。いくら四駆のRV車とは言え車で行くのは無謀と思われたのでJRのディーゼルに乗って行くことにする。もうすっかり天気は快晴だったが地面が見えないほどに雪が積もっていてやはり危険だ。誰かに迎えに来てもらおうかと思って飛騨金山駅から会社に電話するも誰も出ず。まだ早かったからか。仕方なく会社まで雪の中歩いていくことに。思いやられるな。 1月7日 ・まだ雪が残っていたのでまたディーゼルで通勤。今度は駅からバスで近くの道の駅まで行く。そこからも割と歩くのだが仕方がない。 1月8日 ・やっと車で通勤する。しかし元々通うために見つけた道ではなく、遠回りの国道で。日陰にはまだ雪が道の脇に残っている上、解けた雪で濡れた路面が凍ったりしている。まだまだ気を抜けない。 1月11日 ・会社に通うためには車が必要なのだが、自分の車がない。今までは親の車やレンタカーなどを工面してきたがもったいないので買うことになっていた。いつも頼む近所の車屋に軽の中古車を探してもらっていたので見に行くことになった。初めは数年落ちのミラなどを見せてもらっていたが、もう少し走る車は?と聞いてみたら展示されていた平成元年型ミニカのダンガンを紹介される。古いがきれいに乗っていてなかなか良い。550ccなのだがDOHC5バルブで水冷式ターボ。ミッション5速。新しめなカーCDをつけるとのことなので、それに決めることに。軽だけど燃費悪そうだな。 1月12日 ・名古屋へ行く。まず午前中に加藤法之氏と映画「マイノリティ・リポート」を観る。2時間半近い長い映画。原作が良いのか脚本や設定がしっかり作られていた佳作であり、なかなか面白かった。ディックの原作は未読だが、SFっぽさが練りこまれている映画であり、SFファンには安心して薦められそうだ。スピルバーグの最新作でありかなり力を入れているようでもあるのだが、観た人の評判は今ひとつである。やはり映画的な見せ場というか演出というか、その辺りがどうも少なそうな気がする。アクションシーンが見せ場になっていないため、結構地味な印象があるのだ。しかしこの話はどちらかというとミステリーのような、探偵がゆっくりと謎解きをしていくかのように進む映画なので本来の見せ場は人対人の駆け引きや対話シーンなのだろう。そんなに大金を掛けて作る映画じゃなかったかも知れないな。 ・映画の後、大須へ行き村山氏と合流してパソコン屋巡り。会社にキーボードを持っていってしまったのでUSBキーボードが足らなくなったために買うためだ。キーボードで気にしている点は2つ。コンパクトに特殊キーの間が詰まっていないこと(特に最近はカーソルキーとDEL,END,PageDownの間隔が無いものも多くて困る)、キーを押したときに引っかからないこと(ShiftやAltの端を押してもすんなり引っかかりなく押せること)である。メカニカルスイッチだとかにこだわってはいない。今回の目的としてUSB接続であること(日本語キーボードであること)、他に安いことなどが条件。今までの経験上、富士通やDELL等メーカー製のデスクトップパソコンセット売りであふれたバルク品が望ましいことが分かっているのだが、大須ではどこに売っているのか分からない。何軒か観て回ってなんとか希望のキーボードを入手。プレステ2用と割り切ってややコンパクト気味のもので手を打った。 ・買い物の後、プリンセス大通りのつくね屋で3人で食事をする。正月にあったことや近況とか意味のない話とかを延々と話す。この3人の組み合わせで無いと通じないだろうなあというネタやジャンルが出来てきたなあ。 1月17日 ・同期と言うか一応部下になる田中君が朝っぱらから交通事故を起こし、おおわらわになる。 1月19日 ・会社で使っているマウスが携帯用の小さいマウスなので、もっとしっかりしたマウスにするため近所のミドリ電気へ行く。光学式でホイール付きが最低条件で、できればマイクロソフトマウスで2000円程度の安いものが希望。マイクロソフトマウスが箱入りで高かったので他の安いマウスを買う。家に帰ってつないでみたらボールマウスだった。ショック2点。 1月20日 ・仕事先の工場でのデバッグに必要な資格を取得するための講習に出る。いつもより早起きして刈谷へ。うっかり乗り換えを間違えて遅刻しそうになった。 ・講習は時間通りに17時に終わったので名古屋へ寄り道をする。あさひ銀行から入金しろという速達が転送されてきていたので、入金しようと思ったのだ。まず名古屋にあさひ銀行は無いので他の銀行へ行ったが、現金での他行口座への振込みが出来ない。銀行をいくつか回り、ATMもいくつか見てみたが夕方ということもありそれが出来なかった。1時間ほどうろついてようやく現金での振り込みが出来る銀行を発見(愛知銀行)し、なんとか事無きを得た。不景気で銀行のサービスも悪くなっていく一方だし、もう東京にしか支店のない銀行に口座を持つ意味は無いような気がするなあ。 1月21日 ・講習2日目。次は来週にもう一度ある。早く帰れるのはありがたいが、自分の作業が全然進まないのはどうもなあ。 1月23日 ・大安町にある工場へ出張。山間部の雪と街中の雨で渋滞し、到着がかなり遅れてしまった。この日はそのまま近くのホテルに泊まりになる。 1月24日 ・ホテルからのんびり出張先へ出勤。帰りはまたしても雪。この週は1日しか会社にいなかった。 1月26日 ・加藤法之氏と名古屋で映画「火山高」を観る。韓国映画で高校生が特撮で大暴れする映画と言う基礎知識はあったのだが、実際に観てかなり驚いた。確かに男塾の実写版のような滅茶苦茶な格闘ものだが、はっきり言って脚本がかなり支離滅裂なのだ。観ていて全然分からないわけではないし、各シーンは相当練って格好良く作られているのだが、つながりが薄い。複線張りっぱなし。え?さっきのシーンは何のため?みたいなことも結構ある。しかし映像的にそれぞれのカットが激し過ぎるパワーを持っているため、力押しされるのだ。意味など考えるだけ無駄というマンガ的なゴリ押しが気持ち良いほどである。結論として面白い映画と言える。男塾の格闘とギャグ、両方が分かる人なら必見レベルであること間違いなしの映画だ。 ・映画の後、一週遅れで「マイノリティ・リポート」を観て来た村山氏と合流し食事に行く。たまにはと言うことでチェーン店の居酒屋へ。ほとんど飲まない我らとしては安く付くのだが、やはり味に特徴のある店に行ってみたい。 ・コンプマートでマイクロソフトマウスのバルク品を購入。最初からこれを買えば良かったのになあ。 1月27日 ・この日でようやく刈谷での講習が終了した。 1月28日 ・出張で阿久比へ行った後に刈谷へ寄ってから飛騨金山へ戻る。運転は帰り道だけだったのだが、高速も長かったし疲れた。 1月29日 ・会社からの帰り道が大雪になる。路面の雪も怖いが、フロントガラスに付いた雪も怖い。ワイパーが動いた後に出来た水滴が凍りつき、ガリガリ言い出して前が見えなくなってくるほどの寒さだった。さすがに5速に入れられず、40km/hでのろのろ帰ると途中から20km/hで進む渋滞に捕まる。事故を起こすより遅い方が良いと言えば良いか。 1月31日 ・ようやく雪が解けたと思ったら、帰り道に濃霧発生。街灯のない山道での濃霧は本当に怖い。 2月2日 ・村山氏と馬場君と韓国料理屋「車(チャー)ラーメン」へ行き焼肉とビビンパを食べてくる。正月に馬場君が聞いてきた評判の店である。村山氏と馬場君は久しぶりなこともあり近況報告などしつつ、店が今一つ狭く出てくるのが遅い料理を食べる。「飛騨牛に変えました。」と店の主人が言う上カルビはなかなか絶品。肉の切り方が大きめで厚く、ボリュームがあることもありかなり満足できた。韓国料理屋っぽくキムチは取り放題なのも嬉しい。かなり辛いがやはり本場ものは美味い気がする。 2月7日 ・会社で会議室にこもって他の子と話をしている間に大事件が発生していた。女の子たちがパートのおばさんたちに社長の今までの行為を話し、社長に直接問い詰めたりしたらしい。直接の被害者の女の子は泣き出してそのまま帰ってしまうし、社長は土下座して謝った後、家に帰ってしまった。そんなこととは良く知らず仕事をしていると、夜になって被害者の子の両親が怒鳴り込んできた。社長の実家で声を掛けるとうなだれた社長が出てきたので両親と3人で話すようにしてもらい、仕事に戻る。仕事はもう手に付かないが。15分ほどで両親は帰って行った。どうして良いか分からずもう一人の先輩の女の子に電話すると、女の子は皆、その問題の子の家に集まっていた。