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闘神伝カードクエスト

分類:カードバトルボードゲーム
機種:プレイステーション
CODE:SLPS-00025
発売:TAKARA
価格:5800円(税抜き)
発売日:1998年4月2日
備考1:メモリーカード(3ブロック) 備考2:マルチタップ(1〜4人)対応 amazon.co.jp詳細ページへ

戦士達の力がコピーされた「ソウルカード」が世界中にばらまかれ、巻き起こる混乱に収集をつけるために、8人の戦士たちがパートナーとなるプレイヤーと共にカードを作り出した張本人を捜し出すために旅立つ。

STORY  一部では「闘神伝補完計画」の呼び名も高いほどに、闘神伝シリーズのキャラクター総出演(にとうしんでんを除く)のカードゲームです。 各種イベントやカードアルバムの説明文、メッセージ等において今まで明かにされていなかった設定等が判明し、キャラクターの人物模様に喜びの声だけでなく悲鳴が上がる様すら、しばしば発生する様子…

SYSTEM  また一般的なゲームとは違い、BGMをOFFにすることはできてもボイスメッージをOFFにする設定はなく、ゲーム全般を通して読み込みや表示・処理等が非常に重くなっています。 ボードゲームとしてのプレイには読み込みの重さ以外のストレスはほとんど感じませんが、ファンサービスの要たるカードアルバムやこのゲームシステムの売りとも言えるデジタルトレーディングでは、かなり操作性が悪くなっています。 練り込めていない、という印象でしょうか。 残念なことです。
  以上のようなことから、「闘神伝」という「世界」を愛する方、特定のキャラクターに汲めども尽きぬ程の愛情を注ぐ方…ありていに言えばカルトファンには必携のソフトと言えましょうが、ゲームそのものを楽しみたい方には、かなりの根気が必要となる仕上がりと言わざるを得ません。

カードクエストオリジナルキャラクター「セレーネ」

GRAPHICS  一方、闘神伝の魅力に「ことぶきつかさ」様の絵を重視する方も少なくないと思いますが、カードに描かれた絵は「RISE」様作となっています。 カードアルバムで一部公には初公開となる絵が数枚あるものの、大半が過去に発表された作品の再掲載であるため、「ことぶきつかさ」様の絵を目当てとする方には物足りなく感じられるかもしれません。
  ゲームの要となるストーリーモードやフリープレイ・カードバトルでは、駒として動く8人のキャラクターたちはにとうしんでんを彷彿とさせるSDタイプになっています。 残念ながら表情の変化は見られませんが、この愛くるしいキャラクター達を、ボード上の移動やバトルモードでのアクションで、こまやかな動きをダイナミックに変化するカメラワークで様々な角度から楽しむことができます。 イベント等で登場する各キャラクターはすべて設定画にそった本来の頭身であるため、多少の違和感を感じる方もいらっしゃるかもしれませんが…
  また各ステージでの背景は道を進めることで次第に変化してゆき、注意して見ていると細部にとてもきめ細かな心配りがなされていることに気付かれることと思います。 やみくもにゴールを目指して突き進むだけでなく、ルーレットを回す前にほんの少し、周囲の様子を見回してみるのも良いかもしれません。
  カードに描かれた絵は、オフィシャルイラストレーターの手によるものではないとは言え、オフィシャル設定のイメージを崩さぬように描かれた美しい仕上がりです。 コンピューターで描くイラストレーションに興味のある方は、コンピューター処理をどのように行っているかという視点でご覧になっても楽しめるのではないでしょうか。

SOUND  先にも述べました通り、このゲームではBGMにON・OFFの機能がありますが、音声は必ずONの状態です。 声の小さなメッセージを聞き取りたいときや、カードアルバムに収められた留守番電話用メッセージ等を録音なさりたい場合には、BGMをOFFにされるとよろしいでしょう。 音楽は今までの闘神伝の音楽のアレンジではなく、すべて新規に作られた曲です。 特に繰り返し流れることになるマップ上での音楽は耳障りとなることもなく、自然に聴くことができます。 またゲームCDを音楽CDとして演奏することはできないものの、オプションメニューには音楽モードも用意されていますので、ゲームとは無関係に音楽を楽しむこともできます。
  闘神伝の魅力にキャラクター達の声をあげる方も少なくないと思われます。 キャラクターに命を吹き込む声を演じる大切な役どころである声優キャスト。 メインキャラクターは「このキャラクターはこの声優で」というお約束が守られていますが、サブキャラクターではかなりおざなりな印象になっているのが、非常に残念です。

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