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闘神伝2/2PLUS

分類:3D格闘
機種:プレイステーション
制作:TAM−SOFT
発売:TAKARA
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CODE:SLPS-00200
価格:5800円(税抜き)
発売日:1995年12月29日
闘神伝2PLUS amazon.co.jp詳細ページへ
CODE:SLPS-91006
価格:2800円(税抜き)
発売日:1996年7月26日
PCゲームBestシリーズ Vol.14 闘神伝 2 amazon.co.jp詳細ページへ
CODE:CBF0017
価格:1980円(税抜き)
発売日:1999年10月1日

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REVIEW  闘神伝1より変らず継承されている初心者にも扱い易い操作性や3Dを生かした側転、新しく導入されたオーバードライブシステムもさることながら、ダウン攻撃そして挑発こそが闘神点2のプレイの楽しみの真髄として上げられるのではないでしょうか。 ソフィアやホーのプレイ自体への影響はない高笑いコマンドとして闘神伝1の段階で既に存在していた、闘神伝シリーズの要であるキャラクター性を生かしたシステムがここでより実用性も高く導入されています。 デュークの挑発やヴァーミリオンの余裕のように、モーションや台詞だけでなく効果の面でキャラクターの演出を行っている面も大変評価できます。 残り体力を競う格闘としてのプレイを忘れ、挑発を繰り返す遊びに没頭なさった方も決して少なくはないことでしょう。
  更にささやかなことではありますが、勝負が決定した後ほんの数秒間、プレイヤーの操作が生きている点も特筆したく思います。 この時に移動を行うことで勝利ポーズのカメラ位置が変り、そのまま勝利ポーズを向かえる時とはまた違った角度で映し出される勝利者や、その一方で敗北を口惜しむ敗者の姿を、様々に楽しむことができます。

MUSIC  全体的に闘神伝1でのような強烈に印象が残る独特の音楽はやや少なく、ステージとの調和と格闘ゲームとしてのテンポが重視されています。 その中で、多岐に渡るゲーム音楽全体の中でも異色と呼べる、音楽のないヴァーミリオンステージの印象は圧倒的です。 猛禽のさえずり、夜風が木々を揺らす音、鳥のはばたき、虫の歌…そういった音楽ではない「音」が満ち溢れ独特の空気を作り出し、他を歯牙にもかけぬ強さを誇るキャラクターの存在への効果として、音楽以上に生きています。 またソフィアステージのみ2種類の音楽が用意され、どちらの曲が流れるかの条件は、はっきりとしていません。 闘神伝2/2PLUSいずれのゲーム用CDも2ブロック目以降は音楽CDとしての再生が可能ですので、この独特な音色の数々をごゆるりと御堪能ください。

GRAPHICS  デザイン的にも大変優れたキャラクターたちをきめ細やかなポリゴンで作り出し、生き生きとした動きにより生命を吹き込んだ様も素晴らしいのですが、それら以上に美しい空気を作り出しているのが、各ステージにおける光、そして光が作り出す影の演出です。 戦闘の開始後に緞帳が上げられ光が差し込むデュークステージ。 ミラーボールに目まぐるしく回転する影が生み出されるソフィアステージ。 朝日を背にした勝利者が逆光に浮かび上がるホーステージ。 戦いを重ねることで光の色が変るマスターステージ。 揺らめく光が微かな色となってうつろうヴァーミリオンステージ。 並べ始めては終らぬ程に様々な演出が施され、見る人の目と心とを惹き付けています。
  また発売前のテレビコマーシャルでも使用されました、実写合成のオープニングについても触れる必要があるでしょう。 エイジ,エリスそしてソフィアの3人に扮した人物の動きと、ポリゴンの登場キャラクターが順に各々の技を披露するオープニングデモは、合成という面では多少のもの足りなさを感じるものの、新しい試みとして大変話題となりました。 エリスの衣装でのパニエを使用しない状態でスカートの膨らみや肩の立上りが見事に再現されている点にも、触れておきたく思います。

・・・2から2PLUSへ・・・
OTHERS  PlayStation the Best版として発売された2PLUSでの変更点で真っ先に上げられるのが、メモリーカードへの対応というシステム面です。 2の時点ではタイムアタックのような記録は一旦電源を切ると記録が消去されるために意味合いの薄いものとなっていましたが、ここへきて保存され記録を競う楽しみか追加されました。 また一旦隠しキャラクターの登場条件を満たした状態でデータの保存を行えば、以降は最初から彼等を使用したプレイが楽しめる点も捨て置くわけにはいきません。 一方でロードとセーブはオートではありませんので、くれぐれもロードミス・セーブミスには御注意ください。

  格闘面における変更は、側転の移動幅や当り判定等に若干の修正がくわえられている様子で、2から2PLUSへまたはその逆へ移行した場合には微調整がずれ、感覚に馴染むまでは自らリングアウトするような状況が多発することと思われます。

  映像面において、2Pキャラクターに新カラーが用意され、ソフィアのように1Pカラー自体が変更となったキャラクターも存在します。 大変残念なことに変更となった配色は大半がえも言われず悪趣味なものとなっています。 黒い肌と水色の髪のソフィアなど、さながら写真のネガ状態のようでいただけません。 各人の技の効果ポリゴンが滑らかとなった面は、立派に改善点と言えましょう。 その他、全体的な色合いもややコントラストが強い印象を受け、モンドステージの月が赤みを帯びるような細かい変更が加えられています。

  音楽・音声面での変更はほとんどありませんが、唯一ヴァーミリオンステージでの猛禽のさえずりのトーンが低く抑えられているのは、鳥たちの季節的なものでしょうか。

  その他、取扱説明書において闘神大武会に招待状を受けて参加している者たちは簡単な紹介に留まり、ボスキャラクターとなるウラヌスとマスター、そして隠しキャラクターであったショウ、ヴァーミリオンの四名が中心に取り上げられています。 この商品の発売時期には出現条件や使用方法等が各雑誌や攻略本等で紹介され、周知のものとなっていたことに伴う扱いでしょう。

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