大体の状況を話してもらったが、社長はそのままいなくなっていたので仕方なく帰ることにする。 ・問題の子と社長は先週長期の出張に出ていて、そこで決定的なことがあったらしい。それまでもしばしば色々あったようだ。社長が出張から戻るまえにその子だけ先に戻っていたのだが、そのとき女の子同士で仕事もせずずっとそれっぽい話をしていた。自分の仕事もあるし、陰口が嫌いだし、女性としての問題に男として割り込めない気がしたので聞かないようにしていた。内容からして男の自分に話しずらそうとは思ったが、一応何か聞いて欲しいことがあるかと聞いてみた時の、「・・あ・聞いて欲しい・・・」というつぶやくような声が頭に残って消えない。結局他にも人がいて、話を聞く機会はなかったのだがあの時もっと真剣に聞いていれば自分にも何かできたのではないかと思うと悔しい限りである。 ・夜中に知子さんに電話して相談する。 2月8日 ・会社は休みだったが、会社に出掛けることにする。会社で先輩の女の子と事件についてもう少しだけ詳しい話をするため。セクハラだけではなく暴力的なものも定常的にあったという話を聞き、辛くなる。 ・夜中に前島に電話して相談する。自分としては仕事をしたいのだが、やっていけるのか非常に不安になってきた。 2月9日 ・妹夫妻が両親を豪勢な食事に連れて行ってくれるというので一緒に呼ばれることにする。父親の誕生祝いも兼ねていた。下呂の大きなホテルでのバイキングと温泉のセットだった。なぜか北海道特産品企画で、カニやらメロンやらをたらふく食べる。展望露天風呂に入ってぼーっとする。心配事を忘れられればもっとのんびりできたんだが。下呂は飛騨金山の先なので、行きも帰りも通勤コースであり、会社には近寄りたくない気分で、どうも複雑な気分だった。 ・塾の先生から呼び出しを食らう。プリンタが文字化けするとのこと。出て行って直す。デフォルトのプリンタが変更されていても、ワープロの場合にはファイル自体がプリンタ設定を過去の機種のまま保存していたせいだった。ワープロで使用するデフォルトのプリンタを変更し、少し説明して帰る。 ・夜に宮野さんに電話で相談する。知り合いで社長で話を聞いてくれそうな人など他にいないから。社長に仕事をする気があり反省しているなら、仕事相手にも期待されていることもあるし仕事を続けて行きたいと思っていると言う。結局社長の態度次第だが。 2月10日 ・朝から社長はいなかった。街中にあるパソコン教室のある建物内に自分のノートパソコンを持ち込んで仕事をしているとのことだった。本人からそう電話もあったことなので、事件とその後をどうするかについて社長と話すことにする。一人で社長の所へ車で出掛け、話をする。反省していて仕事をするなら自分も部下の二人に仕事をしてくれるように話すと言う。一応そうした結論になった。しばらくは一人で離れて仕事をするとのこと。女の子と直接話さずに済むよう、自分が間に入ることにする。仕事先からの社長宛て電話が多く、女の子のしている仕事はハード関連で説明してもらうのに時間が掛かるしで、自分の仕事が進まない。その子が抜けるとハードは全滅なので仕事をしてくれるように頼む。責任感の強い子なので仕事を途中で放り出すことは出来ないと自分でも言っていたが。 2月11日 ・社長から社員の女の子の携帯にメールが入り、事件以来出社していない子に会社に戻ってもらって仕事をしながらゆっくり謝るというか償いたいとか勝手なことを言っていたと教えられる。今残ってくれている子が前に同じことをされて、それでも会社に残っているからそう思っているのかも知れないが常識で考えられることではない。 ・車で帰る途中、今残ってくれている子に会社に残って仕事をしてくれと頼んだ自分が恥ずかしくなった。その子のどんな知り合いや友達でもその状況を聞けばすぐにそんな会社は辞めろというべきだろう。確かにその子が抜けてしまうと会社はどうにかなってしまう。しかし人に苦痛を強いるなど自分が最も嫌なことなのに、そんなことにも気付かないとはどうかしていた。 2月15日 ・妹が来たので、家族4人で母親の眼科医通いに付き合って岐阜へ行く。病院の待ち時間に妹の家の愚痴と言うか話を聞く。現在深夜に放映されているファーストガンダムの再放送を旦那がビデオに溜め撮りしていて、それを一緒に観なくてはならないということだ。しかも観ているときに旦那が常に解説したりしてうるさくてまともに観られないらしい。マニアにとっては理想の嫁だが、それは断るか静かにしろと言うかしていいぞ。 2月17日 ・朝、社長が自分の席に戻っていた。全員に話があると言って、迷惑を掛けたと頭を下げたのだがそれで終わったと思っているように見えて不安だ。自分が他人の人生に取って多大な悪影響を与えてしまっていて、その償いをしなくてはならないと思っているようには見えなかった。決して図太く悪いことをしたとも思っていないわけでは無いようだが、どう考えているのか。反省して欲しいのはもっともだが、こちらが期待するのは誠意だから。 2月18日 ・社長が一人で出張の日だった。朝出掛けるときにちょっとした事件が起きた。出張に乗る車のバッテリーが上がっていて、その車を一旦坂の上から降ろして路上で他の車とバッテリーケーブルを繋ぐ必要があった。車の配置し直しのため、社長はたまたまそこにいたパソコン教室講師の女の子にハンドルを任せてバックさせた。その子は前に会社の車を廃車にする事故を起こしていてエンジンの掛からない車を制御出来るとは思えないのだが。危うく坂道からタイヤを落としかけて社長の目玉を食らっていた。が、後で聞くとろくに説明もしていなかったらしい。どうも社長の考えていることは良く分からない。なぜ人が失敗する方へ向かうのか。 2月19日 ・社長の仕事中の態度は事件前とそれほど変わらない。突然人に話し掛けて仕事の進行状況や、頼んだ他の仕事の話を聞きだす。作業を任せた相手を信用していないのか、気になっているだけなのか分からないが、聞かれた方の作業が混乱しているのは確かなようだ。今までそうやってきたとは思うが自分としては認められない。そうして結局上手くやれていない部下を叱ったり怒鳴ったりしているのだが、何度も同じ失敗をしていると怒るのは同じ失敗をさせていてその対策をしていない上司の問題でもあると思う。 ・残っている女の子に対する態度を何とか改めた方が良いと社長に話す。その後、その子と社長が話していた。どうもこちらが言ったことに対して泣きついていた模様。相談する相手も間違っているし、女々し過ぎる気がするのだが、この人に着いていくのは辛いな。 2月20日 ・社長ともう一人の同僚が二人で朝から一日出張の日だった。もう一人の部下の子が午前中に荷物を受け取るために寄り道してくるので、会社には女の子と二人になった。その子は会社を辞めることにはしたものの、色々と不安らしい。自分でも初めて転職しようと考えたときは不安だった。辞めるように説得したと言うこともあるし、負い目も感じているし、なるべく力になれるならなりたいと思う。彼女にはもっと普通の会社でのびのびと生きて欲しいと思う。 2月21日 ・先週の日曜の代休日だったが仕事を終わらせずに週末に入るわけに行かなかったので、午前中だけでもと思い会社に行く。仕事相手の担当者から電話があり、昨日の出張工事のために夜中に工場のラインで大停止が発生していたとのことだった。すぐに現地へ昨日の工事を行った部下を連れて向かうことになる。幸い担当者の人の手で対応はなされていたが、発生原因は明らかにこちらのいい加減な仕事の仕方にあり、言い訳のしようもない。動いているラインにつながっている装置の変更を現地で行い、論理的な検証もされていなければ当然と言っていい結果だろう。ミスをした当人のいい加減さはまあともかく、一緒に行っていた社長の管理の甘さに不信感が募る。 2月22日 ・朝、平日と同じ位の時間に起きて朝食後に東京へ行くために駅へタクシーに乗る。幕張メッセで21日から開催されている『AOUエキスポ』を観に行くためだ。この所趣味から離れていて、ゲームも随分やっていないのだが毎年恒例になっているので行くことにする。待ち合わせが良くなかったこともあり、幕張メッセに着いたのは2時だった。某社の永野さんに毎度の事ながら挨拶し、中に入って少し驚く。何年か前に抜けたはずのカプコンがあったせいではなく、一般日にも関わらず参加客の数が少なかったことと、新作ゲームの少なさに驚いたのだった。プレゼンテーションもすっかり地味と言うかお金が掛かっていない感じだ。アーケードゲーム業界の衰退はもう生きているのが不思議なほどなのかも知れない。作られているゲームの質は決して低くはないし、技術者がいないわけでもない。皆がコンシューマへ行っているのだろうか。すでにゲームがマニアの手から離れて久しい。辛いときこそ応援するのがファンではあるのだが、我々のような古いタイプのゲーマーでは力になれないかも知れないな。 ・夕方に秋葉原で藤田君とうろつきまわる。秋葉原もどんどん変わっていく。目的は仕事で使うだろうオールインワンタイプのノートパソコンの購入。予算は10万〜12万程度。中古も可。メビウスの安いものか、ソーテックの新作か。藤田君と別れた後に入ったソフマップで中古のバイオに決める。 ・東京に来る予定もかなり直前に決めたので、宿を決めていなかった。翌日秋葉原でノートパソコンをゆっくり一緒に見て貰って買おうかと思っていたので、ひあろ氏宅に泊めてもらおうと思っていたのだが風邪のため行けなくなる。他に泊まれる宛ても少々当たってみたがやはり直前では迷惑だろうと帰ることにする。 ・秋葉原での買い物で夜9時過ぎになり、東京駅で新幹線の最終に乗り過ごす。泊めてくれる宛ても無くしばらくうろついて深夜高速バスにキャンセル待ちで乗ることが出来た。 2月23日 ・朝、帰宅したので少し休む。 ・昼過ぎから両親と岐阜メモリアルセンター内で行われていた「GIFUフラワーショー」に行く。体育館のような建物の中で県内あちこちの花屋の即売や造園関係団体それぞれの花壇の展示がされており、人でごった返していた。親の趣味でもあるので、あちこちで散々鉢植えやら生花やらを買っていた。それにしてもメモリアルセンターへの交通は不便だ。道路がまともに整備されていない。10年経ってこれではなあ。 2月25日 ・朝から三重県員弁郡大安町へ出張。この日で完了するつもりの作業が終わらず結局帰りも深夜になる。12時頃に家に送ってもらうころに会社の女の子から電話があり、今日持って行くはずのものがまだ完成出来ず、電源を切ったら会社のヒューズが飛んだとのこと。いつもの事ながら泣きそうな雰囲気だった。とりあえず物自体は壊れていなかったようだが、そのソフトの致命的な欠陥を思い付く。動作は確認したが、自動起動にしていなかったことを思い出した。明日の朝7時頃に会社からそれを持って客先に届けに行くとのことなので、その前に会社に行ってソフトを修正することにする。5時起きか。 2月26日 ・朝6時頃、自分の作業はまあぼちぼち完了した頃に届ける作業をするハード担当の子が来る。出張準備を慌しくして少し遅れて出て行く。いつものように自分の車で出るようだ。多分社長が怖いからガソリン代の請求もしてなさそうである。始業時間までコンビニでも行こうかと思ったころにその子から電話が来る。忘れ物したので探して欲しいとのこと。いくら探しても部屋の中にはないし、持って出たのを見ていたと言うが結局車の中にも見つからないとのこと。一旦あきらめて電話を切って外に出ると車が止めてあった脇に忘れ物があった。電話を入れて近くのコンビニで待ち合わせて届けに行く。慌てて物を受け取って車で走り去る。昨日もほとんど寝ていないと思うと事故の無いことを祈るばかりだ。 ・社長は元々の予定で朝遅く、その客先へ機械の立ち上げに行く。結局、ケースの作りが悪くて基板の一部が断線していたらしい。ヒューズの飛んだ漏電の原因もそれだったようだ。会社に戻ってくる途中の子が電話で呼び戻されてしまっていた。もう二度と社長と女の子の二人での出張はさせるまいと思っていたのだが、結局そうなってしまった。自分の力不足が悔やまれる。 2月27日 ・自分がやることになるかと思っていた仕事を派遣の子に任せていて、社長と二人でどう作るか相談していた。進捗具合を聞いてもどうもちゃんと完成しそうにないので、頭から説明し直す。 ・他の客先の担当者から頼まれていた図面書きをする。本来やる人はいるのだが、出来が悪すぎたことがあり、指名されていた。どうも良く分かっていないのでいささか心配ではある。後で添削されて色々言われそうだ。もちろんそのために指名されて試されているのだが。 2月28日 ・結局派遣の子に任せていた作業は自分でやることになってしまった。 ・先日客先に納入したもののソフト部分にバグがあったとの連絡が入る。ハードの調整もあり、朝から出張していた社長に電話で聞く。一応先日納入した後に客先から言われたすぐに対処できそうな部分とバグは直したのだが、実機での動作確認は出来ていないので多少心配ではあった。もう一つの仕事で物を作りながらそのデバッグのためにソースを眺めつつ、実機なしデバッグ環境を作る。結局夕方になって処理抜けを発見しなんとか動くようになった。もう一つの仕事も2月末の約束なのでなんとかぎりぎりで間に合う。送ったところですぐ何か対応するとは思えないがスケジュールが伸びる要因になるのは避けねば。 3月1日 ・2月28日が妹の旦那の誕生日とのことで、先日下呂で食事に招待してもらったこともあり近所の回転寿司屋に家族で行くことにした。 ・会社の社員での送別会とのことで夕方に金山へ行く。うっかり金を持っていくのを忘れてしまった。残る立場からして本来は花束やら記念品やら用意しておかねばならないのだが、その辺りもすっかりパートさん達に任せてしまっていて申し訳なかった。女の子3人の送別会をまとめて行ったのでなかなか豪華だが、寿司屋だった。一人は2月初めの頃からもう出社していなくて、一人は2月末まで、もう一人は後一週間程度の出社予定。 3月2日 ・翌日の出張で使えるように先日購入したVAIOのセッティングをして半日潰す。 ・1日にオープンした可児の新しいおもちゃ屋に行ってみる。もちろんGBASPは売り切れ。大きな倉庫の中を小奇麗にした感じの店だ。もしかしたらエリザの商品を売りさばくのが目的なのかも知れない。ゲーム系のものの品揃えが少なくて古い辺り、そんな気がしないでもない。とりあえず安売りしていたドラグバイザーのラジコンを買ってみる。でかかった。 3月3日 ・朝5時に家を出て出張先の大安へ行く。そこで前日から近くのホテルに泊まっていた同僚と落ち合い現場で作業をする。いつものようにはかどらない。昼前にそこを出て次の出張先である阿久比へ雨の中伊勢湾岸道路を飛ばす。途中桑名の街中で少し迷い、出た時間が遅かったこともあり打ち合わせを30分遅らせて貰う。打ち合わせとその場での書類作成作業で終わったのは夜10時。美濃加茂まで1時間で帰れるとは思わなかった。 3月4日 ・客先の担当者に作業リストを出して貰い、出来ないなら早めに言って欲しいと言われる。自分一人でやる作業なら、意地でもやると言うかそれなりに見通しも立つのだがそうでないのでいくつか諦めることにする。まず社長に相談し、各項目の予定時間を出す。明かに3月は二人での作業量を超えている。大きなところをいくつか削り、パートやもう一人の部下にいくつか仕事を回してなんとかやれる範囲になる。元々作業量がオーバーした原因は入社前からの仕事が終わっていない(当然締め切りは越えている)ことで、当然入社前には社長がやっていた部分もある。こちらでやれそうにないと言えば、まず断ることより先に社長自身が作業に入ってなんとかしようと言ってくれると思ったのだが。 3月5日 ・入社希望者の面接があり、出席することになる。先週面接する予定だったが、社長の出張が伸びていたために延期になっていた人だ。その時にも訪問予定時間を大幅に過ぎてもう来ないのかというころに、社長がいないなら来ないという電話が入ったらしく社内でも幻の人と言われていた。26歳の女性で結構な美人(可愛いタイプ)だが、コンピュータ系の仕事の経験は無い。社長は辞めた子の代わりに自分の下に付けたがっているようだが、とてもハードの設計やら回路の作成など出来そうに無い。経理の人からも絶対断れと言われていたこともあり採用に反対する。その子を社長が案内しているときにも相当デレデレしていたらしいし、どうも無駄っぽい。女の子をこの時期に入れようとする感覚が分からない。 ・先週から客先の担当者に言われていた今後の作業見直しで、出来そうに無い項目を諦めることにすると言う。客先との間には下請け紹介の会社もあるのでそこの部長も含めて結構な問題になってしまったが仕方が無い。引き請けてやれない方が迷惑が掛かるし、そんなことはできない。技術者として請けていた仕事を断るのは断腸の思いだが、今までの経緯も含めて強気に出られる状態ではない。残った仕事も結構なボリュームだが意地でも終わらせなくては。 3月6日 ・昨日に引き続き、もう一人の入社希望者を面接することになり同席する。同じ位の年齢の女性。いくつかの職業を渡り歩いているらしい履歴書を見せられる。昨日の人は履歴書が無かったことを思い出す。こちらの人はパソコン教室の講師資格を持っているだけあり、色々と出来そうな人である。ならば一層ここに入れるべきではないとも思う。今のところはソフト部隊の部下の一人がパソコン教室の講師に時間を取られていることもあり、都合は良いのだが。それにしても社長は何を考えているのだろう。我々の眼が節穴だとか思っているんだろうか? ・前島に夜、会社の問題を相談する。結論として社長はやりたいことを自分の都合良く解釈していて、他の社員のことは考えていないだろうということだった。やはりこの社長には付いていけないか。 3月7日 ・三重県員弁郡への出張。朝から一人で自分の車で出る。午前中は打ち合わせ、午後は昨日から泊り込んでいた同僚と担当者の3人で今後の作業の見直し。スケジュールがどんどん遅れていくので毎回見直さなくてはならなくなる。 3月8日 ・先日社長と残りの作業量の打ち合わせをしたときには、部下やパートにやらせると計算していたが締め切りがすぐそこなので作業の説明も出来ないことに気が付く。結局自分がすべてやらねばならないようだ。土日には元々出張が入っていたが、幸い延期になったのでその作業で2日潰す。 3月9日 ・名古屋に行き、加藤法之氏と村山氏と3人で飲み会と言うか食事をして相談に乗ってもらおうかと思ったのだが、加藤法之氏が風邪のため中止になる。 3月10日 ・この日のうちに提出しなくてはならない資料を土日をかけて作っていたのだが、勘違いもあり修正する。翌日の出張準備やらなにやらで忙しい一日になった。 3月11日 ・三重県員弁郡への出張。朝から一人で自分の車で出る。名神が事故渋滞でやや遅れてしまった。この日の作業予定では自分がやらなくてはならないことは少なかったのだが、実際に行ってみるとやることがたくさん出てくる。前任者の障害対応はまあ仕方ないとして、サーバーとの接続試験をするのにその部分のプログラムが丸々入っていなかったのには参った。泣きたくなるな。 ・仕事先の担当者の人にも会社で起こっていた事件を話してみる。それからどうするかまでは結局忙しくなってしまって話せなかったが、会社を辞めそうだが仕事はちゃんとやりたいということは伝わったと思う。 3月15日 ・フラワードーム2003というイベントに家族で行くことになり、ナゴヤドームへ行く。一旦妹の家へ行き、そこから歩いてレールバスに乗りドーム近くの駅で降りる。一番近い駅という割りにはドームまで10分ほど歩いたような気がする。混雑時の行列用だろうか。イベントそのものは前に岐阜でやっていたのの豪華版と言った所で、基本的には花や花壇や鉢植えやブーケ等の展示や即売である。元のイベントが蘭関連のものだっただけにランの展示が多い。値段も高めなようだ。 3月16日 ・名古屋で加藤法之氏と村山氏と3人で飲み会をする。やっとこの二人に会社の件を話すことが出来た。会社を辞めたいと思っている理由についても納得してもらえたようだ。 3月19日 ・三重県員弁郡への出張。 3月20日 ・客先の担当者の人から名指しでOさんを今後の仕事から外して欲しいと正式に言われたことを受けて、社長からOさんを今後どう使うかと聞かれる。自分で何とかできる範囲を超えているとは思ったが一応上司なのでそういうことも考えておかないといけないらしい。ちなみにOさんは今日から泊りがけで別の仕事をやりに行っている。前回の社内立ち上げでOさん待ちが夜中まで続いた挙句ほとんど動かせなかったもので、客先の評判も良くないようだ。あらためて今までやってきたことと別のことを覚えて貰う手もあるが、教育期間はお金になるとは考えられない。社長には月60万は稼げる仕事を与えないとと言われるがすでに無理である。 3月21日 ・三重県員弁郡への出張。三連休の初日とあって名神高速の小牧入り口は混んでいた。中はもっと混んでいて全く動かない渋滞。30分も掛からないところを3時間以上掛かって抜けていたため、遅刻してしまい午前中の作業が全くできなかった。 ・結局この日の出張での本来の目的の作業は全くやれず、土曜にやることにして打ち合わせを行う。 3月23日 ・名古屋へ行き「ロードオブザリング2」を観る。前売りを買っていたし、そろそろ行かないと終わってしまうかと思ったのだがほとんどの席が埋まっている混雑振りだった。内容もなるほど納得の出来であり、3に期待できると思われる。指輪物語自体は高校生の時に読んだきりでほとんど覚えていないが、全6巻中、5巻での盛り上がりは尋常ではなかったという印象は覚えている。 ・映画館での斜め前の席のおっさんがやたら動く人で、しかも前の席にもたれ掛かって乗り出して観ていた。丁度画面中央部分になっていて、背が高くなくても乗り出されると画面に頭が被るため字幕が非常に見ずらい。人気のある映画だとこうした映画館での鑑賞マナーの無い人が来ることがあるのが辛いところだ。 3月24日 ・三重県員弁郡への出張。目的は2件あったが、どちらも完了には程遠い状態だった。しかし何とか行ったことが無駄にならない程度には作業を済ませる。 3月26日 ・三重県員弁郡への出張。予定していた作業の半分は順調。残りはこちらの責任ではないが動かず動作が確認できなかった。また来なくてはならない模様。 ・帰り道に小牧から近いのかと思って妹の家に寄って見ることにする。30分以内の距離かと思ったが実際は1時間近く掛かってしまい遅くなってしまった。妹の家からの帰宅にも1時間程度掛かることを考えるとのんびり話を出来るわけでもなく、夕食を御馳走になって早々に出る。 3月27日 ・最後に会社を辞めた女の子である今井さんが派遣会社の人と話をすることになっていた。田中君の上司であり、説得する気満々だったらしいのだが予め今井さんには派遣は良くないからと吹き込んでおいたこともあり、なんとか断ったらしい。今井さんは自分で説得して辞めさせたこともあって動向が気になっている人の一人。ちゃんとまともな会社に就職できれば良いのだが。 3月28日 ・会社で同じ時期に入社していた派遣の田中君の最終日。3ヶ月様子を見てから入社という契約だったが辞めることにした模様。自分からもやめておいた方が良いとは薦めたが、元々家が遠く仕事内容も今までとは異なっている上かなりきついとなれば辞めるのに十分ではある。この会社では将来性もないし、自分もそのうち辞めるしと言ったことだし、しばらくはのんびりするらしい。 ・最終日なので挨拶に来ていた今井さんと丁度パソコン教室から戻ってきていた長尾さんの4人も一緒に夕食に行くことにする。地元の長尾さんによれば近所にいい店がないとのことで、下呂まで行くことになった。皆車で通っているので飲み屋に行くわけにも行かないし。さすがに下呂は街が大きいし温泉街なだけに飲食店も多い。ちょっとおしゃれな感じのトンカツ屋さんだった。せっかくなので奢ることにする。 3月29日 ・三重県員弁郡大安町への出張。 3月30日 ・三重県員弁郡大安町への出張。以前延期された日曜日の調整作業。初めて新規ラインへの導入に関わっている仕事でもあり緊張したが、何とか済ませることができた。基本的には試験導入的な要素が大きく、規模も小さいためトラブルへの対処が比較的楽だったせいもある。3ヶ月やってきたとは言え、まだまだ初心者的な分野でありなかなかすべてを理解して仕事をすることができない。勉強時間が取れないことも原因だが。 ・担当者の人にSQLは今の情報処理技術者には必須科目だと言われる。15年前の試験ではそんなもの無かったのだが。特に難しいわけでも無い様なのでそのうち勉強しておこうとは思っていたが、まさか必須とは知らなかった。時代も変わったな。 4月1日 ・普通に会社へ行く。出張の緊張が無いせいかゆっくり仕事をする。先週は出張が多かったため作業が溜まっている。 ・夜になって仕事をしていてやはり疲れが溜まっていることを感じる。やはり週に一度は休まなくては。 4月2日 ・やや問題のある部下のOさんが先週までに引き続き泊り掛けで出張に出たのでまた職場に一人になる。麗らかな春と言うこともあってサボりゲージが上がってくるが、やらなくてはならないことは満載でしかも良く分かっていない。ドキュメント作成だけで結局一日使ったりしてしまった。 4月3日 ・会社でサーバーのインストール作業をする。2ヶ月も前から頼まれている仕事なのだが、上手く行っていなくて放置されていた。仕事相手のネットワーク担当者の人に聞いてもオラクルをインストールし直してくださいとか言われるだけで全然出来ない。オラクルとかデータベースとかさっぱり分からないことをやっている時点でもかなりやばいのだが、トラブルが発生して全く対処出来ないのも相当良くない。仕事としてやっていていいのか?と思う日々だ。 4月5日 ・2週間振りの休日でゆっくり休もうかとも思ったが、名古屋へ加藤法之氏と映画を観に行くことにする。『007 ダイアナザーデイ』にする。北朝鮮映画であると言うよりなかなか評判が良かったし、そろそろ入れ替わりで終わる直前と思われたためだ。デアデビルやリベリオンはまた後にすることにする。007は思っていたより楽しめる映画だった。いきなり敵の捕虜になってしまったりして007っぽくは無いが、途中からは新兵器バリバリの(何気に古いアイテムも出たりする)いつもの007節に戻っている。ピンチをクールに乗り越えるタイプではなく、かなりギリギリで苦労している辺りは最近の007っぽくないかも知れないが、初期にはそう言うのも結構あった。それにしても確かに今回のボンドカーは反則かも知れないな。 4月6日 ・両親が妹の家に行ったので一人で留守番しながら体を休める。腕とか足とかにも疲れが残っていて少し動かすとすぐ疲れる気がする。 ・夕方になってオートバックスへ行き、カーアクセサリを物色する。車に付けるドリンクホルダーが欲しいのだが、エアコン吹き出し口が特殊なため普通に売っているものが付けられないのだ。ダッシュボードに貼り付けるタイプは嫌なので、もっとも少ないドアから付けるタイプを探すことにした。専門店なら選ぶほどあるだろうと期待していたが2〜3種類しかない。取りあえず無いよりマシなので一つ購入。これでようやく長いドライブで缶ジュースを飲みながら運転出来る。 4月11日 ・熱田区の元請け会社で打合せ。一方通行が激しい場所でうっかり迷い込み少々遅刻する。夜中までみっちり打ち合わせをしたが、その内容は今までで残っている作業と今後の仕事について。かなりの量だがそれがすべて自分一人でやらなくてはならないらしい。自分一人の計画のために4人で一日掛ける打合せというのも申し訳ない気がする。これだけの仕事を終わらせたら会社を辞めるつもりなのだが、本当に終わるんだろうか。 4月13日 ・名古屋へ映画を観に行く。11時半からのTNG「スタートレック ネメシス」は加藤法之氏と村山氏と3人で観てその後食事をしながら感想を話す。夕方4時半から加藤法之氏と浅野氏と3人で「リベリオン」を観る。元々の目的はリベリオンを観ることだった。上映が始まって2週間で終わってしまうことが判明したために慌てて観に行くことにしたのだが、余りに人気が無いのか1日に夕方と夜の2回だけしか上映していなかった。そのためせっかくなので待ち時間にTNGを観ることにしていた。結論から言って「ネメシス」は結構地味目なTNG。艦隊戦も一対一で、しかも相手が姿を消していたりするし。スタートレックらしいと言えばらしい。そこそこ面白かったのでファンは楽しめるかも知れないが、これがTNG最後と言うのもどうかと思う。 リベリオンは人気の無さから観るべきところの少ない映画で楽しみ所を探すような映画だと思っていたのだが、思いがけず楽しめる映画だった。いきなり無茶な未来設定SFから二挺拳銃格闘技ガン=カタから敵味方の位置付けから脚本からもう何から何までツッコミ所満載であり、どこについて語っても悪評になってしまう映画。しかし意外な程面白く、楽しめてしまう映画なのだった。お勧めレベルが実は高い気がする。ネタ元として使いでがあるのでそういう意味でも必見かも知れない。 4月20日 ・名古屋へ映画『ドリームキャッチャー』を観に行く。スティーブン・キング原作映画としてある程度の期待をしていたが、キング映画にありがちな失敗が多くて総じてなんだかなあと言う感じの映画になっていた。多分原作を小説で読むとこの辺は面白いんだろうなあと言うところが随所にあり、ある意味小説を読むのが楽しみになる。ちなみに面白そうな部分とは、主人公たちが子供のときの話とか、現代になって普通の社会生活をしつつ悩んでいたりするところとかだったりで実は全然ホラーでなかったりもする。しかしキング節はこういう所に効いてくるんだから仕方が無い。普通の幸せな生活が続けば続くほど、非日常になった時の恐怖が怖くなるわけだし。 ・同時上映にAnimatorixから1本。『Final Flight of the Orisys』。ほとんど物語は無くCGを試しに作ってみた的な作品。マトリックスの世界観と言うか、マトリックス→リローデッドへのつなぎと言う位置付け。でもまあ観ていなくても問題は無さそうであるが。目隠しをして真剣で切り合う訓練をしているが、この世界の人は仮想世界でそこまで鍛えてないとダメなのか? 4月21日 ・先週の金曜に突然決まった出張で阿久比へ行く。パソコン4台とサーバーのインストール作業。サーバーのインストールって特殊なんだな。良く分からなさ過ぎ。SCSIのRAIDだからなのかサーバー機だからなのかWindows2kのCDブートからインストールできないし。 4月22日 ・昨日から新しく入社した女性を紹介される。3月中頃に面接した人で、社長は以前辞めた今井さんの代わりにするつもりらしいが全く経験も無いらしい。今週一杯は社長も含めて教育期間にしているようだがそんなことで会社としてやっていけるのか不安だ。もっとも自分としてはもう会社は辞めるつもりなのでどうなろうが心配することはないが。 4月23日 ・昼休みに買い物にコンビニに出掛けての帰り道に交差点の赤信号を見て踏んだブレーキで車がスリップし、側石にぶつけて横転してしまった。結構な大雨で路面がびしょびしょだったが、いつもなら何でもない道だった。少し左に曲がりながら少しだけ下り坂で、間欠ワイパーなため赤信号の発見が遅れてやや強めにブレーキを踏んだだけだったが、滑り出して車体が左を向いてしまった後にはもうすでにコントロール不能になっていた。気が付いたら車体が右に倒れていて目の前のフロントガラスにひびが入っていた。足やら腕やらを少し打っていた程度だった。とりあえずそのまま警察に電話して、近所の人に手伝ってもらって反対側のドアから出て、呼んでもらった救急車に乗ってすぐ近所の病院へ行った。その後警察へ行って事情聴取して会社に戻る。幸い車通りも横断者も無く、一人で滑って倒れただけで対物対人事故にはならなくて済んだ。体は何ともなかったが、車は倒れた側が傷だらけでドアがへこんでいる。路肩の反射板のついた棒にぶつけたらしいフロント部のへこみは大したことはないが後ろもドアが開かなくなっているようだ。保険にはめいっぱい入っていたつもりだが、直るかどうか不安だ。 4月24日 ・出張で阿久比へ行き、サーバーのインストール作業の続きと残り2台のパソコンのセッティング作業をする。頭を使わなくて良い作業は気楽でいい。 4月25日 ・車の修理見積もりをしてもらった。車は修理部品はあるが、ボディ上部を切って直さなくてはならないとのことで修理代に40〜50万円は掛かると言われる。車両の査定価格が古過ぎて無いため、車両保険に入れなかったの修理は実費になってしまうこともあり、仕方なく廃車にして新しい車を探すことになる。ダンガンはその走りや装備品、乗り心地や車そのもの等、非常に気に入っていた。出来ることなら直して乗り続けたいと思っていたのでとても悲しい。もう二度とあんな車には乗れないんじゃないかと思う。 ・事故の日以来雨の中で踏むブレーキが怖くて仕方が無い。車に乗ること自体やスピードにはトラウマが無いので、事故と言っても一瞬のことをいつまでも覚えていないよなあと思っていたのだが、事故と同じような状況でブレーキを踏むと一気に鼓動が高まり冷や汗が出て血が引くのを感じる。もしこのまま滑ったら・・・と体が感じているようだ。自分は鈍い方で事故の記憶などないんじゃないかと思っていたがこういうのはやはり残ってしまうものなんだな。安全運転になるのは構わないが、パニックに陥るのはやはり危険。頑張って克服するしかないか。 4月27日 ・ひあろ氏が帰省しているので、一緒に日本昭和村に行こうかと思っていたのだが残念ながら出張が入り大安町まで行く。結局一日掛かってしまい帰りは夜になってしまった。 4月30日 ・名古屋へ行き加藤法之氏と映画『魔界転生』を観る。以前角川映画でやっていたのも結構好きだったし、基本的に剣豪物というのも気になったので見に行こうとは思っていた。しかし今ひとつ時代劇に関する知識が不足しているので出てくる人の強さ具合が分からないのが少々もったいない気がした。物語中に転生する剣豪は、現世で最強と言われる柳生十兵衞と戦うために生き返ったりする。確かに有名ではあるが十兵衛が柳生で最強かどうかも疑問だと思う。まあ荒木又衛門や柳生宗矩がどの程度の強さだったのかが良く分かっていないのも勉強不足ではある。まずは子連れ狼あたりから勉強のし直しだ。 ・映画の後に久しぶりに加藤氏の家へ行き、DVDで鉄鋼機ミカヅキを3話まで見る。なるほどなかなか大した出来である。初めて観たわけではないが、あまりに久しぶりでほとんど忘れていた。そう言えばこのDVDも早く横田君に返さなくてはいけないなあ。 5月1日 ・探して貰っていた車が見つかったと言う事で近所の車屋に行く。アルトワークスのie、平成4年型ということで前に乗っていたダンガンと比べればエンジンも660ccで大きくなっているし装備面でも問題はない。電動ドアミラーは無いがタコメーターもあるしターボだし。残念なのはマニュアル車じゃないこと位である。贅沢も言えないし、早く車が欲しいということもあるのでそのままこの車で頼むことにする。屋根部分の塗装をし直すために実際に納車されるのは連休明けてから1週間程度は掛かるらしい。まあそのころやっと給料日なので何とかお金も払えそうである。 5月4日 ・両親と郡上八幡へ行く。去年も行ったときにやっていた地元ボールペン画家の個展を見に行くため。数日前までいた白装束の人達も去った後だから渋滞もないだろうと思ったのだが結構混んでいた。特に帰りは高速道路を使わなかったせいもあり酷い渋滞で1時間で行ける道を3時間以上かかった気がする。個展は去年より立派で作品数も多くなっている。地元が奨励してくれているのかそれとも支援してくれる人がいるのか個人でそれだけお金を掛けているのか分からない。去年見たときは天野嘉秀の亜流というかそんな感じの絵をHI-TECH C(極細水性ボールペン)で描く精密な絵という印象だったが、今回の作品を見てなんとなく自分の画風が出てきた雰囲気を感じた。地元の人がちらほらと観に来ていたが、どちらかと言うとダークファンタジー系の絵でもあることだしマニア層の方が好まれる気がする。もっともマニアは目が肥えているから評価も厳しくなるが。 5月6日 ・今の会社の社長に今月一杯で会社を辞めると言う。元々そう考えていたのか別にそれほど困った風でもなかった。今、自分がやっているのがお金の入り方も今ひとつな仕事ということもあるし、仕事毎辞められても別に大したことないと思われているかも知れない。まあ厄介払いと思っているとしても不思議ではなさそうだが。取りあえず会社自体は辞めても元請け会社経由で個人で仕事はしばらく続ける予定。自宅の方が何かと出張先にも近くて便利だし。 5月7日 ・夕方会社に3月に辞めた今井さんが来る。渡すものがあったからなのだが、社長と顔を合わせないように社長が帰ったことを確認してから来る慎重さである。まだ次の仕事は決めていないが、的屋のバイトなどをしているらしい。早く会社を決めた方が良いと思うのだが、まあ人のことは言えない。 5月9日 ・阿久比へ出張。後半力仕事。 5月10日 ・元は出社日だったらしいが、休日になった。 ・名古屋へ行き映画「X-MEN2」を加藤法之氏と観る。吹き替え版を見る予定だったがこの日から吹き替えは朝1回のみとなっていて、その時間を過ぎていたので字幕版を観ることになる。テレビアニメ版(94年頃か?)と同じ配役なら吹き替えが良かったのだがさすがにそれは無理か。前作の評判が良かったこともあり、更にアクションや演出やセットなど映像的に派手になってきていてなかなか楽しめる。前作を見ていない加藤氏にはキャラクタ毎の能力や特徴、人間関係が分かり難かったようだ。今回は特に基本的に敵対しているX-メン側とマグニートが手を組んでいたり、捕らわれたミュータントが洗脳されたりで敵味方が分かり難い。元々出てくるキャラクタ数が多いこともある。ある程度知っている人にとっては逆に出て来ない人の方が気になったりする。どうしてビーストやガンビットは出て来ないのかとか。前作にはいて今回いないトードやセイバートゥースも気になるし。数少ないまともな日本人デスストライクは死んじゃうし。総合的に見ると1作目の方が話にまとまりがあって映画的に面白かった気がするな。 6月1日 ・昨日で会社を辞めたことになり、今日からはフリーとなる。 6月2日 ・出張。 6月21日 ・大安出張。元々は別の調整工事があったのだが一週間延期となった。予定を空けてもらっているならと言うことで担当者の人と別の作業をするために出張。元々余り上手く行っていない部分の仕事であり、思ったように捗らなかった。 6月26日 ・西尾出張。 6月27日 ・西尾出張。 6月28日 ・大安出張。休日工事と言うことで工事看板を用意したりしたが結局見回りは無かった。仕事自体も午前中には無事終了し、出張には珍しく早く帰宅することが出来た。 6月30日 ・大安出張。午後からと言う話だったが午前中早めに出てコンビニに寄ったりしてのんびり到着し、午前中は作ってきたプログラムの動作を一人で検証していた。午後に作ってきたプログラムを導入し動作を少し確認して終了。いつもこんな感じに早く仕事が終われば楽なのだが。 7月1日 ・特に予定が無く自宅でぼちぼち作業をする。元の会社へ昼前頃に出掛け、作業着を返しに行く。ついでにまだ残っていた荷物を回収して帰る。 7月2日 ・この日も出張の予定が無かったので病院へ行きリハビリをしてくる。 7月3日 ・東京へ行く予定が無くなったため自宅で仕事をする。 7月8日 ・東京からクリヘ代表の宮野さんがRX-8で来る。自宅まで来たので一緒に乗って西尾へ行きデンソー担当者の菅沼さんと今後の話をする。結局挨拶程度に終わったがまあそれほど悪い感触ではなかったのでなんとかクリヘでやっていけそうである。 ・打ち合わせの後、岐阜羽島のソーラーアークのある三洋で働いている高野君のところへ行く。三人で食事をしつつのんびり話をする。三人で顔をあわせるのは本当に久しぶりだと思う。 7月19日 ・SF大会のため、新幹線で上京する。加藤法之氏と一緒に行くつもりだったが仕事のまとめにSF大会の準備とばたついたからか忘れ物をして取りに戻っていて遅れてしまった。東京駅で合流したが、バスを予約していなかったためキャンセル待ちをする。何とかギリギリで高速バスに乗れ、無事に予定時間前に塩原温泉に到着出来た。天気が悪く山奥の温泉と言うと長野のSF大会を思い出す。嫌な予感がしたりもした。 ・SF大会1日目。開会式と立食形式の夕食。数百人での立食パーティは結構無理があると思う。 7月20日 ・SF大会2日目。午後から机上理論学会での発表企画のための準備をするが、基本的には他の企画を見て回る。今回のSF大会の公式企画でもあるシール作りをしようとしたのだが、結局発表までに間に合わなかった。 ・発表企画の場所はかなり広い部屋だった。客席側に机とイスがあり、結構後ろの方まで席がある。スクリーンの大きさに比べて部屋が広いので後ろの方の人は見ずらいだろうと思われたが、会場に文句をつけるほどではない。何度目かになっていることもあり、常連の人も含め客の数は多くなってきている。今回始めた時にも40〜50人程度はいたのではないだろうか。発表は相変わらずの準備不足と緊張から何をどう話しているのか良く分からなくなったりしたが、まあなんとか時間分話すことはできたようだ。 7月21日 ・SF大会3日目。特に企画をやる日ではなく、閉会式のみである。さすがに2泊3日だったので、企画などゆったりと行われたようだ。しかしそのための料金も今までに無い高額となってしまったが。 7月23日 ・西尾出張。パソコンのOS入れ替えのためのアプリインストール等。頭を使わなくていい作業は気が楽だ。 ・帰り道に名古屋高速環状線のカーブで車を壁にぶつける。結構降っていた雨でタイヤが滑り始めた時にはもう遅かった。右カーブで右向きにスピンして何度か右側の壁にぶつかった。いつ滑り出すのかが分からないのが怖いところではある。細いカーブでの事故で雨で見通しが悪かったためすぐに警察には連絡したが後続車が突っ込んでこないか心配だった。幸いすぐ横を走っていた人が車を止めて発炎筒を炊いたり手を振って注意を促したりしてくれたお陰で何事も無く済んだ。やはりスピードの出し過ぎが原因だろうとは思うがグリップ力無さ過ぎだなあと思った。 7月24日 ・事故の後処理で自宅待機。特に急ぎの仕事が無くて良かった。車は近所の車屋に運ばれたので見に行ったが、特に後部の壊れ具合が激しい。運転席も歪んでいるし、確かに怪我が無いのが不思議な程と言えなくもない。他の車や人にぶつけずに済んだのが幸いだった。 ・アプリインストール作業に使っていたHDDが壊れているようだったので買いに行った。今時40GBは探すのも面倒だ。 7月25日 ・西尾出張。パソコンのOS入れ替えのためのアプリインストール等の続き。仕事相手の人に飲み会に誘われたがさすがに事故の直後では行ったりできない。 7月27日 ・夜、志穂さんからメールが来てパソコンでチャットをしたいがどうすればいいのかと聞かれる。MSメッセンジャーを入れてはどうかと答えたが導入が上手く出来ないようで電話して説明して欲しいと言われる。志穂さんとはもう1年以上前からのネットゲーム友達だが声を聞いたことはない。深く付き合うのは怖い気がしたが「電話してください」とメールされ、仕方ないと思い電話した。何とかチャットは出来るようになったが、初めて聞いた志穂さんの声に緊張していた。24歳と聞いていたけれどもっと幼く感じる。しかし歳の割にしっかり話すのは世間慣れしているからだろうか。 7月28日 ・夜中に志穂さんとチャットをする。志穂さんに問い詰められ、自分が志穂さんに対して恋愛感情を持っていることが暴かれる。志穂さんは一人での寂しさがそれを聞いてようやく紛らわすことができたと言う。結局どうすることもできないし、好きになっても仕方ない人を好きになるのは辛い。もうそういう目に遭いたくないと思っていたのだが惚れっぽいのは仕方がないな。 7月29日 ・夜中に志穂さんとチャットをする。彼氏が帰ってきているとのことで気持ちが落ち着いているようだった。まだこちらは志穂さんへの気持ちの整理がついていないが。 7月30日 ・大安出張。今まで中途半端になっていた仕事の様子を見てくる。早く終わらせないとお金が入らないのだが、自分ひとりでは分からない部分も多い。 8月1日 ・東京から来た宮野氏と名古屋の事務所候補物件を見て回る。御器所、いりなか、鶴舞と見て結局本山に決める。やや狭いデザイナーズマンション。そこそこ便利な土地柄と安さで決まった。 8月11日 ・名古屋の事務所へ電車で行く。宮野氏が帰省途中に寄ることになっていて、二人で不動産屋に鍵を貰い説明を受けて部屋に入る。 ・夜に志穂さんから携帯電話が掛かる。近くにいれば一緒に遊びに行きたいのにと言われる。志穂さんの声を聞くのが楽しみになってきている。メールやチャットと電話はやはりレベルが違う。可愛い話し声を聞くとくらくらする。 8月12日 ・名古屋へ車で行く。出張で使う看板を借りるためと、事務所に借りているパソコンを置いてくるためだ。新しく買った車で遠乗りするのは始めてだったが、まあ別に問題はない。確かにパワーウィンドウでないのは不便ではあるが。 ・夜に志穂さんから携帯電話が掛かる。疲れているのに気分が高ぶって来ていて危ないとのこと。医者から死にたくなったときに飲めと言われている薬を飲み、気を静めていた。寝付かれない志穂さんの話をずっと聞いている。志穂さんが遊びに行きたいという話、昔の話、元カレの話、おもちゃの話と色々聞いていた。最近は気が付くと志穂さんのことを考えていることがある。危ない傾向であることは分かっている。 8月13日 ・近所の塾の先生からの要請で、名古屋へ行き経済連のベンチャー担当の偉い人に事業の話をしにいく。先生の事業が結構危ういので厳しく言われたが、どんどん話が大きくなって制御できなくなってきているので止めてくれる人がいた方がいいと思っていた。 ・印刷屋から本が届いていた。15日までにと頼んであったのだが自宅だと早い。ありがたい。これでコミケには何とか間に合った。 ・夜に志穂さんからメールが入り、FFXIに久しぶりに入りませんかと誘われた。ゲーム中に会うのは久しぶりだった。入ってみると全然違う場所であり、会うために1時間半以上の移動時間が掛かった。移動中はチャットの文章も打ち込めずほとんど話せなかったが、志穂さんは待っていてくれた。どうも雰囲気が違うとは思ったが、会ってみて志穂さんから重大な話をされる。志穂さんを嫌いになってくれと言われた。この間から志穂さんを好きな気持ちが大きくなり、不安を感じさせたようだった。もう恋心など感じないと思っていたのに志穂さんに対して感じていたのが分かったのだろう。電話番号を消してとも言われる。会ったこともないけれど志穂さんに振られたのかと思うとダメージが大きい。たくさん言い訳や話をしたいけれど、何を言ってもダメだろうということが分かっている。次に志穂さんから何らかの連絡が来るまで、こちらからメールを出すこともやめるべきなんだろう。理性的には分かっているが気持ちはなかなか納得できない。 8月14日 ・一日自宅で作業。 ・夜にコミケの件で浅野氏に電話。なんとなく久し振りでつい長話になったりする。今回のコミケではまさかの落選で委託をすることになり、頼むことにもなっていた。ありがたいことだ。 8月15日 ・西尾出張。同じシステムの他の部分が出来ていないため結局作業がほとんどできなかった。 8月16日 ・西尾出張。こちらで用意していたソフトの通信先シーケンサのプログラムの不具合が大きく、結局作り直すことになった。 8月17日 ・コミケのため東京へ行く。東京駅からバスで行くつもりで列に並んだら想像以上に待たされて現地に到着したのは昼前となった。基本的に委託してくれると掲示板で申し出てくれたサークルAYさんの場所に陣取って論文集を販売する。結果として委託分も含め70冊程度が売れた。思ったより多かったがこれでは赤字である。冬に期待することにする。 ・帰りに加藤法之氏と冬コミの申し込みについて相談をしたが結局自分で2箇所申し込むこととなった。ドラえもん小説サークルとして出ることが著作権的に問題と考え、出る気をなくしたらしい。藤子プロやドラえもんが特別同人誌に厳しい作品であるとも思えないし、オリジナルの小説が叱られるほど著作権を侵害しているとも思えないのだが本人のやる気がなくなったのでは仕方が無い。同じ人が別のサークルで申し込むとダミーサークルのように思われそうで両方とも落とされる危険の方が問題だとは思うのだが。 8月21日 ・西尾へ出張する途中に渋滞中に前の車に追突する。ノロノロと動いている状態だったのだが相手は首を痛めたらしい。警察を呼び現場検証をする。 ・事故の相手から何度か電話が入り、連絡をするように言われる。 8月22日 ・名古屋事務所に東京から宮野さんと志村君が来る。 8月23日 ・名古屋事務所に東京から久保倉さん、堂園君が来る。仕事の分配や事故のことで相談する。宮野さんの家族が新幹線で来る。 ・事故の相手に呼ばれる。首が痛いが仕事を代わってもらう人もいないので大変だという話をされ、結局は誠意としてお金が必要と言われる。今すぐに持って来られないので給料日まで待ってもらうことにする。 ・夜中に堂園君の車で東京へ帰る人達と高野君の家へ行く。 8月24日 ・宮野さんが家族で事務所用の家具を買うため、名古屋の家具屋を見て回る。 8月25日 ・いくらにするか迷ったが、結局事故の相手にお金を渡すことにする。相手に待たされお見舞金としてお金を渡すと、では来月からもお願いしますと言われる。首の怪我が治るまでは出来る限りのことはしたいと思うが、どうすべきか迷う。 8月26日 ・西尾に出張、大雨だった。仕事中に事故の相手から電話があり、いつまでいくらづつ払うということを誓約書にして欲しいと言われる。さすがに断ると態度が急変し、怒鳴りつけて来た。保険屋に相談してもそれはやってはいけないと言う。結局その日の夜に保険屋さんと一緒に事故の相手に会うことになる。事前に色々と相談したが、結局相手は保険屋さんの話を全く聞かず言われるだけになった。罵倒されることは仕方ないと思うが、まだ首が痛くて元のように仕事が出来ないのをどうしてくれると言われるのが辛い。結局来月からも慰謝料を払うが、金額や期間は後で答えるということにして何とか話は終わった。もう保険屋さんがいても事態は収拾が付かないため、弁護士に頼むことにする。 8月27日 ・保険屋さんと弁護士の相談会へ行く。もう猶予は無いのでその場で委任状を書いてくる。やはり相手は事故での金の請求の仕方を心得ており、このままではいつまでも請求されると言われる。本当に支払うことが必要でそれで納得してくれるならそれも加害者として仕方ないと思っていると伝えるが、払わないと言う方針で進めることにするらしい。もし払う必要があるならばそれは保険から出るべきと保険屋さんにも言われる。弁護士の先生に任せれば相手からは普通はもう何も直接言って来なくなると言われるが、不安は拭えない。 8月28日 ・大安へ出張。朝、車に乗っている途中に事故の相手から電話が入る。弁護士に任せたことを伝えると再び怒らせ、色々と言われる。いくら払うと約束したわけではないが、約束したものは払ってもらうと凄まれる。この後、本当に弁護士に任せて何とかなるのか不安だ。 8月29日 ・西尾へ出張。大雨だった。携帯電話の充電を忘れ、現地に着くまでに使っていて電池が切れる。事故の相手に弁護士からの連絡が郵送され、その後はこちらに直接連絡をしてはいけないことになっているのだがそれを納得してくれるかどうか不安だった。携帯電話に相手から連絡があるのが怖かったこともあり、結局一日携帯電話は電池切れのままだった。 ・帰宅して話を聞くと、弁護士の件で相手は保険屋さんへ電話で怒鳴り込んだらしい。保険屋さんも弁護士に任せると伝えて怒らせてしまったようで、弁護士の先生に相手に連絡してもらい納得してもらったらしい。どう納得したのかは分からないし、とても自分の主張を曲げそうに無かったのだが。結局弁護士によって相手の態度が硬化して事態が悪い方へ行かないかと不安は尽きない。 8月30日 ・名古屋事務所に行き、片付けと仕事をする。一人でいると悪いことばかり考えてしまい不安になる。テレビやマンガやゲームなど、趣味に集中できなくなっている。何だか以前のように心から楽しむことが出来なくなっている。義務感からか仕事だけは取り合えずやっていられるが、それでもふと気が付くと不安になっていることがある。志穂さんに電話で励まされる。事故の後、精神状態が不安定な時に何度か話をして貰った。本当にありがたい。 8月31日 ・妹夫妻が来る。妹の旦那と一緒に電気屋へ行きゲームを物色する。何でもいいから気晴らしになるものが欲しかった。 9月1日 ・大安へ出張。長くかかっていた仕事がやっと終了。作業中にUSBメモリが破損し使えなくなったために一部残ってしまった部分があるが基本的に問題はないと思われる。帰り道に小牧のエイデンでUSBメモリを購入。壊れたことで信頼もないし、できれば他のものにしたかったが結局同じブランドのUSB2.0版にする。相性の問題か使っているVAIOだとアクセス速度がかなり遅かったので、2.0にすることで早くなればとも思った。 9月3日 ・阿久比で打合せ。後期分仕事の詳細を聞く。なかなか辛そうである。 9月5日 ・東京出張。御茶ノ水の本社に行く。入社後初めて他の社員全員に挨拶する。とは言っても初めて会う人はいないから特にどうというわけではない。結局会社に全員戻ってくるのを待って飲みに行ったので家に帰ることができなくなり、藤田君を呼び出して泊めてもらうように頼み込むことにする。 9月6日 ・夜中まで話していたため朝のんびり起床する。午前中のうちにポイントも結構溜まっていたし、錦糸町のヨドバシカメラに行き携帯電話の機種変更をすることにした。SO505iのサイバーシルバーである。ドッチーモ契約を解除し、他の契約にする必要があったりしたため機種変更に1時間半ほどかかる。なるほど確かに大きい。デジカメとしてはレンズが小さく機能的に弱い気がする。本体の大きさも気になるが、画面内の文字の大きさや解像度の低さも気になる。画面自体の解像度は決して低くはないのだが文字が大きくて荒いフォントなのだ。なんだか安っぽい。 9月7日 ・名古屋へ出掛け加藤法之氏と映画「HERO」を観る。リー・リンチェイの体術はやっぱりすごいと思うがワイヤーアクションやCGが使われている分だけ霞んでいるように思う。物語上仕方ないが剣術しかないのも寂しい。 ・夕方、コミケで本を売ってもらった浅野君を呼び出して3人で飲み屋に行き話をする。最近のオタクによるビデオ事情などなかなか楽しい話で盛り上がる。 9月9日 ・SO505iに付属しているケータイポストペットがようやく使えるようになった。動かないわけではなかったが、ポストペットメールとしてやり取りが出来なかったのだ。受信したメールのフォルダ分配やらなにやらの設定が相手側にも必要ということがあった。この機種専用のポストペットのためらしいが、使い難い。新しい相手にはそのたびに説明しなくてはならないし、なんとかして欲しいものである。 ・ポストペットの調整の後、志穂さんと電話で話す。事故の後しばらく精神的に不安定だったときと比べて落ち着いてきたことを確認してもらう。心配してもらってありがたいと思う。 10月5日 ・休みで一日家にいる。親の買い物のついでに電気屋により、前から頼むことになっていたスカパーを申し込むことにする。ちょうどアンテナ工事も今日やってもらえるとのこと。元々は父親がテレビ中継のない阪神戦を観るためにはどうするかというところから出た話である。まあATXもあるし、衛星なら地上波のアナアナ変換やデジタル化にも関係ないし、スカパーならNHKに衛星受信料払わなくて済むしということで決めていた。取り合えず2週間はPPB以外の番組はなんでも見られるので他のチャンネルをのんびり決めようと思う。 ・午後過ぎに加藤法之氏が美濃太田に来ているとのことで自宅に呼んで話をする。 10月18日 ・仕事は休みだが、余り長期間誰も入っていないのも何だと思い名古屋事務所に行く。 ・夜に前の会社を春に辞めた今井さんと食事をする。転職後に奢る約束をしていたので自宅近所に新しくできたかっぱ寿司に行く。久し振りでのんびり事故の話などをしながら寿司食べまくる。 10月19日 ・先週に引き続き今週も日曜出張。デンソー西尾製作所では何やら秋祭りをしていて浮かれている人が多く来ていた。この日はまあまあ仕事が順調に進みほっとする。 12月5日 ・西尾に出張。何とか仕事を済ませて、夕方から誘われている飲み会に向かう。仕事先の人からの誘いで、今やっている仕事関連の人が集まる内輪の飲み会なので断る理由もなく行くことにした。というより先に予定を決められていた。結局集まったのはデンソー関係の人で下請けは自分一人だったが全員が知り合いということもあり和気藹々としていた。話の半分位は昔の話で聞いていて良く分からなかったが、今の仕事の成り立ち部分のことだったらしい。皆結構苦労してるな。 12月6日 ・久し振りに丸一日休みが取れたのでほぼ一日寝ていた。しかし論文集の締め切りが後一週間後なのにも関わらず何も書いていない。法之君から4本来たがそれでも足りない。今回は本当に厳しい。過去の論文の再録をしなくてはならないかも知れない。 ・夜に落ち着いたところで今井さんに電話してみる。今日は午後から一人で名古屋まで遊びに行ってふらふらしていて帰る途中だった。昼に連絡していれば名古屋くらい案内したのに残念。 12月7日 ・今日も休みだが、妹夫妻が来たり父親がお通夜に出掛けたりしてバタバタした日だった。仕方が無いので夕方に定期券を買いに新可児駅まで行く。どうしようか迷ったが結局前と同じ名古屋駅乗り換えとした。しかしそのため地下鉄の定期券は買えなかった。 12月26日 ・東京本社へ出張。夜に納会をする。 ・藤田君の部屋に泊めて貰えることになったが、時間が遅く最寄り駅まで行けなくなっていた。池袋で深夜バスを探すも乗りそこない車で迎えに来て貰う。丁度夜中の雨が雪に変わり大雪の中の車での移動となった。東京で見る雪も久し振りだな。 12月29日 ・コミケ2日目に机上理論学会でサークル参加した。今までは最終日が多かったこともあり客層が結構違う。余り売れないかと思ったが夏にサークル参加できなかったために買えない人もいていつも通り程度にはそれなりに売れていた。この日はFCやテレビ関連中心のジャンルが多くいつもの巡回サークルは無い。仕方ないから最終日にも見に来ることにする。 12月30日 ・コミケ最終日に昼頃入り、適当に見て回る。やはり評論系の方が面白い。こちらの方が机上理論は受けそうな気がする。とは言え巡回する場所も減ってきた気がする。サークル数が減っているわけでもないのだが。 ・加藤法之氏と一緒に名古屋に帰る。